十一章 嫌な予感
まっていて六花、レジーナ! マナは今、駆けていた。二人を助け出す為に。
マナ「・・・やっぱり」
ありす「どうかしたのですか?」
あの後、真実を確かめる
為にある確認をした。マナの思った通りだった。
後は六花に事情を確認する必要がある。しかし、
マナにはもう一つ気になる事があった。
マナ「どうも引っ掛かるんだよね・・・この映像。」
それは前にも見た公園でのジコチュー事件の映像。あぐりちゃんはレジーナが召喚したと思っているようだが・・・?
マナ「ありすは不自然に感じない?」
マナに問われてありすも
もう一度例の映像を見直す。
ありす「確かに・・・レジーナさんが召喚したと言われればそう見えますが、よく考えるとおかしな気がします。」
マナ「やっぱり!!私もそんな気がするんだよね。」
映像はジコチューの前に 倒れるレジーナとそれを見るあぐり。状況からレジーナがジコチューを召喚したようにも見えるが ・・・・・・
ありす「レジーナさんに何か異変が起きたのは確かなのでしょうが・・・」
シャルル「レジーナがジコチューを召喚したかどうか疑わしいシャルよ。」
ラケル「それにレジーナ何か驚いてるみたいケル」
ランス「ジコチューにびっくりしたランス~?」
マナ「そりゃあ、自分が召喚したのなら驚いてもしょうがないと思うけど・・・やっぱりレジーナが召喚したようにはとても・・・」
マナ達が感じる違和感。その答えが何なのか・・・マナ達は考えていました。そんな時、ジョーさんから連絡が入りましたた。ルスト達について手掛かりを得たと。
一方その頃、まこぴーとあぐりちゃんは・・・・・・
まこぴー「ねぇ、あぐりちゃん・・・本当に大丈夫?」
あぐりの様子を気にするまこぴー。あの日、悪夢にうなされて以来、あぐりは元気が無い。レジーナの事を余程気にしているからかも知れないが、 これまで以上に様子がおかしい。まこぴーのおかげで少しは気が楽になっているのだろうが・・・
あぐり「・・・別に何ともありません。ただ、最近少し夢見が悪いだけです。」
あぐりは答えた。その顔は何だか悲しそうだった。
まこぴー「マナ達からレジーナのいじめの事を聞いた時、とても不安そうな顔をしてたよね?」
あぐり「それは・・・レジーナが心配で・・・」
マナ達から聞いたのは、 レジーナがいじめられていたと言う事実。まこぴーも勿論驚いた。しかし、あぐりの様子はそれ以上におかしかった。
まこぴー「もしかしてあぐりちゃんは知ってたの?いじめの事。」
あぐり「いいえ、今回初めて知りましたわ・・・」
まこぴー「そう・・・」
しかし、あぐりの反応は 何かを知っているような
そんな感じがした。
まこぴー「あぐりちゃんは本当に心当たりないの?レジーナがジコチューになった事も、いじめられてた事も」
あぐり「それは・・・」
あぐりは口をつぐんで何も言えなかった。
そんな時、ありすから連絡が来た。レジーナのいる場所が分かったと。
まこぴー「そんな場所が!!・・・全くマナらしいわね(呆れ)ね、あぐりちゃん・・・あぐりちゃん?」
真琴が気づいた時、既にあぐりの姿はなかった。
一人取り残された真琴は 不安で仕方なかった。
岡田「王国の古い書物によれば、ジコチュー達が生まれたのは、王国と君達の世界との狭間なんだ。人間や生き物達の心の 闇が集まり誕生したのが ジコチュー。そのジコチューを最初に封印したのが王国に伝わる10000年前のプリキュアだ。」
マナ達はお兄さんから話を聞いていました。
ありす「プロトジコチューの事ですね。」
岡田「ああ。そしてジコチューは王様を利用し復活を果たし、再びこの世界を脅かそうとした。新たに部下を従えて」
マナ「ベールさん達の事だね」
岡田「そうだね。そして今度は君達新しいプリキュアによってその野望を阻止され、再び闇に還った。」
ありす「話をまとめると、ジコチューさん達は元々は人々の闇で、世界の狭間に存在したと。」
マナ「その狭間って場所に六花とレジーナはいるんだね!」
岡田「その可能性は高い」
ありす「しかし、どうすれば行けるのでしょう?」
岡田「確信は持てないが、マジカルラブリーパッドの力を使えばもしかしたら・・・」
