あの作品のキャラがルイズに召喚されました @ ウィキ内検索 / 「零魔娘娘追宝録」で検索した結果
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零魔娘娘追宝録
...を騒がす落し物』 零魔娘娘追宝録 1 零魔娘娘追宝録 2 零魔娘娘追宝録 3 零魔娘娘追宝録 4 零魔娘娘追宝録 5 零魔娘娘追宝録 6 前編 零魔娘娘追宝録 6 後編 第二章 嵐を招くメイジたち 零魔娘娘追宝録 7 零魔娘娘追宝録 8 零魔娘娘追宝録 9 零魔娘娘追宝録 10 零魔娘娘追宝録 11 前編 零魔娘娘追宝録 11 後編 第三章 虚無を操るいじっぱり 零魔娘娘追宝録 12 零魔娘娘追宝録 13 -
零魔娘娘追宝録 12
零魔娘娘追宝録 進む 『道具の業』 それはルイズと静嵐がアルビオンに向けて出発したその日の夜のことだった。 * 炎の夢を見ていた。燃え盛る炎の夢だ。 木々が燃える、草が燃える。家が燃える、街が燃える。――そして人が燃える。 男が燃える。老人が燃える。女が燃える。子供が燃える。 皆一様に、皆平等に燃えていく。 あたりには肉の焼ける生臭い匂いが立ち込める。炭化した腕、そしてそれすら灰に変えようとする炎。 まさに煉獄と呼ぶに相応しい。 そしてその地獄の炎に火をつけたのは……自分だ! 「っ!」 そして男は跳ね起きるようにして目を覚ます。 あまりの息苦しさに呼吸は乱れ、肩で息をするように酸素を求める。 彼の体中は汗にまみれている。まる... -
零魔娘娘追宝録 13
零魔娘娘追宝録 進む 『アルビオンに蠢く黒い影』 やれやれ、と息をつきながらフーケは言う。 「ずいぶんと手間取ったみたいだけど、これでようやくアルビオンも我らが版図というわけかい」 戦闘の痕も生々しいニュー・カッスル城。その中庭をぐるりと見回す。 こここそが、『アルビオン王国』最後の領土であった場所だ。 「王とその取り巻きが要らぬ抵抗をしてくれたおかげでな」 彼女の隣を歩く青年、閃光のワルドは言う。 「戦力差は百倍で、こちらの損害も十倍だ。……我が軍はしばらく動けんな」 「大陸の端に陣取られ、空を背にして大火力で一方的に滅多打ち、かい? 言っちゃあなんだが、もう少しマシな作戦は立てられなかったもんかね? 馬鹿丸出しじゃないかい」 「まともに指揮のできる人材が払底していたからな。それにメイジの頭数も足り... -
零魔娘娘追宝録 9
ひろがっていく 『小さな亀裂』 「そうら! この前の威勢はどうしたんだい?」 虹色のまだら模様の髪を振り、フーケはゴーレムを操る。 叩きつけられる岩塊。ゴーレムの拳が地を揺らす。 間一髪、それをかわしたキュルケは苦々しく呟く。 「オバサンが調子に乗ってくれちゃって……!」 「誰がオバサンだ! 私はまだ二十三よ!」 それを聞きつけたフーケは激怒し、再びキュルケを狙い拳を振りかざす。 ギーシュのワルキューレの一撃が、タバサの風の魔法が、そしてキュルケの火球がゴーレムに炸裂する。 だが純粋な岩の塊であるゴーレムにそれらは通用しない。 ならばこそ、と。せめて意気だけでは負けぬとキュルケは言い返す。 「年齢のことを言われてムキになるのがオバサンの証拠だ... -
零魔娘娘追宝録 7
静嵐刀により捕獲された 土くれのフーケを脱獄させる 『仮面の男』 の目的とは? そして 『空気の読めない男たち』 牢獄の闇の中で、白い仮面をつけた男は言った。 「どうする? 土くれのフーケよ。ここで死ぬか、それとも俺に協力するか。二つに一つ、選ぶがいい」 土くれのフーケは、トリステインの国を大きく騒がせた怪盗である――いや、であった。 いけすかない貴族からそいつが大事にしているものを盗み出し、そいつ困らせてやることを生きがいにしていた... -
零魔娘娘追宝録 5
突如として静嵐に戦いを挑みくる 悲壮の決意を持つ少女 『雪風のタバサ』 の目的とはいかに? そして 奪われる禁断の宝物 自室で一人、タバサは回想する。 思い出すのは苦い、敗北の記憶だ。 『なかなか粘るな、小娘よ。年の割りにはよくやる、と言ったところか。 誇ってもいいぞ、只の人間で俺とここまで渡り合えるやつなんざそうは居やしない。 ま、だからといって俺に勝てもしないんだがな』 『――?』 『そうだ。あいにくと俺は人間じゃないんでね、人間相手に攻... -
零魔娘娘追宝録 3
親切心が仇となり決闘を申し込まれた 静嵐刀はいかにして 『青銅のギーシュ』 との戦いを渡り合ったか? 静嵐が使い魔としてルイズに召喚され、宝貝について長々と説明をしたその翌朝。 静嵐がルイズとともに部屋を出ると、部屋の前には二人の女がいた。 一人は健康的な褐色の肌をした美しい女、ルイズと同級生の「微熱のキュルケ」、 もう一人はそんなキュルケの後ろに隠れるようにして立つ青い髪の小柄な少女「雪風のタバサ」である。 「あら、おはようゼロのルイズ」 「…………おはようキュルケ」 にこやかに挨拶をするキュルケに対し、ルイズはどこか不機嫌そうだった。 その原因はキュルケの足元にあった。 「ほら、フレイムも挨拶なさい」 きゅるるる... -
零魔娘娘追宝録 2
