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ATLAS - (2010/03/26 (金) 23:43:26) のソース

**All Terrytory Lead Assault System
ざっくばらんに訳すと&bold(){「全領域先導強襲機」}。その略称が「ATLAS」である。
対『イクリプス』用に開発された特殊戦闘機全般を指す。
戦闘機形態である『エアフォース』と白兵戦形態の『トルーパー』の二形態を有する。
如何なる次元層環境においても運用することが可能。また、宇宙から深海、果ては地中まで潜行可能な機種も存在している万能兵器。その真価は主にエアフォースモードで発揮される。
異層次元から引き揚げた「この世界にはない物質」である&bold(){『エキゾチック物質』}をエネルギー触として利用した動力機関『EIリアクター』を搭載し、10メートル以下の体躯でありながら途方もないパワーを発揮。強大な破壊力を持った光線兵器&bold(){『ノヴァブラスト』}を有するに至る。
だが、その真価は別の次元へと突入できる&bold(){『異層次元間航行能力』}にある。
これは異層次元を自由に移動できるイクリプスに対抗するための機能で、アトラスシリーズの完成によって人類はイクリプスと互角に渡り合うことが可能となった。
並行世界への跳躍や、過去または未来への時間跳躍に繋がる可能性も示唆されてはいるが、現実にそれらの事例が発生した例はなく、あくまであり得るかもしれないという話である。

***S系列の機体

&bold(){ATLAS S1 DEEP DIVER}
アトラスシリーズの栄えある最初のナンバー。
後のシリーズの基盤となる機体で、機能も武装もスタンダード。ATLASシリーズの性能の基準となっている。
スーパーロボットより遥かに安価。人型兵器に慣れていない戦闘機乗りでも早期に操縦を習得できたことから、パイロットの訓練課程を短縮できるということで相当数が量産された。
エキゾッチク物質を直接発射する兵器「ノヴァブラスト」は、過去の宇宙巡洋艦の荷電粒子砲と同等以上の威力を持った切り札だが、発射までに短時間のチャージが必要という欠点もある。
#region(武装)
・レーザーバルカン
・アサルトナイフ
・ミサイルポッド
・ノヴァブラスト
#endregion

&bold(){ATLAS S2 SUDDEN DIVER}
より高水準の性能を求めて設計された『DEEP DIVER』のカスタム仕様。
基本性能の向上は元より、ノヴァブラストの威力・性能も向上。チャージ時間を短縮に成功した上、さらにチャージすることで、余剰出力を利用して拡散させることが可能になった。
エースが取り扱えば一騎当千の活躍を発揮し、傑作となることを期待されたが、追随できるパイロットが非常に少なく、戦闘から帰還しても&bold(){コクピットから降りられないほど消耗する}ため、生産数は少数に終わった。
#region(武装)
・レーザーバルカン
・アサルトナイフ
・ミサイルポッド
・サイクロンレーザー:螺旋を描いて飛ぶ二本のレーザーを発射する。
・ノヴァブラスト
・スプレッドブラスト:拡散型ノヴァブラスト。
#endregion

&bold(){ATLAS S3 DEEP ANCHOR}
「SUDDEN DIVER」をデチューンし、パイロット側に歩み寄る形で調整された機体。
DEEP DIVERよりも高い性能を持たせつつ、扱いやすさを追求している。そのため、SUDDEN DIVERほどの高性能機とはならなかったが、量産機としては傑作と言える代物になった。
#region(武装)
・レーザーバルカン
・アサルトナイフ
・ミサイルポッド
・サイクロンレーザー:螺旋を描いて飛ぶ二本のレーザーを発射する。
・ノヴァブラスト
・スプレッドブラスト:拡散型ノヴァブラスト。
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***R系列の機体

