資産運用

結局1月は口座手続きやらでランプアップできず。FXでの米ドル豪ドルのロングポジションで3%程度のゲイン。レバは5倍程度なので証拠金に対しては15%程度。うち半分は実現益。


SBI連携のハイブリッドとか自動スイーブとかアグリゲーションとかいまいち分かりにくいけど、ようはMRFみたいなもんだけど預金保護されて0.1%つきます、ってことか。
他の銀行から証券口座に入金したあと、どうやって銀行の方のハイブリッド預金とやらに入れられるのかと探したが、どうやら自動的にT+2でそちらに振替られる模様。
直接銀行間で振り込めばいいんだけど、無料回数つかっちゃうので、一旦証券口座を介してハイブリッド預金に入れ、そこから買うなり定期に回すなり。
証券口座で買うときは、証券口座現金かハイブリッド預金かは特に気にしなくてもよさそう。実際のセトルは内部的なものなので、あくまで買い付け余力があればよい。もちろん、定期や証拠金に振り替えたらそのぶん余力は落ちる。
ここらへんは、理解しちゃえば便利だが、ちょっと用語とか取っつきにくい。
1306 ETF、外国株式e、VWO ETFでいく予定。1306は流動性十分、ある程度ロットで買えば手数料も問題なし。TOK, 1550, 1680 は流動性がちょっとアレ。VTは便利だがちと薄いし結局比率をいじるので逆にこんがらかる。VWOは結構厚い。
ドル転するのはVWOの分だけ。多めに円をFXに積んでロングとって当日現引き。セトルされたドルでVWO購入、という流れ。面倒そうだったらどっちかのインデックスファンドにしちゃうかも。


VWOで行こうと思ったけど、やっぱドル転、二重課税、分配金などめんどくさそうだな。特にドルで分配金もらってもドルMMFで回すぐらいしかできないし。また円転して円ファンド積立とかやってられない。
売買手数料 $26.25 もね、、、株数にもよるけど大体500万円分ぐらいでやっと 0.05% を切るぐらいか。海外口座作るってのも手間がかかりすぎる。




メリットとしては、売買手数料が日本の26.25より安く6.95。IVV, VWOなどの10のフリーETFあり。
これは税引き後かな?前ならこの二つでノーロードファンドとほぼ同じになる。


問題は、口座開設、、、は最初だけだし粛々とやればいいだけの話だけど、やはりドル転と海外送金に手間とコストがかかる。FX駆使してシティゴールドでも持ってれば送金無料だろうけど、、、。
あと課税関係。現在だけではなく将来的にも変更される可能性があるのでちゃんとキャッチアップして申告しないといけない。


一番の問題は、自分に万が一のことが起こった時。おそらく相続人が名義変更や移管の手続きなどをしなくてはならないと思うが、現実的にかなり厳しい。日本語で対応できるならまだしも、英語は実際無理。近親者に英語がある程度できかつこの分野に明るい人がいないと厳しい。いないよ。
たしか米国民だと joint account とか作れて夫が死んでも妻に、ってのがあったかと思うが、非米国民だと無いだろうしね。
とすると、デメリットがメリットに対して大きすぎるので、海外口座はちょっと見合わせかな。もっと調べてスムースにいく方法があれば考え直すかも。


ここらへんの問題がクリアできれば、VT一本でいくかIVV, EFA, VWO, 1306 で配分組むかでできるんけどね。


あ、firstradeでは非居住者でもジョイントアカウント作れるのか。じゃ法定相続人を名義人にしておいて、遺言状やマニュアルかいておいて、、とも思ったが、いろいろ揉めそうだしなんか滅入ってきたのでやめる。


