ワイン
販売地域
詳細
価値 | 重量 | 買値/売値 |
8 | 0.1 | 700文/ 文 |
用途
飲むと価値×4の気合回復量が加算される。効果時間は2分15秒。
解説
ワインとは、葡萄から製作する酒の総称。
紀元前より記録があり、メソポタミアを発祥として広がり、生産地も現在の中国西部(西域)からイランといったペルシア、イスラム圏一帯、そしてギリシア、イタリアといった旧ローマ圏というぐあいに、ユーラシアの非常に広い地域で作られていた。
なお、葡萄自体は原産地には諸説があるものの現在でも不明であり、日本ではすでに鎌倉時代には栽培が開始されていた記録があり、さらには存在自体は縄文時代からある。
そのため有史初期の段階にはユーラシアのかなりの範囲に広がっていた作物であると考えられる。
また、ワインは麹といった外部酵母を使わなくてもアルコール発酵する。これはワインの素である葡萄自体に酵母が付いているためである。
そのため、米に麹をまぶしたりする日本酒等の穀物を基にするものに比べてはるかに製法は簡単であり、事実ぶどうジュースからワインを作ることが可能である(実際筆者の地元でもジュースから数百本のみ作って売り出したらしいが、売れたという話も、おいしいという話も聞かないため、コケたようである)。
こういった経緯から、ワインがユーラシア大陸において大きなシェアを占めていたのは当然であるといえよう。
なお、実は日本にもワインの記録があり、縄文時代には葡萄果汁から酒を造っていたというが、いつのまにか廃れたようである。