八章 ジコチュートリオ
ありす「みなさん揃いましたか」
あぐり「マナと六花がまだです」
マナ「ごめ~ん!遅くなっちゃった」
まこぴー「六花は一緒じゃないの?」
マナ「あれ、六花まだ来てないの?先に行ってた見たいだからてっきり・・・」
あぐり「どうかしたのでしょうか?」
ありす「嫌な予感がしますね・・・念の為、セバスチャン。」
セバス「かしこまりました。」
ありすに呼びだされたマナ達。しかし、六花はまだ来ていない・・・何かあったのだろうか?
まこぴー「ところでありす、みんなを呼び出してどうしたの?」
あぐり「重要な手がかりが見つかったと聞きましたが・・・」
ありす「まずはこれを見てください」
そう言ってある映像を出すありす。
マナ「これって!!」
ありす「はい。防犯カメラの映像に写っていたのです。」
まこぴー「四葉財閥が恐ろしい・・・それはともかく、レジーナの向かってる方角は・・・」
マナ「海・・・ってことはまさか」
あぐり「トランプ共和国・・・でしょうか?」
ありす「はい。そう思ってジョーさんに連絡を取ったのですが、レジーナさんの姿を見ている人は誰もいないと。」
シャルル「ミステリーシャル・・・」
まこぴー「国の何処かににジコチューの住家があったりしたって事はないのかしら?」
ありす「その可能性を考えてジョーさんにも調べて貰っている所です。」
マナ「六花はまだ来ないね・・・」
あぐり「まさかレジーナと何かあったのでは!?」
まこぴー「まさか!!」
マナ「そうは思いたくないけど、その可能性も捨てきれないような・・・」
まこぴー「マナ?」
マナ「六花、レジーナの事でとても悩んでたみたいだから。最近なんか様子おかしかったし・・・」
ありす「あの事件の話をする時の六花ちゃんの態度は特に様子が変でしたね・・・」
ありすも六花の異変は感じていたようだ。自分と 同じ気持ちの人がいてマナは少し安心した。
マナ「うん。わたし、思うんだけどね・・・六花はあの事件について何か隠してるんだと思うんだ。」
まこぴー「何かって?それにどうして隠してなんか・・・」
ありす「恐らく、六花ちゃんはあの日・・・信じられない光景を目の当たりにしてしまったんでしょう。」
あぐり「信じられない・・・光景・・・?」
マナ「これはあくまで、これまでの憶測から私が勝手に推測した事だけど・・・・・・六花はもしかしたらレジーナが襲いかかった所を見てしまったのかも知れない。」
あぐり「え・・・?」
マナ「思い出したんだけど、あの時六花のが私より先に来てたんだ。私は色々忙しくて、六花とは別行動だったから・・・もしかしたら六花は事件に居合わせていたのかもって・・・」
まこぴー「六花が目撃者だったのかも知れないって事?」
マナ「そうなるね・・・」
まこぴー「でも、だとしたら何故その事を言ってくれなかったんだろう?」
マナの話に驚くまこぴー
あぐり「その気持ち・・・少し、分かる来がしますわ」
まこぴー「あぐりちゃん?」
あぐり「・・・実は公園のジコチューはレジーナが召喚したものかもしれないのです」
マナ「え!?」
あぐりは思いきって話します。
あぐり「私が到着した時、まだレジーナは倒れていなかったのです。私が見たのはジコチューを召喚して倒れたレジーナの姿でした・・・」
まこぴー「それは本当なの・・・?」
あぐり「はい・・・」
あぐりは辛そうだった。
あぐり「私も信じられなくて・・・だからずっと黙っていたのです。きっと六花もそうだったんだと思います。」
まこぴー「あぐりちゃん・・・」
ありす「きっと六花ちゃんは認めたくなかったんだと思います。レジーナさんが再びジコチュー側になってしまったという事を。」
マナ「・・・」
マナは自分で言った手前、少しひっかかっていた。六花が悩んでいたのは 本当にその事なんだろうか?