自分の相続発生時のことを考えると、ネット証券でドル建て海外株式を買うことさえハードルが高いような気がしてきた、、、sbiは最悪窓口があるか。資産概況と現金化の手順まとめぐらいは、用意しとくか。
FXは決済されて円にもどるので問題ないけど、FX口座から証券口座に自分で戻さなくてはならない。投信は解約すれば自動的にハイブリッド預金へ。
海外株は成行で売り注文。約定したらドル受け渡しを待って円転、ハイブリッド預金へ。自分でやればなんてことないけど、素人の他人にやらせるとなるとハードルは高いな。
ネット口座は、基本的に窓口の売買は受け付けない。相続発生後必要な書類を送付し、相続人の口座を開設し、そこに全ての資産を移管。現金化は相続人自らがネット上で行う必要がある。
窓口は販売手数料2パー取られたり維持費だなんだとかかるけど、いざというときの対処は窓口で対応してくれるだろうし、安心料という意味合いもあるかも。
ネット口座は、「自分で」手間をかけるから安くすむけど、いざというときは家族にその手間を押しつけるわけで、そこもちゃんと考えないとね。
今日明日でどうこうというのは無いと願いたいけど、いつ何が起こるか分からないし、最低限の手順書は用意しておくか。あと教育。


小さめのリスクポートを設定、4割を株式に、日:先:新は1:2:1の割合で。日は1306とSMT、先と新はSMTのみで。VWOは見合わせ。
実質コスト0.93%と信託留保0.3%はVWO0.2%+売買手数料に比べて高いが、ドル転の手間、ドル分配再投資問題、二重課税申告、現金化の煩雑さ、少額売買の際の手数料などのデメリットを越えるものではないと判断。
手間を除いた経済効果を見ても、税前払い、分配金MMF運用の二点で相応の複利効果を失ってるわけで、軽くシミュレーションしてみても、信託報酬の安さのメリットはさほど多くない。というか複利で負ける。
あとは韓国組み入れの有無をどうとるかだが、それに対して特別のビューがあるわけではないが、ユニバースとしては入れておくべきかと。15%*10%=1.5%なのでさほどエクスポージャは大きくないが。
経済効果として一番高いのはfirstradeである程度のロットでVT,IVV,EFA,VWOをバリバリ積み上げてDRIPかますのなんだろうけどね。マネーパートナーズFXで現受けしシティに出してシティゴールドで無料で海外送金、と。
そういえば、HSBC香港に口座開いて節税?ってのあったけど、もう租税条約締結したし、日本人の口座は開設できないんだっけ。まぁ国税は甘くねぇよ、と。
なので、大人しく円建て投信を粛々と積み上げることにします。EFは1306のみ。大した額でもないし。ネット証券が海外ETFの特別口座用意したりDRIP始めたらまた考え直すけど。


シティゴールドはそもそも審査が厳しいだろうし、年に30万円以上カードで使わないと年会費12,600かかる。よし、毎年一眼レフ新調するかw ってそのときはビックやヨドのカード使うか現金払いだしな。ポイントもったいないし。。そういうセコい庶民はゴールドなんてダメですw。
ここらへんのことは既に偉大な先人たちがブログなどで書いてくださってますが、改めて自分でもまとめ直すかな。あわよくば#銀盤練習 ネタとからめて「銀盤ダイエットでラクラク資産運用!」って本を出版し素晴らしき印税生活!ってどんな本だよw


竹川さんの投資信託にだまされるなを借りてきた。


投信の場合、売却益を計算するときは平均取得原価を使うのかな。


古典的名著、ウォール街のランダム・ウォーカーを借りてきた。結構分厚い。最初の方は面白いエピソードが多く楽しく(?)読めたが、いかんせん長いので飛ばし飛ばしななめ読み。
ファンダメンタル・テクニカルのところはざっと眺めて、CAPMのところと投資戦略、そして最終章のアプローチを読めば大体感じはつかめる。
ちょっと気になったのが、最終章での no-brainer step、つまりインデックスファンドで資産形成するアプローチを「思考停止型」って訳してること。思考停止って、あんまいいニュアンスじゃないよね。
no-brainer は、もっとこうポジティブな、簡単さ、考えなくてもできちゃうよ的な意味合いが強いと思うんだが。thats picnic的な。本書でもお勧めのアプローチだし。下手に考え回さなくても、脳みそを使わなくても手軽に出来る、と。
ポジティブってのもちょい違うか。「サルでもできる」かな。揶揄的な捉え方もあるけど。


