あの作品のキャラがルイズに召喚されました @ ウィキ内検索 / 「規格外品0号-02」で検索した結果
-
規格外品0号
...RK HERO」 規格外品0号-02 第二話「Out Of Control」 規格外品0号-03 第三話「Waiting For...」 -
規格外品0号-02
前ページ次ページ規格外品0号 第二話「Out Of Control」 ――ジュール・ド・モット伯に、ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールは最初から好感を持っていなかった。 彼女にとって、モット伯は決して関わりの無い人物ではなかった。 少なくとも同じ王国の貴族である以上、舞踏会などではそれなりの面識もあるものだし、 王宮の勅使を任され、たびたび学園を訪れる彼の顔は幾度と無く目にした事がある。 そしてその際に挨拶を交わしたことも、世間話をした事もある。 だが、重ねて言おう。 決して彼に対して好感を抱いていたわけではない、と。 モット伯は、貴族の多くに洩れず、酷く傲慢な人物だった。 平民を見下し、貴族である自分は、平民を意のままに従えることができるのだと心の底から信じている男。 無論、それだけ... -
規格外品0号-01
前ページ次ページ規格外品0号 第一話「DARK HERO」 ――鈍い音を立てて、青年の体が地面に叩きつけられた。 自分は何をやっているのだろう。 そんな思考が脳裏を掠めた。 周囲に群がる観衆の中に、桃色と黒色の髪を見つけていなければ、 きっと回答を見出すことすらできなかったに違いない。 鋼の巨人に何度も殴られた身体が軋み、悲鳴を上げた。 その悉くを完全に無視し、青年は身を起こす。 負けられない戦いがあるのだ。 ゆっくりと拳を握り締める。 彼は使い魔だった。 ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールが召還した使い魔。 名前は無い。元より、そういった物を与えられた記憶がない。 ただボンヤリと「0号」と呼ばれていたような気がする。 なのでそう名乗ると、何故か周囲の人々は一斉に囃し立てた。 ... -
規格外品0号-03
前ページ規格外品0号 第三話「Waiting For...」 ――結論から言えば、ルイズが使い魔の召還に成功したことは、あまり評価されていない。 彼女を“ゼロ”と蔑み、見下し、鬱憤の捌け口にしていた少年少女たちは、 ギーシュとの戦いで使い魔の実力を見せ付けられ、過去に自分達の言ったことを思い出し、 教師たちにしてみれば、あのような恐るべき戦闘能力を持った使い魔を、 誰であろう、あのルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールが召還した事で、 ある共通の懸念を抱いていたのだ。 自分たちは彼女の事をあまりにも軽んじ、蔑ろにしていたではないか。 そのルイズが今、『力』を手に入れた。 彼女の本質を知らぬ者にしてみれば、いつ激昂し、復讐の為に使い魔の力を振るうかもわからない。 召還するならするで、何の能力も持た... -
長編(五十音順)-02
か行 作品タイトル 元ネタ 召喚されたキャラ 更新日時 ドラゴンナイト・ゼロ 駈斗戦士仮面ライダーズ 超変身ギャグ外伝 サバイブ龍騎 2010-02-18 13 40 53 (Thu) 日本一の使い魔 快傑ズバット 早川健 2009-10-19 20 39 26 (Mon) ゼロウォーズ カオスウォーズ 日下兵真 2009-10-19 20 57 46 (Mon) ルイズ風水回廊記 カオスシード 飛天石 2009-10-19 21 07 22 (Mon) ゼロのヒットマン 家庭教師ヒットマンREBORN! 獄寺隼人 2009-10-19 21 18 05 (Mon) 滅殺の使い魔 CAPCOM VS. SNK2 神人豪鬼(しんごうき) 2009-10-19 21 22 57 (Mon) ゼロの使い魔外伝‐災いのタバサ‐ 平成版「ガメラ」 ギャオス 2010-12-02 21 08... -
一覧テスト02
長編(五十音順:’07/10以降更新) ※召喚される側の原作作品のあいうえお順となっております あ行 か行 さ行 た行 な行 は行 ま行 や行 ら行 わ行 その他 あ行 作品タイトル 元ネタ 召喚されたキャラ 更新日時 サーヴァント・ARMS ARMS 高槻涼、神宮隼人、巴武士 2010-10-10 12 25 51 (Sun) ゼロのアルケミスト アクエリアン・エイジ クラリス・パラケルスス 2009-10-11 16 26 48 (Sun) 使い魔くん千年王国 悪魔くん 松下一郎 2009-10-11 16 33 42 (Sun) 零の謳姫 アルトネリコ2 世界に響く少女たちの創造詩 ジャクリ 2009-10-11 17 11 51 (Sun) 夜明けの使い魔 異界戦記カオスフレア 宇宙... -
長編(話数順)-01
長編(ページ数順01~04P) ※総ページ数をカウント(例:第○話が前後編なら2ページ分、外伝や幕間も加算) 長編(話数順05P~14P)へ 長編(話数順15P~)へ 01~04P 01~04P 作品タイトル 元ネタ 召喚されたキャラ 更新日時 ラスト・レイヴン×ゼロ ARMORED CORE LAST RAVEN ジナイーダ 2009-10-11 15 58 32 (Sun) ゼロのあやかし ~使い魔の名は愁厳~ あやかしびと 一乃谷愁厳 2009-10-11 16 45 22 (Sun) ルイズと再生の魔法使い アリアンロッドリプレイ・ルージュ トラン=セプター 2009-10-11 16 56 31 (Sun) 零の謳姫 アルトネリコ2 世界に響く少女たちの創造詩 ジャクリ 2009-10-11 17 11 51 (Sun) 『虚無と金剛石~ゼロとダイアモ... -