&bold(){ATLAS R1 THRUST WEDGE}
ノヴァブラストに耐性を有するイクリプスとの戦闘を想定した機体。
大半の場合、イクリプスはノヴァブラストへの耐性を優先した結果、物理的な防御力は低下している。その弱点を突くため、当機は粒子加速したエキゾチック物質とともに高速で鉄杭を打ち込み破砕する兵器&bold(){「ブラスターラム」}を装備するに至った。この武装はエアフォース形態以外でも使用可能で、トルーパー形態では格闘戦で大きく役立つ。
敵機を破砕した際の破片によるダメージを防ぐべく装甲の大型化がなされており、他の機種と比べると一回りほど大きい。
#region(武装)
・レーザーバルカン
・アサルトナイフ
・ミサイルポッド
・ブラスターラム
#endregion

&bold(){ATLAS R2 GIANT WEDGE}
「THRUST WEDGE」の上位機。
&bold(){「如何に堅牢な敵も鉄杭の一撃で沈める」}という目的で開発された。
ブラスターラムは破壊力を重視した結果、機体そのものよりも大きくされた。発射時の反動を軽減し、破片を防御するために装甲もさらに重厚化。
敵の攻撃などお構いなしで突貫し、大型戦艦すらも一撃で撃沈させる決戦兵器と化した。
#region(武装)
・レーザーバルカン
・アサルトナイフ
・ミサイルポッド
・大型ブラスターラム
#endregion

***O系列の機体

&bold(){ATLAS O1 VIPER}
S系列から派生した機体。
機体性能を追求し突出させた名機「SUDDEN DIVER」の後を継ぐべく開発され、後継機にふさわしい抜群の性能を獲得した。
だが、パイロットがそれに追従できず内臓を爆裂させる事態が発生。&bold(){パイロットを機体に追従できるように調整する}という発想の元、試行錯誤が重ねられた。
当初はパイロットに薬物を投与し、生身のままでの身体機能向上を図ったが、発狂・廃人化が相次いだ上、それらをクリアした被験者も結局は失敗に終わった。
これらを教訓とした開発チームは大きく発展しつつあったサイボーグ技術に着目。パイロットを機械化することによってついに問題をクリア。
開発チームの尽力の甲斐あり、それに見合う非常に高い性能を有するに至った。
#region(武装)
・レーザーバルカン
・アサルトナイフ
・ミサイルポッド
・レーザーアンカー:高エネルギー体の楔を発射して食い込ませる。
・ノヴァブラスト
・スプレッドブラスト:拡散型ノヴァブラスト。
#endregion


&bold(){ATLAS O2  BASILISK}
「VIPER」の成功を受けて開発された上位機。
著しい技術発展によりGによる負荷を軽減できるようになったため、開発チームは生身のパイロットによる運用を前提として開発。そのため、管理の難しい機械化パイロットの使用は廃止され、コスト削減に繋がっている。
しかし、機体側の措置だけでは生身のパイロットで運用するのは難しく、パイロット側にも&bold(){Gを緩和できるよう四肢切断などの処置}を施した。これは当機が操縦システムに最新鋭技術である脳波リンクを用い、手動による操作を必要としなかったという点が大きい。
これらの都合上、パイロットは自力で機体から降りることが出来ないため、コクピット部分は生命維持装置などをつけたカプセル型に作られ、着脱可能となっている。
#region(武装)
・レーザーバルカン
・アサルトナイフ
・ミサイルポッド
・レーザーアンカー:高エネルギー体の楔を発射して食い込ませる。
・ノヴァブラスト
・スプレッドブラスト:拡散型ノヴァブラスト。
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&bold(){ATLAS O3 HYDRA}
O系列の最終機。人機一体の究極のマシンでもある。
従来のATLASよりかなり小型で、サイズ・重量を40%近くを減らすことに成功している。これはエンジンや兵器類の小型化技術が進んだこともあるが、何よりも高度に発達した生命維持システムが大きい。
このおかげで&bold(){パイロットから脳髄だけを取りだし}、機体システムと直接リンクさせての運用が可能になったのである。そのためコクピット自体が無用となり、大幅な重量削減に繋がった。
また、この方法はパイロットの反応時間短縮にも一役買っており、従来機とは比較にならない反応速度を獲得。戦場での被弾率は常に5%以下だったと報告されている。
#region(武装)
・レーザーバルカン
・アサルトナイフ
・ミサイルポッド
・レーザーアンカー:高エネルギー体の楔を発射して食い込ませる。
・ノヴァブラスト
・スプレッドブラスト:拡散型ノヴァブラスト。
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***SX系列の機体