本書のエッセンスを分かりやすく日本語でまとめてるのがほったらかし投資の水瀬さんとかのブロガーや山崎さん、かな。
ほったらかし投資のホントこのランダム・ウォーカーの本は両方共図書館で借りたけど、買って手元に置いておいてもいいかもしれない。
竹川さんのだまされるな本は、まあさらっと読んだのでいいでしょう。大体分かっていることばかりというか、そうだよね、と。あんま読み返す必要性を感じなかった。
http://t.co/Gm4Gc5xo の 「相関係数とは何か?」 を体系的に理解するための6ステップ、この考え方は筋道がいいね。若干省略されてる部分が多いけど、そう考えればいいのね、と腑に落ちる。
分散投資で相関がうんちゃらでリスクを下げる!とか言っても、なんとなくイメージで、まあ値動きが逆だったら打ち消しあうしリスクは減るんだろーなー程度のあやふやな理解しかしてなかったりする。相関係数は共分散を偏差をかけたので割るんだよって公式見ても、ふーん、、、てな。
そこのエントリでは、「類似性」という観点から、スカラーのかけ算から始まり、ベクトルの内積、余弦、共分散、相関係数と拡張して説明している。


似ているか似ていないか、というのは、その二つのベクトルが同じ方向を向いているか否か、または角度が狭いか広いか、ということ。
内積を絶対量で割り正規化した場合、最大限に似ている、つまり同一の場合は1、最大限に似ていない、全く逆の場合は -1、全く関連がない場合は 0 となる。
零ベクトルの場合はdiv by zero が発生するので、ここでは不適合として除外する。
まずはスカラーから。二つの数をかけて符号が正なら似てる、負なら反対。5と -3 はかけると負なので逆の傾向、-2 と -4 はかけると正なので同一の傾向。当然だけど、大前提。
次にこれを数直線上で0を起点とする一次ベクトルとして考える。先ほどの 5, -3 が逆傾向というのは、a=(5), b=(-3) としたとき、矢印の向きは互いに逆ということからも直感的に理解できる。
5x(-3)というのは、言ってみれば、二つのベクトルのx成分を抜き出し積を取っているということ。一次ベクトルの内積とも言える。
そして正規化を行う。つまり、先ほどの積を絶対量で割り -1から1の間に収める。5x(-3)/|5||-3| = -1 となる。また (-2)x(-3)/|-2||-3| = 1。一次ベクトルの場合は、-1か 1 しか取り得ない。
次に2次ベクトルを考える。簡単のため、一つのベクトルをx 線上に置く:a=(4,0), b=(3,4)。知りたいのは、この二つのベクトルがどのくらい似ているのか、同じ方向を向いているのか。


あ、この例だと cosθ=3/5 じゃん、で終わりか、、、


竹内美奈子さん401k DCの本が出てますね。パラ見しましたが、本書の通り401kは税効果かなり高いので、可能な限り使った方がいいです。最大月63,000円。
積立分を所得から差し引ける、運用益が非課税、引き出し時は退職金扱いなので税負担が軽い。これは大きい。自己運用では得られない税メリットです。


会社がDCを採用してても、よく分からず初期設定の安全資産に最低限の積立しかしてない人がほとんどじゃないかな?自己勘定で運用するよりこちらに積立たほうが全然有利。証券会社によってラインナップは違うが、インデックスファンドはあるはずなので、自分でアロケーションできる。
ただし、60才になるまで原則引き出し不可なのでそこは注意。無理のない程度で。
会社によって導入してなかったりマッチングがダメだったりするらしいけど、してるなら余剰資金があるかぎり最大額、導入してなかったり自営なら個人型で。
あ、数字が違ってた。個人で最大68,000円、企業型で会社掛け金と合計で51,000円その他制約あり。


