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 ……我々は、新天地でも戦いを行うことになった。
 人類は、戦いという宿命から逃れられないのか?

 ―サクラ部隊艦長の航行日誌より―



 地球、日本の新潟基地内。戦術機の格納倉庫の隣。
 そこに、建造物でも無いにも関わらず、格納庫より大きく、シンプルな形状の物体が静かに鎮座している。
 それは、間引き作戦の後で「運び込まれた」。元の世界では「ヨルムンガンド級輸送艦」と呼ばれ、この世界では「新型の移動式格納倉庫」ということになっているそれは、銃を構えた兵士が周囲を巡回し、ものものしい雰囲気に包まれている。

内部。ヨルムンガンド級輸送艦「サクラ」のメインデッキにて、二人のパイロットと、艦長、そして香月夕呼は、お互いの情報を交換し合っていた。
 片や、地球の歩んできた歴史、BETEが現われて以降の世界情勢、技術力etc…。
 片や、地球の歩んできた歴史、バイドの作られた経緯、技術力etc…。

 「成程ね。数ではともかく、そんな敵が今この世界に襲来したら最後、滅ぶしかないようね」
 「こっちだって似たようなものです。バイドに加えてBETE――そんな余裕はありませんよ」

 お互いに情報は得た。それらが真実かどうかを探る術を、お互いに持ち合わせていないが、それでも大まかな全貌をつかむことはできた。
あとは、行動の選択だ。
 鉄製の椅子に腰をかけているハーン艦長と、同じく腰をかけている香月の視線が交錯する。
 お互いの求める利益を引き出すために、双方の頭脳が計算を始める。

 「じゃあ私達は、必要物資の提供、そのほか必要なものを提供させるわ。で、貴方は?」

 最初、見たことがない技術で構成された艦を見て興奮気味だった香月は、やっといつもの調子を取り戻し、優雅に脚を組んだ状態でハーン艦長に問う。

 「元の世界に帰還する間、貴方の戦力として動きましょう」

 落ち着いた様子でハーンは言う。物資の提供。それは、燃料や、食糧、そして武器類の枯渇してきていたこの「サクラ」部隊にとって、この上なく甘美な響きを持っていた。

 「元の世界? まさか世界を渡れるっていうの?」

 信じられないといったように眉をひそめる香月に、ハーンは答える。

 「いえ、味方がこちらの―――位置、を特定できれば、まだ望みはあります」
 「なるほど。到底こっちでは考えつかないほど技術力が離れてるわ」

 ハーン艦長は思考する。
 ここで「物資」、つまり必要なモノが無くなったら、エライことになる、ということを悟られてはならない。交渉とは、常にお互いの弱みを握りあいなのだ。弱みを握られるな、これが鉄則なのだ。
 しかし、香月とて無能ではない。
 だからこそ、落ち着いた態度をとることができる。同時に、自分が大きく出れば、利益を得られなくなることも知っている。
 やろうと思えばこの基地を焼け野原にすることができるほどの力を、相手は持っているのだから。
 そして、香月達にとっての最大の利益、それは、戦力もあるが、一番は「技術」である。

 BETEを遥かに超える脅威であるバイドの存在。
 G元素でしかありえない筈の重力制御機関。
 人体の能力を超人レベルまで引き上げ、様々なところで使用できる汎用ナノマシンや、人工筋肉、神経を作り上げる技術。完成されたクローン技術。
 荷電粒子砲級の威力を持つ波動砲。同じく陽電子砲。
 モース硬度15以上の外殻を一撃で貫通するビームバルカン砲、そしてビームクロー。
 BETEの噛みつきを喰らっても、傷がつく程度の強力な特殊合金。
 レーザーを防ぐほどの対エネルギー障壁。
 敵とみなした存在をことごとく喰らい尽くして自己のエネルギーとする球状兵器。
 挙句の果てには次元を超え、さらに距離という概念すら超える技術。

