恐る恐る、砕けた岩や地面の溝を加藤が調べていると、
「誰?」
女の子の声がした。
顔を上げると前方に、予想外の……いや、ある意味バッチリ予想通りの女の子がいた。
つやつやした綺麗な髪を、可愛らしくツインテールにしている。それでも腰の辺りまで
届いている辺り、ほどいた時の長さはかなりのもののようだ。
キリッとした顔立ちに、いかにも意志の強そうな目つき。怒っていなくても、素の顔が
それっぽく見える、鋭くつり上がった目だ。可愛いというより、凛々しい。
服装は黒いミニのワンピースに、同じく黒いニーソックス。上も下も黒いので、いわゆる
絶対領域(ミニスカートの裾とニーソックスの間に見える太もも)の肌の白さが、
眩しく艶かしい。
と、まあこの辺りは別にいい。意外過ぎるのは年齢だ。
どう見てもこの子、十歳程度である。絶対に小学生だ。
「もしかして、徳川さんって人から連絡のあった、加藤さん?」
「お、おう」
ここで圧されるわけにはいかない。加藤は動揺を押さえ込んで、堂々とした態度を取った。
女の子は、ふうっと小さくため息をつく。
「わたしと戦いたいとか言ってるそうだけど、わざわざここまで来たってことは、
断ってもムリみたいね?」
「ああ、その通りだ。何だか随分と、俺のことをナメてくれてるみたいだからな。
その認識を、とりあえず改めてもらおうと思ってよ」
「はいはい解りました。だったら、相手してあげるわよ。で、さっさと山を降りて。
わたしは自分の修行で忙しいの」
言いながら女の子は、自分の長いツインテールを手櫛で梳いた。
「じゃ、こうしましょ。この髪でもいいし、服でもいいし、手足でも頭でもどこでもいい。
加藤さんが、指一本でも掠ったら、わたしの負けでいいわ」
「……はあ?」
思わず、ぽかぁんとマヌケに口を開けて。
たっぷり五秒ほど経ってから、加藤は叫んだ。
「ふ、ふ、ふ、ふ、ふざけんじゃねえっっ! バカにするのもいい加減にしろっ!」
叫びながら、足元にあった石に拳を振り下ろす。小気味いい音がして、石は
粉々に砕け散った。
手についた石の粉を、ふっと吹き散らして加藤は言う。
「ま、しかし、確かにな。こんな威力の拳を、女の子に叩き込むなんて俺にはできねぇ。
その可愛い顔に傷でもつけて、泣かれたりしたら面倒だ。という理由で、そのルールに
乗ってやるよ」
周りにある、砕け散った岩や地面の溝がこの子の仕業なら、こんな石を砕いて見せても、
鼻で笑われるだけだろう。だが、それは攻撃力比較だけの話だ。
いくらなんでも、体や顔が鋼鉄でできているわけではあるまい。この子がどんな技の
使い手でも、女の子の体を殴ったり蹴ったりというのは、流石に非常識だ。
と、加藤はそう考えたのだが。当の女の子は、予想通り鼻で笑った。
「ふん。もしかして、私のことを気遣ってるの? たとえあなたの攻撃力が、今見せた
石砕きの百倍あったとしても……」
女の子は、ワンピースの胸元にある小さなポケットから眼帯を取り出した。
何の装飾もない、ただ真っ黒でまん丸なそれを、左目にかける。
「当たらなければ、どうということはない」
その言葉と眼帯で、何かのスイッチが入ったのか。女の子の気迫が、一気に巨大化した。
これは、来る。加藤は腰を落として、構えをとった。
その加藤を見据えて女の子も、腰を深く落とす。と、