確定拠出型っていうのが発音しにくいよね。DCって略すとDCブランドみたいだし<バブルの恩恵は受けてません。
年金っていうと終身年金を想像しがちだけど、そういう商品を選ばない限り、積立金と運用損益からの一括あるいは分割の給付になるので、トラストに近いよね。
つまり自分用の信託を設定し、定額の拠出を行い、運用指図をする。引き出しは年齢制限があるが、受益者は自分。確かUSだと受益者を子供に設定し、教育費のみあるいは成年してからの受給とかあったよね。
日本だと学資保険がそれにあたるかもだけど、運用の幅が狭い。
竹内さんの本で、15%とか30%のリターン!っていってるのは、運用益のことじゃなくて、節税効果のこと。掛け金分所得税20%住民税10%の節税になるよ、と。
でもこれ、かなりのミスリーディングだよね。あくまで掛け金に対する初年度だけの節税効果であって、その後の運用には関係ない。運用益が非課税といっても、あくまで益に対して20%の効果なので、リターンではない。
前著で、定期と投信のパッケージで定期年率4%です!っていっても三ヶ月定期じゃん、って批判してるのと似たようなものじゃね?
キャッチーな文言を入れたくなる気持ちは分かるが、こういう数字のまやかし的なものを入れると途端に胡散臭くなる。内容的にはもっともなところが多い分、ちと残念。
まあ、「確定拠出型年金有効活用法」とかしても一目を引けないので、あえてキャッチーなタイトルつけたのかもね。でもタイトルからだとDCの本だって全然分かんないけど。


一応アフィつきwリンク:「金融機関がぜったい教えたくない 年利15%でふやす資産運用術」http://t.co/EoJ50tCw


外物の投信は約定日が翌営業日だからなー。


大体のランプアップが終わった。今のところ株式3割、日:先:新が 1:1:1なので、もうちょい外株を積み増す予定。この前海外ETFはやらないって言ったけど、ちょっとお試しでやってみるのもいいかも、、、でも、うーん、、、
管理シートも大体できた。シート数は10。そこそこあるな。1)日誌:いつ何を注文とか振込とかこの日募集開始とか履歴メモと備忘録。2)銘柄詳細:銘柄ごとの資産タイプ、形態、通貨、価格ファクター(投信なら10000)などの基本情報。
3)-5)各銘柄の購入売却履歴:日付け、購入あるいは売却口数、価格を入力。累積口数、累積購入価額、平均取得価格、売却時の実現損益などが計算される。
6)仕分け:これもしとくと簡単なB/Sが作れるので。入金時は現預金|資本金、購入時は銘柄(、手数料)|現預金、売却時は現預金、売却損益|銘柄、などという風に。ほんとは仕分けから自動的に各銘柄ごとの勘定に転記されるようマクロ組めばいいんだけど、そのうちに。
7)価格推移:月末ごとの基準価格、株価を入力。各時点での資産ごとの口数、取得価格、保有価額、評価価額、損益などが計算される。
8)時価評価:現時点での各資産の評価損益一覧。これは次のレポートシートに統合してもいいかも。9)月次レポート:資産別詳細、タイプ別、今月のアクション、アロケーション円グラフ、資産推移、コメントなどを一枚紙に。
10)B/S, P/L。簡単ながら仕分けシートからB/Sと時価評価シートから P/L。一応、ね。ほぼ月次シートにまとまってるからあまり必要ないけど、一応年度決算するときにあったほうがいいかも、と思って。
理想的には、資産情報と仕分けだけいれれば、自動的に転記とBS作りまでやってくれて、価格はネット証券のサイトからひっぱってきてまとめて時価評価してくれて、パッとそれらをまとめたレポート作ってくれて、
さらに各資産タイプから有効フロンティア作ってくれて許容リスク入れるとモデルポート出してくれて、現在のポートとの乖離とプロポーザル出してくれて、想定ポートいれとくとリバランスプロポーザルを出してくれちゃったりするととっても素敵。
購入口数や損益などはネット証券のサイト見れば分かるんだろうけど、過去の履歴とか取ろうとすると面倒だし、資産タイプ別に見たい、配分をこう変えるとどうなるかとか、実際にどのくらいの株数買うべきか、とかアレコレやろうとすると、やっぱ excel に落とすのが一番なんだよね。
「ほったらかし」のポリシーからすれば、あまり手間かけずに、だから粛々と積み立ててけばいいのかもだけど、それでも大事な大事な自分のお金なんだから、ちゃんと管理できてないと怖いよね。
ブロガーの人達も、毎月「今月のアロケーション」とか損益とか表で出してるんだから、エクセルベースで管理してるはず。ま、その時々サイトからコピペしてるのかもだけど。
一番面倒くさいけど大切なのは、メンテナンスなんだよね。ほったらかしにしておけばいいってもんじゃない。正直、この「ほったらかし」っていうネーミングは好きじゃない。
まだ円建てしか対応していないし(ドル建て資産持ってないのと、nonYenだと通貨レート処理が面倒)、決め打ち手打ちな部分が多かったり、vlookup()桁数依存だったりとかなり fragileな作りなので、人様にはまだお出しできませんw