魔法の使えないメイジ ゼロのルイズが召喚した 『静嵐刀』 とはいかなる宝貝であるか? ここではない異世界、そこには『仙人』という存在がいる。 卓越した知能や技術によって、この世の成り立ち、天地の理の全てを知りえた者だけがなれる存在。それこそが仙人である。 仙人になれるほどの才覚を持ってしまった者は、その高すぎる能力ゆえに普通の人間たちとはまともに暮らしていくことはできない。 だから仙人たちは『仙界』と呼ばれる異世界を己の力で築きあげることにより自らを隔離し、 そしてそこで今もなお己の知恵と技術を磨かんとして修行を積んでいるのである。 そんな仙人たちが自ら作り上げた道具、それこそが『宝貝... -
零魔娘娘追宝録 1
異世界ハルケギニアに召喚された 静嵐刀はいかにして 『ゼロの使い魔』 となったか? 煙の中から現れたのは一人の男だった。 背はルイズより頭二つほど高い。大柄なほうだと言えるだろう。 だが長身の割には細身で、高いというよりは長いと表現するべきだとルイズは思った。 顔立ちはまぁまぁ整っていて少なくとも不細工ではない。 だがどうにも締りの無い笑顔をへらへらと浮かべているため、それらが全て台無しとなっている。 服装は動きやすそうな袖つきの外套を羽織っている。藍色をしたその外套には精緻な雄牛の刺繍が施されている。 だが雄牛の刺繍が放つ荒々しい雰囲気にこの男は全くといっていいほど似合って... -
零魔娘娘追宝録 4
トリステインの都にて入手した剣 『デルフリンガー』 を背負った静嵐刀 彼とともに歩く 『ヴァリエールの女』 とはいかに? 「武器が欲しい?」 ギーシュとの決闘から数日後のある日。 静嵐は思うところがあり、ルイズに願い出た。 「この前の一件もあって思ったんだけどさ、やっぱり何か手持ちの武器がないとこの姿じゃ戦い辛いんだよ」 「あんた自分自身が剣なんでしょ。それでも武器が必要なの?」 ルイズの疑問はもっともだろうと静嵐は思った。 人間の姿に変身できるとは言え、剣自身が武器を欲しがるとはおかしな話だった。 ただ、それはあ... -
零魔娘娘追宝録 8
王女アンリエッタの密名を受け 風の国 『アルビオン』 を目指すルイズたち一行に 襲い来るものやいかに? ルイズは言った。 「わかりました。その手紙、必ずや私たちがアルビオンよりお預かりしてきます!」 アンリエッタ王女が魔法学院を訪れた夜。 幼い時に約束をかわした婚約者との思いがけない再会に心を奪われていたルイズのもとに、アンリエッタ自らがやってきた。 アンリエッタの学友として、幼少時代を過ごしてきたルイズにとって、この王女は何者にも代えがたい『友』だ。 その友人が、人目を忍んで... -
零魔娘娘追宝録 10
マリー・ガラント号を襲う謎の空賊の 『正体』 とは? そしてルイズにとって 『宝貝』 とはいかなる存在であったか? 「このままあと半日ほど進めばアルビオンだ」 宙に浮かぶ、アルビオンに向かう船。『マリー・ガラント』号の上でワルドは言った。 「へえ……! 船に乗るって言うのになんで山に登るんだと思ったけど、まさか空の上にあるとはね」 帆に風を受け、空中を滑るように進む船に感心するように静嵐は声を挙げる。 「そうだ。アルビオンという国は空の上にあり、空中を移動している。この時期ラ・ロシェールの街に... -
零魔娘娘追宝録 6 後編
* 時間はほんの一瞬遡る。 ゴーレムに向かって駆け出したルイズは、彼女の体を操る静嵐に話しかける。 宝貝と使用者の間の、音を通じない光の速さに匹敵する意思伝達。 それは瞬間にも満たない、静嵐とルイズの会話だった。 『セイラン! 何か無いの? あのゴーレムに勝つ方法が!』 『もし僕の考えが正しければ……あるといえばあるよ。あのゴーレムに勝つ方法』 『ホントに? なら早くそれを教えて!』 『でも危険だよ。少しでも失敗すればあの鉄の拳を叩きつけられて体はバラバラになる』 『…………いいわ。私は貴族よ、敵に背を向けて逃げるくらいなら死んだほうがマシよ。それに』 『?』 『使い魔のあんたがやれるって言うなら信じるわ』 『……ありがとう。では、行こうか!』 『ええ!』 静嵐はルイズに作戦を伝えた。ルイズは驚く。... -
零魔娘娘追宝録 6 前編
奪われた宝物を取替えさんとす ルイズと静嵐刀はいかにして 『土くれのフーケ』 操るゴーレムと渡り合ったか? そして戦いの後 ルイズの胸に去来するものやいかに? 「困ったことになったのお。まさかあれが奪われてしまうとは」 老人――魔法学院学院長であるオスマンが困ったように言う。 静嵐とタバサとの戦いの後、巨大なゴーレムを使って宝物庫の壁を破壊し、 禁断の宝物『魔封の札』を奪い去っていった怪盗『土くれのフーケ』 そのフーケが事件を起こすところを目撃したルイズ、静嵐、タバサ、キュルケはフーケ追跡の任に志願したのだった。 ... -
零魔娘娘追宝録 11 前編
戦火渦巻くアルビオンにて 『閃光のワルド』 の凶刃が振るわれる中 悲劇の王子 『ウェールズ・テューダー』 その死に様に少女は何を思うか? 遠くから喧騒が聞こえる。底抜けに明るい、だがどことなく悲痛なものを含んだ笑い声だ。 ここはニュー・カッスル城。アルビオン王党派最後の砦であり、明日にも喪われようとしている王国の最後に残った国土だ。 先ほどから聞こえてくる喧騒は酒席のもの。明日にもここは戦場となり、彼らは死地へと赴く。 つまりあれは、最後の晩餐というわけだった。 騒ぎの場から少... -
零魔娘娘追宝録 11 後編