「誰?」
女の子の声がした。
顔を上げると前方に、予想外の……いや、ある意味バッチリ予想通りの女の子がいた。
つやつやした綺麗な髪を、可愛らしくツインテールにしている。それでも腰の辺りまで
届いている辺り、ほどいた時の長さはかなりのもののようだ。
キリッとした顔立ちに、いかにも意志の強そうな目つき。怒っていなくても、素の顔が
それっぽく見える、鋭くつり上がった目だ。可愛いというより、凛々しい。
服装は黒いミニのワンピースに、同じく黒いニーソックス。上も下も黒いので、いわゆる
絶対領域(ミニスカートの裾とニーソックスの間に見える太もも)の肌の白さが、
眩しく艶かしい。
と、まあこの辺りは別にいい。意外過ぎるのは年齢だ。
どう見てもこの子、十歳程度である。絶対に小学生だ。
「もしかして、徳川さんって人から連絡のあった、加藤さん?」
「お、おう」
ここで圧されるわけにはいかない。加藤は動揺を押さえ込んで、堂々とした態度を取った。
女の子は、ふうっと小さくため息をつく。
「わたしと戦いたいとか言ってるそうだけど、わざわざここまで来たってことは、
断ってもムリみたいね?」
「ああ、その通りだ。何だか随分と、俺のことをナメてくれてるみたいだからな。
その認識を、とりあえず改めてもらおうと思ってよ」
「はいはい解りました。だったら、相手してあげるわよ。で、さっさと山を降りて。
わたしは自分の修行で忙しいの」
言いながら女の子は、自分の長いツインテールを手櫛で梳いた。
「じゃ、こうしましょ。この髪でもいいし、服でもいいし、手足でも頭でもどこでもいい。
加藤さんが、指一本でも掠ったら、わたしの負けでいいわ」
「……はあ?」
思わず、ぽかぁんとマヌケに口を開けて。
たっぷり五秒ほど経ってから、加藤は叫んだ。
「ふ、ふ、ふ、ふ、ふざけんじゃねえっっ! バカにするのもいい加減にしろっ!」
叫びながら、足元にあった石に拳を振り下ろす。小気味いい音がして、石は
粉々に砕け散った。
手についた石の粉を、ふっと吹き散らして加藤は言う。
「ま、しかし、確かにな。こんな威力の拳を、女の子に叩き込むなんて俺にはできねぇ。
その可愛い顔に傷でもつけて、泣かれたりしたら面倒だ。という理由で、そのルールに
乗ってやるよ」
周りにある、砕け散った岩や地面の溝がこの子の仕業なら、こんな石を砕いて見せても、
鼻で笑われるだけだろう。だが、それは攻撃力比較だけの話だ。
いくらなんでも、体や顔が鋼鉄でできているわけではあるまい。この子がどんな技の
使い手でも、女の子の体を殴ったり蹴ったりというのは、流石に非常識だ。
と、加藤はそう考えたのだが。当の女の子は、予想通り鼻で笑った。
「ふん。もしかして、私のことを気遣ってるの? たとえあなたの攻撃力が、今見せた
石砕きの百倍あったとしても……」
女の子は、ワンピースの胸元にある小さなポケットから眼帯を取り出した。
何の装飾もない、ただ真っ黒でまん丸なそれを、左目にかける。
「当たらなければ、どうということはない」
その言葉と眼帯で、何かのスイッチが入ったのか。女の子の気迫が、一気に巨大化した。
これは、来る。加藤は腰を落として、構えをとった。
その加藤を見据えて女の子も、腰を深く落とす。と、
グオオオオオオオオォォォォ!