長編(話数順)-02
長編(ページ数順05~14P) ※総ページ数をカウント(例:第○話が前後編なら2ページ分、外伝や幕間も加算) 長編(話数順01~04P)へ 長編(話数順15P~)へ 10~14P 05~09P 10~14P 作品タイトル 元ネタ 召喚されたキャラ 更新日時 超魔王(?)使い魔 魔界戦記ディスガイア ラハール 2007-07-21 17 35 48 (Sat) ゼロの皇帝 ロマンシング サ・ガ2 最終皇帝 2009-10-03 22 10 54 (Sat) 0G 影技-シャドウスキル G・カイン・ファランクス 2009-10-03 21 26 29 (Sat) 使い魔の夢 仮面ライダー555 乾巧 2007-08-30 01 45 09 (Thu) 竜が堕ちゆく先は ドラッグ オン ドラグーン アンヘル 2007-08-29 23 27 27 (Wed) 使い魔の... -
長編(五十音順)
長編(五十音順) ※召喚される側の原作のあいうえお順となっています あ行 か行 さ行 た行 な行 は行 ま行 や行 ら行 わ行 その他 あ行 作品タイトル 元ネタ 召喚されたキャラ 更新日時 ラスト・レイヴン×ゼロ ARMORED CORE LAST RAVEN ジナイーダ 2009-10-11 15 58 32 (Sun) [秩序]の守護者 ARMORED CORE MASTER OF ARENA ハスラー・ワン 2011-04-16 16 38 23 (Sat) サーヴァント・ARMS ARMS 高槻涼、神宮隼人、巴武士 2010-10-10 12 25 51 (Sun) 三つの『二つ名』 一つのゼロ ARMS クリフ、ヴォルフ、キュクロプス 2011-11-13 18 50 55 (Sun) ゼロの使い魔×相棒 ~トリステイン魔法学院特命係~ 相棒 ... -
長編(話数順)
長編(ページ数順) ※総ページ数をカウント(例:第○話が前後編なら2ページ分、外伝や幕間も加算) 長編(01~04P) / 長編(05~14P) / 長編(15P~) 長編(ページ数順15P~) ※総ページ数をカウント(例:第○話が前後編なら2ページ分、外伝や幕間も加算) 長編(話数順01~04P)へ 長編(話数順05~14P)へ 80P~ 60~79P 50~59P 40~49P 35~39P 30~34P 25~29P 20~24P 15~19P 80P~ 作品タイトル 元ネタ 召喚されたキャラ 更新日時 マジシャン ザ ルイズ Magic the Gathering(マジック・ザ・ギャザリング) ウルザ 2010-11-06 23 52 26 (Sat) ソーサリー・ゼロ ゲームブック「ソーサリー」 主人公「君」 2014-01... -
ゼロのパラサイト-02
前ページ次ページゼロのパラサイト 広場で魔法の練習を終えたルイズは、朝日が昇るまで魔法の練習を重ねていた。 といっても錬金やフライを成功させるための練習ではなく、いかに狙った場所を爆破するかというものだ。 ゼロとはいえあの爆発の威力は捨てがたい。使用不能になっていたらどうしようかと思ったが、無事に爆発してくれて何より。 今のところ目標には殆ど当たらないが、その内当たるようになるだろう。爆発を故意に起こした事は無かったし。 ついでに、杖を持つとルーンが光を発して、身体能力が飛躍的に上昇するということも発見した。 肉体的にはドラゴンやサラマンダーなど、そういった規格外な連中と比べくもないルイズにとって、これは完全に棚から牡丹餅である。 いままでは己の体を武器とすることは最終手段でしかなく、変身能力をそういった方向に生かす事は考えていなかった。 しかし人間に成りすます... -
ゼロの武侠-02
前ページ次ページゼロの武侠 ゼロの武侠-02 使い魔というのはメイジの手足ともいうべき存在である。 トリステイン魔法学院では進級の試験として使い魔召喚の儀を行う。 その大まかな内容は二つ。 使い魔を呼び出すサモン・サーヴァントと、 そして契約を交わすコントラクト・サーヴァントから成り立っている。 契約に必要なのはルーンのと詠唱と術者の口づけ―――すなわちキスである。 「だ・か・ら! 大人しくキスさせなさいって言っってるのよ!」 杖が振り抜かれると同時に爆風が辺りを包む。 白煙が立ち込める中を咳き込みながら梁師範が駆ける。 続け様に起こる爆発を避けながら負けじと言い返す。 「っざけんなァ! 誰がテメエみたいなガキなんかとキスするかよ! 俺はなロリコンじゃねえんだ、お友達と交換日記でもやってな」 目の前の少女が何歳かは知らな... -
ゼロの独立愚連隊-02
前ページ次ページゼロの独立愚連隊 とぼとぼと中庭を歩く背中が一つ。建物の窓をのぞいたり、渡り廊下の先をぐるりと見回してはため息をついて再び歩き出す。 サモンジである。 昼飯は抜きだ、と怒鳴るルイズを何とかなだめて食事にありつこうとしたが、ルイズは無常にもそのままサモンジをおいて食事に行ってしまった。集めたゴミがそのままでは収まりがわるいので、とりあえず教室の隅にゴミを寄せて追いかけたが……すでにどこにも見当たらない。 そして現在、食堂を探して歩き回っている最中なのだが、気力が尽きそうである。 「とほほ~、昨日からひどい目に遭ってばっかりだなぁ……実はやっぱり夢だったり、ってオチはないのかなぁ」 そう呟きながら、今歩いている廊下を見渡すとベンチがある。どっこらしょ、という声と共に深く腰を落すと、疲れから体がベンチに沈み込むような間隔さえある。 ... -