そして再び仕切りなおし。また戦場はぐるぐると動き回る。 ルイズが魔法の先読みの種明かしをしたせいか、ワルドの動きはより慎重になっている。 ある程度自分の動きを読まれることを前提とし、どう動いても全体を攻めれるようにしたもの。 しかしそれはどこか硬直的であり、それまでの流れるような動きとは違う。 静嵐はそこにつけこもうとし、ワルドもまたそれを誘いにしようとしていた。 『来るわよ、セイラン。右前方、ウインドブレイク! デルフを――』 ルイズの言葉に反応し、静嵐がデルフを掲げようとする。だがその静嵐に迫るものがあった。 「させん!」 白仮面をつけたワルドが空気の渦を纏った杖で静嵐に斬撃を浴びせる。 静嵐は咄嗟にそれをデルフリンガーで受け、そのまま弾こうとする。だが、 「ぐっ……!」 相手の攻撃が重い。ルイズの膂力では受け止めきれない力で押さえつ... -
長編(五十音順)-06
... 44 (Sun) 零魔娘娘追宝録 封仙娘娘追宝録 静嵐刀 2010-11-06 23 12 19 (Sat) 封仙娘娘異世界編 零の雷 封仙娘娘追宝録 殷雷刀(仙人和穂世界) 2010-11-06 23 16 24 (Sat) 風林火山 風林火山 山本勘助 2009-10-03 21 57 37 (Sat) ぷぎゅるいず ぷぎゅる メイドのチェコちゃん 2009-10-02 21 15 04 (Fri) ゼロの蝶々 武装錬金 パピヨン 2007-08-04 14 36 45 (Sat) 使い魔の達人 武装錬金 武藤カズキ 2010-11-06 23 19 02 (Sat) ブラスレイター コンシート ブラスレイター ジョセフ 2009-10-11 14 23 13 (Sun) ゼロと黒蛇 BLACK BLOOD BROTHERS カーサ(九龍転化前) 2008-11-20 02 4... -
長編(話数順)-03
... 45 (Sun) 零魔娘娘追宝録 封仙娘娘追宝録 静嵐刀 2010-11-06 23 12 19 (Sat) 虚無の闇 ドラゴンクエスト3 ゾーマ様 2009-04-04 22 05 43 (Sat) 重攻の使い魔 電脳戦機バーチャロン オラトリオ・タングラム HBV-502 ライデン 2010-11-07 12 48 57 (Sun) スナイピング ゼロ HELLSING セラスとリップバーン 2009-12-22 07 59 30 (Tue) 魔導書が使い魔 機神咆吼デモンベイン アル・アジフ 2009-09-12 19 47 07 (Sat) 炎神戦隊ゴーオンジャー BUNBUN!BANBAN!クロスオーBANG!! 炎神戦隊ゴーオンジャー ヨゴシュタイン・ケガレシア・キタネイダス 2010-10-10 13 16 11 (Sun) ランス外伝~ゼロと鬼畜な使い魔~ 戦国ラン... -
一覧テスト02
...53 (Thu) 零魔娘娘追宝録 封仙娘娘追宝録 静嵐刀 2010-11-06 23 12 19 (Sat) 封仙娘娘異世界編 零の雷 封仙娘娘追宝録 殷雷刀(仙人和穂世界) 2010-11-06 23 16 24 (Sat) 風林火山 風林火山 山本勘助 2009-10-03 21 57 37 (Sat) サテライト60 武装錬金 ムーンフェイス 2008-03-14 20 47 57 (Fri) BLOOD+ゼロ BLOOD+ ハジ 2008-03-14 20 47 57 (Fri) BLAME!の霧亥がルイズに召喚されたら BLAME! 霧亥 2007-10-30 02 09 17 (Tue) ボン太くん・イン・ハルケギニア フルメタル・パニック! ボン太くん 2008-01-07 ... -
封仙娘娘異世界編 零の雷
「封仙娘々追宝録」の仙人和穂世界の殷雷刀 封仙娘娘異世界編 零の雷 第零章 その一 くちづけよりも熱い左手 封仙娘娘異世界編 零の雷 第零章 その二 くちづけよりも熱い左手 その二 封仙娘娘異世界編 零の雷 第一章 その一 その女の名は その一 封仙娘娘異世界編 零の雷 第一章 その二 その女の名は その二 封仙娘娘異世界編 零の雷 第二章 その一 薔薇の香りの大饗宴 その一 封仙娘娘異世界編 零の雷 第二章 その二 薔薇の香りの大饗宴 その二 封仙娘娘異世界編 零の雷 第三章 その一 どてらい魔剣のゆううつ 封仙娘娘異世界編 零の雷 第四章 その一 伯爵家、公爵令嬢誘拐(?)事件顛末 その一 封仙娘娘異世界編 零の雷 第四章 その二 伯爵家、公爵令嬢誘拐(?)事件顛末 その二 封仙娘娘異世界編 零の雷 第五章 その一 大地を乱す龍の影 その一 封仙娘娘異世界... -
お絵描き掲示板/お絵かき掲示板ログ/83
零魔面白かったよ。続き待ってる。 -- 7し (2008-09-06 01 26 41) オオオ、こんなところで静嵐が見られるとは…!727回保存した。 -- 名無しさん (2008-09-06 07 07 16) 私は彼の台詞を石田彰さんの声(心の中)で聞いています(笑)ボケっぷり最高! -- : (2008-09-06 08 29 56) カメラさん下!もうちょっと下! -- 名無しさん (2008-09-06 15 43 00) ずいぷん可愛らしいね。続きは読めないのかなぁ。 -- 名無しさん (2008-09-06 23 45 41) スレイヤーズのゼロスの人か。合いそうだな。>石田彰 -- 名無しさん (2008-09-09 07 29 31) がんばって続き書きだしたから、ちょいと待ってておくれよう。こんな良い支援をもらっては書かずにはいられ... -