 どれも、一介の「科学者」でしかない香月にとっては、麻薬にも近い魅力を持っていた。
 これほどの技術を、「試験部隊」が持っているということは、「軍単位」となれば、それこそ世界を、全てを席巻することができるほどの力となることは間違いない。
 BETEに対抗することすら簡単になる可能性だってある。
 もう、香月にとって、G元素など、どうでもよくなっていた。どうでもよくはないが、それはただの「便利な物質」程度まで格下げされている。
 それを逃さない手は無い。
 だから香月は要求する。

 「あと――その技術をウチの技術者に教えてくれるかしら?」
 「技術、ですか?」
 「ええ」

 ハーンは口を閉ざして沈黙した。しかし、体内のナノマシンはその脳内信号を読み取り、傍らに座っている副艦長に言葉を送信、お互いに無言で会話をしている。
 それを、少し離れたところでヴァジルカとメイゼは、コーヒーを飲みつつ待機している。
 おおよそ十秒。
高速で議論を終えたハーン艦長は、こくりと頷いて、香月にその答えを言う。

 「わかりました。技術を提供しましょう。ただし―――そのG元素とやらを、ウチの部隊に提供してもらいましょうか」
 「……分かったわ」

 数瞬沈黙した香月は、同じように頷く。
G元素を遥かに超える魅力の技術を手に入れるなら、それは必要な出資だと判断したからだ。等価交換、それはどこにでも付きまとう。
 こうして、「サクラ」部隊は、正式に契約を遂げた。
 帰還するまでの間、戦力、そして技術を提供することを。



 銃声が響く。それは、軽い。ある程度の知識と場数を踏んだものであれば分かっただろう。それは拳銃専用の弾丸だ。
 ―――パパパパパパパン。
 常人であればやらない速度で引き金が連続で引かれる。
オートマチックではない拳銃で、しかも連射するなど、「訓練」ではやらない。彼は、弾をばら撒くのではなく、一発一発「連射で」当てに行く。連射すれば銃口が跳ね上がり、命中しなくなる。その常識を無視して、弾丸の殆んどを標的の腹部付近に全弾命中させる。
 肩でバラバラに切られた黒髪。
 高い身長に、細く、それでいて無駄のない筋肉を湛えた青年。街を歩いたら逆に女が声をかけてきそうな風貌。強い光を宿した瞳。

 「これが標準か。やたらと反動が軽い」

 メイゼである。
 耳を保護するために耳あてをかけて、日本軍の標準的な軍服を着崩して着た男。9mm口径の拳銃を両腕で保持し、正面に向けて黙々と引き金を引く。
 弾切れ。マガジンを拳銃から取り出すと、新たなマガジンを差し込む。装填完了。
 標準を、今度は左右へ動きまわる人型の紙に合わせる。
 弾道計算、座標確認。発射。
 ―――パン、パパパパン。

 「ふぅ。手ごたえがない」

 全弾中心線に付近に命中。
そろそろ過熱してきた拳銃を傍らの机の上に置く。過熱によって障害が発生するその瞬間は、さすがの彼でも完全には予想できないからだ。
 射撃練習場は戦術機乗りにとって馴染みのない場所ではあるが、乗らないものにとっては常日頃から利用する場所である。
 契約を済ました一行は、佐渡島にて息を潜めるBETEの警戒ということで、サクラ部隊は新潟基地にて待機ということになった。
 暇を持て余したメイゼは、基地の施設を一通り見学し、最近銃を撃っていないことを思い出し、射撃練習場にて小一時間様々な銃器を撃ちまくっていた。対物狙撃銃から散弾銃まで。そして、最後に思い出したかのように拳銃を。
 ただ、R戦闘機のサバイバルキットに入っている拳銃は、13mm対物拳銃というやたらと物騒なモノであったが為に、たかが9mmでは軽く感じてしまうのだ。
 「対物(アンチマテリアル)拳銃」。
 車のエンジンブロックを一撃で破壊する「拳銃」というには余りに強力すぎるそれだが、彼が扱えば普通に発射できるというから驚きだ。
 強化を受けていない人間が撃てば、イの一番に肩の関節が外れることは間違いない。
 それでも、彼の受けた人体強化は、「レベルB+」程度なのだ。「レベルS」となると、もはや化け物と化す。実際のところは分からないが、素手で自動車を持ち上げたとか、対物狙撃銃を片腕で撃ったとか、とんでもない噂話が立っている。