計算式でめんどくさかったのが、売却時の平均取得価格。売却を想定しなければ、単に累積購入価額だして株数で割ればいいんだけど、売却時の実現損益、売却後の取得価格をキープしようとすると、そこそこ計算列が必要になってくる。
やってること自体は、売却前の平均取得価格をとっておいて(売却価格ー平均取得価格)X株数で実現損益を計算。そして売却後資産価額を計算しとく。次のエントリで購入した場合、購入価額と前期資産価額を足して保有株数で割って単価を計算、資産価額も同じ計算、とするだけだけど、
例えば、1)B 1000@100, 2)B 1000@200 の場合、単価は @150、資産価額300,000、3)S 500@300で実現損益 (300-150)x500=75,000、売却後資産価額225,000、
4)B 1000@400 で平均単価は(225,000+400,000)/2,500株=250、資産価額625,000 となる。これをエクセルでやらせようとすると、売却前後の情報を取っておかなきゃいけないので、結構面倒。もっとスマートな方法があるとは思うが。
後は月次評価損益。CCYYMM キーにして履歴をsumif() でとかできるけど、現在の評価損益と前月評価損益とっておいて差を取るだけにした。ここも要改良。
また、現預金勘定シートを作らず仕分けシートの横に数値だけ抜き出してごまかしてるので、ほんとはちゃんと作らんとあかん。ま、わずかな利率を無視しちゃえばあんまり実害はない。それか発生利子をまとめて記帳、とかね。
しかしこれ、経済や商品知識はもちろんのこと、会計や税務の知識も必要になるし、ネットでの操作やエクセルでの管理なども考えると、やはりそれなりにハードルは高いよな。相続発生までを考えるとおいそれと万人にはお勧めできない。
ものの本では、気軽に「分散投資で長期運用」とか言ってくれちゃって、株とは債券とは何かってのを申し訳程度にいれてくれちゃってるけど、自分が買うものが何かをちゃんと理解して、かつそれを適切に自分で管理しない限りは、窓口で勧められたものをそのまま買うのと大差ないような。
逆に窓口でそれなりのもの買って置いておけば、手間はかからないし相続時にも窓口で対応してくれる。手間や問題解決のコストを金で買っているとも言える。ネットで自分でやる場合は、すべてのリスクと手間が自分あるいは相続人にかかってくる。
ネット証券では、一応コールセンターはあるが、基本、売買の操作は自分でやらなければならない。対面コースだと普通の証券会社と手数料は変わらず高いので、それだったら最初から昔ながらのにしたほうがまし。
ネット口座開設の手順を説明してくれるのはいいけど、その後の管理の仕方や万が一の時の対処、ネット証券固有の含有リスクなどにも言及してほしいところ。
また、家計から投信を毎月買っておく、というだけだと運用概念として弱い。あくまで箱(信託)を設定し、そこに資本として資金を注入する、箱はそれを持って資産を購入し保全する、箱は別勘定であり配当は運用期間中行わず基本資本は取り崩さない、としておいたほうがよい。
現在の自分が委託者、ネット証券や保振が受託者、将来の自分が受益者となる。現在の金銭を信託に対し譲渡し、委託者として運用を指図し、受益者は老年期の自分となる、ぐらいに思っておいたほうがよい。
取り崩すのは、本当に必要になったときだけ。大病にかかった、事業を新たに始めるので資金として、など。もし使途が子供の教育費なのであれば、ポートのリスクの取り方も変わってくるため、別の箱にする。
売買手数料節約のため、マザーチャイルド方式にしてもいいけど、そこまでせんでもいいでしょう。
また、投資にあたっては、ビュー、プリンシパル、ディスプリンが必要。ロングポジションは、投資先のマーケットに対してブルだからこそ取るもの。ベア派の人や、経済成長に疑問を持つ人、そもそも資本主義経済に疑念を持つ人は避けたほうがよい。
積極的にリスクを取りに行くのか、安全資産メインでいくのか、配当志向でいくのか、キャピタルゲインを狙いに行くのか、成熟安定かEM成長か、それによって取るポートは変わってくる。お勧めのポートを真似るのもいいが、それがどういうリスクを取っているのかをちゃんと理解すること。
損切りは一切しないのか、ロスカットレベルを設定しておくのか、リバランスを機械的に行い益出しナンピンするのか、流動的に変更するのか。特に大幅下落時の資産劣化の心づもりはしておくべき。
、、、、とつらつらえらそーに書いてきたが、確かにここらへんのことをしっかりまとめようとすると、一冊の本ができるな。


