第 16 話 運命の星のもとに!
聖闘士達の生きる道!
脚本:村山功
演出:広嶋秀樹
作画:大西陽一
美術:須和田真
旅を続ける光牙たちの前に、
火星士ラジンスキー率いるアント隊が立ちふさがった。
体調のよくない
アリアの身を案じた光牙たちは戦いを避け逃げ出すが、途中で財布を落としてしまう。
このままでは船に乗って、次の目的地へ向かうことができない。
そこへパウロという老人が現れ、ペンションでバイトをすることを持ちかけてきた。
やむを得ずバイトをする光牙たちだったが、なれない仕事で失敗ばかり、ついにバイトをクビになってしまう…
(公式より引用)
問題点
①まさかのバイト回
世界崩壊を防ぐため旅をしている中、光牙達がバイトをするという
脈絡のないギャグ回描写なあらすじに放映前からツッコミが殺到した。
しかし、そこでバイトを通じて一般を守る大切さを学ぶとか、
バイト先で襲われ聖闘士として生きる事しかないと切ない話とか
視聴者の予想を裏切りメインに問題があるだけの話になってしまった。
②脈絡のない展開
そもそもバイトをする経緯が
12話で瞬からもらった貴重な財布(資金)をうっかりで落とす
→バイトをするが慣れてないアリアはともかく、皿洗いすらできず皿を割りまくる光牙、
手抜きで属性を使うユナ、ふざけてナンパばっかする蒼摩 忍者スタイルで窓ふきな栄斗など
普通にふざけた仕事態度なのでクビにされて当然な展開(ギャグとはいえ)
→それで店に損害を与えたが特に反省はなく
「地球が大変なのにのんきなもんだ」とグチるメイン
→敵が襲われ助けた事で大道芸人扱いの聖闘士というオチ
とバイトもできないから聖闘士やるしかないやという
教訓にもならない話になってしまった。
そもそも落とした財布を誰一人探そうともしないという時点で不自然である。
さらに、光牙はこの後マーシアンとの戦闘中に、バイト先だったペンションの屋根に
敵を叩き落として店を破壊し、恩を仇で返している。
また放映前にアニメ雑誌で若林Pが
「この回は光牙達が聖闘士として決心する回です」と豪語していたが
幼少時パン屋で働いてたユナがバイトができない
いきなりの蒼摩のチャラ男設定追加など
直前の回と矛盾が多く、加えてΩでは特に評判の悪い回になってしまった。
最終更新:2012年12月12日 22:14