低く重い機械音がして、女の子の足元の砂が風に舞い散った。だが風なんか吹いていない。
足の裏(靴底)から、風が吹き出ている。そうとしか思えない。しかもその風は、
女の子の体を数センチ持ち上げて浮かせている。
加藤が目を見張り、驚きの声を上げようとした時にはもう、女の子は突進してきた。
足は全く動かさず、走っても歩いてもいない。まるで氷の上を滑るように、いや、
アイススケートのような動きもしていない。本当に全く全然、体は動いていないのだ。
両拳を握って、両膝を曲げたその姿勢のまま、足の裏からの風だけで浮かんで、
向かってくる。例えるならリニアモーターカーか、ホバークラフトのような。
『ん? なんだ、これってどこかで見たような……』
何かを思い出しかけた加藤に、女の子が肉薄した。右手を肩越しに背中に回して、
まるで背負った刀を抜くような、忍者のような動きをする。
そして抜いて、その刀で加藤を斬りにくる。もちろんその手には何も持っていないのだが、
「……何か、ヤバい!」
加藤は身をかわし、大きく間合いを取った。女の子の、目に見えない刀は空振りさせられて
地面に叩きつけられる。くどいようだが女の子の手には何もない、のだが。
ジュジュジュジュッ! と音がして地面が抉れた。竹刀の三倍ぐらいは太さのある棒で
抉ったように。それも、単純な力で抉ったのではない。今の音と、地面から立ち上る
湯気から察するに、熱だ。高温で抉ったのである。
何も持っていないのに。
「な、な、なんだああああぁぁ?!」
「隙ありっ!」
女の子は今度は、左手を前にして右手は顔の横、両手で何か長い棒を支え持つ
ようなポーズを取った。右手の人差し指の曲がり具合は、引き金にかけてるような
感じだ。するとライフル、いやバズーカか?
その加藤の予想は大当たりだった。今度は、
足の裏(靴底)から、風が吹き出ている。そうとしか思えない。しかもその風は、
女の子の体を数センチ持ち上げて浮かせている。
加藤が目を見張り、驚きの声を上げようとした時にはもう、女の子は突進してきた。
足は全く動かさず、走っても歩いてもいない。まるで氷の上を滑るように、いや、
アイススケートのような動きもしていない。本当に全く全然、体は動いていないのだ。
両拳を握って、両膝を曲げたその姿勢のまま、足の裏からの風だけで浮かんで、
向かってくる。例えるならリニアモーターカーか、ホバークラフトのような。
『ん? なんだ、これってどこかで見たような……』
何かを思い出しかけた加藤に、女の子が肉薄した。右手を肩越しに背中に回して、
まるで背負った刀を抜くような、忍者のような動きをする。
そして抜いて、その刀で加藤を斬りにくる。もちろんその手には何も持っていないのだが、
「……何か、ヤバい!」
加藤は身をかわし、大きく間合いを取った。女の子の、目に見えない刀は空振りさせられて
地面に叩きつけられる。くどいようだが女の子の手には何もない、のだが。
ジュジュジュジュッ! と音がして地面が抉れた。竹刀の三倍ぐらいは太さのある棒で
抉ったように。それも、単純な力で抉ったのではない。今の音と、地面から立ち上る
湯気から察するに、熱だ。高温で抉ったのである。
何も持っていないのに。
「な、な、なんだああああぁぁ?!」
「隙ありっ!」
女の子は今度は、左手を前にして右手は顔の横、両手で何か長い棒を支え持つ
ようなポーズを取った。右手の人差し指の曲がり具合は、引き金にかけてるような
感じだ。するとライフル、いやバズーカか?
その加藤の予想は大当たりだった。今度は、
ドウッ!
重々しい音がして、見えないバズーカから砲弾が撃ち放たれた。かめはめ波とか波動拳とか
ではない、実体をもった砲弾だ。ご丁寧に、見えない砲口から煙まで上がっている。
あまりにも予想外だったその一撃を加藤はかわせず、直撃、爆発!