0 to 2-02
「ん、なあに? 聞きたい事? ……ああ、それは太陽ね。朝になると昇るし、夜には沈むわ。 あれがないと農作物は育たないし、皆からも元気がなくなるし……え? あれ? あっちは太陽じゃないわ。あれは……」 月明かり差し込む部屋に、少女の声が響いている。ルイズ・ド・ラ・ヴァリエールの声だ。 一見延々と独り言を続けており、見るものが見れば、ヴァリエール家のご令嬢の……あるいは、出来そこないのゼロのルイズの気が、遂に触れたと思ってしまうだろう。 だが、それは独り言ではない。 会話相手の声は、ちゃんと響いていた。――ルイズの頭の中だけに。 一体、どうなっているのだろうか。 話は、二人が出会った日まで遡る。 『ここは、どこ? ボクは、だれ? どうしてボクは、ここにいるの……?』 そう囁く声を聞き、流石のルイズも飛び上がるほどに驚いた。 「... -
0G-02
夜、Gは一人…空に浮かぶ二つの月を見ていた。 自分の知る限り、月は1つしか無い。 修練闘士の位を受勲しに、聖地ジュリアネスで見た時も月は1つだったと思い出しながら、Gはルイズの窓から飛び降りた。 容易く地面に着地すると、ただひたすらに…強くなるために。 字である『G』が示す最強を目指す為に、ただ一人…地道に突きや蹴りを繰り出し一心不乱に修練を始める。 部屋でルイズが、脱いだ服や下着を自分に洗わせようとしていた等とはしらず、夜が明けるまでただひたすらに修練に励んでいた… 「身体の調子を見るついでに修練を始めたが、もう夜が明けたか。そろそろルイズを起こしても大丈夫だな」 そう言いながら、ゆっくりとルイズの部屋に向かって歩き出す。 ちなみに、Gが立ち去った後…修練で破壊された地面を見たシエスタと言うメイドが慌てふためく事となる。 ... -
ゼロの少女と紅い獅子-05
前ページ次ページゼロの少女と紅い獅子 「何なんだい、一体」 倒れこんだゴーレムの肩から辛くも『レビテーション』で逃れたフーケは突然現れた赤い巨人を見上げた。 初めは別のゴーレムでも現れたのかと思った。しかし眼前のそれはゴーレムのような不恰好さは微塵もない。戦士をそのまま 巨大にしたような、その威容にあっけに取られた。 こんな物を相手に勝算などあろうはずもない。彼女はゴーレムをけしかけて早々に退散しようとした。 『ダアァー!』 掛声とともに巨人――レオが先に仕掛けた。倒れこんだままのゴーレムを持ち上げそのまま森の放り投げた。派手な音を立ててゴーレムが 叩きつけられる、あまりに規格外の戦闘にフーケは咄嗟に対応が出来ない。ゴーレムがノロノロと立ち上がるのを見るや、すかさずレオが 肉薄した。 「チッ、応戦しな!」 フーケの命令にゴーレ... -
ゼロの蝶々-2
呼び出しはしたものの、パピヨンとルイズの契約は難航すると皆が予測した。 何故なら妖精という種族は人間と、というより普通の生命体とはまるで違う存在である。 例えば「水の精霊」という存在がある。 彼ら、ではなく「彼」は「個にして全。全にして個」であるという。 群体に近い存在でありながら単一であるとも言える。 ばらばらにされようとその意識は一つのままなのだそうだ。 妖精はそこまで極端な存在ではないがそれでも通常の生命体を超越した存在であるのは確かで、 妖精に比べたらエルフの方がよっぽど人間に近い存在である。 まぁそんなことは希少ではあるがハーフエルフが実在する以上当たり前のことだが。 ともかく、そんな超越者である妖精との契約は熟練したメイジでも難しい。 何せ意思疎通ですら苦労を伴うのだ。 ましてや契約しようとしているのは「ゼロのルイズ」である。 こ... -
ゼロの女帝-24
前ページ次ページゼロの女帝 「ていやぁ!」「たぁ!」 次々と木刀で瀬戸に切りかかっては、あしらわれる男子生徒たち。 十人を超える数で一斉に切りかかるのだが、その手の扇に防がれ、弾かれ、受け流されてしまう。 「ほいっ」 「あぎゃ」 「とりゃ」 「痛っ」 「ちょいさ」「ああ、もっと」 「ダメよサイトちゃん。 全力で飛び込んでの突きが得意みたいだけど、そういった得意技ってのはたいていかわされるか 崩されると無様なまでに体勢崩れるわ。 注意なさい」 「はーい、今日の鍛錬はおしまいよ。 午後の授業に備えて男衆はきっちり休んどきなさい」 その言葉を聞いて、一斉に地に倒れ崩れる男子生徒たち。 水属性の女生徒らがかけより、彼らの傷と疲れを癒していく。 「ギーシュ、なんでこんな無茶をするの? しかもあ... -
小ネタ-02
か行 作品タイトル 元ネタ 召喚されたキャラ ルイズと不思議な魔法の本 カードキャプターさくら ケルベロス ゼロと捕獲者 カードキャプターさくら さくら ゼロヒーロー カードヒーロー ジャレス(+α) 虚無使いと少年 帰ってきたウルトラマン 帰ってきたウルトラマン世界にルイズが転移 ゼロのススメVoltex 覚悟のススメ 葉隠散 零の使い魔 覚悟のススメ 葉隠覚悟 その者 青き衣をまといて 風の谷のナウシカ ナウシカ 魔法学院のコワイうわさ 花子さんがきた!! 学校のコワイうわさ 花子さんがきた!! ごわごわ ROOTS OF THE FUNG 仮面ライダーキバ サガーク 灰色の悪夢 仮面ライダー555 北崎/ドラゴンオルフェノク ゼロの破壊者 仮面ライダーディケイド ディケイドライバー Kタバサ 仮面ライダー電王 キンタロス ゼロの使い魔~オデレタロス参上!!~ 仮面ライダー電王... -
虚無と鬼-02
