あの作品のキャラがルイズに召喚されました @ ウィキ内検索 / 「宵闇の使い魔 第弐拾参話」で検索した結果
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宵闇の使い魔
「宵闇眩燈草紙」の長谷川虎蔵を召喚 宵闇の使い魔 第壱話:まれびと 宵闇の使い魔 第弐話:異界の止り木 宵闇の使い魔 第参話:ヴェストリ広場の決闘 宵闇の使い魔 第肆話:微熱の誘惑 宵闇の使い魔 第伍話:錆びた剣 宵闇の使い魔 第陸話:開け - Knock Knock - 宵闇の使い魔 第漆話:拳骨 宵闇の使い魔 第捌話:万媚 宵闇の使い魔 第玖話:王女との友情 宵闇の使い魔 第拾話:《暴風》対《閃光》 宵闇の使い魔 第拾壱話:奥の手 宵闇の使い魔 第拾弐話:空の浮島 宵闇の使い魔 第拾参話:悲嘆のルイズ 宵闇の使い魔 第拾肆話:《閃光》の末路 宵闇の使い魔 第拾伍話:サウスゴータの恩讐 宵闇の使い魔 第拾陸話:それぞれの日常へ 宵闇の使い魔 第拾漆話:忘却と妄執 宵闇の使い魔 第拾捌話:宝を求めて 宵闇の使い魔 第拾玖話:《閃光》、襲来 宵闇... -
宵闇の使い魔 第弐拾参話
...がね。 宵闇の使い魔 第弐拾参話:Dusky Link 異世界であっても夜は暗い。 いかに魔法によって気軽に火や明かりを生み出せる世界であっても、夜の世界を侵食できるほどの力は持っていないのだ。 故に、人は夜を恐れるのが常である。 しかしその一方で、常に当てはまらない者達が居ることも事実である。 異世界から呼ばれし異形の術を使う剣士、長谷川虎蔵。 《土くれ》のフーケの名を持つ快盗、マチルダ・オブ・サウスゴータ。 トリステイン女王アンリエッタの懐刀、アニエス。 アンリエッタの密命を受けた三人は、夜の闇に紛れてとある貴族の屋敷へと忍び込んでいた。 この屋敷は今夜、主が出かけている事もあり警備人員が少ない。 更に、マチルダの手元には屋敷の間取りが書かれた羊皮紙も準備されている。 全てアンリエッタとマザリーニの手... -
宵闇の使い魔 第拾参話
...んだ。 宵闇の使い魔 第拾参話:悲嘆のルイズ 「これが姫から頂いた手紙だ。このとおり、確かに返却したぞ」 ウェールズはそう言ってルイズに手紙を手渡した。 その手紙は何度も、何度も読み返されたのだろう。ボロボロになっている。 見事な装飾が施された鍵付きの小箱に大切にしまわれていた事からも、ウェールズがその手紙をどれだけ大切にしていたかが伝わってくる。 「確かに、お預かりいたします―――」 ルイズはその中に書かれているであろう内容を想像しては、悲しげに目を伏せて受け取った。 空賊の頭がウェールズであると判明した後、アルビオン王立空軍最後の艦艇である《イーグル号》は、雲中を潜行して浮遊大陸の下部から秘密の港へとたどり着いた。 虎蔵達が乗ってきたフネ《マリー・ガラント号》の積荷である硫黄を見ては、栄光ある敗戦を... -
宵闇の使い魔 第弐拾話
...ゃ―― 宵闇の使い魔 第弐拾話:目覚めの時 虎蔵と別れたルイズ達は、空の竜騎士達に発見されないように慎重を期しながら、逃げ遅れた村人を救助して回っていた。 キュルケが燃え盛る火をコントロールし、タバサが風と氷で消火する。 マチルダが大地を、家の壁を削っては崩れ落ちた家屋に取り残された村人を助け出す。 一度は《破壊の杖》を巡って対立していたとは思えないコンビネーションである。 ルイズだけが何の力にもなれずに、悔しさを募らせる。 だが今は不用意に、無理に何かを成そうとするべき時ではない。 ルイズにもその程度の分別はあった。 「拙いわ。また、一騎こっちに来る――」 「またかい――――しつこい奴らだねぇ」 見張りをかって出ていたルイズの警告に、マチルダが作業を中止して土壁を偽装する。 一行は汚れるのも構わず... -
宵闇の使い魔 第弐拾弐話
...ど―― 宵闇の使い魔 第弐拾弐話:銃士隊の女 「まったく、妙な事になったもんだよ――このアタシが王族の手助けするなんてね」 マチルダがぼやく。 此処は城下街の外れ、裏通りにある宿の二階。その一室。 戦勝ムードに華やぐブルドンネ街からは離れているため、窓を開けて通りを見下ろしても人通りは殆どない。 虎蔵は窓枠に寄り掛かりながら、ふぅと煙を吐き出した。 来る途中に露店で買った葉巻だ。 元はアルビオン将校の物だったのだろうか。 ただの分捕り品にしては、質が良い。 値もそこそこはしたが。 ルイズ達には意地が悪そうなどと言われる笑みを口元に浮かべながら、 粗末なベッドに腰掛けて不満たらたらなマチルダへと視線を向けた。 「ほとんど自業自得だろ?」 「わかってるさ。アンタにも感謝してる。借りばっか溜... -
宵闇の使い魔 第参話
