二章 平和な日常
ジコチューとの戦いから数ヶ月、あの時の戦いが 嘘だったかのように、少女達はそれぞれの日常を歩んでいた・・・ただ一点を除いて。
マナ「六花~!おはよう♪♪」
六花「ぶつぶつ・・・suddenly、突然にchange、変わる・・・ぶつぶつ」
マナ「六花ってば~><」
六花「きゃっ!ああ、マナおはよう。」
マナ「また勉強?」
六花「誰かさんのせいで、毎日忙しいからね~。こういう時間に少しでもやっておかないと。」
マナ「ははは・・・いつもすまんね(苦笑)」
プリキュアの戦いが終わり、普通なら平凡な日常を過ごす所だろう。しかし、マナ相手だとそうもいかない。マナは人助けが趣味・・・というか、困ってる人がいると放っておけない性分なのである。だから、プリキュアであった時も、なる前も、そして 今も人助けで大変なのである。マナのフォローをする六花が。
しかし、それはいつもの事、彼女にしては想定内の事でそれなりの覚悟はしてる。問題はプリキュアとしてもまだ活動しているという事。
キングジコチューとの戦いの最中、マナが正体を ばらしてしまった為 プリキュアの正体が全国的に 明らかになり、それにより 彼女達は度々国家に助けを求められるはめになったのだ。
この間も墜落しそうな衛星を始末してきたところである。
人助けが好きなマナにしてみれば、別に気にする 事はないだろう。しかし、彼女達は中学生、あぐりちゃんなんてまだ小学生なのだ。それぞれやりたい事だってある、夢や目標だってある。まして六花達は受験生、ただでさえ大変な時期なのに 人助けとプリキュア活動の日々。とてもハード過ぎる。
結局これまでと変わらない・・・いや、プリキュアだった時のほうがまだ マシだったのではないか?とすら感じるくらいだった。
でも六花にはもう一つ問題がった。それは・・・・・・
レジーナ「マナ~♪♪」
マナ「レジーナおはよう♪」
レジーナと呼ばれる少女はマナを見つけると真っ先に抱き着いた。
六花「全く・・・マナが困ってるでしょ!いい加減離れなさい。」
レジーナ「え~!そんな事ないよね?マナ♪」
マナ「えっと・・・(苦笑)」
六花「あなたは一年生でしょ!一年生の教室はあっち!!」
レジーナ「わたしはマナと一緒がいいの~」
六花「もう!我が儘いわないの!!マナからもちゃんと言ってよ。」
マナ「レジーナ頑張るって約束でしょ。学校終わったらまた会えるから、ね?」
レジーナ「マナがそう言うなら・・・」
そう言ってふて腐れた態度でレジーナは行ってしまった。
六花「全くレジーナには困ったものね。」
マナ「まだ入学したばかりだから・・・徐々に慣れてくるよ。」
六花「そうだといいけど・・・」
六花のもう一つの悩みは レジーナの事であった。
レジーナはかつてマナ達の敵として戦った。今は 大切な仲間だ。
ジコチューとの戦いが終わって王様は引退し、レジーナとこっちの世界で暮らす事になった。住居 の問題は意外とあっさり解決した。大統領になったお兄さんと入れ代わりでソリティアに住む事に なったのだ。
お兄さんが大統領になったのも驚きだが、それ以上にソリティアが四葉不動産の物件であった事である。・・・まあ、この町に住んでいるのだから それくらいよく考えれば 気づく事だと思うけど。
それにしても、一体どんな取引をしたんだろう・・・もしかしてありすは お兄さんの正体に感づいていたのではないか?
