木魚とは?
木魚とは、禅宗や天台宗、浄土宗などにおいて読経の際にリズムを整える道具として使われてきた仏具のことであり、主に僧侶を中心に愛用されてきました。
これら伝統的な仏具としての木魚のほか、楽器としての木魚が、大手の楽器ショップを中心に広く販売されております。
ここでは楽器としての木魚を中心に解説いたします。
さて、一口に木魚といっても、様々な種類があります。色々なデザインのものや、サウンドが異なるもの、大きさによっても異なります。これから木魚を始めようというあなたは、どんな木魚を選べば良いのでしょう?
このページでは、木魚の種類や知っておくべき事、木魚の選び方、必要なものについて解説します。それらを参考にして、自分にぴったりな最初の木魚をみつけましょう。
かつて、木魚と言えば仏具として使われるものにすぎず、葬式や法事の場においてのみ、耳にする事ができた木魚のサウンドですが、ここ最近ではアメリカ西海岸を中心に木魚の素朴なサウンドが評価され、ラップ、ロック、メタル、ポップスなどジャンルを問わず、多くのアーティストが木魚が使用し始めた結果、ご存知のとおり木魚ムーブメントとも言うべき、今日の木魚ブームが発生したのです。
木魚の世界は奥深く、習得は非常に困難を極めますが、和の心を肌で感じて木魚のマスターを目指してみましょう。
選び方のポイント
前のページで、木魚の種類について説明いたしました。
それでは、実際にどのような木魚を選べば良いのでしょうか。
このページでは木魚を選ぶ際のポイントについて解説します。
叩きやすさ
まず一番大切なのは、叩きやすさです。楽器店の木魚コーナーに実際に行き、色々な木魚に触ってみることをお勧めします。木魚は正しいポイントに正確な角度で打ち込まないと本来のサウンドを出すことはできません。自分が木魚を叩くときの姿勢をシミュレーションしながら、実際に叩いてみることが大切です。
サウンド
次に大切な点はやはりサウンドでしょう。「ポクポク」と心地よい響きとともに乾いたサウンドが得られる個体がベストであると、一般的には言われています。シーズニングが中途半端な個体は湿ったサウンドに感じられます。湿ったサウンドを好むのでなければ、ドライなサウンド
キャラクターを持つ木魚を選ぶと良いでしょう。
最近注目されているビンテージ物の木魚のサウンドは、さすがに澄み切った心地よいサウンドが得られます。
材質によるサウンドの違い
サウンドの違いは木魚のデザインや、素材の違いによっても異なります。それぞれのサウンドキャラクターを理解して、自分にあったものを選びましょう。
▲一番オーソドックスな木材製の木魚。楠やセン、メイプルなどが多く使われる。「ぽくぽく」という素朴で心地よいサウンドが堪能でき、様々な音楽に合うばかりでなく、法事にも利用可能な万能選手。
▲パンチングメタル素材の木魚。「キンキン」というハイが強調された金属的サウンドが特徴。法事には向かない。
▲フェイクファータイプ。「モソモソ」としたサウンドで音楽にも法事にも不向き。ギロッポンのルーギャ系に受けている。高価なものが多く、「ルイ・ビトヌ」「シャヌル」などの高級ブランド製であることが多い。
最終更新:2012年02月15日 21:19