ぼっち酒

【14】ぼっち酒

D-6の酒場。
巫女服姿の狐耳美少女、稀衣は酒場の酒を漁る。

「日本酒でもいただくとするかの」

紙パックなどでは無く大瓶入りのそれなりに高級そうな日本酒を持ち出した。
店主の秘蔵かもしれないが主も居ないし今の状況では気にする事もあるまい。

「中々美酒じゃな……ふぅ、酒でも飲まなければ、と言う訳でも無いが、どうしたものか」

カウンター席に座って日本酒を仰ぎながら殺し合いについて考える稀衣。
乗っても構わないし乗らなくても良い。
どちらでも構わないのだが。
支給された物はテーブルの上に置かれた匕首である。

「まあ、気分次第じゃな」

一先ず、誰かに会ったら決めようと、稀衣は酒をグラスに注ぐ。


【明朝/D-6酒場】
【稀衣】
[状態]健康
[所持品]基本支給品一式、匕首
[行動指針]これからどうするか未定。


《キャラ紹介》
【稀衣】
まい
狐耳と尻尾の巫女服少女。但し数百年生きている狐の妖怪らしく口調は老人っぽい。気分屋の酒豪。スタイルは良い。


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最終更新:2016年10月11日 21:11