蓑山・小吉

【所属】 万魔殿学園
【名前】 蓑山・小吉
【読み方】 みのやま・こきち
【種族】 化け狸(オッパショ石)
【登場巻】 ルート3

【人物】

万魔殿学園中等部に通う小柄な化け狸の少年。

目付きが悪く頭には妖怪変化に必要な葉っぱをつけ、パーカーを着用している。「OK!」が口癖。
葉っぱに息を吹きかけ「妖怪変化」と口にすることで上半身を衣服を変化させたと思われる布で包み込んで戦闘形態?に変身する事が可能。

見かけは小さな子どもだがかなり戦い慣れしているようで、ドリル流の太重拳を扱い怪異とも渡り合う。
ムラサキカガミを巡る話では大壊重を使って本体の鏡ごと蛇を粉砕した。

その後も学園に出没した赤マントを名称不明の化け狸と思われる女子生徒と共に追跡し、「オバリヨン!」と叫びながら攻撃するも逃してしまう。

化け狸ではあるが、魔魅との関連性は不明。少なくとも同種であって親戚とかではないらしい。
他作品には登場していないため、どうゆう関係なのか謎のままルート3は完結している。

元ネタは単行本の紹介ページや戦い方等から、「オッパショ石」と「オバリヨン」と思われる。
オッパショ石とは徳島県徳島市二軒屋町の無縁墓地にあるとゆう力士の墓石、もしくはたぬき供養の石。
「おんぶの吉」というたぬきが供養されているとされ、石のそばを通ると「オッパショオッパショ(背負ってくれ)」という声がするため怖がられ誰も近づかなくなったが、ある力士がその話を聞きつけて自分が背負ったところ、重さが徐々に増え始めたため石を叩きつけて真っ二つにしてしまい、以後石から声は聞こえなくなったとゆう。

おばりよんとはおんぶおばけとも呼ばれる新潟県三条市等に伝わる妖怪のことで、背中に突然おぶさってくるとされる。
とても重いが、その重さを耐えきり家まで連れ帰ることで何らかの恩恵を受けられるなどとされる。
両者ともに「背中におぶさる」、「とても重い」という共通点が有り、彼が太重拳を使うのはその伝承からだろう。


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最終更新:2024年01月15日 22:12