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幸せのサンタさん 前編/ドキドキ猫キュア




サンタさんって何?

レジーナがマナに聞いてきた。それは12月のある日の事

六花「おはようマナ♪」

マナ「おはよう。今日も寒いね」

六花「・・・冬が来たって感じね」

マナ「どうしたの?何かあった?」

六花「ううん・・・別に何でもないわ(苦笑)」

ラケル「・・・」

何だか嬉しそうな六花。 マナはそんな彼女の様子に何も気づいていないらしく、いつも通りの普通な対応。六花はがっかりするも、何も言わずに堪えていました。

マナ「あ!」

六花「え♪」

マナ「まこぴーだ♪おーい!」

六花「何だ・・・」

マナ「?六花、何か言った?」

六花「何も言ってないよ(微笑)」

まこぴー「マナ、六花おはよう」

マナ「おはよう♪珍しいね、朝から登校なんて」

ダビィ「今日は午前中はお休みなんだビィ」

マナ「ひぇ~人気アイドルは大変だね!」

ここ最近、仕事が忙しいまこぴー。それは学業のほうが 手付かずになる程だ。 マナ達のフォローで何とか両立してはいるが やはり大変そうである。

まこぴー「大変だけど、応援してくれるみんながいるから頑張れるの♪」

マナ「私も、応援してるよ~♪」

六花「マナは本当にまこぴーが好きね~(呆れ)」

レジーナ「私も真琴の歌好き~。」

マナ「だよね~♪キュンキュンしちゃうよね♪♪」

相変わらずなマナに呆れているとレジーナが割り込んで来ました。

六花「いつも容赦なく割り込んで来るんだから・・・あなた少しは空気を読むって事を覚えなさい」

レジーナ「何それ?意味わかんない(笑)」

六花「ぐぬぬ・・・」

マナ「まあまあ、六花落ち着いて」

レジーナの態度にちょっと苛々している六花。まあ原因はほかにもあるようですが、マナはそんな事は気づく事もなく ただ六花をなだめます。

まこぴー「あれ?六花、それ・・・」

まこぴーが何かに気が付いて言います。その言葉に六花は嬉しそうに言います。

六花「これ?分かっちゃった?♪」

マナ「あれ?六花そんなアクセサリー付けてたっけ?」

やっと気づいたらしいマナにため息をつく六花

六花「ようやく気づいたのね・・・全く幸せの王子様は鈍感なんだから」

マナ「ごめんごめん><」

慌てて謝るマナ。

レジーナ「何なの?それ」

六花「これはね、とっても大事なものなの」

マナ「へぇ~」

六花「・・・」

まこぴー「どうしたの?」

六花「別に」

やはり何か不満そうな六花。

レジーナ「それにしても、可愛いいアクセサリーね」

六花「そう思う♪・・・あっ!こら、レジーナ!!あんまりいじらないの、壊れるでしょ!」

興味津々なのか、六花のアクセサリーを触りまくってるレジーナ。六花に注意されて 膨れっ面になります。

レジーナ「ちょっとぐらいいいじゃない。六花のけち~!いいなあ~六花は。私もほし~。マナ~><」

羨ましがってマナにねだるレジーナに六花は呆れます。

六花「全く、相変わらずわがままなんだから(呆れ)マナを困らすんじゃありません!マナ、あなたからもちゃんと・・・」

マナ「勿論♪期待に答えられるかは分からないけど、素敵なクリスマスプレゼントをレジーナにあげるから楽しみにしててね♪♪」

六花「ちょっとマナ!」

レジーナ「うわ~い♪マナ大好き♪♪」

嬉しくてマナに抱き着くレジーナ。

六花「も~><」

まこぴー「流石マナ・・・(苦笑)」

マナの態度にはまこぴーも苦笑いしていました。

マナ「まこぴーも期待しててね♪」

まこぴー「ありがとう。私も今年はみんなの為にとっておきなプレゼントを用意してるから♪」

マナ・レジーナ「うわ~楽しみ♪♪」

マナはレジーナと子供のように目をキラキラさせていました。

六花「私にはないのかしら?マナサンタさん(-.-;)」

マナ「も、勿論六花にもあげるよ~><」

六花の冷たい眼差しに慌てるマナ。レジーナがまた割り込んで来て、言います。

レジーナ「サンタさんって何?」