前ページ虚無と鬼 虚無と鬼 第二話 「…………」 沈黙は金、雄弁は銀という言葉があるが。 暗闇の中、ルイズは沈黙の金を堪能する余裕は無く。雄弁の銀を取ることも躊躇われていた。 被った布団から目だけを出して、ちらりと壁際へと目を向ける。 そこには、壁に背を預けて寝る男がいた。 クキヨウコウと名乗った『メイジ殺し』の男。 ルイズはそのクキを悶々とした気持ちで見詰めた。 あれから、学院へクキを連れて帰ったルイズのするべきことは状況の確認だった。 部屋に招き入れると、さっそくベッドに座る。 軽く部屋を見回すクキへと話しかけた。 「この部屋が珍しいの?」 それにクキは、前の時はゆっくり見るヒマがなくてね、と苦笑気味に呟く。 なんだかあんまり深く突っ込んではいけない気配がしたので、軽く咳払いをして話を切り出した。 「クキ、あなたはわたしの使い魔にな... -
悪魔の虹-02
前ページ次ページ悪魔の虹 「まったく、何であんたなんかがあたしの使い魔なのよ!」 夜、自室へと戻ってきたルイズは床であぐらをかく平民を睨みながら喚いていた。 当の本人も膝の上で頬杖を突きながら憮然としている。 「うるせえな。俺だって好きで呼ばれた訳じゃねえよ」 名は、ヒラガサイトという変わったものだ。 彼が言うにはチキュウの、ニホンとかいうハルケギニアでは全く聞いた事のない国の、トウキョウという町をジュクという所を目指して歩いていたら光の鏡が現れ、興味本位でそれに触れたらいつのまにかあの場所に召喚されたのだそうだ。 「信じられないわね。そんな別世界があるだなんて」 もちろん、ルイズは彼の話を信じようとはせずに否定する。 ……それに何より、こんな何の変哲のない平民が自分の使い魔な訳がない。 いくらコントラクト・サーヴァントで契約を結んだとて、そ... -
ゼロ執事-02
前ページ次ページゼロ執事 「今年の一番の大物はドラゴンかー」 「予測が外れたな……あ、人間ってのもあったか」 「あれは別だろー」 「俺もサラマンダーみたいな派手なのがよかったな」 わいわいがやがや。 各々が今年の儀式の感想を言い合いながら、魔法を使って学校へと戻っていく。 生徒達が次々と、何も道具を使わずに飛んでいく光景というのは、当然セバスチャンには馴染みがない。 それどころか人間が空を飛んでいる光景などお目にかかった事がない。 本来なら頭を抱え込むべきであるが、周りの生物達を見た時点である程度諦めはついていた。 元の世界よりのそれよりも、自分の世界のそれに近い、動物というより怪物達の群れを見ていると懐かしい気分にもなる。 自分が何であるかを考えると、魔法があってもおかしくはないのだろう。 そもそもここが異世界であるというな... -
鷲と虚無-02
前ページ次ページ鷲と虚無 ヴァリエール公爵家の三女、ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールは貴族でありながら生まれてからただの一度も魔法を成功させた事がない。 トリステイン魔法学院に入学して、魔法が使えない事が露呈して周りから「ゼロ」というあだなをつけられて1年経つ。 周りから見れば彼女はそんなあだなの事など大して気にしてないかの様に振舞うが、実際はその名で呼ばれるたびに腸を引きずり出される様な気持ちになっている。 貴族は単純に言ってしまえば魔法が使えるからこそ貴族を名乗れ、魔法を使えない平民の上に立つ事を許されている。魔法を使えない貴族がいるなら平民と同じ、いや貴族の名を持つ分、平民以下の役立たずのクズになってしまう。 そしてその汚名はクズ本人だけでなくそんな出来損ないを生み出した家にまで及ぶ。 自分だけならまだ良い。だが由緒正しく、... -
無惨の宴-02
前ページ次ページ無惨の宴 深夜はとうに過ぎ、これから朝方にさしかかろうとしている。 灯りを落とし暁闇が忍び寄る部屋の中、寝台に腰掛けた王女が一人考え事にふけって いた。トレードマークともいうべき大きな冠を脇に置き、整った眉根にしわを寄せ、あ ざやかな青色一色の髪をかきむしる。考えが全くまとまらない。 そもそも考えるという習慣を持たない王女である。面倒なことは人に任せ、任せた者 が失敗すれば厳しく叱責し、興がのればあざけり、笑い、時には鞭で打ち据える。失敗 がなくとも、虫の居所が悪ければ誰彼かまわず当り散らし、狩りに賭博にと飽くまで遊 び、世界各地の美味珍味に舌鼓、プチ・トロワの造りから家具小物類、召使いの服にい たるまで趣味を押し通し、血税の上に胡坐をかく。周囲の評価はともかく、本人にとっ ては当たり前のことで、反省も後悔も思い... -
ゼロの銃-02
前ページゼロの銃 『ゼロの銃 第二話』 目 目 目 目 目玉 無数の目玉が、ギースを見つめていた。 闇魔法『ブオーゾ』 怪物に喰われ咀嚼された人間の、目玉が蛙の卵のように連なり敵を見つめる。 それは罪悪や恐怖心といった人の心の影を縫い付ける魔法。 『ぎゃああああああああああああああああああああ』 『ひぃいいぃぃいいっ!!』 傍らに立っていた味方が、胸から上を抉られ喰われた。 地獄の剣谷のような鬣を持ち、己が肉を喰らう大蛇を纏う六つ目の獅子。 降り立つ大地にねばついたタールを撒き散らす。 喰われた兵の足元は影の代わりに黒い蛇がまとわり付き、肉を食まれて骨が見えている。 『神獣ギャンベロクウガ』悪意の塊とも言えるその怪物の王は、齢17の少年だった。 ギャンベロクウガは敵を喰らい肥え続け、少年は呪いのように次... -
ゼロ大師-02
