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I=Dの改良 - (2011/05/03 (火) 00:39:49) の1つ前との変更点

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*I=Dの改良 #contents **周辺環境(工場) #image(http://www26.atwiki.jp/minamitennka?cmd=upload&act=open&pageid=23&file=%E4%B9%97%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%B3%EF%BC%86%E5%B7%A5%E5%A0%B4%E3%81%A7%E5%83%8D.jpg,title=I=D工場で働く整備士たち)(画像) **香車リバー(トモエ改) #image(http://www26.atwiki.jp/minamitennka?cmd=upload&act=open&pageid=23&file=%E3%83%88%E3%83%A2%E3%82%A8%E6%94%B9%E3%80%80%E5%AE%8C%E6%88%90.jpg,title=香車リバー) -- **香車リバー トモエリバー改『香車リバー』  A71『トモエリバー』はわんわん帝國の標準となった機体であるが、その運用は必ずし も“帝國の標準”とはいかなかった。帝國の藩国には詩歌藩国、FVBなどの大藩もあれば よんた藩国、ほねっこ男爵領といった小藩もあり、お仕着せのアイドレス1つを同じよう に運用することは不可能であった。  とはいえ、帝国に属する藩は封建制に基づく責務として、戦時動員(コール・トゥ・ アームズ)には応える義務がある(義務を果たさぬ藩国には相応の罰が与えられた)。し たがって、多くの弱小藩国で、このトモエリバーを活用するためのカスタムが行なわれた。  ほねっこ男爵領にてトモエリバーの試験が行なわれた際、その報告を聞いて顔色が変わ ったのは、整備兵でもパイロットでも、藩王でもなく吏族筆頭の無量小路であったという。 無量小路:「トモエリバーに国が食いつぶされるぞ」  というわけで、ほねっこ男爵領においてのI=Dの改造はいかにランニングコストを下 げるかということに費やされた。  まずは、(トモエリバー最大の特徴といえる)背中の多目的ジャンプロケットを、正規 の液体燃料ロケットから、固体ロケットに換装した。 南天:「つまり、これが悪名高い『ほねっこ一番鑓』とか、『香車リバー』と呼ばれた原 因ってわけだ。こうなった以上、“戦場を縦横無尽”に“高機動性を生かした作戦”とい うのはかなわない。高速度での進入は1度きりだからな。信頼性は高いが……飛び込み台 がいくら丈夫っていっても行った先じゃ役に立たない」  これにより、トモエリバーの装備であった100mm砲(ランス)は使用できなくな ったため、携行火砲は75mmの蜻蛉切(トンボギリ)となり、そして移動しながらの射撃 はほぼ不可能になった。  一方、「途中消火可能な液体ロケット」という、繊細な装備を撤廃したことによる全体 の運用コストの低下は著しいものがあった。 うにょ:「つまりね、この時点でもうこのトモエリバーは当初想定された運用はできない 機体になっちゃったの。けど、高速浸透の能力とランスには至らないけど、十分な火力を 使用できる能力で別の使い方がひねり出されたわけ。  香車リバーの仕事はこうよ。固形ロケットで一気に敵の前線に浸透(このとき増加装甲 は外さない)、着地したら3機で集結し、そこで盾を構えて、敵前線内部を火力で制圧。 弾が切れたら友軍の侵攻が追いついたところで拾ってもらう。ちなみに、手持ち増加装甲 (盾)はこのロケット侵入の際にはフライング・アーマーとしても使うわ」 深夜:「その、追いつかなかったら?」 うにょ:「いちおー、装甲外せば脱出用の固形ロケット(03、04のステーションに配置) で20mくらいのジャンプはできるから、そうやって逃げてくるの」 深夜:「……20mで逃げられなかったら? 」 うにょ:「(真顔で)そんなところで使う方が悪くて、使われたなら運が悪いのよ」 深夜:「……」  固形燃料ロケットに換装したため、制御系に余裕ができ、それは主に増加装甲を使用し た上での運動制御に割り振られた。したがって、香車リバーは「足を地につけての運動 性」ならば、増加装甲を保持したままでも元のトモエリバーに遜色ない働きを見せた。こ の際には、手持ち増加装甲を捨て、ぽち姫の銘が入った反りのある剣を両手で使用する。  増加装甲は軽圧延合板鋼+セラミックの複合装甲であり、アメショーの35mm機関砲 には十分な防御となった。