お絵描き掲示板/お絵かき掲示板ログ/161
ハッピーバレンタインデー!!!最近、妙にツボにくるエレノオールと狼のコルベールとウルフウッドが気に入ってます。では、 -- : (2009-02-14 23 47 04) ギュス様がアンディにしか見えねぇw カワイイけど、もうちょとスキマを詰めた方がいいかもだー -- 名無しさん (2009-02-15 00 40 50) キュルケはおかえしに精…じゃない、ホワイトチョコでもかけてもらうつもりですか? -- 名無しさん (2009-02-15 01 30 31) よ -- 名無しさん (2009-02-15 01 31 15) ジョゼフ?と一緒にいるキャラがわからない・・・ -- 名無しさん (2009-02-15 01 52 35) もういいからやめて -- 名無しさん (2009-02-15 01 54 23) なんだこのポップな世界は -- 名無... -
長編(五十音順)
... 44 (Sun) 零魔娘娘追宝録 封仙娘娘追宝録 静嵐刀 2010-11-06 23 12 19 (Sat) 封仙娘娘異世界編 零の雷 封仙娘娘追宝録 殷雷刀(仙人和穂世界) 2010-11-06 23 16 24 (Sat) 風林火山 風林火山 山本勘助 2009-10-03 21 57 37 (Sat) ぷぎゅるいず ぷぎゅる メイドのチェコちゃん 2009-10-02 21 15 04 (Fri) ゼロの蝶々 武装錬金 パピヨン 2007-08-04 14 36 45 (Sat) 使い魔の達人 武装錬金 武藤カズキ 2010-11-06 23 19 02 (Sat) ブラスレイター コンシート ブラスレイター ジョセフ 2009-10-11 14 23 13 (Sun) ゼロと黒蛇 BLACK BLOOD BROTHERS カーサ(九龍転化前) 2008-11-20 02 4... -
長編(話数順)
... 45 (Sun) 零魔娘娘追宝録 封仙娘娘追宝録 静嵐刀 2010-11-06 23 12 19 (Sat) 虚無の闇 ドラゴンクエスト3 ゾーマ様 2009-04-04 22 05 43 (Sat) 重攻の使い魔 電脳戦機バーチャロン オラトリオ・タングラム HBV-502 ライデン 2010-11-07 12 48 57 (Sun) スナイピング ゼロ HELLSING セラスとリップバーン 2009-12-22 07 59 30 (Tue) 魔導書が使い魔 機神咆吼デモンベイン アル・アジフ 2009-09-12 19 47 07 (Sat) 炎神戦隊ゴーオンジャー BUNBUN!BANBAN!クロスオーBANG!! 炎神戦隊ゴーオンジャー ヨゴシュタイン・ケガレシア・キタネイダス 2010-10-10 13 16 11 (Sun) ランス外伝~ゼロと鬼畜な使い魔~ 戦国ラン... -
異聞零魔郷 ~ Servant of Interstice
東方Projectの八雲紫が召喚された話 異聞零魔郷 ~ Servant of Interstice-1 異聞零魔郷 ~ Servant of Interstice-2 異聞零魔郷 ~ Servant of Interstice-3 異聞零魔郷 ~ Servant of Interstice-4 異聞零魔郷 ~ Servant of Interstice-5 -
長編(話数順)-02
長編(ページ数順05~14P) ※総ページ数をカウント(例:第○話が前後編なら2ページ分、外伝や幕間も加算) 長編(話数順01~04P)へ 長編(話数順15P~)へ 10~14P 05~09P 10~14P 作品タイトル 元ネタ 召喚されたキャラ 更新日時 超魔王(?)使い魔 魔界戦記ディスガイア ラハール 2007-07-21 17 35 48 (Sat) ゼロの皇帝 ロマンシング サ・ガ2 最終皇帝 2009-10-03 22 10 54 (Sat) 0G 影技-シャドウスキル G・カイン・ファランクス 2009-10-03 21 26 29 (Sat) 使い魔の夢 仮面ライダー555 乾巧 2007-08-30 01 45 09 (Thu) 竜が堕ちゆく先は ドラッグ オン ドラグーン アンヘル 2007-08-29 23 27 27 (Wed) 使い魔の... -
零魔法峠
「まさか、そんな野菜で僕のワルキューレを倒そうと思っているのかい?」 ぷにえが魔法で生み出した、手足の生えたじゃがいもとにんじんを目にし、対手であるギーシュは腹を抱えて大笑いし始めた。 当のぷにえは総勢七体のワルキューレを前に、穏やかに微笑みながら佇んでいる。 「行きがかり上決闘なんて事になったけど、頑張ってね、みんな♪」 「「おおーーーーっ!」」 ファンシーな見た目に反し、凛々しい雄たけびを上げてぷにえに応える野菜達は、猛然とワルキューレの布陣のど真ん中を突っ切ろうとし、 「野菜が青銅をどうにかできるものか」 「「ぎゃぁぁぁ!!」」 その全てがワルキューレによる攻撃の元に崩れ去った。そりゃ、野菜じゃしょうがない。 目の前で同胞達をマッシュポテト及びサラダスティックにされ、ぷにえの下に侍っていた一人のじゃがいもが、... -
