声:草尾毅
星矢と共に、聖戦を戦った伝説の[[聖闘士]]の一人…らしい。
原作では星矢たちと共にグラード財団に集められた孤児の一人で、
のちに星矢たちと兄弟であることが判明した初期のライバルキャラである。
レギュラー入りはしなかったが、一角獣座(ユニコーン)の青銅聖闘士として
女神と地上を守るために戦い、聖戦を生き抜いた。
生き残りキャラの中では比較的人気の高いサブ
キャラクターだが、
Ωでは「行き倒れた蒼摩を助け彼を鍛える聖闘士の先輩」という唐突な登場をし、
ツッコミどころ満載のキャラクターにされたため物議を醸すことに。
問題点
①お前の愛する人は沙織だろう
「
ソニアと決着をつけない限り先へは進めないと言い
三日三晩走り続けたが生き倒れた蒼摩」を助け、
昔、聖闘士をやっていたことがある男と名乗った邪武。
何のために戦っていたのかと聞かれ、
「
決まっているさ、愛する者を守るためさ。」などとのたまったため原作ファンは呆気にとられた。
原作の邪武は、「
アテナと判明する前のわがままお嬢様」だった頃から沙織に心酔しており、
なんでも言うことを聞いていた。多くの読者は恋心からであると認識していたため、
「
お前の愛する人は沙織だろ!早く助けに行けよ!」と憤慨することとなった。
他に愛する人ができて家族を持ったというわけでもなく、
瞬等と違い魔傷も負っていないが現在は戦いから離れ、
牧場で大好きな馬たちと静かに暮らしているという妙な設定も批判を浴びることに。
②何故お前がライオネットボンバーを?
引退しているにもかかわらずかなりの強さを見せる邪武に鍛えられ、
蒼摩は「ライオネットボンバー」を習得した。
原作ではライオネットボンバーは仔獅子座の聖闘士・蛮の唯一の必殺技であるため
邪武に指導を受けて習得するのはおかしいのでは?
蛮の役目ではないか、との批判が相次いだ。
Ωでは過去に「戦闘中に勝手に奥義に目覚める」という描写があるため
今回も邪武との特訓で強くなって勝手に使えるようになっただけでは?との声もあるが、
何故この局面で邪武を出したのかは全くわからなくなってしまった感がある。
③変な描写やセリフが多すぎた
原作では混血である氷河を「日本男児じゃねえしな」と馬鹿にしていた、
日本男児であることを誇っていた邪武が
Ωでは何故かアメリカかぶれのカウボーイのような出で立ちになっている。
住んでる場所もテキサス風味で看板は「JAB」。
「お前、馬は好きか?俺は好きだ。」
「馬は純粋だからな」などと意味不明なことを言う。
おそらく原作で邪武は幼い頃進んで沙織の馬になったことがあり、
聖闘士になってからも沙織に従順な馬(ユニコーン)だったことから
考案された台詞なのだろうが…
別れのセリフは「あばよ、ライオネット。グッドラーーーック!」だった。
…ファンサービスになってない斜め上の描写続きに多くのファンは失望することとなった。
最終更新:2013年06月27日 23:06