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「そんなこともあったかな。」
合同練習に向かおうと、駐輪場で防具を自転車の荷台から下ろしながら一人つぶやくと、
「何をブツブツ言っているの?ユージくん。」
と、同じく自転車から防具を下ろしている最中だった彼女が、たずねてきた。
「いや、一年前のこの日を思い出してね。」
彼女に苦笑いしながら答えると、彼女はニコッと笑って答えた。
「そうだね、あれから一年だね。うれしいな、この日を待っていたんだ。」
「なんで?」
いくらイベント好きの彼女といえど、ここまでこだわる理由がわからなかった。
「だって、剣道が強くて、こんなにカワイイ男の子が、わたしの彼氏だって、
みんなに見せつけることができるんだもん!だから、がんばってね、ユージくん。」
そう言うと、彼女は俺の鼻の頭をぴたっと押さえた。かなわないなぁ、と苦笑すると、
俺たちを呼ぶ声が聞こえてきた。
「おーい、ユージぃ。みんな集まっているぞ。」
「ゴメン、栄花くん。今行くよ。」
「青木ぃ、監督がカンカンだぞ。早く来い!」
「えっ、わわわっ、今行くよっ!」

そんなこんなで合同練習はスタートした。一分の練習を除いて、
男女別で行われるから、彼女と顔を合わせることも少ない。
俺は二年生だから一年生の指導をしなくてはいけないし、
三年生相手に掛かり稽古で立ち向かっていかなくてはいけないしで、
道場内で彼女に声をかけることもなく、午前の稽古を終えた。

やがて昼食の時間になった。道場内は飲食禁止だから、みんなゾロゾロと
出てきた。風通しのいい木陰には、すでに何人かの輪ができている。
その中の一つに室江のメンバーを見つけて、俺は近づいていった。

「ありゃ、ユージくん。遅かったじゃないの。ほら、ここどうぞ。」
キリノ先輩が言う。それを遮って、サヤ先輩が言う。
「何言ってんのキリノ。ユージくんは、ほら…」
「あ、そうか、青木さんと…」
軽く左手を挙げて、先輩たちを拝むようにして言う。
「スイマセン。そういうわけなんで、今日は…」
「いーよ、いーよ。行ってらっしゃい。」

先輩たちの声に送られて、室江の輪を離れる。朝はドタバタしていたから、
どこでご飯を食べているか決めていなかったから、彼女の姿を求めて、
弁当箱とペットボトルをぶら下げながら、あちらこちらの輪をながめていく。

しばらくウロウロしていると、自動販売機の前で彼女を見つけた。かがんで
飲み物をとろうとして、なかなかとれないのか、ポニーテールがゆらゆら揺れる。
とれたかと思うと、あわててとったのか、缶が取り出し口から離れて、俺の
前へ転がってきた。それを拾い上げて、彼女に渡す。

「はい、そんなにあわてなくても…」
「えへへへへ。だって、午前中は一度も話せなかったから、早く会いたくて。」
時々ナチュラルにこんなことを言われる。本当に年上なのか?と首をひねりたくなる一瞬だ。
でもまぁ、素直に俺に好意を持ってくれていることをよろこぼう。
俺たちは道場と反対側の植え込みに空いている木陰を見つけて、腰を下ろす。

食べ進みながら、あれこれ話をする。遊びのこと、趣味のこと、勉強のこと、
剣道のこと。さすがに3年生だけあって、いろいろ思うところがあるみたいだ。
知らなかったことをいろいろ教えられる。さすが年上の彼女だな。かと思うと、
さっきみたいにとてつもなく甘えてくる。そう、今、彼女は、目を閉じて
「あーん」の体勢になっている。観念した俺は、出汁巻き卵を箸にとると、
彼女の口元に運ぶ。
「うん、おいしい!ユージくんは何をやってもできるねぇ…」
満足そうに笑う彼女を見ると、ホントに年上なのかと考えさせられる。誰かが
言っていたけど、年上の彼女か、うんと年下の彼女を持つのが男のステイタスだと。
そうすると、俺は二重の意味で恵まれているのかな。と考えていると、
また鼻の頭を押さえらえた。
「こりゃ、ユージくん。何か考え事をしているな?」
「んー、ちょっとね。ゴメンね。」
「ウン。わかればよろしい。でも、罰として、午後の練習試合は連勝すること!」
「え、何でまた急に…」
「朝も言ったでしょ。みんなにユージくんの強さを見せつけるのだぁ!」
そう言うと彼女はガッツポーズを決めた。俺は苦笑いしながら答えた。
「なるべく善処しましょう。」