現実的に一番取りやすい方法は、やっぱDCかもね。自己運用だとそれなりに手間もかかるし課税もされる。確定申告がほぼ必須なので税務知識もいる。
DCならほぼ非課税、企業なら天引き、個人でも自動引落、運用指図はサイト上で割合を指定するだけ。勝手に引き出すこともできない。相続時には現金化され一時金として支給されるので売却移管の手続きは必要なし。
自己運用でのデメリットをほとんど持たないので、まずはそこに可能な限り掛け金を積み立てる。いっぺんに入金することはできないので、それ以外の余剰資金があってはじめて自己勘定で運用する。やっぱ非課税ってのは大きいよ。


そうか取得単価x口数と売却益で仕分けるんだから資産科目の勘定帳には単純に累計価額と口数、単価だけでいいんだ。


仕分けから転記をマクロで一発に。取引を仕分けに入れるだけでレポートまで作れるように。


竹川さんの本のQAで、まとまった資金があっても、1,2年に分けて小口積立したほうがいい、ってあるけど、理屈としてはおかしいよね。
一括購入してすぐ危機があるかも、といってもそれをいったらすぐ爆騰するかもしれないし、積立終わった直後に危機が来るかもしれない。そのあと確実に上がると予測できたら、ってそれができれば苦労しねーし。
少なくとも長期的には上がるというビューのはずなので、それならアロケーションを策定した時点で速やかに資金を投下すべき。ちんたら何年もかけるのは、キャッシュで寝かしてる分機会損失している。
もちろん精神的な負担という意味で分けろといってるのは分かる。はじめての投資で退職金ウン千万つぎ込んだ瞬間半分に溶けたりするとショックでかいしね。
でも、期待リターンをプラスとして想定してる以上、よっぽど短期的にベアなビューがない限り、寝かしてる期間の期待リターンを失ってるということには言及して欲しい。あたかも、運良く値上がりすれば一括もいいときもあるよね、みたいな書き方はどうかと。


ドルコスト平均法の説明とか見てると、「リスクを抑える」とか「減らす」ってあるけど、これ違うよね。単に「リスクにさらしてない」だけ。


マンガで学べる投信:「あ、このクソファンド、進研ゼミで出たやつだ!」https://t.co/3wDP2J1T
ちなみにネタ元は @minasek さんの最新エントリより:http://t.co/9l9tdqvh
そういえば、「買ってはいけない投資信託」ってなそのものズバリなタイトルの本はまだ出てないんですかね。通貨選択毎月分配買っちゃってタイキックくらってもいいです。


「このトーシン教授に聞きたまえ!」じゃなくて「僕と契約してグロソブ買ってよ」だろ(棒。
しかしQべぇがFPだったら、、、怖いな。「実際のリスクがどういうものか、説明を省略したけれど」「訊かれなかったからさ」「君たちはいつもそうだね。強制ロスカットの事実を伝えると、決まって同じ反応をする」
ここらへんのネタは2階建てとかでやってそうなもんだけど。「私の願いは、過去、現在、未来、全宇宙に存在する全ての追証を生まれる前に自分の手で消し去ること」
ちゃんとトーシン教授のいうことを聞かなかった場合のバッドエンドもいれてほしいですね。クソファンドはめられてフィーぶっこぬかれて回転売買で毟られて路頭に迷うの。「すべてが終わって後悔しても、、、時間は絶対戻りはしない」