お絵描き掲示板/お絵かき掲示板ログ/3
練習がてら描いてみましたー。ラストシーンっぽく、ルイズを東方アレンジしてみたけどもっとフリルつければよかったな…。色は限界で塗れませんでした…。眠い。 -- かわちゅ (2007-09-27 23 28 38) 一時保存とかできないのかしらん。 -- か (2007-09-27 23 29 58) 大事なことを忘れていた。作者さん、異聞零魔郷おもしろかったっす。これからも面白い作品を描き続けてください!! -- かわちゅ (2007-09-28 00 29 41) うん、正直ひらひら分が足りない。あとZUN帽も。 -- 名無しさん (2007-09-28 02 50 49) おお…終わってから随分経つのに、まさか絵を描いて貰えるとは思わなんだ。つかうめえw ありがとう! たまに名無しで小ネタやら中編やら書いてますよー<虹川とか(宣伝) -- 異聞@作者 (200... -
異聞零魔郷 ~ Servant of Interstice-5
>>back コルベールは頬を打つ冷たい風を感じて、目をゆっくりと開いた。 ぼんやりとしていた頭もすぐに覚醒し、状況を確認しようと身を起こす。 やけに地面がごつごつとしていると思ったらそこは竜の背中だった。 隣には青い髪の小柄な少女が、本を読みながら座っている。 「ミス・タバサ。私はどうなったのかね」 「過労です」 答えはすぐに返ってきた。それによって自分が最後に見た光景が目に浮かんでくる。 触手に捕縛された八雲紫、その紫に上空からコントラクト・サーヴァントしたルイズ。 それを見て安心した自分は目の前が真っ暗になり、倒れたのだった。 今は恐らく治療のため、この使い魔の竜に運搬されている途中なのだろう。 「そうか、行き先は学院だね。ミス・ヴァリエール達はどうなった?」 「オールド・オスマンを交えて話し合いを」 「……ふむ。ヤクモユカリは大人し... -
長編(完結)
長編(完結) 長編作品のうち、完結した作品のリストアップです。 ※話数順 作品タイトル 元ネタ 召喚されたキャラ 話数 ゼロの黒魔道士 ファイナルファンタジー9 ビビ 全81+9+9話 ゼロのロリカード HELLSING アーカード(少女形態) 全64話+α ゼロの魔獣 魔獣戦線 天外真理阿 全38話 ゼロのアトリエ ヴィオラートのアトリエ ヴィオラート 全35話 薔薇乙女も使い魔 Rozen Maiden 桜田ジュンと真紅 全31話+α SeeD戦記・ハルケギニア lion heart with revenger ファイナルファンタジーⅧ スコール・レオンハート 全31話+α ゼロな提督 銀河英雄伝説 ヤン・ウェンリー 全31話 気さくな王女 鬼作 鬼作がパクった自転車+少女 全26話 ゴーストステップ・ゼロ トーキョーN◎VA D ヒュー・スペンサー 全25話 鮮... -
小ネタ-04
た行 作品タイトル 元ネタ 召喚されたキャラ ゼロの猟犬 タイタス・クロウの帰還 ティンダロスの猟犬 ダイハード・ゼロ ダイハード ジョン・マクレーン 零魔法峠 大魔法峠 田中ぷにえ 使い魔ゼーロ 太臓もて王サーガ 百手太臓、阿久津宏海 コンプレックスとアレルギー ダ・カーポ 芳乃さくら 流星の双子 外伝 -加速×加速- DARKER THAN BLACK 流星の双子 バーガーさんことゴラン 戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー 第0話「ゼロの使い魔」 戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー スタースクリーム ダーティー・ルイズ ダーティハリー S W M29 ゼロの使い悪魔 ダブルクロス “ディアボロス”春日恭二 たのしいトリステイン 第一話~わたしがルイズです~ たのしい甲子園 たのしいトリステイン 最終回~伝説そしてさらばルイズさん~ たのしい甲子園 ターミネーター... -
封仙娘娘異世界編 零の雷 第五章 その一
第五章 大地を乱す龍の影 その一 一 伯爵家での騒動より一日経過。 つまり翌日の夜。ルイズの自室。 「聞いたわよぉ。大活躍だったそうじゃない」 ――突然、キュルケが踏み込んできた。ノックも無しに。 「何でお前がそのことを知ってる」 「――て言うか、何勝手に部屋に入ってんのよ!!」 などと立て続けに突っ込まれても、キュルケは平然としたものだ。 「ま、色々とね」 どちらの答えにもなっていない。 誰から聞いたのかは分からないが、あまり言いふらされて欲しい話題ではないのだが。 「――で、結局そのホーインテキ? とか言うのはどうしたの?」 「……どこまで知ってるんだお前」 「色々と、よ」 答えになっているような、なっていないような。 「で、どうしたの?」 「破壊したよ」 殷雷は嘘をついた。本当は学院内の林に埋めたのだが、それを教えればまた厄介なこ... -
封仙娘娘異世界編 零の雷 第四章 その一