やがて午後の部、練習試合が始まった。練習試合は学校別総当たりで行われる。
どうもこの合同練習に来ている学校は、女子のレベルはそこそこ高いけど、男子の
レベルはどうか…という点が共通している。とはいうものの、鎌崎の岩堀さんなど、
時には、「強いな」と感じる人もいる。かといって、弱い相手だからと言って、
見くびってはいけない。全力で戦ってこそ、相手への礼儀。そう考えながら、
一つ一つの試合を全力で戦っていく。

「ふうっ。」
しばらく試合と試合の間にインターバルがあるので、面と小手を外して一息つく。
水分をとってトイレに行こうかと、道場の外に出ると、彼女がいた。
「えらいえらい。ちゃんと全勝で来ているね。」
そう言うと、俺にポカリのペットボトルを渡して、頭をなでなでする。
ポカリを一口飲んだ後、逆に彼女に尋ねる。
「そっちはどうなの?」
「あーっ、見てくれていないんだ。」
そう言って頬を膨らませる。
「いや、全勝のはずだから、聞くまでもないと思っていたけど、念のため。」
そう答えると、
「ウンウン、わかっているじゃない。でも。」
「でも?」
「次の相手はね、室江の大将の子なんだ…」
「あ、タマちゃんか…」
これは彼女には悪いけど、分が悪いだろう。そんなことを考えていると、
彼女は、またまた俺の鼻を押さえながら言った。
「負けると思っているでしょ?」
「い、いやそんな…」
「いいよ、わたし自身不安なんだ…だから、精神安定剤をちょうだい?」
「精神安定剤?」
「これだよっ!」
そう言うと、ペットボトルをひったくると、ポカリの残りをゴクゴクと飲んだ。
「えっ、へっ、へっ。間接キス…よし、これで元気が出た!」
小学生みたいなことを言うと、彼女はダッシュで走っていった。一人残された俺は、
「ホントに3年生かなぁ…」
とぼやきながら、トイレのドアを開けた。

道場に戻り、試合の進行表を見る。どうやら、4試合後くらいらしい。よかった、
クタクタだから、休憩が少しでもあるのはありがたい。ついでに女子の進行表を見ると、
次の次が彼女の試合だった。よし、いっちょう応援しますか。そう考えて女子の
会場へ足を運ぶ。

会場に着くと蹲踞している姿が見えた。よかった、これから試合開始みたいだ。
女子の試合に男子が顔を出すのは、恥ずかしいものがあるので、隅から顔を出す。
試合の中身は、彼女には悪いけども、タマちゃんが優勢だ。タマちゃんが攻めて、
彼女が守るというパターンだ。よく防いでいるものの、追いつめられて前に出るしか
なくなった。このまま下がっていけば、じきに場外で反則だし、どうするかと思ったら、
彼女と目があった。軽くうなずくと、彼女の目が光ったような気になった。

(よし、これで元気が出たかな)
と思っていたら、場内に大きな声が響いた。
「朧蜜蜂!!!」

間が悪いことに、ガヤガヤしていたのが一瞬静かになる、いわゆる「天使が通る」
時と、それは重なった。
「は?」
「なにそれ?」
違い意味で場内がざわめき出す。彼女はすっかり動揺したのか、固まっていた。
それを見逃すタマちゃんではない。立て続けに二本を奪って勝敗は決した。

礼を終えると、彼女は面もとらずに会場を飛び出した。追いかけていこうと思ったら、
岩佐くんがよぶ。
「センパイ。次、試合ですよ。」
「え、あ、うん。」
そう答えると、彼女のことは気になったが、試合が済んでから探せばいいと思い、
会場に向かった。

試合を終えて、面と小手を外す。彼女を捜そうと道場の外に出たら、東城の大将、
えーと、小西さんだっけ?とバッタリ出くわした。
「あ、あの、青木さんは?」
「ん?こっちも探しているんだが…」
「そうですか、スミマセン!」
「ちょっと待って。」
「なんですか?」
「青木だけど…」
「はぁ。」
「練習も真面目にやるし、勉強もしっかりやっている、気だてもいい…」
「…」
「ただ、あいつは思いこみが激しすぎるきらいがある。」
「そうですね。」
苦笑しながら答える。小西さんは一歩俺の方に足を運ぶと、
「今日は君の試合を見せてもらったけど、まっすぐで癖のない剣道をしているね。
そんな風にまっすぐあいつにぶつかってやってほしい。どうせ、あいつのことだから、
どこか隅っこの方で思いこみに苦しんでいじけているはずだ。それをほぐして
やってほしいな。」
そう言って真剣な表情をした。いろいろウワサはあるけど、友達想いのいい人なんだな。
そう思うと、俺は、
「わかりました。ありがとうございます。」
といって、道場の外へ出た。

