アットウィキロゴ

第三章 響と奏




六花「ショーも終わり、レジーナ達はラッキースプーンで一息入れていました。」

レジーナ「あ~あ、楽しかった。」
ハミィ「セイレーンの歌は相変わらず素敵だったニャ~♪」

奏「さすがはわたしの響♪♪」

レジーナ「・・・また自分の世界に入っちゃってるよ」
ハミィ「ニャプ・・・」

六花「そんな奏にレジーナ達が呆れていると」

響「かーなーでー・・・
おーい、奏ってば!!」

奏「・・・きゃっ!?も~響ったら脅かさいでよ」

響「何よ~。せっかく久々に奏のカップケーキ食べに来たのに・・・」

奏「それならそうと早く言ってよ!!響の為ならわたし、いくらでも作っちゃうから♪♪」

響「わたしもいくらでも食べれちゃうよ♪♪」

ハミィ「セイレーン♪久しぶりニャ~♪♪今日の歌もとっても素敵だったニャ~。一緒にカップケーキ食べようニャ~」

セイレーン「ありがとうハミィ・・・そう言ってもらえると嬉しいわ♪♪

レジーナ「・・・・・・」

響「あ、この子は?」

奏「うちによく来るレジーナよ。この子も響と同じでうちのケーキのファンなの♪」

レジーナ「レジーナよ。よろしくね」

響「私は響。で、こっちが歌姫の」
セイレーン「セイレーンよ」

レジーナ「あなた達の事は二人から聞いてるは。さっきも見たけど二人共すごいのね」

響「そんな・・・私なんてまだまだだよ♪それより奏のケーキが好きなんだって?美味しいよね奏のケーキは♪♪」

ハミィ「ハミィも大好きニャ♪♪」

レジーナ「私も・・・ここのケーキを食べると元気がでるから」

響「・・・」

六花「レジーナの表情に 響は何かを感じとりました。」

レジーナ「それにしても二人は本当に仲がいいのね。」

響「そりゃあ、まあ 何と言っても幼なじみだし。」

奏「それに 私の大切な人でもあるしね♪♪」

響「も~奏ったら♪♪」

ランス「アツアツでランス~・・・」

レジーナ「うわあ!?・・・(まだいたんだこの子)

六花「さっきまで夢中でケーキを頬張っていたランスにツッコまれるほどラブラブなバカップル振りを見せつける二人でした。・・・・・・私も忘れかけていたわ・・・。一座のくだりから全く台詞がなかったから心配だったけど、まさかケーキを食べ続けていたとは」

それ程美味しいケーキというわけです。

レジーナ「いいなあ。奏には素敵な人がいて・・・うらやましい。」

奏「あら、あなたにもいるじゃない・・・ピンチを助けてくれた素敵な王子様が♪♪」

響「へ~(ニヤニヤ)」

レジーナ「ちょ、奏何言ってるのよ!?そりゃあ 会えるんならもう一度会いたいわよ。お礼だってちゃんと言いたいし・・・それに・・・」

ハミィ「それに?」

レジーナ「それに・・・」

ランス「あー!?やっぱり好きなんでランス♪♪」

レジーナ「だから違・・・・・・」

奏「も~照れちゃって可愛いい♪♪」

六花「みんなに言われて本当の気持ちを隠せないレジーナ。いえ、彼女自身今まで感じた事のない、自分の気持ちに戸惑っているのでした。・・・・・・(マナは渡さない)」

物語に何をムキになっているんでしょう菱川さん?

六花「べ、別にムキになんてなってません(てゆうかさっきからその苗字呼びは何?)」

 ・・・(予想以上にシリアスな表情だからそりゃあびびって苗字呼びにもなるわ・・・)

レジーナ「でも何処の誰かもわからないし・・・」

響「それじゃあさ、今夜のパーティーに行ってみれば?色んな人が来るだろうからもしかしたら運命の人に会えるかも知れないよ!」

レジーナ「パーティー?」

奏「そうよ!それよ。さっすがは響♪♪レジーナもそれに参加するべきよ!!」

レジーナ「・・・無理よ。着て行く服もないし、第一 お嬢様達が許してくれる訳ない!!」

奏「そんなの言ってみなきゃわからないでしょ!!」

レジーナ「!?」

響「か、奏・・・?」

奏「これはまたとないチャンスなのよ!!もしかしたら分かってくれるかも知れないじゃない!まずは駄目もとで頼んでみるのよ!!いい!?」

レジーナ「わ、分かったわ・・・」

六花「奏の威圧に負けて 頷いてしまうレジーナ。しかし、やはり不安は隠せません。(・・・奏ったら余計な事を)」

 ・・・・・・段々菱川さんも遠慮が無くなってきたような。

レジーナ「あ、わたしそろそろ帰らなきゃ!!それじゃ、またね。」

ハミィ「気をつけてニャ~」

奏「・・・はっ!?やだ、私ったらついムキになったりして・・・・・・」
セイレーン「・・・・・・」

ハミィ「・・・・・・」

奏「・・・・・・」

響「・・・・・・」

六花「レジーナが去り、しんと静まりかえるラッキースプーン。沈黙の中、響が口を開きます。」

響「あのさ奏、レジーナって・・・・・・」

奏「いつか話したでしょ。ジコチューお嬢様にイジメられてる友達がいて心配だって。」

響「それがレジーナ・・・!?」

奏「ええ。元はといえば、私があのお嬢様にレジーナの事を頼んだのがいけなかったのよ!! そのせいであの子はあんな辛い生活を送り続けている。」

響「まあ、奏だって悪気があった訳じゃないんだからさ・・・でもなんでよりにもよってあのれいなの方に頼んじゃったの?」

六花「れいなは町でも余りいい評判を聞かない、人物でした。その為 響は奏の行動に疑問を感じたのです。」

奏「確かに、れいなよりもあの人のほうがみんなからの信頼もあるし、よかったかもしれない・・・でも、あの財閥って何か近寄り難いというか・・・・ね?」

響「ああ・・・確かに。 あそこを尋ねるのは相当の勇気がいるわ(苦笑)

奏「それに比べてれいなのほうは・・・ね?」

響「・・・ハア・・・お嬢様のレベルが見てとれて嘆かわしいわ」

奏「レジーナは気丈に振る舞ってるけど、心配なのよ。」

響「そうだね。あの子の辛い思いは私も感じた。・・・いざっていうときは私もあの子の力になりたい!!」

奏「響・・・ありがとう♪」

ランス「・・・・・・」

セイレーン「二人共相変わらずね」
ハミィ「まったくニャ~・・・あれ?ランス、もう帰るのかニャ?」

ランス「ちょっと用事を思い出したでランス~。
また今度でランス♪♪」

ハミィ「バイバイニャ~♪♪」

六花「レジーナは果たしてパーティーに行く事はできるのでしょうか?彼女の事を心配する響と奏。しかし、その裏で何かが動き出そうとしている
のは誰もしるよしもないのでした。」

六花「・・・ランスがいる時点で、だいたい想像はつくけど・・・」

そうですか・・・まあ、この先の展開を見れば
あなたもあっと驚かざるおえませんけどね(色んな意味で)

第三章 響と奏・完



最終更新:2014年05月30日 00:41