マナ「サンタさんっていうのはね、クリスマスにプレゼントをくれるおじいさんの事だよ」

マナが説明すると、レジーナが目を輝かせて聞きます。

レジーナ「プレゼントをくれるの!?」

六花「そうよ。・・・!(笑)でも、いい子の所にしかこないからきっとレジーナの所にはこないわね(笑)」

何かを思ったのか、六花が意地悪な顔でレジーナに言います。

レジーナ「え~!」

六花「だってレジーナは悪い子だからよ(笑)」

からかうように言う六花。

レジーナ「悪い子じゃないもん!!やだやだ~サンタさんにきてほしい!プレゼント貰いた~い><」

子供のように駄々をこねるレジーナ

六花「これからでもいい子になればもしかしたら来てくれるかもね(笑)」

レジーナ「分かった!私いい子になる!!」

マナ「ちょっと六花~><」

六花「いいのよ♪これも立派な教育よ(笑)」

六花に言われて決意する レジーナ。マナは心配そうでした。

それからレジーナはまるで生まれ変わったかのようになりました。 わがままを言わなくなったり ちゃんと言う事を聞くようになったり・・・みんなが驚く程です。

六花の作戦はまんまと成功したのです。しかし、 その作戦がある人物にも 効果を及ぼすとは思っていなかったみたいですが。

ありす「レジーナさんすっかり変わりましたね」

六花「最近は好き嫌いもしなくなったし、勉強もより一層真面目に取り組むようになったし。正直ここまで上手くいくとは思わなかったからびっくりだわ」

まこぴー「まあ、変わったのはレジーナだけじゃないみたいだけど」

レジーナ「・・・」

あぐり「・・・」

マナ「ははは・・・まさか、あぐりちゃんまで変わるとわね(苦笑)」

レジーナとあぐりは喧嘩をしなくなった。あぐりもこの作戦の影響を受けていた。

六花「この子もこういう所は年頃の子供らしいんだけどね(こういうの信じない派だと思ってたから意外だわ・・・)」

いつもなら文句の一つでもとんできそうな発言なのに、今回に限っては何もありません。

六花「今日は平和ね~」

マナ「でも静か過ぎて少し寂しいかな・・・」

六花「そうね・・・」

いつもとは違うお茶の時間を過ごしたマナ達でした。

マナ「おはよう六花」

六花「おはよう」

レジーナ「おはよう♪」

マナ「レジーナおは・・・あれ?りぼんは?」

レジーナの頭にはいつものりぼんがなかったので マナはびっくりしていました。

レジーナ「校則は守らなきゃ!」

マナ「うん・・・そだね(唖然)」

六花「・・・」

レジーナ「二人とも?どしたの?」

余りの事に驚いて思考が停止する二人。

六花「あなたがりぼんを付けないなんて珍しいから・・・」

どんなに注意されても 今まで外したがらなかった りぼんをこうもあっさりと外したのだから 相当 衝撃的な事です。まこぴーがアイドルを引退する と言うくらいに。

レジーナ「だっていい子じゃないとサンタさんがこないでしょ?その為なら校則も守るわ!!」

いやその理屈はおかしい・・・六花達は思ったが 口にするのは止めた。 校則を守るのは当たり前の事なんだけど・・・と、六花は呆れていた。

しかし、サンタさんがここまで彼女を変えるとは 思わなかったので六花も 驚いていました。

シャルル「りぼんを取ったレジーナは衝撃的だったシャル」

六花「まさかここまで効果があるとは思わなかったわ・・・」

マナ「で・・・どうするの?」

六花「大丈夫、ちゃんと考えてあるから。用意したプレゼントをレジーナのパパに頼んでこっそり枕元に置いて貰えば完璧よ♪」

ありす「随分とスタンダードな作戦ですわね。」

得意げに計画を話す六花。マナとありすも苦笑い

六花「そ、そんな事より、まこぴーは今日も仕事かしら?本当毎日大変ね」

マナ「でも、クリスマスは一緒に過ごせるからよかったよ~。まこぴーのプレゼント楽しみ♪♪」

六花「そうね・・・」

マナ「もちろん六花達のも楽しみだよ」

ありす「嬉しいですわ♪」

六花「私も楽しみだわ(冷淡)」

カサッ

マナ「!・・・あぐりちゃん!?」

六花「え!?」

