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ネネッタ - (2018/08/08 (水) 23:36:45) の1つ前との変更点

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ねたばれった 名前:ネネッタ 本名:ネネッタ 星を抱くモノ。 年齢不詳 狂人のフリをした常人だと思いこんでいる狂人 魔力:S 魔術:C 体力:C 力:C 胸:C 知識:S 運:D 勘:D 特技:星を冠するモノ 特技:幻視 特技:徹し 特技:ラストヒット 特技:必中 特技:スーサイドヒール 特技:因果回避 特技:猫パンチ 特技:魅了の魔眼 特技:破壊の魔眼 レアスキル鉱山の狂人 幻視によりSANが増えまくっている。
ねたばれった 名前:ネネッタ 本名:ネネッタ 星を抱くモノ。 年齢不詳 狂人のフリをした常人だと思いこんでいる狂人 魔力:S 魔術:C 体力:C 力:C 胸:C 知識:S 運:D 勘:D 特技:星を冠するモノ 特技:幻視 特技:徹し 特技:ラストヒット 特技:必中 特技:スーサイドヒール 特技:因果回避 特技:猫パンチ 特技:魅了の魔眼 特技:破壊の魔眼 レアスキル鉱山の狂人 幻視によりSANが増えまくっている。 ネネッタはルクリシアのことが好きだ。 幻視に疲れ、狂人のフリにも疲れ、世間や世界に疲れたネネッタが流れ着いたのはルクリシアの村だった。 精神が擦り切れ、摩耗しきっていて度々荒ぶる彼女にも村は優しくしてくれた。 別に優しい者が好きだったわけじゃない。その優しさは嘘になることを知っているから。 だから彼女は何人か殺して、さっさとこの村を出ようと思った。 情が湧かない内に。恐怖が溢れ出ない内に。 もうとっくにまともな思考などできず、感情に身を任せては周囲を破壊しそうになっていた。 しかし、この村ではそんなことはしなかった。 そんな気になれなかった。こんな美しい旋律を聞かされては、それを壊す気になんてなれなかった。 この村は陽気で、なんでもかんでも自然に任せていた。 自然が美しいなどと微塵にも思ったことはなかったが、この自然から作りだされた旋律は美しかった。 この旋律を聞いていると心が安らぐ気がした。しかし、それでも幻視が有りもしない世界を映し出す。 私はとっくに限界だった。 その時出会ったのがルクリシアだった。 ルクリシアは村の巫女らしい。村人達が「それは巫女さんの機嫌次第だな」と言っていた、例の巫女だ。 ルクリシアはこちらと顔を合わせたが、特に興味もなさそうにぽてぽてと横を抜けていった。 その時気づいたのだ。彼女には幻視がない。 他の人間には多かれ少なかれ幻視することがあり、ひどい時にはこの世界のことですらない可能性まで見てしまうのだが、彼女にはそれがなかった。 本当に、ただ、ひたすらに私に興味がない。 この時はただ、幻視の苦痛に耐えなくて済むから殺さないで置くか、くらいの気持ちでしかなかった。 幻視ができない訳が無い。だから少し後をつけた。 彼女はぽてぽてと、ぶれすぶれすと音を出しながら川で石を探していた。 やがて石を投げたり、拾ったりするのに飽きたのか、大きな石に腰掛けて歌いだした。 精神が全て持っていかれるかと思った。 美しい歌声に、素晴らしい旋律。これを聞いているだけで幻視の痛みを忘れ、狂気的な思考も抑えらるんじゃないかと思えた。 このこに・・・このこに興味がある。 幻視で見てもただ歌を歌っているだけのこの子に。もしかしたらこのこと居れば私はこの痛みからも・・・。 などと、最初は私欲の為だった。 しかしもうとっくに狂気に侵されている自身に、何もできることはなかった。せいぜい静かに、何も事を起こさず村を去るくらいであった。 その日、安寧の歌を聞いたからか久しぶりに睡眠を取ることが出来た。 久方ぶりの睡眠に、今まで狂気に飲まれていたことを再自覚する。 村から出る支度をしていると、驚くことにルクリシアの方から声をかけてきた。 「おねーさん。でる?」 「興味がないんじゃなかったの?あなたの歌は素晴らしかったわ。でもきっと私は壊してしまう。だからいくのよ。」 「うん。興味ない。だからここに居ればいい。」 「・・・?どういうこと」 「あなたが壊すの、興味無い。でもあなたのその見てるもの、興味ある。」 「・・・これがなにか知っていて?今は穏やかだからこうやって会話できるけれど、また狂気に飲まれれば・・・」 「うん。だから興味無い。あなたはここに居て?その音、欲しい」 「今のあなたの方がよっぽど狂気的ね・・・いいわ、行く宛もないし、ここは居心地もいい。嫌になるまでは居させてもらうわ。」 「うん。巫女の決定、絶対。」 「わけのわからない・・・・殺したく鳴るわね・・・」 こうして私は村にとどまることになった。 ルクリシアと一緒に過ごしている内に、ルクリシアの歌声に、ルクリシア自身が少しずつ好きになっていた。 ルクリシアは非常にわがままで、何もかも自由に動いていた。 私

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