前ページ次ページゼロ大師 「……」 ここは、学院から1キロほど離れた草原である。 草原とは言っても延々と続いて居るわけではなく、ところどころに小川や岩山も存在していた。 岩山の上に立ち黒いマントを纏った聞仲の影は、2つの月に照らされて長く伸びている。 目を瞑り、十分な気を溜め――― 「……はっ!!!」 ――― そして、鞭を振るう。 結果からすれば、禁鞭Ⅱの威力は彼の予想以上の出力だった。 周りの岩山は全て打ち砕かれ、砂粒となっている。 それどころか、自身の周りの平地すらも打ち据え消し飛ばし、聞仲の周りには巨大なクレーターが生まれていた。 新しい宝貝の力を見る為に試しに振った程度でこれである。 「……出力が強すぎだ」 『衰えてはいないようじゃのう、聞仲』 珠と会話する光景は、この世界の誰が見ても異様なものだろう。 ... -
虚無の闇-02
前ページ次ページ虚無の闇 次にルイズの目に入ったのは、真っ白な天井だった。 普段は非常に寝起きの悪い彼女だが、こういう場所特有の匂いがちくちくと刺激し、比較的にスムーズな目覚めとなる。 「ふにゅ……?」 ルイズは子猫の鳴き声のような声を出しながら、思い切り体を伸ばして活を入れた。夢の世界で溶けていた体と意識が、少しずつ現実へと引き戻される。 体を起こした反動で長い桃色の髪がふわりと落ち、視界に縦筋をいれるそれを無意識のうちに手で脇へどける。そのまま寝そうになって、首が落ちかけた反動で目を開けた。 誰がどう見ても寝ぼけているという状態のまま固まるも、幾ら寝起きの悪い彼女とて少しは覚醒したようだ。大きく欠伸をし、目を擦りながら首をかしげた。 なんでこんな場所で寝ているのだろうか。しかも制服を着ていたはずなのに、いつのまにか真っ白い変な服に着替えさせら... -
虚無の王-02
前ページ次ページ虚無の王 「空?」 「そ。雲さんぎょーさん居る、でっかい空や」 「格好つけた名前ね。まあ、見た目通り、フワフワ軽薄そうな所はいかにも――――」 ルイズは言葉を切った。ニコニコと笑みを浮かべていた空の顔から、急に表情が抜け落ちたからだ。 「なんや、あれ」 空の指さす先では、生徒達が飛行魔法を使い、一足先に教室を目指していた。 「ルイズ!お前は歩いて来いよ!」 「あいつ、フライはおろか、レビテーションさえまともに使えないんだぜ」 口々に悪態をつきながら、去って行く生徒達。 「飛んでるわ」 どこか、憮然とした口調だった。 「そりゃあ、メイジだもの」 「気に入らんわあ」 「何が?」 「あいつら飛んでる癖に、ちっとも気持ち良さそうやあらへん」 「飛べるのなんて、当たり前だからでしょ」 ... -
長編(五十音順)-07
ま行 作品タイトル 元ネタ 召喚されたキャラ 更新日時 真白なる使い魔 舞乙HiME 嵐 マシロ君 2009-10-11 14 03 12 (Sun) ゼロ・HiME 舞 HiME 運命系統樹 修羅 藤乃静留 2009-10-23 23 20 55 (Fri) ゼロの魔王伝 魔王伝 浪蘭幻十 2019-12-10 19 41 54 (Tue) 虚無界行 魔界行 南雲秋人 2010-11-06 23 41 31 (Sat) 超魔王(?)使い魔 魔界戦記ディスガイア ラハール 2007-07-21 17 35 48 (Sat) ゼロディス 魔界戦記ディスガイア エトナ 2008-10-21 13 53 59 (Tue) ゼロと魔王 魔界戦記ディスガイア ラハール(ファミ通文庫基準) 2012-03-21 17 05 30 (Wed) 使い魔はPSI能力者 MOTHER3 リュカ 20... -
ゼロツカ-02
前ページ次ページゼロツカ ゼロツカ 第二話 その勝負…… ヒデオは、少女に洗濯を言いつけられたので部屋の外に出る。 しかし、そこで重大な事に気がついた。 「どうしたらいいんだ?」 まさか、洗濯機やコインランドリーがあるとは思えない。 だったら手洗いかと考えたが、生まれてこの方、手洗いで服を洗った事などない。 それ以前に洗濯板などの道具の場所を知らない。 だったら、今までこの服はどうしていたのだろうか?まさか、あの少女がやるとは思えない。 そう言えば、魔法学院と言う事は、ここに通っている学生は全員貴族と言う事になる。 そんな人たちが自分達でするはずはないだろうから、おそらくメイドなり執事なりがいるのだろう。 だったら、その人たちに任せればいいじゃないか。と思うだろう? 知らない人に話しかけるなんて行為が、引きこもりに出来ると思うか? ... -
デモゼロ-02
前ページ次ページデモゼロ ゼロのルイズ 使える魔法がゼロのルイズ とうとう、使い魔召喚の魔法すらも失敗した …本当に、失敗したのか? それは、まだ、誰にも、はっきりと言えない状況 「傷の具合は、どうなの?」 「もう大丈夫よ」 ふん!と胸を張って、キュルケに答えるルイズ もう、包帯もいらないだろう そう考えて、ルイズは勝手に包帯を解きだした コルベールと、医務室勤務の水のメイジが慌て出す 「ミ、ミス・ヴァリエール、まだ、包帯を外すにははや…」 い、と言おうとしたのだろう しかし、言葉は最後まで続かなかった 包帯の下、そこには、傷痕すらも残っておらず、綺麗な肌が覗いていて 水の秘薬を大量に使っても、助かるかどうか、危うい怪我だったはず …なのに、何故? コルベールの頭に疑... -
谷まゼロ-02
前ページ次ページ谷まゼロ ルイズは、谷を呼びたしたことに心底がっかりしていた。 呼び出した使い魔が、幻獣や動物であれば、主人の身を守ったり、 秘薬などの素材を主人のために見つけてきたりすることが出来、ルイズを大いに満足させたであろう。 しかし、自分が呼び出したのは人間で、魔法が使えないただの平民。 使い魔にとって一番重要である『主人の身を守る』ということすら出来ないように見えた。 加えて、『コントラクト・サーヴァント』が出来ていないとなれば、落胆もひとしおである。 そして今、『主人を身を守る』ことが使命であるはずの使い魔は、 その主人に対し、拳を振り上げていた。 「え?」 間の抜けた声を上げたルイズ。 しかし、この状況が理解できないほど頭が回らなかったわけではなかった。 目の前の使い魔は自分を殴り飛ばそうとしているのだった。 ル... -
