魔界塔士 Sa・Ga』(まかいとうし サガ)は、1989年(平成元年)12月15日にスクウェア(現:スクウェア・エニックス)からゲームボーイ(以下GB)用として発売されたロールプレイングゲームである。
「大陸世界」とよばれる。剣の王・鎧の王・盾の王の三者が、この世界の覇権を賭けて争っている。三国志状態。ボスは玄武。
「海洋世界」とよばれる。海の中に島が点在しており、浮き島を使わなければ移動できない。海底の竜宮城には四天王の一人・青龍がいる。
「空中世界」とよばれる。雲の上に広がる世界で、雲と雲の間はグライダーを使わなければ移動できない。世界を牛耳る白虎とレジスタンスが対立しているが、レジスタンスは壊滅寸前となっている。先に進むには、白のクリスタルが必要。
「都市世界」とよばれる。不死身の朱雀によって壊滅させられた都市である。暴走族が朱雀を倒すべく立ち上がっている。この世界には「アキバ」「シンジュク」「アメヨコ」など東京の地名が付され、塔は東京タワーのような外観である。先に進むには、赤のクリスタルが必要。
問題点
乾電池代は月1万円以上!?
- GAMEBOYは電源に単3乾電池4本を使用している。プレイ時間がどうしても長くなりがちなRPGの場合はどうしても乾電池代がネックとなる。
- 当時は100円ショップなんてものは無く、4本400円のアルカリ電池を買うしか無かったのである。
- 子供の資金力では月に2,3回買うのが限界であり、乾電池を大量に所持している子供は無条件でみんなのヒーローになれた。
- 親の買い物に同行し、ショッピングカートを押す手伝いをしながら、スキを突いてカートに電池を入れる子供が続出した。
会計の時に小細工がバレてしまうが、親の見栄もあり大抵は買うことができたという。
最終更新:2012年01月30日 01:05