「9時か…それじゃ、お先に失礼するけど…石田先生、まだ頑張るんですか?」
「いや、なかなかきりのいいところまで行かなくて…」
「新婚さんなんだから、あんまり遅くなると奥さん泣いちゃいますよ…」
「ははは、まぁ、善処します。」
「それじゃ、今度こそお先に。」
日本史担当の先生は、こう言うと社会科準備室の扉を開けて、出ていった。
スタスタスタというスリッパの響きが遠ざかる。社会科準備室にはコジロー一人。
「さて、テストの○つけ、もう一踏ん張りするか!」
コジローはそう言うと、赤ペンを走らせる。そう、今日は中間テストの最終日。
「期末ならテスト休みがあるくせに、何で中間はないんだよ。しかも明日から
さっそく返却しなくちゃいけないなんて…責任者出てこーい!!」
往年の某漫才師のように叫んだとたん、社会科準備室の扉が開いて、彼の
妻が顔を出した。
「センセー、年がばれますよ。というか、変な人と思われますよ?」
「キリノ…おまえなんで…」
「え、あんまり遅いからお迎えですよー。」
「いや、俺が言いたいのは、その格好…」
彼の妻は、卒業したはずなのになぜか制服姿だった。
「まぁ、いいじゃないですか。それよりも、早く帰りましょーよ。」
「いや、まだ○付けが…」
「それじゃ、手伝いますよ。記号問題くらいならいいでしょ?」
「む…まぁ、記号くらいならいいか…じゃ、頼むわ。」
ふたりは向かい合わせに座ると、テストの山と格闘を始めた。
「ねー、せんせー。」
「なんだ?」
「『責任者出てこーい』って、本当に責任者が出てきたらどうしたんですかぁ?」
「そんなもん、謝りゃ終わるじゃねーか。」
「そんな、あっさりと…」
「それとも、啖呵切って教師をやめて、お前の家の実家でも継ぐか?」
「そんなことしたら、お母さんから『孫が見たい』って毎日責められそう。」
「お義母さんって、そういうタイプなのか?」
「だって今日も、『これを着て誘惑してきたら?』って、制服を家に持って来るんだもの…」
「お義母さん…まさかそんな黒幕タイプだったなんて…」
コジローはため息をついてうつむく。ガタンと音がした。
うつむくコジローの背後にキリノが回って、抱きかかえる。耳元に顔を近づける。
「ねー、センセー…責められる前に、事実が欲しいな?」
「事実?」
「ウン。やっぱりわたしも、赤ちゃんが欲しいし…ダメ?」
「ダメなわけないぞ。よし、みんなのご期待に応えますか。」
そういうとコジローは椅子を回転させて振り返り、キリノを抱き寄せて自分の膝の上に
座らせ、唇をふさぐ。
やはり制服姿の破壊力は最強であった。コジローもキリノも意外とお堅い性格故、
キリノの在学中はキスすらしないで周りをやきもきとさせていた。もちろん関係を
持ったのはキリノが卒業してから。故に『制服姿のキリノとの性行為』というキーワードが、
いやが上にもコジローを興奮させる。なお、胴衣姿での性行為は完了済みではあるが。
どれほど時が経ったのか、唇が自然と離れる。唾液の糸が懸かる。
「まだまだ制服が着られるんだな。女子高生でも通用するぞ。」
「もう…わたしの身体の隅々まで知っているくせに…」
潤んだ瞳でキリノが恨み言を言う。
「うん。だから、ここは少し無理があると思うぞ。」
コジローはそういうとベストの上からキリノの胸をもみしだく。
「もう、センセーの、あん、せい、なんだから…」
「いやいや、悪いことじゃないだろ?むしろ大きい方が母乳もたっぷり出て、
赤ちゃんには望ましいことじゃないのか?」
「あん、もう、調子にのらないで、うむっ…」
コジローはなおも胸をこねくり回す。同時に唇をふさいで舌を差し込む。
ぴちゃ、くちゅうという音が社会科準備室にこだまする。
「うん、むむっ!」
キリノがうめく。同時に唇が離れる。
コジローが空いた手をベストの隙間から差し入れ、器用にブラウスのボタンを外すと、
直接胸を責め始めたのだ。キリノの身体ならすべて知っていると言わんばかりに、
へその上、わき、背中、そして乳首など、キリノの弱いところを的確に責めていく。
「あん、あああっ!」
キリノが軽く叫ぶ。
「おいおい、下は何も責めてないのに、胸だけで軽くイッたのか?」
「うん、だって、いつもよりすごいんだもの…」
「それじゃ、もっと頑張るかな…」
コジローはそう言うとキリノを持ち上げて椅子に座らせると、立ち上がり準備室の
カギをかける。
