【宇宙暦3208年 5月10日】
 2時30分
 S級超高速次元戦艦「オスグル」、管理局艦艇5隻(内一隻は行動不能)との戦闘にて対T-N1特殊粒子用の防御フィールド発生機構破損。一時的に離脱を図るも、次々に被弾する。
 第1衛星「リリン」付近にて待機していた第7艦隊(駆逐艦が主力)が「オスグル」の援護の為に移動開始。同じく待機中の第2航空艦隊より次元戦闘機多数発進。他の艦隊は「リリン」基地にて遠距離高威力砲撃の為のチャージ開始。

 2時37分
 S級超高速次元戦艦「オスグル」の損傷レベルが小破を突破。エルス地上から確認。
 S級超高速次元戦艦「オスグル」電磁投射砲により行動不能に陥っていた管理局艦艇一隻に致命的損傷を与える。残存艦艇残り4。

 2時50分
 第2航空部隊の次元戦闘機、次元潜行を開始。
 後発部隊奇襲の為に行動開始。
 第7艦隊の6隻、S級超高速次元戦艦「オスグル」援護の為に到着。交戦開始。

3時20分
 S級超高速次元戦艦「オスグル」中破。「オスグル」所属の次元戦闘機のおよそ40%が損傷。電磁投射砲の損傷が酷く、使用不能となる。
 第7艦隊、光子魚雷の使用を解禁。

3時26分
 「リリク戦」にて管理局艦艇残り2となる。撤退を開始。
 S級超高速次元戦艦「オスグル」、戦闘でのダメージが酷いために一度撤退。
 第7艦隊損傷軽微。
 後発部隊を奇襲するために発進していた第2航空部隊が所定の位置につく。

3時28分
 ミッドチルダ付近にて潜次元偵察艦が拿捕される。
 通常次元からの攻撃があったと推測されるが、詳細は不明。
 撃破直後にT-N1特殊粒子を発生させる器官「リンカーコア」の反応を確認したのを最後に通信断絶。

3時45分
 「リリク戦」終結。
 第7艦隊のミサイル攻撃にて管理局残存艦艇を全て撃破。

 4時59分
 エルス国際宇宙軍所属第34機動部隊を主力とする艦隊(以降迎撃艦隊)が時空管理局後発艦隊と交戦状態に入る。広域消滅砲「アルカンシェル」の発射により、戦艦一隻が消滅。巡洋艦が装甲の半分を削られる。

 5時2分
 戦闘激化。
 駆逐艦数隻が時空管理局巡洋艦級に対して致命的な損傷を与えるも、大破する。
 迎撃艦隊所属の出撃中の次元戦闘機の5%が損傷。

 5時35分
 第2航空部隊の奇襲成功。
 戦艦級数隻に中破レベルの損傷を与える。

 6時7分
 作戦通り、迎撃艦隊反転開始。
 全次元戦闘機を出撃させて、「アルカンシェル」発射を防止。

 7時27分
 迎撃艦隊、回避行動を取りながら第1衛星「リリン」まで撤退する。時空管理局後発艦隊、追撃を開始。
 迎撃艦隊所属の次元戦闘機群の損傷率が20%を超える。

 7時30分
 遠距離砲撃の為に待機していたエルス国際宇宙軍艦隊、第1衛星「リリン」基地付近から全力にて陽電子砲による一斉砲撃。遠距離用高速ミサイルにより弾幕形成。
 時空管理局後発艦隊に致命的な損失を与えることに成功。

 8時33分
 時空管理局後発艦隊撤退開始。損害率は70%を超えているものと推測される。
 残った次元戦闘機にて追撃するも、大した被害を与えられず。

 9時11分
 時空管理局後発艦隊を見失う。





 報告書終わり
最終更新:2009年02月06日 02:47