風林火山-02
前ページ次ページ風林火山 「戻る?無理よそんなこと!できるわけないでしょ!おとなしく私の使い魔となりなさい!」 その言葉に、勘助は驚愕した。 「小娘!今何と申した!戻ることが、無理と申したか!」 「当たり前でしょ!元の場所へ返す魔法なんて聞いたことないわよ!」 「なんと・・・では、元の場所へ戻る手段は無いと、いうことか」 「だから最初から無理っていってるでしょ!そんなことはどうでもいいわ!私の使い魔になることを認めなさい!」 「認めぬ」 「認めなさい!」 「認めぬ」 「こ、これだけ言っても分からない何て・・・いいわ。それならこっちにも考えがあるわよ・・・決闘よ!その体に、ご主人さまというものをしっかりと教え込んであげるわ!」 「なっ!み、ミス・ヴァリエール!決闘は御法度ですぞ!... -
豆粒ほどの小さな使い魔-12
前ページ / 豆粒ほどの小さな使い魔 / 次ページ シエスタと話すようになってから、ルイズの気持ちに余裕ができてきたと思う。よく笑ってくれるようになった。 怒ってるのより、その方がずっといい。 それにシエスタが厨房でよくルイズのことを話してくれるおかげか、働いてる人たちも、ルイズのことそんなに馬鹿にしなくなった。 ただ、私のことはあまり言わないでってお願いしたけど。 今日も、お日様が昇る前の、朝一番の花の蜜を集めてきて、額に一滴塗ってあげるおまじない。これをしてあげるのは、ルイズとシエスタだけ。 いい夢が見られますように。そして、気持ちよく目が覚めますように。 買い物にも行ったし、ここにも随分慣れて来た。左手の使い魔のるーんは、少しも薄くなったりしない。変わらずにここにある。 教科書とは違う文字。 違う国の文字なのかな。 ルイズに聞いてみようと... -
長編(話数順)-03
長編(ページ数順15P~) ※総ページ数をカウント(例:第○話が前後編なら2ページ分、外伝や幕間も加算) 長編(話数順01~04P)へ 長編(話数順05~14P)へ 80P~ 60~79P 50~59P 40~49P 35~39P 30~34P 25~29P 20~24P 15~19P 80P~ 作品タイトル 元ネタ 召喚されたキャラ 更新日時 マジシャン ザ ルイズ Magic the Gathering(マジック・ザ・ギャザリング) ウルザ 2010-11-06 23 52 26 (Sat) ソーサリー・ゼロ ゲームブック「ソーサリー」 主人公「君」 2014-01-14 22 18 54 (Tue) ウルトラ5番目の使い魔 ウルトラマンシリーズ ウルトラマンA 2020-08-13 22 58 15 (Thu) ゼロの黒魔道士 ファイナルファンタジー9 ... -
世界最強コンビハルケギニアに立つ-09
前ページ次ページ世界最強コンビハルケギニアに立つ 日は沈み、二つの月が大地を照らしている。 カチャカチャという硬い音がルイズの部屋に響く。 部屋に存在しているのはルイズと暁の二人のみ。 ボーは使用人たちの宿舎に寝泊りすることにしており、夜はここにはいない。 ルイズはベッドに腰掛け、ぼんやりと暁を眺めている。 彼は先程から壁際でL字型の黒い金属の塊を分解していた。 何かの箱だったのだろうか、中からは様々な形の小さな金属が次々と出てくる。 ルイズには何をしているのか、そもそもそれが何なのかはさっぱりわからなかったが、 それらの細かい金属を布で拭いたりしているので、手入れをしているのだというのは漠然と理解できた。 「ねぇ、アカツキ」 「あん?」 作業を中断し、暁が顔を上げる。 ルイズはずいぶんと久しぶりに自分から話し掛けたような気がし... -
絶望の街の魔王、降臨 - 02
前ページ次ページ絶望の街の魔王、降臨 眼が覚めると、知らない場所だった。 「……く、ここは……」 妙に豪華な部屋。薄暗い。少なくとも、組織に助けられた訳じゃないらしい。ベッドに寝かされ…… 「……無い」 装備の全てが無かった。バックパックもサイドパックもタクティカルベストも。ベルトに通していたポーチも、ベルトごと無くなっていた。 「最悪ね。ラクーンシティより酷いかも」 一人、呟く。 記憶はしっかり残っている。桃色の髪の子供──確か『ヴァリエール』だった──に何かされて、左手に異変が起きて…… そこから先の記憶が無い。 こうしてベッドで寝こけていたから、意識を失っていたのだろう。化物の巣から帰ってくる途中でこれだ。かなり疲労も溜まっていたのだろう。 デルタフォースを修了していても、所詮対人戦闘のプロを育てる課程だ。規格外の化物を相手にするス... -
長編(五十音順)-06
は行 作品タイトル 元ネタ 召喚されたキャラ 更新日時 ルイズと博士と時々ダディ BIOSHOCK ビッグダディと無線機 2009-10-11 13 54 41 (Sun) 絶望の街の魔王、降臨 BIOHAZARD3 LAST ESCAPE ジル・ヴァレンタイン 2009-09-18 12 03 39 (Fri) バイ 0 ハザード バイオハザード4 レオン・S・ケネディ 2007-08-08 20 08 02 (Wed) BIOHAZARD CODE Zero バイオハザード6 レオン・S・ケネディ 2016-03-05 01 42 10 (Sat) ZEROMEGA BIOMEGA(バイオメガ) 丁 五宇、ヒノト・タイラ他 2008-12-20 10 06 53 (Sat) 音速の使い魔 覇王大系リューナイト アデュー・ウォルサム 2008-02-13 16 30 10 (W... -