&bold(){ATLAS SX1 LIGHTNING}
&bold(){「殲滅戦特化機」}。S系列から派生した上位機である。
パイロットへの負担を抑えつつ、さらなる機体性能の向上を図って開発。新型リアクターの実装によって、過去の機体とはケタ違いのパワーを獲得している。
さらに、かねてより希望されていたノヴァブラストの連射を実現。使用後に長時間の冷却が必要ではあるものの、一機で戦局を変えうる破壊の雷である。
#region(武装)
・レーザーバルカン
・ビームナイフ
・ミサイルポッド
・高収束レーザー砲
・ラピッドブラスト:連射型ノヴァブラスト
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&bold(){ATLAS SX2 LIGHTNINGⅡ}
&bold(){「戦略決戦兵器」}。「LIGHTNING」の発展型である。
ノヴァブラストの連射機能は健在ながら、威力自体も大きく上昇している。また、通常よりも遥かに長時間のチャージが必要ながら、数十倍の威力を持った「ハイパーブラスト」を使用することが可能である。
発射後は長時間の冷却を強いられ使用不可となるが、核よりも扱いやすく、それ以上の戦果をあげられることから評価は高い。
多くの作戦において、一撃で敵戦力の大半を沈めている。
#region(武装)
・レーザーバルカン
・ビームナイフ
・ミサイルポッド
・高収束レーザー砲
・ラピッドブラスト:連射型ノヴァブラスト。
・ハイパーブラスト:超高威力型ノヴァブラスト。
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***P系列の機体

&bold(){ATLAS P1 DELTA CROW}
パイロットの精神によって制御される特殊ユニットを搭載した機体。
「サイビット」と呼ばれる二機のエネルギー体を搭載し、これを精神制御することで多彩な攻撃を行うことができ、さらに自動的に敵性体やミサイルを迎撃する。これによって戦術の幅を大きく広げることとなった。
しかし、精神面で大きく負担を強いる機体になっており、長期戦闘を行うには&bold(){専門のパイロット}でなくてはならない。
サイビットを従えて飛行する様が三機の編隊を組んでいるように見えることから、この名前がついた。
#region(武装)
・レーザーバルカン
・ミサイルポッド
・マルチショットレーザー:多数の敵を自動ロックして発射されるレーザー
・サイビット:半自動制御で攻撃・防御を行うユニット。
・ノヴァブラスト
#endregion


***E系列の機体

&bold(){ATLAS E1 TEMPTATION}
本来は戦闘ではなく、研究のために開発された。
イクリプスの同化・融合する機構に着目。採取した植物性イクリプスのサンプルを制御し、その細胞をATLASに組み込むことに成功。結果、驚異的な再生機能を有する。反面、機体の一部が木となっているため、強い火に対して耐性がない。
細胞を移植した際、「ノヴァブラスト」の機構が広範囲に渡って幻影を見せる&bold(){精神攻撃砲「ファントムブラスト」}に変化した。
対人使用のテストでは大きな効果を発揮したが、イクリプスに対してはさほど効果が見られていない。また、使用時に本機のパイロットも頭痛や眩暈を訴えているが、開発チームは問題はないとしている。
#region(武装)
・レーザーバルカン
・ビームナイフ
・ミサイルポッド
・ソーンパイク:茨状の槍を射出する。
・ファントムブラスト:強い幻覚作用を持つ精神攻撃。
#endregion