あぐり「・・・」

物音のした方をマナが見るとあぐりちゃんがいました。あぐりちゃんは何故か悲しそうな顔をして 去って行きました。

六花「もしかして全部聞かれてた・・・?」

ありす「そのようですわね・・・」

ラケル「きっと怒ってるケル」

六花「・・・」

茉莉「あぐり?どうしたのです。」

あぐり「・・・」

あぐりちゃんはとてもショックだったらしく帰って早々ふさぎ込んでしまいました。茉莉さんは心配して話しかけます。

あぐり「おばあさま、サンタさんなんて居ないんですね・・・」

茉莉「・・・」

あぐり「私、馬鹿みたいです。マナ達の嘘に騙されて・・・子供みたいに喜んで(泣)」

泣きじゃくるあぐり。 ずっと黙って聞いていた茉莉さんが口を開きます

茉莉「あぐりは妖怪やおばけはいると思いますか?」

いきなりの質問に戸惑うあぐり。

あぐり「よく・・・わかりません。でも、ジコチューや妖精がいるのだからもしかしたらいるかも知れないと考えた事はあります。」

茉莉「そう。」

あぐり「おばあ様は一体何をおっしゃりたいのですか?」

質問の意図が分からず、あぐりは聞きます。

茉莉「私はいると思いますよ。実際には見た事はありませんが。」

あぐり「・・・」

茉莉「大事なのは信じる気持ちだと思いますよ」

あぐり「信じる気持ち・・・・・・」

茉莉「あぐりは信じてるのよねサンタさんを」

あぐり「・・・はい。」

茉莉「ならそれでいいんですよ。マナちゃん達もあなたを喜ばせたかったんじゃないかしら」

あぐり「!!」

茉莉さんに言われてあぐりははっとします。

茉莉「それにマナちゃん達もきっとサンタさんの事を信じてると思いますよ。だからこそそんな事を計画したのでしょう」

あぐり「おばあ様・・・」

茉莉さんの話であぐりは 立ち直りました。

ぴんぽーん♪

茉莉「あらあら♪誰か来たみたいですね(笑)」

マナ「あぐりちゃん・・・その・・・」

あぐりが外に行くと、マナ達が申し訳なさそうに していた。お詫びの品であろうお菓子を持って。

あぐり「何か?」

六花「サンタさんの件でちょっと・・・ね。」

あぐり「私は何も聞いてません。」

マナ「へ?」

あぐり「サンタさんは楽しみですわ♪」

六花「そ、そうね」

あぐり「ところで、そのお菓子は?」

ありす「セバスチャンが取り寄せた高級和菓子ですわ♪どうぞ(笑)」

あぐり「有り難く貰っておきますわ。用件はそれだけですか?」

六花「え、ええ。」

あぐり「では、アデューですわ♪」

マナ「・・・」

六花「・・・」

ありす「・・・」

呆気に取られてるマナ達。

六花「怒ってなかったみたいね」

マナ「ま、まあよかったんじゃない?それならそれで(苦笑)」

六花「そうね、終わりよければ全てよしね。」

ありす「では私達も帰りましょうか(笑)」

マナ達はあぐりちゃん家を後にしました。茉莉さんのおかげで穏便にすみ
ました。

一方その頃

のぞみ「サンタさん?いるよ だって会った事あるもん♪」

まこぴー「本当ですか!?」

うらら「私達サンタさんのお手伝いをしたんですよ♪」

のぞみ「いっぱいプレゼント配り楽しかったな~♪」

のぞうら「ね~♪」

まこぴー「・・・」

りん「こらこら・・・まこぴー困惑してるでしょ(呆れ)」

くるみ「普通信じ難いわよね」

かれん「そうでもないみたいね」

まこぴー「いいなあ(感激)」

うらら「きっと真琴さん達も会えますよ♪」

のぞみ「そうそう♪いい子にしてればきっとまこぴー達のところにも来てくれるよ♪♪」

まこぴー「本当ですか♪♪」

りん「こらこら、無責任な事いわない」

のぞみ「なんとかなるなる~♪」

りん「駄目だこりゃ」

こまち「あらあら♪すっかり意気投合しちゃったわね、真琴さんとのぞみさん達(笑)」

のぞみ達とサンタトークで盛り上がってるまこぴーでした

幸せのサンタさん 前編 完



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最終更新:2014年12月25日 21:16