「うぐわああああぁぁぁぁっ!」
どこぞの黒い羽と黒い十字架を持つ空手家ではないので、加藤にはバズーカの砲弾を
素手で受け止めるなんて芸当は無理。咄嗟にガードはしたものの、あっけなく弾かれて、
爆炎で焼かれながら吹っ飛ばされた。
高く浮いてから岩場に叩き付けられ、慌てて転がって火を消して、息を荒げて立ち上がる。
「ふうん、まだ立てるの。言うだけあってタフね。けど、これで解ったでしょ?」
常人離れどころか、人間離れした技(?)で加藤をブッ飛ばした女の子は、ホバー上昇を
解いて地面に降り立ち、冷ややかに言った。
「わたしのこの技、この程度では、まだ『アイツ』に勝てないの。だからもっともっと、私は強く
ならなきゃいけない。その為に今、修行してるのよ。そんな私にとって普通の格闘家、
そこいらの柔道家だの空手家だの如きでは、練習相手にもならないってこと」
「……なる、ほどな……刃牙の得意技を、刃牙を遥かに越えて使えるってのは、
こういうことか……」
コゲコゲの体で、加藤がよろめきながら不敵に笑う。
「あいつの、リアルシャドーの上位版……妄想の現実化を、他人に対しての
直接攻撃に使える、ってか……ヘッ、オタクの中でもかなり強力な一派だとは聞いてたが、
噂以上だな。えぇおい?」
ぴくっ、と女の子の眉が揺れ動く。
「ホバー走行、背中に背負ったヒート・サーベル、360ミリ砲弾を撃ち出すジャイアント・バズ。
その眼帯はモノアイのつもりか。そうだろ? 俺もガキの頃見てたぜ」
「それは少し嬉しいけど、驚きはしないわよ。加藤さんぐらいの年代の男の人なら、
誰でも少しは知ってるわよね」
「ああ。俺もプラモ作ったりしたもんだ。お前の『それ』も作ったぜ。重MS、ドムをな」
加藤が口にしたその名を聞いて、女の子は相変わらず目つきだけは鋭いまま、
口元には微笑を浮かべた。
「そう、わたしはドム。そこまで解ってくれてるなら、もう説明の必要はないと思うけど」
「そうだな。生身の人間が、ドム相手にケンカ売るなんて正気じゃねえ。
勝ち目なんかあるわけねぇ。だが、」
加藤は、拳を突き出して言い放った。
「神心会空手は、敵に後ろを見せねえんだよ! たとえ相手がバケモノでも、猛獣でも、
そして黒い三連星でもだ!」
もう加藤は、本来の目的をキレイさっぱり忘れ去っていた。この以上この子と戦った
ところで、こんなインチキ技(そもそも技と言えるのか?)を学び取れるわけがない。
が、そんなものはどうでもいい。今、この子に神心会空手が見下されているのだ。
それはすなわち敬愛する師・愚地独歩が、そして加藤自身が見下されたのと同じこと。
ならば、一歩も退くわけにはいかない。
「……そう」
女の子が、口元の笑みを消した。
「私も、私の宿敵に勝つ為には、あなた程度の相手にてこずっていられないからね。
そっちがその気なら、こっちも本気で相手してあげるわ」
「望むところだ!」
重い音がして、再び女の子の体が数センチ浮いた。そして、滑るように向かってくる。
これは紛れもなく、『機動戦士ガンダム』の中に出てくる、ドムのホバー走行だ。
ここからヒート・サーベルとジャイアント・バズが来る。それに空手で対抗する……いや、
空手で勝つ!
コオオオオォォッと息吹を入れて気合を高めて、加藤は女の子を迎え撃つ。
「神心会空手三段、加藤清澄の実力を見せてやるぜっ!」
気迫充分の加藤に対し、臆した様子は微塵もなく、女の子も闘志を高める。
「兄さんの為に……兄さんの大好きな『ガンダム』の為に!
木槍保 留二亜(きやりほ るにあ)、いっきまーす!」
ではない、実体をもった砲弾だ。ご丁寧に、見えない砲口から煙まで上がっている。
あまりにも予想外だったその一撃を加藤はかわせず、直撃、爆発!