 「あの、もしかしてこの前の間引き作戦で香月横浜基地副司令が連れてきたという、実験部隊の方ですか?」
 「ん?」

 銃を撃つ音で接近に気がつかなかったらしい。
 聞こうと思えば聞けたが、意識していなかったから聞こえなかったのだ。メイゼは、耳あてを外しながら、通路から声をかけてきた相手を見やり、そして硬直した。



 偵察機に乗らせたら凄い男、ヴァジルカ=ハウゼル。
彼は、誰もが認める童顔である。
 ついでにいえば、小柄な体型である。
 さらに言えば、「可愛い」。年上の女性にやたらと人気が出る。主に母性的な意味で。
 本人は曰く「渋いオヤジ系」らしいが、どこから見ても北欧系の15歳ぐらいのガキにしか見えない。
 本人のせいではない。
 強化手術で脳をいじった副作用なのだ。子供のころに施術された為、ホルモンバランスが崩れ、成長が遅れてしまっているのだ。もっとも、それも補うために強化がなされているが。
 精密機械並みの演算に耐えるように強化された彼。体のほうもそれなりに強化されているが、全体で評価すると「レベルA-」程度だ。
 さて、彼はいつも通りにヨルムンガンド級輸送艦「サクラ」で自分の愛機の調子を見て、それから周辺を散歩していた。
 元の世界では、こんなのんびりと過ごすことは出来なかった。
 しかし、これもいいかもしれない。
そう思いながら彼は、少し余る軍服を引きずりながら新潟基地の戦術機用格納倉庫へ足を運んだ。
 普通の人は入れないが、軍服を着て、その胸に「試験部隊――」と書かれたバッチがぶら下がっているので、特に怪しまれることはない。
 万が一拘束されたら、香月に連絡を取ってもらえば分かることだ。
 香月は英雄であり、多少の無茶は許されるのだ。その力は新潟基地にまで及んでいる。
 札束が行ったり来たりしたお陰で、俺たちはここに居られるんだろうな。
 ……なんか妙な気分になったヴァジルカは、その機械仕掛けの巨人達を見上げた。
 量産型不知火。
 高い能力を持つ不知火94式戦術歩行戦闘機の所々を省略・徹底して簡略化、装甲や多少の装備を犠牲にすることで生産性を高めた機体。その地味に茶色に塗装された機体が、ずらりと立ち並んでいる。
 キャットウォークが張り巡らされ、技術者が歩き回り、ツナギを着た整備員が汗を流しながら作業をしていて、機械油の臭いと、きな臭い音、そして多種多様な音が充満している。
 格納庫の大きく開けられた正面から入った彼は、既に整備を終えているらしいその一機に近寄ってみる。
 近寄る、といっても、その足もとから接近するのは余りに危険だ。
 突然上からスパナかなんかが落ちてきたら間違いなく大惨事になるのだ。
 頭をカチ割られるのは勘弁願いたい。
 だから、彼はキャットウォークの階段を駆け上がった。ふぅ、と油臭い空気をを吸い込み直す。

 「うーん。どうもな、これに乗る気にはなれんな……」

 ボソボソ呟きながら機体を観察する。不審な目で数人の整備員が見てきたが、胸のバッチを見せるだけで退散した。
 そんなに力があるのか? 少しバッチが恐ろしくなった。

 「それにしても――BETE共からG元素なり外殻なりをはぎ取って応用させればいいものを、どうして使わないんだ? 死体だけならいくらでもあるってのに。それともここの世界の技術者はアホなのか……? 装甲として使うだけでもこの世界じゃ十分なのに」