第四章 伯爵家、公爵令嬢誘拐(?)事件顛末 その一 一 魔法学院の本塔を照らす二つの月。 二重の光は、外壁に垂直に立つ黒い人影を浮かび上がらせていた。 その位置は内部で言うと五階――宝物庫にあたる。 人影の名は、『土くれのフーケ』と言った。 トリステイン中の貴族を恐怖に陥れている、神出鬼没の怪盗である。 『土くれ』の二つ名は、秘宝を守る壁や扉などをその強力な『錬金』の魔法で土くれに変えてしまうと言う、 盗みの手口に由来する。 すなわち、土くれのフーケはメイジである。それも、凄腕の。 そのフーケが、今はギリギリと歯を鳴らしていた。 「さすが魔法学院の宝物庫と言うべきなのか……ふざけた話だわ」 足の裏から伝わる壁の感触。優れた『土』系統のメイジであるフーケにとって、そこから外壁の厚さを測ることなど 造作もない。 だが、それを破壊できるかどうか... -
封仙娘娘異世界編 零の雷 第零章 その二
二 わけが分からない。 私は確かにその剣を召喚することに成功した。……爆発が起きたのはイレギュラーだったが。 そして、確かに契約のキスをした。無機物相手にファーストキスは適用されるか否か、などという話は この際どうでも良い。 ……何故そこで爆発するか。 召喚で爆発したのだから、契約の際にも爆発するのが道理、とでも言うのか。 そんなふざけた道理は野良犬にでも食わせてしまえ。 それより何より不快なのは、今まさに、己の首を締め上げているこの『腕』だった。 * 今度の爆発は先ほどに比べればずっと小規模だったため、爆煙もすぐに消えた。 だが、状況は一変していた。 突然現れた謎の男が、ルイズを背後から拘束している。 男は射抜くような視線で周囲を見渡す。 周りの生徒達の中にも、この特異すぎる状況を理解できる者は居ない... -
封仙娘娘異世界編 零の雷 第三章 その一
第三章 どてらい魔剣のゆううつ 一 『雪風』のタバサは虚無の曜日が好きだった。 趣味である読書にいくらでも没頭できる、貴重な時間だからだ。 邪魔する者には、問答無用で『ウィンド・ブレイク』を叩き込む。 それが彼女のルール。 まぁ、一部の例外を除いて、であるが。 そして都合の悪いことに、『それ』は数少ない例外に属する人間だった。 ドンドンドドン。 静寂を破る無神経なノック。 タバサはとりあえず無視した。 後で「本に集中してて気づかなかった」とでも言い訳すれば問題ない。 デンデケデケデケ、デケデケデデン。 ノックが止む気配はない。むしろ激しくなっている。と言うか何やら珍妙なリズムを刻み始めた。 少しばかり気にならないでもなかったが、それでもやはり読書の方が大事。 『サイレント』で音を消してしまおうと、机に立て掛けた杖を取ろうとしたその時。 ... -
封仙娘娘異世界編 零の雷 第二章 その二
三 ヴェストリの広場は魔法学院の敷地内、『風』と『火』の塔の間にある中庭である。 日中でも余り日の差さないこの場所は、まさに決闘にうってつけと言える。 そして今、二人の男が己の誇りを賭けた真剣勝負に挑もうとしている。 ……と、言うことになっているようだ。 「……で、何でこんなことになっちゃってる訳……?」 丸一日振りの食事を終え、幸せの絶頂にあったルイズだったが、一気に不機嫌へと引き戻されてしまった。 殷雷はポリポリと頭を掻いた。 「まぁ、ありのまま起きたことを話すと、だ。 そこのギーシュって奴が落とした小壜を拾ってやったと思ったら、いつの間にか決闘を挑まれていた」 「何を言ってるのか全然分かんない」 「……俺にもさっぱり分からねえ」 まぁ、ギーシュの方が一方的に絡んできた、と言うことなのかもしれない。 にしては、... -
封仙娘娘異世界編 零の雷 第一章 その一
第一章 その女の名は 一 天に浮かぶ巨大な二つの月が、殷雷を冷徹に見下ろしている。 ……わざわざそんな表現をしてしまうのは、被害妄想故だろうか。 言うまでもないが、彼の居た世界では月は一つだった。 ……ここは本当に異世界なのだろうか。それとも幻覚を見せられているのか。 もしくは彼を陥れるために造り出された大掛かりな舞台装置か―― それらの状況を引き起こせる宝貝を、頭の中で列挙してみる。 甚来旗、望全界、緩終鎖、擬戦盤、塊邪星、廊虚夢、轟武剣―― 馬鹿馬鹿しい。彼は自嘲の笑みを浮かべ、本日三十八度目の溜息をついた。 ついでに二十三度目の舌打ちも付け加える。 それらの宝貝は全て、俺たちが苦難の末に回収した物ではないか。 今挙げた分だけではない。七百二十六――己を含めれば七百二十七――の欠陥宝貝は、 長い苦難の末、全て回収した。 ... -
封仙娘娘異世界編 零の雷 第四章 その二
三 世の中というのはかくも不平等に出来ているものか。 衛士は大きな溜息をついた。 我々が夜を徹して警備に勤しむ中、親愛なる旦那様はいい女とお楽しみ中、と。 まぁ、それで給金を貰っている以上、文句を言っても仕方のないことなのだが…… ……しかし夜風が身にしみる。せめて屋内担当だったらまだ暖房が効いているのに。 それでいて外と中で給金が同じというのは、まったくもって納得がいかない。 「なぁ……そう思うだろ、あんたも?」 近くに立つ同僚に声を掛ける。 ……返事がない。 元々愛想の良い奴ではなかったが、声を掛ければ返事くらいは寄越すはずだが……聞こえていないのか? 「おい」 唐突に同僚の身体が揺れ、その場に倒れた。 「! おい、どうした!?」 カタリ。 仲間の元へ駆け寄ろうとしたところで、背後から微かな物音。 咄嗟に振り向くと、目前に覆面を被った人間が立っ... -