「ノーロード投資信託 徹底ガイド」。ちょこっと目を通して見ましたが、読みやすくまとまってはいるものの、ちょいちょいと怪しげな記述が目につきますね、、、
例えば「長期運用が基本の投資信託であれば、(為替:引用者)リスクを回避することができる」。そりゃ嘘でしょ。為替ヘッジ型あるいは外貨ショートを組み込んでない限り、長期だろうがなんだろうが為替リスクは回避できない。
しかも、「年利6%で運用すれば20%円高になっても3年で取り戻せる!」。おいおい、単に 1.06^3-1が ~0.20 ということしかいってねぇだろう。長期うんぬんはどうなった。確実に年6%で回るんなら投信だろうがなんだろうが同じだし。


複利のはなし。確かに投信は分配金再投資がしやすく、期待リターン通りに回れば雪だるま式に増えていく。でも年利10%で何年たてば○倍に!とかσ=0を仮定した話を強調するのはやめてほしい。


「複利効果が最大の特徴である投資信託は、積み立てパワーにより、株価のあらゆる局面で非常に強く、大きなリターンを得られた!」。おいおいおい。そういうのはやめてくれよ。
しかも(なぜか)各期のリターンを単純和して、積立より一括のほうがいいという結果がでると、「バブル」を除外して、って、だからそういうのは期間のとりようによってどうとでも言えるんだって。下落相場ではドルコスのほうが購入数が少ないので結果としてリスク量が少ないだけ。
また、期間が異なるリターンを単純和しても意味がない。せめて年率換算してくれ。もしくは継続投資とみなして複利計算してくれ。
「インデックス投信は下落相場でも強い!」。ものとになるレポート見てないけど、対象マーケットの異なるインデックスファンドを日経平均とくらべてその結論はないんじゃないの。国内といってもご当地ものなど入ってるし、単にマーケットが異なるだけ。インデックスだからどうこうではない
あ、http://t.co/U77i7oex ね。
、、と、インデックス投信をすすめるのはいいんだけど、説明が稚拙でインチキくさいと背中から味方を撃つ状態になるので留意してほしいところ。
「こんなにリターンが!」とか「リスクを抑えられる」とかいうのは、まず疑ってかかったほうがよい。単に過去のトラックレコードだったりσ=0の期待リターンだったり。
この手法でリスクを抑えられる、というのは、そもそもリスクを取ってないだけだったり、非現実的なリターンを仮定して相殺させてるだけだったりする。


分散投資でリスクをうんぬん、というのは、リターン、ボラ、相関係数などのデータが正しいと仮定した上なら、理論的にはリスクは減ります。でも、分散共分散行列を算出する上で最も重要な相関係数の仮定がどうか、ですね。
金利的な側面からの株式債券の負の相関は、、、、まあなんというか逆の意味で実証されましたしね。


もしかしたら、対して高くもない期待リターンのために資産の何割もリスクにさらすより、ほんの少額を超ハイリスクハイリターンなのに突っ込んだ方がいいのかもしれません。うまくいけばよし、駄目なら稼ぎ直す。


極端な話、ドル80円台前半のときにドルロングレバ20突っ込んでれば、約250%のプラス、資産の5%証拠金に当ててればポートで12.5%。溶ければ-5%。課税もすぐ来るしお勧めはしないけどね。


そういった意味では、FXも悪くないツールではあるんだよね。損失を限定し、高いリターンを求める。ものすごいストロングビューがあり、かつ余剰資金があるのなら、限定的に利用するのもひとつの手。
ただしギャンブル性が高いため、過度の利用は禁物。今度こそ、今度こそとハマるとヤバい。少額の限度額を定めて、追証はしない、溶けたら何ヵ月は手を出さない、きちんと利益確定する、などの規律を定め守らないと自滅する。