 首を捻りながらヴァジルカは、地上からだいぶ離れた金属製の足場を歩いて行く。
 ヴァジルカの世界では、「生体装甲」なるモノがある。
 だからそう考えるのも当然と言える。現に、R戦闘機の中にもバイド系植物や、バイド体の肉を張り付けるということを初期ではやっていたのだ。
 バイドをもってバイドを征する。
 なら、BETEをもってBETEを征する。
 それを何故やらないのか。主力兵器に、なぜそれを応用しないのか。
 戦争とは、最終的に「歩兵」の数で勝負が決まるというのに。
 ヴァジルカには、理解できなかった。

 「おーボウズ、そこにいると危ねーぞ!」
 「ボ、ボウズじゃねーー!! オレは大人だ!」

 叫んだ。

 「あれが、かの英雄、が連れてきた人間ですか。まるで子供ですね」

 一人の女がヴァジルカを見ながら呟いた。その声は、喧噪に紛れて消えていった。



 そんなわけはない。メイゼは、射撃場にてひたすら、ただひたすらに心の中で叫んだ。

 「……? どうかしましたか?」
 「いや、なんでもない。名前を教えてもらってもいいか?」

 たまたまの偶然ではないか。
 違う世界にきたんだ、「アイツ」がいるわけはない。
 自らの機体の波動砲で殺したじゃないか。完膚無きままに、粉々にしたじゃないか。だから、目の前の、三つ編みの髪を後ろに垂らした、この女は違う。リンじゃない。

 「ナトメア隊 合崎 リン、と申します」
 「――名前まで――偶然か? いやまさか……」

 メイゼは、かつての恋人に外見が酷似していて、しかも髪型と声も同じ女を前にして、猛烈に混乱していた。自らが葬った彼女。その記憶の残滓が頭の中で反響し始める。
 柔らかな光を宿した瞳。形のいい唇。体の凹凸こそ少ないが、綺麗な曲線を描く体。長い三つ編みの髪を背中に垂らし、首に十字架のネックレス。

 『メイゼ、ありがとう』

 反響。忘れる為に頭を振る。この合崎リンが、自分を知っているはずはないと。
 かつて愛した女とは違うのだと。
 それでも、心が揺れる。奥底に沈めて封印したはずのそれが蘇ってくる。
 メイゼは、感情を鎮静化させることに努めた。

「俺の名前は御鞍衣メイゼ。どうとでも呼んでくれ」
 「御鞍衣メイゼさまですか。――とっても、綺麗な名前ですね」
 「あ、ああ……」
 「新潟基地の方はもう一通り見ましたか? 私はここの基地の所属ではないんですが、何ヶ月かいるうちに愛着に近いものが湧いてしまって」
 「そうか」

 初めて出逢った、あの「リン」は「いい名前じゃない」といった。
 なんでこの女は、口調こそ、性格こそ違うのに、何故ここまで似ているのか。
 これは、ひょっとして自分に対する責苦なのではないか。
 彼女を救おうともせずに殺した自分に対する罰なのではないか。
 彼女は、リンは、笑って逝けたのだろうか。
ひょっとすると、俺を憎みながら逝ったのかもしれない。俺がいつまでも苦しみ続けるように、呪縛のように最後の最期でありがとう、なんて言ったのかもしれない。
 そして彼は、かつて見ていた後ろ姿に付き添われて、本日二度目の基地見学をすることになった。どうにも断りきれなかったのだ。
 この付き合いは、しばらくの間続くことになる。



 「ふふーむ」

 シーナ=アッシェル技術担当員は、目の前の画面に向かって唸っていた。
 この世界の地球軍から渡された「G元素」なる物質の解析を、一日ぶっ通しでおこなっていたのだ。
 しかし、彼女の顔に疲労は見られない。強化によるものではなく、これこそが彼女本来の体力なのだ。
 金髪長身、ボン! キュッ ボン! なお姉さん。それが彼女だ。
 シーナは金髪を片手でかき上げ、傍らで同じように端末を覗いて作業をしている男に声をかける。