「うぐわああああぁぁぁぁっ!」
どこぞの黒い羽と黒い十字架を持つ空手家ではないので、加藤にはバズーカの砲弾を
素手で受け止めるなんて芸当は無理。咄嗟にガードはしたものの、あっけなく弾かれて、
爆炎で焼かれながら吹っ飛ばされた。
高く浮いてから岩場に叩き付けられ、慌てて転がって火を消して、息を荒げて立ち上がる。
「ふうん、まだ立てるの。言うだけあってタフね。けど、これで解ったでしょ?」
常人離れどころか、人間離れした技(?)で加藤をブッ飛ばした女の子は、ホバー上昇を
解いて地面に降り立ち、冷ややかに言った。
「わたしのこの技、この程度では、まだ『アイツ』に勝てないの。だからもっともっと、私は強く
ならなきゃいけない。その為に今、修行してるのよ。そんな私にとって普通の格闘家、
そこいらの柔道家だの空手家だの如きでは、練習相手にもならないってこと」
「……なる、ほどな……刃牙の得意技を、刃牙を遥かに越えて使えるってのは、
こういうことか……」
コゲコゲの体で、加藤がよろめきながら不敵に笑う。
「あいつの、リアルシャドーの上位版……妄想の現実化を、他人に対しての
直接攻撃に使える、ってか……ヘッ、オタクの中でもかなり強力な一派だとは聞いてたが、
噂以上だな。えぇおい?」
ぴくっ、と女の子の眉が揺れ動く。
「ホバー走行、背中に背負ったヒート・サーベル、360ミリ砲弾を撃ち出すジャイアント・バズ。
その眼帯はモノアイのつもりか。そうだろ? 俺もガキの頃見てたぜ」
「それは少し嬉しいけど、驚きはしないわよ。加藤さんぐらいの年代の男の人なら、
誰でも少しは知ってるわよね」
「ああ。俺もプラモ作ったりしたもんだ。お前の『それ』も作ったぜ。重MS、ドムをな」
加藤が口にしたその名を聞いて、女の子は相変わらず目つきだけは鋭いまま、
口元には微笑を浮かべた。
「そう、わたしはドム。そこまで解ってくれてるなら、もう説明の必要はないと思うけど」
「そうだな。生身の人間が、ドム相手にケンカ売るなんて正気じゃねえ。
勝ち目なんかあるわけねぇ。だが、」
加藤は、拳を突き出して言い放った。
「神心会空手は、敵に後ろを見せねえんだよ! たとえ相手がバケモノでも、猛獣でも、
そして黒い三連星でもだ!」
もう加藤は、本来の目的をキレイさっぱり忘れ去っていた。この以上この子と戦った
ところで、こんなインチキ技(そもそも技と言えるのか?)を学び取れるわけがない。
が、そんなものはどうでもいい。今、この子に神心会空手が見下されているのだ。
それはすなわち敬愛する師・愚地独歩が、そして加藤自身が見下されたのと同じこと。
ならば、一歩も退くわけにはいかない。
「……そう」
女の子が、口元の笑みを消した。
「私も、私の宿敵に勝つ為には、あなた程度の相手にてこずっていられないからね。
そっちがその気なら、こっちも本気で相手してあげるわ」
「望むところだ!」
重い音がして、再び女の子の体が数センチ浮いた。そして、滑るように向かってくる。
これは紛れもなく、『機動戦士ガンダム』の中に出てくる、ドムのホバー走行だ。
ここからヒート・サーベルとジャイアント・バズが来る。それに空手で対抗する……いや、
空手で勝つ!
コオオオオォォッと息吹を入れて気合を高めて、加藤は女の子を迎え撃つ。
「神心会空手三段、加藤清澄の実力を見せてやるぜっ!」
気迫充分の加藤に対し、臆した様子は微塵もなく、女の子も闘志を高める。
「兄さんの為に……兄さんの大好きな『ガンダム』の為に!
木槍保 留二亜(きやりほ るにあ)、いっきまーす!」