封仙娘娘異世界編 零の雷 第零章 その一
第零章 くちづけよりも熱い左手 一 ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールは今まさに、人生の転機を迎えようとしていた。 サモン・サーヴァント。すなわち使い魔召喚の儀式である。 召喚された使い魔は主人と一生を共にするのが定め。 使い魔次第で、主人のメイジとして、また貴族としての人生はどうにでも左右するのだ。 失敗は、許されない。 「宇宙の果てのどこかにいる、私の下僕よ! 強く、美しく、そして生命力に溢れた使い魔よ! 私は心より求め、訴えるわ。我が導きに応えなさい!」 ――呼びかけに応えたのは、いつもの爆発だった。 周囲を包むのは「あぁ、やっぱりな……」という空気と、言うまでもないが爆発による煙。 だが、失敗ではない。 ルイズは確かに、いつもとは違う手応えを感じていたのだ。 煙が、晴れる。 ……そこには何... -
封仙娘娘異世界編 零の雷 第五章 その二
三 学院長室。 オスマン氏は帰還した四人の報告を聞いていた。 「申し訳ありません。『破壊の槍』は奪還したものの、土くれのフーケは取り逃してしまいました」 「一応、周辺に非常線を敷くように連絡しましたので、捕まるのは時間の問題だとは思いますが……」 メイジ三人娘は深々と頭を下げる。 オスマン氏は良い良いと手を振り、頭を上げさせた。 「構わんよ。『破壊の槍』を取り戻せただけでも御の字じゃて。 それに、誰一人フーケの正体は見抜けなかったのじゃからな。 ……しかし、まさかミス・ロングビルがのう」 隣に控えるコルベールが尋ねる。 「一体、どこで採用されたのですか?」 「ん、まぁ……ゴホンゴホン。そういうこともあるわい。男の子じゃもの」 果てしなく苦しい誤魔化し方である。 ――街の居酒屋で、やけに愛想良く言い寄ってくるからつい、などと言えるか。 「ゴホン。ま... -
封仙娘娘異世界編 零の雷 第二章 その一
第二章 薔薇の香りの大饗宴 一 「大変です、オールド・オスマン!」 コルベールが学院長室に踏み込んで最初に見たのは、白い髪と髭を振り乱し恍惚の表情を浮かべる老人。 そして、その老人の尻を蹴たぐり回す眼鏡の女性。 コルベールは一度瞬きをした。 「――騒々しいぞミスタ・コッパゲール。君ももういい歳なのじゃ。少しは落ち着きたまえ」 窓際に立ちコルベールを迎える老人。その声と表情は威厳に満ちている。 この老人こそがトリステイン魔法学院の学院長、オールド・オスマンであった。 眼鏡の女性は机に向かって何かの書類を作成している。 彼女はその秘書、ミス・ロングビル。 まさに瞬く間の出来事だった。 コルベールは特に気にした風もなく、本題に入った。 いつものことである。 「コルベールです。――この本、見て下さい」 オスマン氏は眉を顰めた。 「『... -
封仙娘娘異世界編 零の雷 第一章 その二
二 ベッドから落ちる衝撃で、ルイズの意識は強引に覚醒させられた。 「朝だ」 傍らに立つのは使い魔・殷雷。 額と肩と腰が痛む。……私の寝相はこんなに悪かっただろうか。 いつになくはっきりとした意識。……私の寝起きはこんなに良かっただろうか。 「……あんたまさか、私を蹴落としたんじゃないでしょうね」 「まさか」 蹴落としたのではない。ただ転がしただけだ。 ……最高にして、最悪の目覚めだった。 * 部屋を出ると、キュルケと鉢合わせた。 「あら、おはようルイズ。インライもね」 ルイズは死ぬほど嫌そうな態度を隠そうともしなかった。 「……おはよう、キュルケ」 それでも一応挨拶するのは、貴族としての最低限の礼節だろうか。 キュルケは胸の前でぽん、と手を叩いた。 「そうそう。昨夜、約束してたわよね。使い魔を見せる... -
異聞零魔郷 ~ Servant of Interstice-4
>>back >>next 錯乱したルイズを何とか落ち着かせたオスマン氏は、 未だ光と音のバーゲンセールが続く場所を向きながらルイズから事情を聞いた。 曰く、召喚したのが世にも恐ろしい化物であった。 曰く、後ろに裂け目が現れてその中の目と目が合った。 曰く、夢の中で恐ろしい歌を聞いた。 ─ううむ、全く分からんのぅ。 結局ルイズの証言では、相手の正体に関して何も得る事が無かった。 分かった事といえば、単にルイズは化物に驚いて気絶しただけという事。 そして現在行われている戦闘は、目撃した生徒達の証言から推測するに、 コルベールは倒れたルイズを見て早合点したのだろうという事だけだった。 ─化物の方に敵意があったのかどうかはともかく、あれは早く収めんといかんなぁ…… 戦闘を収束させる方法を探すため、暫し黙考するオスマン氏。 ルイズの方とい... -
異聞零魔郷 ~ Servant of Interstice-1