セバス「皆様、これを!!」
セバスが急にやって来て ある映像を見せた。
ありす「これは?」
セバス「今朝の四葉公園の監視カメラのものです」
そう言って映像を早回しにするセバス。ある所で止めると、そこには驚きの映像が写っていた。
マナ「六花!?それにレジーナも」
まこぴー「どうして二人が!?」
あぐり「何かを話してるようです。」
マナ「変身して戦ってる!!そんな!駄目だよ二人が戦うなんて」
慌てて身を乗り出すマナ
ありす「マナちゃん、落ち着いて下さい。」
マナ「ごめん・・・」
あぐり「六花がやられました!!」
まこぴー「そのままレジーナと共に何処かに消えてしまった。」
マナ「早く六花とレジーナを助けなきゃ!!」
そう言って飛び出して行こうとするマナ。
まこぴー「ちょっと!!助けにって、何処に居るかも分からないのよ!?」
マナ「でも、居てもたってもいられないよ!!」
あぐり「気持ちは分かるけど、落ち着いてください!!」
ありす「一体どうすれば・・・アイちゃん?」
アイ「きゅぴらっぱ~♪♪」
マナ「ええええ!?」
アイちゃんの超能力により、何処かへ飛ばされてしまうマナ達。
イーラ「おいおい、まだ食べんのかよマーモ。」
マーモ「仕方ないでしょ、美味しいんだから」
イーラ「ブラッドリングは無くなってるのにまだグーラのままなのか・・・」
マーモ「ずっと食べてたら気に入っちゃったのよ、スイーツってのに」
イーラ「やれやれ・・・レジーナといい、女ってのはなんでスイーツが好きなんだろうね。買い物に行かされる身としては散々だぜ」
ベール「腹減ったチュー・・・イーラ、こっちにも何か食い物よこせっチュー」
イーラ「チューチューうるせぇな!残飯でも食ってりゃいいだろ。てゆうか一万年眠るんじゃなかったのかよ・・・」
ベール「お前らがうるさいから眠れないんだろうがチュー」
マーモ「あんたもう諦めてネズミとして生きれば(笑)」
ベール「馬鹿をいうなチュー!復活していずれはNo.1にチュー」
マーモ「あんたには一生無理じゃない?」
イーラ「言えてるWWW」
ベール「お前らチュー復活したらチュー覚えてろチュー!!」
平凡に過ごしてるトリオ達。そんな所に・・・
マナ「あいたたた・・・」
ありす「みなさん、大丈夫ですか?」
まこぴー「何とか・・・」
あぐり「ここは一体?」
アイちゃん「きゅぴきゅぴ♪♪」
イーラ「おいおい何事だよ・・・げ!?」
マーモ「アイ・・・ちゃん!?」
ベール「お前らどうしてここにチュー!?」
マナ「あれ?ジコチューさん達?」
あぐり「ここはジコチューの住家ということでしょうか?」
ありす「どうやらそのようですね・・・」
マナ達が来たのはトリオの住家だった。お互いに 驚くマナ達とジコチュートリオ。
イーラ「何でお前達がここに居るんだよ!?」
マーモ「ていうか何しに来たのよ!?」
まこぴー「それはこっちの台詞よ!!六花とレジーナを何処にやったの!!今度は何を企んでいるつもり!!」
イーラ「いきなりなんだなんだよ!!」
マナ「まこぴー落ち着いて」
ダビィ「真琴、変身を解くビィ!」
変身して襲いかかろうとするまこぴー。慌てるイーラ達と止めるマナとダビィ。
マーモ「全くなんなのよ。いきなり襲いに来るとか、プリキュアってそんな野蛮な訳?」
ダビィ「真琴にはよく言って聞かせますビィ」
あぐり「本当に知らないのですか?」
ベール「だから言ってるだろうチュー!!第一何故俺達がそんな事しなければならないチュー!!」
まこぴー「王国を滅ぼしておいてよく言えたものね」
ベール「ふん、王国を滅ぼしたのは我々ではない、国民自身だチュー。」
まこぴー「やっぱり、許さない!!」
マナ「わわわ!まこぴーストーップストーップ!!」
まこぴー「離してマナ!!あいつは王国の・・・王女様の敵!!」
ダビィ「真琴、目的が変わってるビィ」
挑発するベールに食ってかかるまこぴー。それを必死で止めるマナとダビィ。
あぐり「全く真琴は・・・それにしても・・・」
周りを見渡すあぐり。
バーやボーリング場があります。
あぐり「想像していた住家のイメージとは大分違う気がしますが・・・」