「年には念を入れておかないとな…それじゃ、もう遠慮しないぞ。」
コジローは床に座り込むと、キリノのチェックのスカートをめくりあげ、
熱気の中心部に顔をつっこむ。
「いつもより甘い匂いがするし、それにいつも以上に熱いぞ…」
そう言いながら、コジローは布越しに突起をつつく。
「あん、いきなり…」
キリノの抗議を無視して、舌先でクレバスを押し広げていく。
「やん、そんな、ショーツが濡れちゃう…」
「それじゃ、こうしよう。」
コジローはキリノの腰を浮かせて、器用にショーツを抜き取る。そしてそのまま
スカートをまくり上げて、キリノの大事なところをすべてあらわにしてしまう。
蛍光灯の白々しい光に、それらがはっきりと照らされえる。まだまだ幼さを
残しているピンク色のクレバス。汲めどもつきぬ泉のように愛液をわき出す泉。
その頂にある自己主張をしている突起。そのどれもがコジローを興奮させる。
なによりも、ひくひくとうごめく泉にねらいを定めると、吸い尽くす、いじり尽くす、
舐め尽くす、しゃぶり尽くす…
チュ、チュルチュル…
「あん、ふぁ、やああん!」
ジュル、ベロベロ、ジュク…
「ふぁっ…むむ…ああん!」
ツン、コリッ、チュー…
「やん、くはっ、あああっ…」
「せんせー、もう…」
キリノの声を合図に、コジローは彼女の中心部から離れる。
「それじゃ行くぞ。」
コジローはそう言うと、キリノを抱きかかえる。そして体の向きを変えると、キリノの手を
机につかせる。そして四つん這いになったキリノの背後に回ると、男根を泉の中心部に
進めていった。
「ああああん!」
「凄いな、キリノ…いつもより濡れているし、いつもよりイヤらしく動いているぞ…」
「うん、せんせーも、いつもより熱いし、大きい…」
「よし、動くぞ。」
そう言うとコジローは腰を動かす。パンパンパンという音が社会科準備室に響く。
「あー、止まんねぇよ…すげえ、イイ…」
「あんっ…あ、あたしもイイ…センセー、もっと、もっと突いてぇ…」
コジローの目には、泡立つ愛液、腫れ上がった突起、今彼が手をおいている
豊かな桃肉といった、様々なものが目にはいる。それらが、クリーム色のベスト、
エンジのチェックのスカートに包まれているのだ。今まで味わったことのない感覚が、
彼を興奮させる。もう、我慢ができない。
コジローは腰の動きを止めると、一度男根を引き抜く。
「ひぁっ!」
カリがキリノの敏感なところを刺激したのか、軽く彼女は悲鳴を上げる。
「ど、どうしたの…」
彼女の抗議を無視して、
「えーっと、さすがにこれはどけないとな。」
コジローはそう言うと手早く机の上のテスト用紙の束をどける。そしてキリノの顔を
のぞき込むと、
「最後は、キリノのイク顔を見ながら、俺もイキたいからな。」
そう言うと彼は器用に身体を入れ替える。そしてキリノを抱きかかえた。
「も、もう、せんせー…」
キリノは抗議の声をあげるものの、そのまま素直に机の上に寝かされ、コジローと
向かい合わせになる。そして彼のそびえ立つ男根を胎内に迎え入れるのだった。
「あん、やあああん…」
キリノの動き…コジローの動き…すべてが同じ目的のために動く。自分の快楽も
さることながら、相手にも快楽を与えるため。二人にことばはいらない。
二人の身体から汗が飛び散る。キリノの豊かな胸が揺れる。コジローの顔が
だんだん険しくなる。感じているのか、キリノの足が突っ張る。
「あん、あああっ…も、もうっ、だめぇ…」
「お、俺も…そろそろ…」
そのまま二人の肉がぶつかり合う音だけがしたかと思うと、二人の絶叫が聞こえる。
「やん、やぁぁぁぁぁぁん!!」
「う、うぉっ!!」
「はい、さっそくテストを返すぞー、出席番号順に取りに来いな?、それじゃ、岩佐誠。」
「はい。」
「次は…」
「先生。」
「なんだ?岩佐?」
「解答用紙少ししめっているんですけど…」
「あ、スマンスマン!昨日採点の最中にお茶をこぼしてなぁ…」
「もう、しっかりしてくださいよ先生…」
クラスがどっと笑う。でも、コジローの胸中は冷や汗だらけだった。
(言えねぇよ…採点中に女房とセックスをしていました。しかもイかせたら
潮を噴きました。それがわざわざ避難させた解答用紙に降りかかりましただなんて…
うん、今度は誰にも迷惑が掛からないように、教室でやるか…)
彼の妻の懐妊が判明したのは、それからしばらくのことであった。