>>next ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールは、目の前に現れた存在を見て落胆した。 数度にわたる『サモン・サーヴァント』失敗の末に出てきたものが人間であったからだ。 二年の新学期に行われる春の使い魔召喚で、魔法を使えぬ事を理由に平生より 自分を馬鹿にしている周囲の人間を見返すために、意気軒昴と望んだ結果がコレである。 ルイズは深く溜息をつくと自らが召喚したモノに意識を向けた。 やけにヒラヒラとした派手な服装に見慣れぬ形の帽子(?)を被った金髪の美しい少女。 年の頃は自分と同じか少し上程度だろう。 見た目からしてどこかの貴族を呼び出してしまったのだろうか? その少女はしきりに周囲を見渡し、続いて空を見上げて何やら頷いている。 全く此方を気にしない様子にルイズは段々腹が立ってきた。 「ちょっと貴女」 ... -
異聞零魔郷 ~ Servant of Interstice-3
>>back >>next 「私の教え子から、離れろ」 そう言い放ったコルベールに「何者か」は顔を向け、やはり人間味の全く無い笑みを浮かべ口を開いた。 「何か御用かしら? 蛇さん」 不気味な微笑みを受けて、先ほどの決意を早くも翻しそうになったが 気力を振り絞って再び言う。 「……貴様が何者かは知らないが、彼女は私の生徒だ。今すぐに離れろ」 「私は八雲紫と申します。彼女にはちょっとお話があるだけですわ」 コルベールは紫の言う事を全く信用出来なかった。 得体の知れない笑顔に、胡散臭い物言いだということもあるが ルイズは倒れた格好のまま脂汗を垂れ流して唸っている。 何かされたと考えるのが自然だ。呪いの類だろうか。 一刻も早く救出し介抱しなければならない。 実際にはただ悪夢を見て魘されているだけなのだが 気合十分で興奮している上、... -
異聞零魔郷 ~ Servant of Interstice-2
>>back >>next ─ちょっと脅かしすぎたかしら? 八雲紫は倒れ伏した桃色の髪の少女の前でどうするか困っていた。 自分の身に起きた出来事に気分が高揚し、つい調子に乗ってからかってしまった。 その結果、自分を召喚したであろう少女は気絶してしまった。 そう、自分は召喚されたのだ。この年端もいかぬ少女によって。 長い間生きてきてこのような事は初めてだった。 神社で行われていた恒例の宴会も終わり、片付けを式と式の式にまかせ 酔い覚ましに夜間飛行と洒落込んでいた時の事だ。 突如目の前に『鏡』の様なモノが現れて自分を飲み込んだ。 咄嗟の事に対処が遅れ、そのまま辿り着いた先がこの場所である。 「ここ」が幻想郷ではない事はすぐに分かった。 幻想郷を包む博麗大結界の存在を感じ取れない上、空を見上げれば ─晴れていて見難かったが─自分が名付け慣れ親し... -
一覧テスト01
長編(五十音順:’07/09以前更新) あ行 か行 さ行 た行 な行 は行 ま行 や行 ら行 わ行 その他 あ行 作品タイトル 元ネタ 召喚されたキャラ 更新日時 ルイズと再生の魔法使い アリアンロッドリプレイ・ルージュ トラン=セプター 2009-10-11 16 56 31 (Sun) 『虚無と金剛石~ゼロとダイアモンド~』 ウィザードリィ アラビク王子 2009-10-11 17 42 40 (Sun) ハルケギニアの騎士テッカマンゼロ 宇宙の騎士テッカマンブレード ラダム樹 2009-10-15 22 07 39 (Thu) 使い魔は神様? 大神 アマテラス 2010-05-05 14 12 43 (Wed) ゼロと雪姫 オーバーマン キングゲイナー アナ・メダイユとリンク・リンス・リンナ... -
長編(五十音順)-04
た行 作品タイトル 元ネタ 召喚されたキャラ 更新日時 T-0 ターミネーター2 T- 800 2009-01-01 17 21 23 (Thu) 悪魔の虹 大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン 冷凍怪獣バルゴン 2010-10-05 18 59 46 (Tue) ルイズ伝・ゼロと竜と世界の話 太公望伝(諸星大二郎) 竜と誰か 2007-10-05 20 51 18 (Fri) THE GUN OF ZERO 第3次スーパーロボット大戦α クォヴレー・ゴードン 2009-05-16 18 58 48 (Sat) 大使い魔17 大鉄人17 17(ワンセブン) 2011-07-06 15 49 15 (Wed) ゼロの平面 大乱闘スマッシュブラザーズDX Mr.ゲーム&ウォッチ 2007-09-02 06 10 01 (Sun) 虚無の魔術師と黒蟻の使い魔 戦う司書シリーズ モッカニアの本 ... -
小ネタ
小ネタ 短編・一発ネタなど。 ※召喚される側の原作のあいうえお順となっています あ行 か行 さ行 た行 な行 は行 ま行 や行 ら行 わ行 その他 ??? あ行 作品タイトル 元ネタ 召喚されたキャラ 記憶の残滓 R-TYPE TACTICS 暴走戦艦コンバイラ(提督) 虚無の雀士 スーチーゼロ Special ・ Remix アイドル雀士 スーチーパイ スーチースティック 妖精からの伝言 アイドルマスター XENOGLOSSIA 風が揺らす翼と冠 悪魔狩り ウリエル あしたのルイズ あしたのジョー 丹下段平 一撃必殺の使い魔 あなうめくん ハラワタマン 暴れん坊使い魔 暴れん坊将軍 徳田新之助 不屈の使い魔~Love Hunter~ あやかしびと 愛野狩人 ゲヘナ・ゼロ アラビアン・ダーク・ファンタジーTRPG ゲヘナ シェヘラザード 人を超えた使... - @wiki全体から「零魔娘娘追宝録」で調べる