&bold(){ATLAS E2 CLAW FISH}
イクリプスの堅牢な甲殻を装甲素材として利用した機体。
甲殻装甲は機体に&bold(){勝手に癒着する}ため、製造に手間がかからないという利点があるが、整備の際に問題があるとして生産ラインは設けられなかった。
サソリのような大型マニピュレータが特徴であり、それを用いた格闘飛行が可能な機体である。
ノヴァブラストは泡状のエネルギー体を広範囲に撒くものとなっており、衝撃を受けると大きな爆発を起こす。

#region(武装)
・レーザーバルカン
・ビッグシザーアーム
・ミサイルポッド
・スプレッドマイン:浮遊型機雷。
・バブルブラスト:気泡型のエネルギー体をばら撒く。
#endregion

&bold(){ATLAS E3 INVADER}
&bold(){制御可能なイクリプス}を作る目的で開発された。
外見はイクリプスそのものであるが、これは内部に「DEEP DIVER」を埋め込むことで、パイロット側の操作によってイクリプスとしての機能を制御する構造となっているからである。
内部の「DEEP DIVER」は分子レベルでの融合に成功しており、その影響からか、ノヴァブラストは&bold(){「イクリプスの形をしたエネルギー体を発射する」}というものになっている。発射されたエネルギー体はまるで意志を持っているかのように敵を追尾して破壊するため、非常に強力である。
搭乗したパイロットはみな&bold(){力を吸い取られるような倦怠感を訴えているが、単に気のせいだと思われる。}

#region(武装)
・レーザーバルカン
・ビームナイフ
・ミサイルポッド
・インセクトショット:昆虫型のエネルギー体を発射する。
・イクリプスブラスト:イクリプス型のエネルギー体を発射する。自動追跡。
#endregion

***U系列の機体
&bold(){ATTLAS U1 SERAPHIM}
&bold(){究極集大成型。}
全てのATLASシリーズの特質・長所を兼ね備えたまさしく究極のATLAS。
飛行・機動・姿勢制御にスラスターを必要とせず、機体の慣性等を操作することによって機動する。そのため、通常機には不可能な慣性無視のUFO機動を行うことが可能。
さらに、変形することで機能を自由に変える「コンバートブラスト」を搭載。全ての種類のノヴァブラストを発射できる。
他のATLASとは一線を画す機体であるが、量産数は極めて少ない。

#region(武装)
・レーザーショット
・ビームナイフ
・ミサイルポッド
・マルチトレースレーザー:自動で多数の敵をロックするレーザー。誘導性有り。
・アサルト・サイビット:大型化し、破壊力の増したサイビット。三機搭載。
・コンバートブラスト:分子単位で構造変化を起こし、状況に応じて変形するノヴァブラスト。全ての種類のノヴァブラストを発射可能。
#endregion

&bold(){ATLAS U2 OVER LORD}
SERAPHIMの上位機。
基本部分はSERAPHIMと同じだが、ナノテクノロジーを用いることによって機体の損傷を自動的に修復可能になった。装甲も分子単位でチェックを受けて製造されている。
引き続きコンバートブラストを搭載するが、こちらはより汎用性を高めるため、複数のノヴァブラストの性質を複合させて発射可能。
#region(武装)
・レーザーショット
・ビームナイフ
・ミサイルポッド
・マルチトレースレーザー:自動で多数の敵をロックするレーザー。誘導性有り。
・アサルト・サイビット:大型化し、破壊力の増したサイビット。三機搭載。
・コンバートブラスト:分子単位で構造変化を起こし、状況に応じて変形するノヴァブラスト。全ての種類のノヴァブラストを発射可能な上、併用することもできる(例:拡散型の連射や、超高威力型の連射。拡散型の超高威力発射など)
#endregion
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