長編(五十音順)-04
た行 作品タイトル 元ネタ 召喚されたキャラ 更新日時 T-0 ターミネーター2 T- 800 2009-01-01 17 21 23 (Thu) 悪魔の虹 大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン 冷凍怪獣バルゴン 2010-10-05 18 59 46 (Tue) ルイズ伝・ゼロと竜と世界の話 太公望伝(諸星大二郎) 竜と誰か 2007-10-05 20 51 18 (Fri) THE GUN OF ZERO 第3次スーパーロボット大戦α クォヴレー・ゴードン 2009-05-16 18 58 48 (Sat) 大使い魔17 大鉄人17 17(ワンセブン) 2011-07-06 15 49 15 (Wed) ゼロの平面 大乱闘スマッシュブラザーズDX Mr.ゲーム&ウォッチ 2007-09-02 06 10 01 (Sun) 虚無の魔術師と黒蟻の使い魔 戦う司書シリーズ モッカニアの本 ... -
長編(五十音順)-09
ら行 作品タイトル 元ネタ 召喚されたキャラ 更新日時 ゼロの魔王 ライブ・ア・ライブ 魔王オディオ(オルステッド) 2009-10-03 22 04 40 (Sat) ZERO A EVIL ライブ・ア・ライブ 魔王オディオ 2009-09-27 22 55 49 (Sun) ぜろ☆すた ポケットきゃらくた~ず らき☆すた 泉こなた 2014-02-10 14 29 19 (Mon) ゼロとヲタ少女 らき☆すた らき☆すた世界にルイズが転移 2010-06-13 21 55 07 (Sun) 楽園のゼロ 楽園の魔女たち マリア・ド・パルマーシュ 2008-02-17 06 21 52 (Sun) つかいま1/2 らんま1/2 早乙女らんま(乱馬) 2008-02-25 16 38 18 (Mon) 約束の地ハルケギニア Riviera ~約束の地リヴィエラ~ エクセル 2008... -
長編(五十音順)-03
さ行 作品タイトル 元ネタ 召喚されたキャラ 更新日時 虚無の使い魔と煉獄の虚神 円環少女 グレン・アザレイ 2009-01-01 17 29 32 (Thu) PSYFER THE BLAZE サイファー 炎修太 2010-11-07 00 27 24 (Sun) 機械仕掛けの使い魔 サイボーグクロちゃん クロ 2012-02-08 20 35 19 (Wed) 化け猫の使い魔 サイボーグクロちゃん マタタビ 2007-08-02 17 10 42 (Thu) サイボーグ 0009 サイボーグ009 島村ジョー 2010-09-14 18 18 56 (Tue) 使い魔は妖魔か或いは人間か サガ フロンティア アセルス 2014-07-12 00 04 04 (Sat) 時の使い魔 サガ フロンティア 時の君 2010-08-12 13 26 39 (Thu) ゼロの使い魔・ブ... -
ゼロと疾風-02
前ページ次ページゼロと疾風 ゼロと疾風 ルイズの壁 朝になるといろいろなものが動き出す。 その動きをチップは感じ取り眼を覚ました。 チップは大きなあくびをして、頭をかいた。 「さて、ルイズを起こしにいくか」 昨日はあんなこと言ったが、チップはルイズを起こすことにした。 部屋に着いたが、ルイズはまだ眠っている。 とりあえず、毛布をはいだ。 「な,何!!というかあんた誰よ」 「チップだ!せっかく起こしに来てやったのに、なんだ?その態度」 「あ・・・昨日召喚したんだっけ、忘れてた」 「忘れんな。それに、みんなもう起き始めているぜ」 ルイズは起き上がると、チップに命令をした。 「服」 「自分でとれ」 そう言うとチップは部屋の外に出て行った。 「外で待っているから、早く出てこい」 廊下に出ると結構な人間が行き来しているのがチップの眼に入っ... -
ゼロの雷帝-02
前ページ次ページゼロの雷帝 ルイズの案内なしに先をスタスタ歩いていき、正しく部屋に辿り着いた事にルイズは驚く。 「何であんた、わたしの部屋がどこにあるのかわかってるのよ」 部屋に入り、ベッドに腰掛けてルイズはゼオンにたずねる。 窓に腰掛け、相変わらず偉そうな態度でもってゼオンは答えた。 「ある程度はさっき読み取ったからな。詳しいところは知らないが貴様のことは大体知ってる」 「読み取った?そういえばさっきも言ってたけど、読み取ったってどういうことよ?」 「さっき、貴様の頭に触れただろう。オレは記憶を奪ったり与えたり、覗くことができる。 …覗く能力はつい最近偶然手に入ったものだがな」 ユノさん…本当のお母さんはどこ?お父さんは? そんなものはお前にはいないよ。 私には、お兄ちゃんがいる。 何... -
魔法陣ゼロ-02
前ページ次ページ魔法陣ゼロ 2 契約 「いつまで寝てるのよ、起きなさい!」 「うぅ、オヤジめ……」 ニケはさきほどの悪夢を思い出しながら、目を開けた。 生い茂る木々の枝葉ではなく、雲一つない晴れた空が見える。 さっきまでいた森の中ではないようだ。ギップルが言ってた通り、どこかに飛ばされてしまったのだろうか? もう、笛の音は聞こえない。 体を起こし、横を見た。ククリはまだ倒れているが、ケガはなさそうだ。 自分たちの周りでは、マントを着た人々がざわめいていた。こちらを指差して、何やら笑っている奴もいる。 そのとき、強い光が視界の隅に入った。反射的に背筋が凍りつく。 見覚えのありすぎる輝きだ。 (この鋭い光はハゲ頭! オヤジも来てるのか!?) しかし、そこに立ってたのは、ちゃんと服を着た地味なオッサンだった... -