(一方、ATMに対しては手持ち増加装甲を使用したが、直撃 を受ければ盾は破壊された)  また、ランスを使用しなくなったことにより、火器管制は美術品並みのトモエリバーの 電装品ではなく、既存の航空用火器管制ユニットを流用でき、大変財政にやさしくなった。 ユーラ:「大分へ改易後は赤く染められました、朝焼けをあびたメッケ岳を模したとも言 われてます」 XH-834:「“ほねっこ火の車”という洒落じゃないんですな」 ユーラ:「それは思っても言わないのがやさしさです。額の前立は“白銀山形大前立”と 呼ばれる形です。メッケ岳の山容を模した神々しさがあります。通信用、電子戦のユニッ トも兼ねてます」  『香車リバー』最大の敵はATMであったため、電子戦に対応し頭頂部に犬耳型レドー ムを配した『書記長リバー』や、固形ロケットの代わりに円盤状のジャミング・ユニット を広げた『ムーン・リバー』などのバリエーションもあった。  また、固形ロケットユニットの換装は多岐にわたり、ビルの窓拭きユニット、炊き出し ユニット、ホットケーキ・ユニット(愛鳴藩よりの技術供与)が確認されている。  こうした、多目的なバックパックユニットを装備したトモエリバーは『弁慶リバー』と 呼ばれ愛された。 ---- トモエリバー改(香車リバー)は重装になりスマートな外見でなくなった+現場での改修が相次ぎ、洗練されたシルエットを失ったため、外見を-1耐久力を+1します。 ---- **一般性能開示 L:I=Dの改良 = {  t:名称 = I=Dの改良(イベント)  t:要点 = 現在生産されているI=Dを手直ししたもの  t:周辺環境 = 工場  t:評価 = なし  t:特殊 = {   *I=Dの改良のイベントカテゴリ = ,,藩国イベント。   *I=Dの改良の位置づけ = ,,生産イベント。   *I=Dの改良の対象 = ,,藩国で生産することができる乗り物。   *I=Dの改良の内容 = ,,このイベントを取得した国は、その国用のマイナーチェンジI=Dを作成できる。作成したものにあわせてアイドレスが作成、公布される。作成されたマイナーチェンジI=Dは任意の1つの能力を評価-1して、任意の1つの能力を評価+1する。また、出撃時に資源を必要としない。ただし、作成されたものに応じて付与されないことがある。  }  t:→次のアイドレス = 独自I=Dの設計(イベント),人騎兵・騎士専用機の設計(イベント),人騎兵・王専用機の設計(イベント) } ***チェック用URL ・HQボーナスと適用範囲
*I=Dの改良 #contents **周辺環境(工場) #image(http://www26.atwiki.jp/minamitennka?cmd=upload&act=open&pageid=23&file=%E4%B9%97%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%B3%EF%BC%86%E5%B7%A5%E5%A0%B4%E3%81%A7%E5%83%8D.jpg,title=I=D工場で働く整備士たち) **香車リバー(トモエ改) #image(http://www26.atwiki.jp/minamitennka?cmd=upload&act=open&pageid=23&file=%E3%83%88%E3%83%A2%E3%82%A8%E6%94%B9%E3%80%80%E5%AE%8C%E6%88%90.jpg,title=香車リバー) **香車リバー トモエリバー改『香車リバー』  A71『トモエリバー』はわんわん帝國の標準となった機体であるが、その運用は必ずし も“帝國の標準”とはいかなかった。帝國の藩国には詩歌藩国、FVBなどの大藩もあれば よんた藩国、ほねっこ男爵領といった小藩もあり、お仕着せのアイドレス1つを同じよう に運用することは不可能であった。  とはいえ、帝国に属する藩は封建制に基づく責務として、戦時動員(コール・トゥ・ アームズ)には応える義務がある(義務を果たさぬ藩国には相応の罰が与えられた)。し たがって、多くの弱小藩国で、このトモエリバーを活用するためのカスタムが行なわれた。  ほねっこ男爵領にてトモエリバーの試験が行なわれた際、その報告を聞いて顔色が変わ ったのは、整備兵でもパイロットでも、藩王でもなく吏族筆頭の無量小路であったという。 無量小路:「トモエリバーに国が食いつぶされるぞ」  というわけで、ほねっこ男爵領においてのI=Dの改造はいかにランニングコストを下 げるかということに費やされた。  まずは、(トモエリバー最大の特徴といえる)背中の多目的ジャンプロケットを、正規 の液体燃料ロケットから、固体ロケットに換装した。 南天:「つまり、これが悪名高い『ほねっこ一番鑓』とか、『香車リバー』と呼ばれた原 因ってわけだ。