イーラ「何をしようが俺達の勝手だろ!!」
ありす「ここでいつもボーリングをなさっていたからあの時も上手かったのですね・・・」
さすがのお嬢様も苦笑いしていた。
マーモ「別に好きでやってる訳じゃないわよ・・・」
アイ「アイちゃんボーリング好き~♪♪」
イーラ「ま、また今度な(汗)」
ありすとあぐり「?」
あの時の事を思い出して 焦っているイーラ達。
ありす「ところで・・・何かご存知ありませんか?」
マーモ「だから何も知らないわよ」
あぐり「あなた方と二人組の他にジコチューはいたりしませんか。人を操る事が出来るような・・・」
イーラ「そういうのなら ルストが得意な」
マナ「ルスト?」
ベール「確かにあいつならやりかねないチュー・・・だが、あいつは王国の戦いの時にゴーマともどもプリキュアと差し違えたはずだチュー・・・」
まこぴー「王国・・・差し違えた・・・」
あぐり「つまり、もう存在しないと」
ベール「完全に消滅してればチュー」
まこぴー「どういう事?」
イーラ「俺達ジコチューはやられたとしてもすぐには消えねえ。ジャネジーの塊になってしばらくは留まっているんだ」
マーモ「と言ってもそのままほっといたら消滅しちゃうけどね」
ベール「消滅しない為にはジャネジーを集めて力を蓄えなくてはならないチュー!!ルストのやつもまだ存在してるなら、復活を企んでジャネジーを集めてるに決まっているチュー!!」
マナ「ルストって人のいる場所に心当たりありませんか?」
ベール「そんなもん知らないチュー」
マナ「そうか・・・でも、ありがとうございます♪♪」
笑顔でお礼をいうマナ
ベール「勘違いするなチュー!!ルストが気に入らないだけだチュー、お前らを助けるつもりはないチュー」
マナ「今度は、六花とレジーナも一緒にみんなで来たいな♪♪」
ベール「さっさと帰れチュー・・・・」
不機嫌そうなベール。
ベール「やっといなくなったチュー・・・全く騒がしい奴らチュー」
マーモ「あんたもチューチューうるさいけどね」
イーラ「あいつら大丈夫かな・・・」
マーモ「あの子らなら大丈夫じゃない?」
ベール「俺様でも勝てなかったんだチュールストなんかが倒せる訳ないチュー!!」
マナ「はあ、びっくりした!!」
あぐり「アイちゃんには毎回驚かされますわ」
ありす「でもおかげで有力な情報を得られましたわ♪」
マナ「トリオさん達にも久しぶりに会えたし♪♪」
シャルル「でも、ベールのあの姿・・・ぷぷっ」
ベールの成れの果てを思い出して笑うシャルル
ダビィ「きっとプロトジコチュー事ハートに浄化されたせいビィ」
ランス「自業自得ランス~♪」
マナ「でも結構可愛かったと思うよ♪・・・まこぴー?」
まこぴー「・・・」
あぐり「どうしたのですか?真琴」
まこぴー「あのね、はっきりとは覚えてないけど、王国での戦いの時、ルストってやつがいたかもしれない」
ありす「本当ですか?」
まこぴー「ええ。あの時・・・私は他のプリキュアと共に戦っていたはずだった。でも急にワンドとペンタクルスが喧嘩を始めて、私も止めようとしたけれど、気がついたら城の外にいて・・・」
マナ「そうだったんだ・・・」
あぐり「その二人を喧嘩させたのがルストの可能性があると・・・?」
まこぴー「多分ね。」
マナ「そういう名前だったんだね、王国のプリキュアって」
まこぴー「ええ。あと一人はジャスティスっていうのよ・・・この人は多分ゴーマって人のほうに・・・」
マナ「お、思いきった名前だね・・・」
まこぴー「私もそう思うわ・・・」
あぐり「そのルストという者の居場所は一体・・・」
ラケル「大変ケル~」
シャルル「ラケル!!」
マナ達が話しているとラケルが慌てた様子で飛んできた。
ラケル「六花が変身してレジーナと戦ってて・・・気が付いたら誰もいなくなってたケル><」
ありす「やはり六花ちゃんはレジーナさんに・・・」
マナ「大丈夫!六花もレジーナも必ず助ける。」
二人を助ける!!そう決意するマナ達だった。
八章 ジコチュートリオ・完
最終更新:2014年09月02日 23:17