ゼロの社長-02
前ページ次ページゼロの社長 アテムと遊戯の戦いの儀より数ヶ月 天を貫かんが如く、天高くそびえ立つ高層ビル、海馬コーポレーション本社ビル 突風が吹きすさぶこのビルの屋上で、対峙する二人の決闘者(デュエリスト)がいた。 「僕のターン!手札より、レッドガジェットを召喚!レッドガジェットの効果により、 手札にイエローガジェットを加える!」 歯車から手足が生えた機械の戦士が対峙する決闘者の一人、武藤遊戯の前に召還 される。 今はいない、彼自身であり最大のライバルであるもうひとりの自分 『アテム』と 戦った時に、ともに闘った3色の歯車の戦士の一人、レッドガジェット。 「さらに、僕はカードを2枚伏せ、ターンエンド」 ガジェットの後ろに、2枚の伏せカードが現れる。 そして、遊戯に対峙するのは、このビルの... -
ゼロの軌跡-02
前ページ次ページゼロの軌跡 第二話 虚無の扉 その日、ルイズはメイジとしての自らの尊厳と存在をかけて召喚の儀に挑んでいた。 地面に穿たれた無数のクレーターはその努力の証左だ。既に何度目か、数えるのも億劫になるような試行錯誤のその果て。ありったけの精神力と祈りと願いを込めて振り下ろした杖の先。 浴びせられる嘲笑と罵声は濛々たる白煙の中から聞こえる駆動音と蒸気にかき消された。 煙が晴れてそこに鎮座していたのは巨大なゴーレム。しかし土で出来ているようには見えない。総鉄製の人形はその手を何かを守るかのように胸の前に掲げていた。 湧き上がった歓喜もつかの間、ルイズは戸惑いの渦中にあった。 自分の起こした爆発の中から現れたのだから、間違いなくこのゴーレムは自分が召喚したのだろう。しかし生物でないものを召喚するなどということがあるのだろうか。 ... -
ゼロの超律-02
前ページ次ページゼロの超律 風が変わった。それが、「この世界」に対してマグナが抱いた印象の初めである。 海水と真水が入り混じった湖から吹く、少しだけ潮の匂いがする風はなくなり、草原の上を走る爽やかな風が吹いている。 ざわざわと、周囲から大勢の人間のざわめきが聞こえた。 「どこだ、ここ……?」 正面には召喚師風の格好をした若者が多数。その向こう側には壁に囲まれ、塔を備えた要塞にも見える建築物群。 王都ゼラム……直前までマグナが認識していた、滝と湖が美しい街ではない。 『平民! ゼロのルイズが平民を呼び出したぞ!』 『ぷ、ふふふふ……あははは』 誰かが発したその言葉を引き金に、周囲から哄笑が巻き起こる。その中で屈辱に肩を震わせている、桃色の髪の少女が一人。 言語は理解できないが、マグナにはその理由がなんとなく理解できた。哄笑... -
ゼロと魔王-02
前ページ次ページゼロと魔王 ゼロと魔王 第2話 ルイズは、目の前にいる自称魔王と名乗る人物、いや悪魔が怖かった。 当然だろう、力の差というものを教えられると、人間不安になり怖くなるものだ。 それに加え、相手は10メイル程の火球をいつでもはなてる状態で、こっちは何も打つ手がない状態だ。 これで怖くないという奴は、あきらかに頭のネジが数本抜けているだろう。 だが、自分の召喚した使い魔に恐れている自分を許せず、どうなっても抵抗しようと思った。 足が震え、怖くて仕方ない。 せめて何か言おうと思い、言葉を口に出した。 「あ、あんた!やめなさいよ!あんたは私の使い魔なんだから、私の言うこと聞きなさいよ!」 ああ、自分は何を言っているのだろう。 相手は悪魔だ、自分の使い魔でもあるが、相手が言う事を聞くはずが無い。 だから、相手の左... -
ゼロな提督-02
前ページ次ページゼロな提督 「それで、結論を言ってくれんかの?ミスタ・コルベール」 「はい。あのヤン・ウェンリーという男性の左手のルーン、あれはガンダールヴです」 学院長室でオスマンは椅子に腰掛けながらヒゲを撫でている。 窓の向こうの朝日を見ながらコルベールの報告を聞いていた。 ガンダールヴ、という言葉をゆっくりと反芻した学院長は、報告者に向き直る。 「そして、もう一つの点は?」 もう一つ、と問われたコルベールは、非常に気まずそうに視線を落とす。大きく息を吸い、意を決して口を開いた。 「あの、ヤン・ウェンリーという男はハルケギニアの人間ではありません。ハルケギニアとは接触の無い、聖地よりも遙か遠方の国の人間です。 衣服の数カ所にあった文様は彼の国の文字と思われます。が、解読不能です。未知の言語ですぞ。 彼の衣服も銃も、全く正体... -
ゼロの視線-02
前ページ次ページゼロの視線 第二話 ふむ、と弦之介は困っていた。 「召喚」と「契約」とやらで呼ばれた次の朝。 洗濯を終え(次期党首とはいえ自分の事は自分でやるべし、と教育された)主である少女を起こし 食事を終えた後屋根の上でまどろんでいると、妙に騒がしい。 見ると、るいず殿ではないか。 なにやら変わった色の髪の毛をした少年と向かい合っている。 喧嘩でもしているようだ。 やれやれ 放っておくわけにも行くまい。 「で、『ゼロのルイズ』 どうあってもボクと戦おうというのかい? キミは愚かと知ってはいたがここまで天井知らずの愚か値ストップ高とは思わなかったよ」 「あたしが愚かならあなたは阿呆よ。 大体フタマタ掛けしといて失敗の責任をメイドに押し付けるってどれだけ阿呆?」 「彼女が機転を利かせれば二人のレディの名誉は守れたんだよ。 それに貴... - @wiki全体から「規格外品0号-02」で調べる