こうなった以上、“戦場を縦横無尽”に“高機動性を生かした作戦”とい うのはかなわない。高速度での進入は1度きりだからな。信頼性は高いが……飛び込み台 がいくら丈夫っていっても行った先じゃ役に立たない」  これにより、トモエリバーの装備であった100mm砲(ランス)は使用できなくな ったため、携行火砲は75mmの蜻蛉切(トンボギリ)となり、そして移動しながらの射撃 はほぼ不可能になった。  一方、「途中消火可能な液体ロケット」という、繊細な装備を撤廃したことによる全体 の運用コストの低下は著しいものがあった。 うにょ:「つまりね、この時点でもうこのトモエリバーは当初想定された運用はできない 機体になっちゃったの。けど、高速浸透の能力とランスには至らないけど、十分な火力を 使用できる能力で別の使い方がひねり出されたわけ。  香車リバーの仕事はこうよ。固形ロケットで一気に敵の前線に浸透(このとき増加装甲 は外さない)、着地したら3機で集結し、そこで盾を構えて、敵前線内部を火力で制圧。 弾が切れたら友軍の侵攻が追いついたところで拾ってもらう。ちなみに、手持ち増加装甲 (盾)はこのロケット侵入の際にはフライング・アーマーとしても使うわ」 深夜:「その、追いつかなかったら?」 うにょ:「いちおー、装甲外せば脱出用の固形ロケット(03、04のステーションに配置) で20mくらいのジャンプはできるから、そうやって逃げてくるの」 深夜:「……20mで逃げられなかったら? 」 うにょ:「(真顔で)そんなところで使う方が悪くて、使われたなら運が悪いのよ」 深夜:「……」  固形燃料ロケットに換装したため、制御系に余裕ができ、それは主に増加装甲を使用し た上での運動制御に割り振られた。したがって、香車リバーは「足を地につけての運動 性」ならば、増加装甲を保持したままでも元のトモエリバーに遜色ない働きを見せた。こ の際には、手持ち増加装甲を捨て、ぽち姫の銘が入った反りのある剣を両手で使用する。  増加装甲は軽圧延合板鋼+セラミックの複合装甲であり、アメショーの35mm機関砲 には十分な防御となった。(一方、ATMに対しては手持ち増加装甲を使用したが、直撃 を受ければ盾は破壊された)  また、ランスを使用しなくなったことにより、火器管制は美術品並みのトモエリバーの 電装品ではなく、既存の航空用火器管制ユニットを流用でき、大変財政にやさしくなった。 ユーラ:「大分へ改易後は赤く染められました、朝焼けをあびたメッケ岳を模したとも言 われてます」 XH-834:「“ほねっこ火の車”という洒落じゃないんですな」 ユーラ:「それは思っても言わないのがやさしさです。額の前立は“白銀山形大前立”と 呼ばれる形です。メッケ岳の山容を模した神々しさがあります。通信用、電子戦のユニッ トも兼ねてます」  『香車リバー』最大の敵はATMであったため、電子戦に対応し頭頂部に犬耳型レドー ムを配した『書記長リバー』や、固形ロケットの代わりに円盤状のジャミング・ユニット を広げた『ムーン・リバー』などのバリエーションもあった。  また、固形ロケットユニットの換装は多岐にわたり、ビルの窓拭きユニット、炊き出し ユニット、ホットケーキ・ユニット(愛鳴藩よりの技術供与)が確認されている。  こうした、多目的なバックパックユニットを装備したトモエリバーは『弁慶リバー』と 呼ばれ愛された。 ---- トモエリバー改(香車リバー)は重装になりスマートな外見でなくなった+現場での改修が相次ぎ、洗練されたシルエットを失ったため、外見を-1耐久力を+1します。 ---- **一般性能開示 L:I=Dの改良 = {  t:名称 = I=Dの改良(イベント)  t:要点 = 現在生産されているI=Dを手直ししたもの  t:周辺環境 = 工場  t:評価 = なし  t:特殊 = {   *I=Dの改良のイベントカテゴリ = ,,藩国イベント。   *I=Dの改良の位置づけ = ,,生産イベント。   *I=Dの改良の対象 = ,,藩国で生産することができる乗り物。   *I=Dの改良の内容 = ,,このイベントを取得した国は、その国用のマイナーチェンジI=Dを作成できる。作成したものにあわせてアイドレスが作成、公布される。作成されたマイナーチェンジI=Dは任意の1つの能力を評価-1して、任意の1つの能力を評価+1する。また、出撃時に資源を必要としない。ただし、作成されたものに応じて付与されないことがある。  }  t:→次のアイドレス = 独自I=Dの設計(イベント),人騎兵・騎士専用機の設計(イベント),人騎兵・王専用機の設計(イベント) } ***チェック用URL ・HQボーナスと適用範囲

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