お兄さんと出会って私が ラビーズを渡されるのも 全てありすの計算の内だったのでは?そういう疑惑すら感じてしまう。
住居は決まった。問題はレジーナを小学校か中学校、どちらに通わせるかだ。レジーナの見た目ははあぐりちゃんよりは少し上くらい。小学校高学年から中学1年くらい。
しかし、精神年齢は見た目より幼い感じだ。赤ちゃんから急成長したのだから無理もない。
それはあぐりちゃんも同じはずだが、彼女のほうが大人びていてしっかり している。まあ、子供らしい可愛い所もあるんだけどね。育てられた環境にも問題はあるんだろう。
マナと一緒がいい!!レジーナの要望・・・というか我が儘により中学校に通わせる事が決まった。
最初は反対だった。だってレジーナの事を考えると、中学校まだ早いのではないか?そう思ったからだ。しかし、レジーナがどうしても嫌だと駄々をこねるのと、マナが承認した為に仕方なく彼女の中学校入りを認めざるおえなかった。
マナ「いい、レジーナ。学校に通うんだったら勉強もちゃんとやらなきゃだめだよ」
レジーナ「うん、ちゃんと勉強する!」
マナ「それから学校のルールはちゃんと守る事!」
レジーナ「分かった!」
マナ「クラスのみんなとも仲良くするんだよ♪」
レジーナ「うん・・・頑張る。」
マナ「頑張ろう♪」
六花「それから!何があっても絶対に魔力は使わない事!!」
レジーナ「何よ!いきなり・・・」
六花「この前の戦いで正体がばれてただでさえ大変なのに、これ以上目立ったら此処にいられなくなるかも知れないわよ!」
レジーナ「それは嫌・・・(困惑)」
まこぴー「ちょっと六花!?何もそんな脅すような言い方!!」
六花「私は別にそんなつもりは・・・ただレジーナを心配して・・・て、えええ!?」
今にも泣きそうなレジーナ
レジーナ「わたし・・・もう迷惑をかけないから・・・マナと・・・ひっくひっく・・・もう離れたくない・・・ひっくひっく」
六花「レレレレジーナ!?何も泣く事はないじゃない(困惑)」
ダビィ「何事ビィ!?」
シャルル「レジーナが泣いてるシャル」
ランス「六花が泣かしたでランス~」
あぐり「年下を泣かすとは関心できませんね!」
六花「何よ~私がいじめたみたいじゃない><」
ラケル「ぼくは・・・何があっても六花の見方ケル・・・」
六花「もう、ラケルまで(怒)レジーナもいい加減泣き止みなさいよ」
ありす「レジーナさん、六花ちゃんは意地悪であんな事を言った訳じゃないんですよ。」
マナ「六花はレジーナの事が心配なんだよ。レジーナに辛い思いをしてほしくないから・・・だからあんな事を言ったんだよ。」
レジーナ「ほんと?」
六花「本当よ。ちょっときつい言い方してしまったのは悪かったけど・・・決してあなたの事が嫌いな訳じゃない。あなたの事は大切な友達だって思ってる。何があっても私は・・・私達はあなたの事を絶対に見捨てたりしない。」
マナ達もニッコリとレジーナのほうを見ます。
レジーナ「わたしも・・・わたしもみんなの事が好き。みんなとずっと、一緒にいたいから・・・約束守って頑張る!」
指切りげんまん嘘ついたら針千本の~ます♪
こうしてレジーナの中学校入りが決まったのだ。
入ってからというもの、
勉強や色々な事を教えたり、大変だった。しかし、この辺はそこまで問題はない。意外と理解が早く勉強はすぐ身につくし、我が儘でも素直な子ではあるので、多少の文句は言っても言うことはちゃんと聞いてくれるし。
問題はマナに対する甘え ・・・というか依存だった。この世界にまだ慣れてないという事もあるのだろう・・・今朝のやり取りもそうだがレジーナは度々マナに頼る事が多い。
別にいけない事ではないのだが・・・頼りすぎなのも問題。これではレジーナの自立心が育たない。マナが甘やかし過ぎてるのも問題なんだけど・・・とため息を付く六花。だから私がしっかりしないと!!そう思うのだった。
二章 平和な日常・完
最終更新:2014年08月02日 21:45