 「どう? そっちの結果は?」
 「G元素のうちのほとんどは、我々の持っている技術で再現可能です。それでも連中にとっちゃオーバーテクノロジーなんでしょうね」
 「ってことは、再現できないのもあると?」
 「いえ。正直G元素なしでもいいと思いますね。このグレイ・ワンにしたって、確かに硬いですが、他に見るべき点も無いですしね。むしろ我々なら、さらに硬い物質を作れます」
 「まぁそーね。硬くなくても私たちは対物理障壁(バリア)なんて作れるんだし」

 そこで会話を中断したシーナは、うーんといいながら伸びをし、立ち上がる。
 端末を操作して電源を落とすと、颯爽とした足取りで部屋を出ていく。

 「あとお願い」
 「わかりました」

 圧搾空気が漏れだしてドアが横にスライド。彼女が出ると同時に閉まる。
 廊下を歩き、彼女は自分の割り当てられた部屋の前にくると、ドアに手を押し当てる。数秒後、システムはシーナを認証。ドアを開閉した。
 部屋に入ると早速机に座り、端末を操作する。

 ≪設計ソフトを起動≫

 画面が光に満たされる。そこには、この世界の戦術機乗りなら見覚えのある画像が表示されている。87式突撃砲。彼女は、それの改良および「強装弾」の制作にあたっているのだ。
 軽量化するか、それとも重量を増やして頑丈にするか。
 それはともかく、まずは新型のガンパウダーの合成が先だ。そう判断したらしく、銃の設計図を画面の上に投影して放置し(つまり虚空に浮いている)、正式採用されている銃弾のデータを呼び出す。
 今の87式を超える武器を作るなど、普段は複雑なR戦闘機の整備・設計を生業とする彼女には造作もない。
しかし、この世界で再現可能な物質・技術となると、そうはいかない。
 もちろんヨルムンガンド級輸送艦にもある程度の施設、物資はある。
 しかしそれをこの世界の地球軍に渡したら、あっというまにすっからかんになることは間違いない。それではまったくの意味がない。「サクラ」にとって利益がないばかりか、この地球に新しい技術が定着しない。
 程なくして、新型のガンパウダーが画面の中で作られた。22世紀の軍隊で採用されていた火薬。それを多少改良したものだ。
ただ、これはあくまで計算上の数値にしか過ぎない。実際と虚構は違う。
 この新型なら、計算上は爆発時の力は20%増し、発生する熱量はマイナス6%軽減できる。彼女はうんうんと頷くが、満足はしない。

 「うーん。でも反動も跳ね上がるし――じゃあ87式を改良、か。骨が折れるわね――」

 虚空に浮いている87式のデータを手元に引き寄せ、睨みつける。
 端末を操作。彼女の思い描く強化突撃砲が徐々に形を成していく。

 「銃身延長、重量バランスの調整っと」

 そういえば、BETEは視覚に頼らずに相手を識別しているらしい。
 だったらと、彼女はさらなる改良を加える。

 「レーザーポインター、これならさすがに作れるわよね?」

 銃の側面に比較的小さな部品が取り付けられる。ローテクでも作れて、しかも効果的な装置。レーザーポインター。仲間がどこを狙っているのか、これからは一瞬で識別できるようになるだろう。
 発光さえすれば、電子機器が故障しようが、理論上99%そこに命中する。
 シーナは満足げにうなずいた。

 「じゃあ次はこれとこれか。うーん。時間かかりそ♪」

 こうして、87式突撃砲を改良した「04式突撃砲」の設計が完了した。
 彼女は、このあと休むことなく作業を続けたとか。






あとがき。

 趣味はパソコン。あのひたすら打ち込むやつ。まぁいいや。サァ行くか。
 さて、性格や口調が安定しないというなんともいえない香ばしい小説になってきているような気がしますが、精進していきたいと思います。
 なお、この世界では白銀 武が来訪しておりません。BETEに関しての設定がある程度変更されていますが、それは物語の中にて、ということで。
それでは。
最終更新:2009年02月02日 22:58