【詳細】
大召喚によって様々な異界とつながり各地に封印されていた化生の類が復活し、それらを討伐して
賞金を得るバウンティハンターの通称。
元々は大召喚後、人々に危害を加える存在が現れたことで、依頼を受けてそれを始末する者達が現れ始めたため、それに目をつけた中央が賞金制度を整えたことで一般化した。
中央のデータベースに登録すると、その鎮伏屋はコードネームとして固有の
H.N.が割り振られる。
例えば人気キャラでもある妖精使いの
バロネス・オルツィ(偽名)は、鎮伏屋登録の際にH.N.「大イナル眠リ」が与えられている。
これを決定しているのは中央を管理する超大型ホストコンピューター「獣」とされており、H.N.の元ネタは古今東西の文学作品、読み方は基本的にその作者の名前の一部である。
対して
F.N.というのもあるが、そちらは
ファイターズ・ストリートに参加する際の通り名であり、自分で決められることから自称となる。
ファイターズ・ストリートは誰でも戦って腕試しが出来る上に、ギャラリーも多いため鎮伏屋にとっては自分を売り出す格好の場所で人気も高い。
この制度はあくまで賞金を支払う側の中央が、支払対象との金銭のやり取りを行いやすくするための登録制度であり、ファンタジー作品によくある「冒険者」や「ギルド」等の設定に近いが、中央側から便宜を図るようなシステムは一切ない。
鎮伏屋が死亡しても中央側は関与せずそのまま放置されるため、新米鎮伏屋等は怪異の退治に失敗して人知れず死亡しいなくなることが多いとか。
身分の保証にはなるものの、そういった面は社会保障ナンバーが担っているため、中央に登録しているのは一緒だが、中央を受け入れていない者は鎮伏屋登録していない(できない?)。
怪異の専門家というイメージが強いようだが、ルート3では学生が鎮伏屋登録していたりしているため、必ずしもH.N.を持つからと言って怪異を倒せる強さを持つわけではない。
そういう強さ、実力、実績で判断したいのならば公表されている鎮伏屋のランキングを確認するのが早い。
中央の悪魔ら役人もH.N.を持つが、彼らも鎮伏屋として登録している理由は不明。
軍としての活動を行う際に登録していない悪魔が怪異と討伐した際の軋轢等を未然に防ぐためだろうか。
なお、街と街の間は危険度が段違いであるため、物流が大打撃を受けており、
それを解決するために長距離陸送は鎮伏屋をドライバーとすることで積荷を狙って出現した怪異を撃退する
輸送鎮伏屋と呼ばれる特殊な鎮伏屋業も存在する。
サクラコードで初出となる鎮伏屋達であり、主人公であるフラシスの二人も輸送鎮伏屋として活躍している。
人里離れた場所には
鬼号怪異や大召喚の影響で変質した野生動物等が潜むため危険性が高く、そういった場所も通り抜けなければならず街中に出没する怪異を撲滅するのとでは質の異なる危険性がある。
最終更新:2025年01月02日 23:09