翠「何してやがるですぅ?」
マスターがPCに向かって何かやっている。
マ「あぁ、これは三国志だよ」
翠「三国志?」
マ「昔の中国の戦乱を題材にした
ゲームさ」
翠「ふーん・・・そんなゲームがあるのですか」
マ「んだ・・・ところで蒼星石は?」
翠「蒼星石はチビ人間の所に行ってるですぅ」
マ「ジュンの所に?珍しいな・・・」
そう言ってマスターはゲームを続けた。
翠星石はマスターの膝の上に乗って、それを見ている。
マ「・・・むぅ」
翠「どうしたんですぅ」
マ「どうにもな・・・攻めるにも相手の武将が優秀で、攻めるのに躊躇するのよね」
翠「ふーん・・・!!」
翠星石はその武将データの名前を見て、驚いた。
マ「どうした?」
翠「こ・・・こいつは・・・」
マ「こいつ・・・あぁ、陸遜か」
翠「こいつは、昔の翠星石のマスターですぅ!」
それを聞いたマスターは、腰を抜かした。
マ「ま・・・マジかよ!?」
翠「陸遜 伯言・・・間違いなく昔の翠星石のマスターですぅ」
マ「そらまた・・・随分大物のマスター持ってたんだな・・・」
翠「蒼星石も同じ時代に
目覚めてたんですぅ」
マ「同じ時代って・・・誰がマスターだったんだ・・・?」
翠「周瑜 公瑾・・・同じ呉の武将ですぅ」
それを聞いたマスター、さらに腰を抜かした。
マ「おいおい!お前等何っつー大物のマスター持ってやがんだ!!」
翠「偶然が重なっただけですぅ」
マ「・・・しかし、その時の話、気になるな」
翠「しゃーない、話してやるですぅ!」
最終更新:2007年07月21日 02:37