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二十章 この世界つなぐもの・・・




レジーナ「・・・ここは」

マナ「レジーナ~♪><」

レジーナ「うわあ!?」

思いっきりマナに抱き着かれて驚くレジーナ。

六花「も~マナったらいきなり抱き着いたりして・・・レジーナがびっくりしてるじゃない!」

マナ「ごめんごめん」

六花に注意されてレジーナから離れるマナ。レジーナは状況が読めなくてまだ唖然としてました。
レジーナ「・・・はっ!!ここは?私は一体!?あぐりは!?ルストはどうなったの!!」

マナ「レジーナ落ち着いて><」

いきなり質問を浴びせられて慌てるマナ。

レジーナ「あ・・・ごめん」

マナ「ふう~びっくりした」

六花「ここはありすの家よ。ルストを倒した後、気絶したあなたとあぐりちゃんを連れてここに来たの。あぐりちゃんは違う部屋にいるわ。まこぴーとありすが付いてるから心配ないわ。」

六花が簡単にレジーナに説明します。

レジーナ「そっか・・・」

話を聞いて安心するレジーナ。

マナ「レジーナが無事で本当によかったよ~><」

六花「一時はどうなるかと思ったわ・・・」

レジーナ「本当に心配かけて、ごめんなさい。」

しゅんとなるレジーナ。

マナ「本当に・・・無事でよかった・・・」

レジーナ「マ・・・ナ・・・」

マナの優しい温もりに、 涙が溢れるレジーナ。

レジーナ「本当は・・・ずっと辛かった、寂しかった・・・でも・・・あぐりを守りたかったから・・・」

マナ「私こそ・・・レジーナの気持ち、わかってあげられなくてごめんね」

六花「・・・」

ガチャ

ありす「あら、六花ちゃん。どうかしたのですか?」

部屋から出て来た六花は ありすに会います。

六花「いづらい空気だったから・・・二人っきりにしてあげただけよ、本当レジーナはしょうがないわね(呆れ)」

そう言う六花は少し切なそうでした。

ありす「本当は六花ちゃんもレジーナさんとお話ししたかったのではないのですか?」

六花「私はいいのよ。それより、ありすこそどうしたの?」

ありす「私も六花ちゃんと同じですわ(笑)」

そう言ってありすは向こうの部屋を見る。

六花「あぐりちゃんも目を覚ましたのね」

ありす「ええ。」

向こうの部屋では真琴とあぐりが話をしていました。

まこぴー「あぐりちゃん大丈夫!?具合悪くない!?」

あぐりを心配するまこぴー。

あぐり「私は大丈夫ですわ・・・痛っ!」

起き上がろうとして体に痛みを感じるあぐり

まこぴー「大丈夫!?やっぱり怪我が・・・」

オロオロするまこぴーに あぐりは言います。

あぐり「少し、痛たかっただけです。大した事では・・・」

まこぴー「駄目よ!!無理はしちゃ!!安静にしてなきゃ><悪化でもしたら大変!!」

そう言ってベッドから出ようとしたあぐりを制止するまこぴー。あぐりは渋々ベッドに戻りました。

あぐり「真琴は過保護過ぎですわ。」

まこぴー「当然よ!王女様に二人の事を任されたんだもの。」

あぐり「それだけですか・・・?」

まこぴー「・・・」

あぐり「今だけではなく、私がレジーナの事で悩んでいた時、あなたはずっと側にいてくれました。」

まこぴー「あぐりちゃんもレジーナも王女様だけど王女様じゃないって分かってるけど・・・それでも私にとっては大切な人だから・・・王女様と同じくらい。」

まこぴーは答えます。その表情は優しく、少し寂しげでした。

あぐり「真琴・・・?泣いているのですか?」

あぐりに言われて自分の状況に気づき慌てるまこぴー。

まこぴー「あ、あれ・・・?ごめんなさい!私ったら急に・・・」

あぐり「・・・やっぱり王女様がいなくなって寂しいのですか?私達がまた王女になったりしたせいで真琴を悲しませてしまったのですね・・・」

申し訳なさそうに下を向くあぐり。しかし、まこぴーは言います。

まこぴー「違うのよ!私、嬉しかったの。また王女様に会えたから。確かに王女様がいなくて寂しいって気持ちもあるけど・・・でも、王女様が残してくれたあぐりちゃん達がいる、マナ達もいる・・・私、ちっとも辛くなんかないよ♪♪」