スワップポイント目当ての長期ポジション保持は、あまり得策ではないと思います。そもそも金利差は将来の為替を織り込んでのものだし、今の金利差では為替の値動きですぐふっとんでしまいます。ロスカットされてはまずいのでレバもあげられませんし。
私自身は、ドル建て資産用のプリヘッジとマーケットに身近でいるために、少額低レバで米豪ドルロング保持しています。幸いお小遣い程度のプラスです。今振り替えると、あの時もっと突っ込んでればなあと思わなくもないですが、結果論ですね。
チャート派ではないんで山なんとかとかなんとか線とかはあまり気にしませんが、値動きを見てここらへんまで下がったら買うかとかの指値をいれるぐらいはします。まあ大体買い損ねたり、早く利確しすぎたりで、やっぱ簡単ではないですね。


ちょっと管理シートに手を加えた。仕分けシートに日付け、銘柄、口数、単価(借方貸方とも)記帳。ボタン一発で転記とレポートやBSPLアップデート。
購入時はふつうに単価と口数で。ドルアセットの場合は、単価に =単価x為替レートで入力。価格シートには為替レートとドル建て価格を記入。
売却時はちょっと面倒だけど、貸方に資産を取得単価で、また(売却価格-取得単価)x口数を売却損益として入力。仕分け例計算をつけておいた。
評価損益は仕分けシートの下の方に 銘柄|評価損益 を入れておき、損益を自動計算。PLでそれをひっぱり、手数料、売却損益、利子配当などとともに当期損益を計上。BSの資本の部でそれを参照する。
仮に取り崩した時は、事業主貸|現預金で仕分け。BS上では資産としてのるが、レポート上ではリスクアセットとしては見做されない。
12月決算を想定。ほんとは年度ごとに仕訳帳を新しくしないといけないのだが、推移とか仕分けシートに依存してるので、そのまま使う。そのほうが見やすいしね。別ファイルにするといろいろ面倒。
評価損益は、本来振戻しで簿価に戻すか切放しで簿価を洗わなきゃなんだけど、継続して使うのでそのまま。扱いとしては取得原価を簿価とする。
ただし売却損益が出た場合は、期初に 売却損益|繰越利益剰余金 の仕分けを入れてとく必要が。じゃないとダブる。
あ、手数料その他の評価損益以外のPL項目は全部やらないといかんのか、、、、めんどうだな。


内外の比率は、、どうだろうね、あくまで全世界のユニバースにということならばそれに合わせて、 自分の定常収入が国内経済に依存してると考えれば、あえて国内を減らして分散を、となるし、
支出は円なので外貨資産はあまり持ちたくないあるいは良くわからん海外のリスクはあまり取りたくないというなら、国内株メインで、となる。
それを考えると、4:6 あるいは3:7ぐらいが妥当な線かもしれない。新興国をいれて3:5:2とかね。
生活防衛と運用という二つではなく、運用の枠を安定的貯蓄性と積極運用リスクポートに分ける、とかね。前者は一年定期、変動国債、MRFなどの安全性が高くある程度流動性があるもの、後者に株式などリスクを取ってリターンを狙っていくもの。
ちなみにsbiをつかってればハイブリッドがMRFより利回りいいけど、ペイオフが気になるなら他の口座でMRF買っとく。
なんだかんだいって、資本主義経済にいる以上、株主になるのが一番なんだろうね。給与所得者である以上、自らの体と時間を投下した上で定期収入を得る、いわばdebt invester。余剰資金は株主として資本投下すべき、か。
金持ち父さん的になっちゃうけど。



.@minasek さんの最新記事:為替ヘッジ付き外債。ヘッジっていっても、外債長期のロングを短期ドル円フォワードでロールするんだから、ヘッジとしては不完全だよね。ポジションとしては外国金利フラットナーと国内短期ロング。http://t.co/KqLQhHdP


あ、短期の方は一ヶ月やそこらでロールされるので、フラットナーというのは適当ではないか。ふつうにドル長期ロングー金利差、で考えたほうがいいかな。


大きくスティープニングしており、かつそれがしばらく続く、というビューならキャリーを取りにいってもいいかもしれないけど、そもそも為替ヘッジをしようとする人がそんなカーブプレイをしようとは思ってないと思うが、、、


a%-b%って説明されるけど、正確には *1-1 なのかな?
最終更新:2013年02月23日 11:00

*1 1+a%)/(1+b%