...ね―― 宵闇の使い魔 第参話:ヴェストリ広場の決闘 「説明、してくれるんでしょうね。この状況」 むすーっとした表情で現れたルイズに、虎蔵は肩を竦める。 ――タイミング悪ぃなぁ―― 「いやまぁ、なんだ。成り行き?」 「馬ッ鹿じゃないの!相手はメイジなのよッ!? 幾らあんたが傭兵で戦い慣れしてるって言っても勝てるわけ無いじゃないの!」 「ほぉ、心配してくれんのか?」 ニヤニヤと笑いながら問えば、途端にルイズはムッとして、 「自分の使い魔がみすみす怪我するのを黙ってみすごすわけないじゃない!」 と睨みつけてくる。 また、シエスタもようやく喋れる程度に落ち着いてきたのか、 「そそ、そうです、トラゾウさん。貴族を本気で怒らせるなんて―― 殺されてしまいます!私が責任を取りますから――」 顔を真っ赤にしなが... -
宵闇の使い魔 第弐拾壱話
...やる。 宵闇の使い魔 第弐拾壱話:嵐の中の輝き 「おらぁッ!」 怒声と共に振り下ろされたデルフの刀身が、ブレスを放とうと口を大きく開けた竜の首と胴体を断ち斬った。 ワルドとの戦いのなかで低気圧としての貌を顕現させた虎蔵は、 逃走しようとするワルドとその後を追う二騎の竜騎士にあっさりと追いつき、背後から襲い掛かった。 竜騎士の一人は、追いつきざまに背後から斬りつけられ、既に大地に地面へと落ちてしまった。 そして今まさに騎竜を失い、フライで逃げようとする竜騎士には背後から蹴りを叩き込む。 骨の砕ける音ともに背中がグロテスクに陥没すると、彼もまた抵抗一つ出来ずに地面へと落ちていく。 背後からの高速接近による不意打ちはといえ、あっという間に二騎。 馬によってそうとう強化されているワルドにしても、その不利は一目... -
宵闇の使い魔 第弐話
私が呼び出した使い魔は、あろうことか平民。 しかも裸で出てくるという非常識っぷりの。 雰囲気と持っていた剣(あまり見た事が無い物だったけど)、身体中に刻まれている傷跡からして、 本当にただの平民を呼び出すという事態は回避できたようだけれど、剣が使えても所詮は平民だ。 やっぱり私は《ゼロ》なのか―― その時はまだ、そう思って悲嘆に暮れていた。 第弐話:異界の止り木 虎蔵が紫煙を燻らせながら、フレイムの頭を撫で回して遊んでいると、 ようやくルイズがキュルケと共に部屋から出てきた。 「なにやってんのよ、あんた」 「あら、フレイム――随分あっさりと懐いたのね」 キュルケが出てくれば、フレイムも彼女の元へと寄っていく。 虎蔵は肩を竦めて「丁度火が欲しかったんでな」と言って、 窓枠に押し付けて火を消してから、窓の外へと吸殻をポイ捨てし... -
帝王(貴族)に逃走はない(のよ)!-03
前ページ次ページ帝王(貴族)に逃走はない(のよ)! 本来、人の手が届くことの無い高さにまで本で囲まれているトリステイン魔法学院の図書館。 図書館らしく静寂に包まれ、本のページをめくる微かな音だけがしている。 その中の一角。例によって平民が入れるはずのない場所に、サウザーが陣取っていた。 「なるほど。……大体の事は理解した」 今のところ、領土も持たず、部下も居ない。となれば、今やるべき事は情報の収集。 そのためには字を覚える必要があったわけで、この数日は図書館に入り浸っていた。 どういうわけか、言葉は理解できるが文字が理解できないという、非常に厄介な状態に陥っている。 誰かに読ませればいいと思うだろうが、それでは偽の情報に踊らされる可能性が無いとは言えないし、重要な案件について目を通さないというのも問題があった。 今は特に不都合は無いが、... -
帝王(貴族)に逃走はない(のよ)!-02
前ページ次ページ帝王(貴族)に逃走はない(のよ)! 南斗六聖拳。 かつては皇帝の居城を守る六つの門の衛将と呼ばれた、南斗聖拳の頂点に立つ六人の拳法の使い手達である。 世紀末の世にも各々が宿星を持ち、その星の宿命を背負った男達が存在した。 愛に生き、愛に殉じた殉星の男シン。 人のために生き、命を懸けた義星の男レイ。 裏切りの宿命を背負い、南斗六聖拳を崩壊に導いた妖星の男ユダ。 仁の星の元、己を犠牲にして人を救う仁星の男シュウ。 妖星を動かし、世紀末の世の支配を目論んだ将星の男サウザー。 一星崩れた時残る五星も乱れ、世紀末の世に巨大な悲劇の種はバラ撒かれた! 第弐話『否退』 使い魔、いや契約をしていないのだからまだ正式な使い魔ではないが 召喚し死に掛けているところを助けてやったはずの男が、天を指差し、己は頭を下げぬと言った事が、そ... -
ゼロのロリカード-49
前ページ次ページゼロのロリカード 「さらばだ、シャルロット」 ジョゼフはナイフを振り下ろす――――――。 タバサの首筋にナイフが突き立てられようとする刹那、ジョゼフは悪寒を感じた。 「ジョゼフッ!!」 同時に聞こえたウォルターの声と、己に向けられていた殺意に識域下で反応する。 『加速』によって瞬間的に距離を大きく取ると、先程まで自分がいた位置に銃弾が通ったのだった。 「あっぶねえ・・・・・・」 ジョゼフが避けたことに、ウォルターは安堵の息を吐く。 既にアーカードの銃はジョゼフには向けられていない。銃口は既に虚空を揺蕩っていた。 何故ならば――――――アーカードの体躯が、変容し始めていたからであった。 少女の姿は黒き影に染まり、肉が、骨が、ぐちゃぐちゃに変形し、シルエットを保たなくなる。 つい先刻までは普通に戦っていた。 が、タバサ... - @wiki全体から「宵闇の使い魔 第弐拾参話」で調べる