あぐり「真琴・・・」

まこぴー「だから・・・あぐりちゃんももう、そんな悲しい顔をしないで。」

あぐり「真琴~」

あぐりはずっと溜め込んでいた気持ちが込み上げてきて、泣きじゃくります。まこぴーはそっと優しく胸に抱き寄せました。

六花「これは側にいられる状況じゃないわね・・・」

外にまで響く泣き声に、 驚きつつ、状況を何となく把握し納得する六花。

六花「はぁ~・・・私達だけ仲間外れか。」

ありす「あらあら(笑)私に泣きついてもいいのですよ、六花ちゃんも。」

ちょっとからかうように 言うありす。

六花「嬉しいけど、今回は遠慮しておくわ・・・」

ありす「あら?そうですか。残念ですわ(笑)・・・用事を思い出したので、私はこれで。」

ありすはそう言うと、行ってしまいます。六花は 一人、茫然としていました。

六花「そして誰もいなくなった・・・か。さて、どうしようかな・・・。」

マナ「六花様~」

六花「何よ急に・・・」

何もする事がないので、部屋に戻るとマナが猫撫で声で近づいて来ました。

マナ「私ね、しばらく席外すから、レジーナの事よろしく♪」

そう言ってマナはそそくさと部屋を後にします。

六花「全く・・・」

呆れながらも少し嬉しそうな六花。

レジーナ「あれ?マナは?」

六花「用があるって私にあなたを任せて出て行ったわよ。」

レジーナ「ふ~ん。」

六花「ところで・・・あなたマナと何話してたの。」

レジーナ「今回の事・・・」

六花「あ・・・」

悲しそうな顔をするレジーナを見て、六花はまずい事を聞いたと後悔しました。

レジーナ「学校の事とか・・・マナに隠してた事とか色々話しちゃった。」

六花「そう・・・」

何だか気まずくなる六花。空気が重く感じます。

レジーナ「やっと話せてすっきりしたな。安心したせいで思わず泣いちゃったけど・・・マナは優しくて暖かかったな。」

六花「ふ~ん・・・」

心なしか不満そうな六花。
それを気にする事もなく レジーナは話を続けます。

レジーナ「マナが言ってくれたの。レジーナはやっぱり愛を忘れてなかったって。パパの時と変わってないって。」

六花「そうね・・・」

マナの言う通り、レジーナは決してジコチューなんかじゃない。 六花もそう思っていました。

レジーナ「私、嬉しかった・・・マナにそう言われて。私も言ったわ、マナも変わらないねって。私の事を思っていてくれて嬉しいって・・・」

確かにそうね(呆れ) マナは相変わらずだ・・・そう六花は思いました。

レジーナ「その後、マナはなんて言ったと思う♪」

六花「さあね・・・分からないわ。なんだったの?」

嬉しそうに聞くレジーナに六花は聞きます。

レジーナ「マナはね、私に言ったの。みんなも同じだよって。」

六花「みんなも同じ・・・」

不思議そうな顔をする六花。レジーナは続けます。

レジーナ「レジーナもあぐりちゃんの事、お父さんの事・・・勿論、私達の事も大好きだよね。あぐりちゃんもお父さんも、私達も同じ。みんな愛で繋がってるんだよ♪♪ってマナが言ってたの。」