ありす「試してみる価値はありそうですね。色々とありがとうございました・・・マナちゃん?」
通話を終えてありすが見るとマナは既にいなかった。
ランス「ラブリーパッドを使って消えちゃったでランス~」
ありす「いてもたってもいられなかったようですね・・・」
ため息をつくありす。マナちゃんらしいですわね。そう思いながら 真琴達に連絡を入れていました。
連絡を聞いた真琴も驚き、呆れていました。今はストッパーがいないものね ・・・ そう苦笑いする真琴。 しかし、あぐりがいない事に気づき慌てていました。
二人もマナ達を追う為に パッドで移動しました。
ラブリーパッドを使ったら見慣れない場所に着いた。ここが狭間なのだろうか・・・? 何だか薄気味悪い場所。とにかく進むしかない!そう思いマナは進み続けた。
ルスト「ようやく来たようですね♪では皆さん、よろしく頼みますね(笑)」
リーヴァ「相手は一人、こちらは三人。余裕ねぇ」
グーラ「一人でのこのこ来るとは馬鹿なやつだ」
ゴーマ「だが、相手はあのプロトを倒したプリキュアだ・・・余り油断は出来ん。」
三人が出撃します。
シャルル「ハート!気をつけるシャル!凄い気配を感じるシャル!!」
リーヴァ「またあったわねぇ」
グーラ「今度こそ倒してやる」
ゴーマ「如何なる相手だろうが容赦はせん、覚悟しろプリキュア。」
ハート「六花とレジーナは何処!!」
ゴーマ「その小娘達は無事だ」
ハート「・・・よかった」
グーラ「今は自分の身を心配するんだな!!」
襲いかかるジコチュー達。
ハート「私はジコチューになんか負けない!六花とレジーナを助けだすんだから!!」
ハートはそう言って幹部達に立ち向かいます。
リーヴァ「あんた一人で何が出来るの!!」
一人ではありません!!
ロゼッタ「プリキュアロゼッタリフレクション」
グーラ「何!?」
ハート「みんな♪」
ロゼッタ「お待たせしました♪」
ソード「全く、ハートったら勝手に行っちゃうんだから」
ハート「ごめんごめん。でも、みんな来てくれるって信じてたよ♪・・・あれ?エースは?」
ゴーマ「戦いの最中に無駄口とはいい度胸だ!」
ソード「はっ!」
ゴーマ「むっ!」
ロゼッタ「ここは任せてハートは六花ちゃん達を!!」
ソード「あと、エースの事もお願い!」
ハート「わかった。二人も頑張って!!」
ハートは先に進みます。
ルスト「まあ・・・予想通りの展開です。ここからが面白いショーの始まり・・・頼みましたよ(笑)」
ハート「ここは・・・?」
先に進んだハートは建物ののような場所の中にいた。
ルスト「ようこそ、わが砦へ」
響く声。
ハート「あなたがルスト!?」
ルスト「よくご存知で」
ハート「六花とレジーナを帰して!!」
ルスト「お友達なら目の前にいますよ(笑)」
ハート「・・・六花!!」
ハートの目の前には六花が立っていた。しかし、その姿は・・・・・
ハート「六花・・・だよね・・・?」
ラケル「何か様子が変ケル・・・それにあの姿」
シャルル「ラケルがいないのに変身出来たシャル?」
六花「キュアハート・・・」
ハート「六花!!」
六花「逃げて・・・私はもう・・・」
ハート「六花?」
シャルル「ハート!!」
いきなり攻撃をする六花 ・・・ダイヤモンド
ラケル「何をするケル!」
ハート「六花!?どうして・・・?」
ルスト「この方はジコチューに身を委ねたのです。」
ハート「嘘!!」
ルスト「嘘も何も、彼女自身が選んだ結論です。
」
ハート「六花はジコチューなんかじゃない!!」
強く反論するハート。ルストは嘲笑います。
ルスト「人は誰だってジコチュー。愛とジコチューは表裏一体。愛もまたジコチューなのですよ。かつてトランプ王国の国王がそうであったように・・・。」
ハート「それってジコチューも愛だって事だよね。大切な人を思う気持ちに罪はないんだよ。迷惑をかけるのはよくないけどね」
ルスト「彼女はその愛故にジコチューに落ちぶれたのです」
ハート「六花は悩んでる。まだ抵抗してるんだよ。」
ルスト「それも時間の問題でしょう」
ハート「私が六花を助ける・・・絶対に!」
ハートはダイヤモンドに 近づきます。彼女を助ける為に!
十一章 嫌な予感・完
最終更新:2014年10月09日 23:15