六花「愛で繋がっている・・・か。」

マナの言った事を考えて 心が少し暖かくなる六花。

レジーナ「ねぇ六花!六花ってば!!」

六花「あ、ごめん!何?」

レジーナに呼ばれた事に気がついてはっとする六花。レジーナはふて腐れていました。

レジーナ「も~さっきからずっと呼んでるのに、何ぼーっとしてるのよ!!」

六花「ごめんごめん!」

レジーナ「六花も同じ?」

六花にそう聞くレジーナの顔はなんだか不安げでした。六花はレジーナの 頭を優しく撫でながら、答えます。

六花「勿論、私もレジーナの事を大切に思っているわ。言ったでしょ?どんな事があっても守るって♪」

そう言われてレジーナはとても嬉しそうな笑顔になります。

レジーナ「本当!私も・・・私も、六花が大好き♪♪マナの次にね(笑)」

六花「最後のは余計よ・・・全く調子いいんだから(呆れ)ふふふ。」

レジーナ「あ、六花が笑った♪」

さっきまで重苦しい空気だったこの部屋はすっかり明るい雰囲気になっていました。

マナ「二人共、楽しそうだねぇ~(笑)」

戻ってきたマナは二人の様子に嬉しそうに言いました。

六花「あら、マナいつのまに・・・。」

レジーナ「マナ~お帰り♪♪」

マナ「レジーナ嬉しそうだね♪」

レジーナ「六花がね、大好きって言ってくれたの♪♪」

マナ「よかったね(笑)」

六花「・・・ちょっとマナ・・・あなたまさか、わざとじゃないでしょうね?」

マナが私に気をつかってわざわざ席を外してくれたのではないかと疑う六花。しかし、マナは開き直ったように言いました。

マナ「なんの事でしょう(笑)それより、レジーナお腹空いてない?」

レジーナ「すっごく空いてる~><」

六花「そう言えば・・・そろそろごはんの時間ね。」

マナ「そう思って、もう準備は出来ています♪レジーナと無事、仲直り出来たお祝いのパーティーだよ♪♪」

レジーナ「やったー♪♪マナ大好き♪♪」

とびっきり嬉しそうにマナに飛び込むレジーナ。
六花はその様子に呆れていましたが、嬉しそうでした。

六花「こらこら、二人共。みんなを待たしちゃ悪いでしょ?イチャイチャはそのくらいにしてパーティーに行くわよ♪」

マナ「さあ、レジーナ行こう♪」

レジーナ「うんっ♪♪」

六花「ちょっ・・・全く♪」

レジーナ「えへへ~♪」

マナ「(笑)♪♪」

レジーナに手を握られて 恥ずかしながらも嬉しそうな六花。その様子にマナも嬉しそうでした。

レジーナ「うわあ・・・すっご~い!」

ありす「六花ちゃん達も来たのですね(笑)」

気づいてありすが近づいて来ます。

六花「これ、全部ありす達がセッティングしたの?」

ありす「マナちゃんにも手伝って貰ったんです。パーティーを計画したのはマナちゃんですけどね(笑)」

六花「でしょうね(呆れ)」

マナ「どう?びっくりしたでしょ♪♪」

得意げに言うマナ。

六花「あなたって本当、 こうゆうの好きねぇ・・・・」

レジーナ「マナ凄ーい!最高!!」

思い切り抱き着くレジーナ。

マナ「レジーナに喜んで貰えて私もすっごくキュンキュンだよ♪♪」

六花「はいそこ!イチャイチャしない。」

あぐり「全く、騒々しいですわね・・・」

まこぴー「レジーナも元気そうでよかったわね♪」

あぐりとまこぴーもやって来ました。

レジーナ「あぐり~」

あぐり「ちょっと!?レジーナ、恥ずかしいですわ(困惑&喜び)」

レジーナに抱き着かれて 恥ずかしがるあぐり。内心嬉しそうですが。

まこぴ「ふふふ♪」

マナ「まこぴ~♪♪」

まこぴー「きゃっ!?」

二人を微笑ましそうに見ていたまこぴー。マナに抱き着かれてびっくりしてそのまま転倒します。

六花「ちょっと!マナまで何やってるのよも~!」

呆れて注意する六花。

マナ「まこぴーごめ~ん><」

まこぴー「びっくりした~><。マナったらテンション高すぎよ!!」

マナ「すいません・・・」

まこぴー「言い過ぎたわ(焦り)そんなに落ち込まないで、ごめんなさい><」

六花「まこぴー、謝る必要ないから。」

マナ「あれ?六花怒ってる?」

六花「別に・・・怒ってませーん!!」

マナ「あ、絶対怒ってる~。ねぇ?どうして?どうして?」

六花「だーかーらー怒ってないって言ってるでしょ!」

マナ「こういう時にそんな顔は駄目だよ(笑)こちょこちょこちょ♪」

六花「ちょ・・・(笑)マナ・・・やめ(笑)」

まこぴー「全く、この二人は相変わらずね」

ありす「ふふふ。あちらの二人も相変わらずみたいですわ(笑)」

マナ達がイチャイチャしてる時、向こうではいつもの喧嘩が始まっていました。

レジーナ「ちょっと!それ、私が狙ってたのよ!!」

あぐり「早い者勝ちですわ!・・・それに、レジーナはさっきから同じ物ばかり取りすぎですわよ!!」

レジーナ「うるさいわね!!私はこれが好きなのよ!!・・・隙あり♪」

あぐり「ああ~!!こらー!!返しなさい、レジーナ!!」

レジーナ「やーだよ~♪♪」

その場を走り回る二人。

まこぴー「ちょっと~二人共!走り回っちゃ危ないわよ!!」

まこぴーの言葉も聞かず 走り回った結果・・・

あぐり「レジーナ!!ストップです!!」

レジーナ「うわあああ!!」

六花「え!?」

レジーナは勢い余って六花の方に突っ込んでしまいました。

レジーナ「・・・」そろ~り そろ~り

六花「レジーナ~(怒)」

レジーナ「うわああん><だってあぐりが悪いんだもん~」

あぐり「元はと言えばレジーナが!!」

六花「どっちも悪い!!二人共まちなさ~い(怒)」

レジーナ「六花が怒った~><」

あぐり「なんで私まで><」

マナ「三人共~走り回っちゃ危ないよ~」

ありす「あらあら(笑)」

ラケル「六花を怒らせちゃ駄目ケル(苦笑)」

シャルル「でも、みんな楽しそうシャル」

ダビィ「みんなが幸せそうで何よりビィ♪」

ランス「美味しいランス~♪♪」

アイちゃん「アイ、アイ(笑)」

とっても賑やかなパーティーなのでした。

二十章 この世界繋ぐもの・・・ 完



最終更新:2014年11月27日 23:15