東城の人たちに聞くと、カバンはまだ残っているから、着替えは済ませていないし、
帰ったわけでもないだろうということだった。駐輪場へ行ってみると、自転車が
まだ止まっているから、そのまま帰ったわけでもなさそうだ。まだ敷地内にいるのかな
と道場の周りをウロウロしていると、弓道場へ通じる道に靴が片方落ちているのを見つけた。

(こんなところに?って、これは…)
彼女の靴だ。走ってきたうちに脱げて転がったのだろう。弓道場の方へ足を運ぶ。
ところが弓道場はシャッターで閉鎖されていて、誰もいない。おかしいなと首を
ひねりながら道場に戻ろうとすると、道場の影にもう片方の靴を見つけた。
よく見ると、道場の壁に沿って獣道があった。そこへ入っていくと、小さなプレハブの
小屋を見つけた。

(まさかなぁ)
と考えながら、そっとドアを開けて中を覗く。積み上げてあるマットに顔を伏せて、
彼女はえぐえぐと静かに泣いていた。

「探したよ。」
静かに声をかけると、彼女はビクッと肩をふるわせたかと思うと、固まった。
ポニーテールの揺れも止まる。静かに彼女の横に腰を下ろす。

「せっかく、かっこいい決め台詞を言ったのに…見せてくれないんだから。」
そう言うと、彼女は顔を上げる。涙顔が赤くなる。
「も、もう、ユージくんまで、わたしをからかって…」
「え、からかってなんかないよ?」
「だって、せっかく筐底に隠していたのに…」
「そうそう、それそれ。」
「え?」
「『筐底に隠す』って、胸の奥にしまい込んでおくっていうことでしょ。
一年間青木さんとおつきあいしてきたけど、ときどきそんな表現を
したりするよね。」
彼女は思い当たる節があるのか、うつむく。
「そんな文語的な、時代がかった表現がでるくらいだから、自分で何かシナリオを
考えて、そのシナリオを演じているのかなと感じていたけど。まさか剣道の
技まで考えているとは思わなかったけど。」

しばらく場を沈黙が支配する。先に彼女が口を開く。
「でも、たかだか脚さばきにそんな名前を付けているなんて…」
「なんで?かっこいいじゃん?」
彼女がまた顔を上げる。
「俺って、近くに道場があったからと言うのもあるけど、ブレイバーシリーズに
影響を受けて剣道を始めたというのもあるんだよね。だから、昔はブレイバーごっこで
決めポーズもしたし、おばあちゃんに市川○蔵の眠○四郎シリーズを見せられて、
円月殺法をやったりしたよ。」
そう言って、彼女の竹刀を手に取ると、静かに円を描く。
「だから、自分で新しく技を考えて、かっこいい名前を付けるなんて、すごくあこがれるよ?」

彼女はぷぷっと笑うと、静かにつぶやいた。
「ありがとね、ユージくん…わたし、さっきまで、ずっと悩んでいたんだ、
『変な女だ』ってユージくんに嫌われたらどうしようって。」
「そんな、何で嫌わなければいけないのさ。」
「だって、こんな必殺技を48種類も考えているような女なのよ?」
「48も?スゴイじゃない!まるで相撲だね。」

訳の分からない励ましの言葉をきくと、彼女は今度はけたけたと笑った。
そして落ち着くと、
「ホントありがとう、ユージくん。こんなわたしの隠れた趣味を
受け入れてくれて。ウン。元気が出た。」
そう言って、手を伸ばしてきた。
「起こして。道場に戻らなきゃ。」

手を差し出して引っ張り上げようとすると、逆に思いっきり引っ張られた。
おかげで勢いよく倒れ込む。彼女の胸に。
「ちょ、ちょっと…」
「ね、ユージくん。わたしが今どんなシナリオを描いているかわかる?」
「え、まさか?」
「そう。たぶん考えている通りかな?」

そう言うと彼女は、体勢を入れ替えると、俺をマットに組み敷き、唇を文字通り奪った。
それどころか、袴の隙間から手を差しのばすと、下着の上から俺のナニを探そうとする。
ついに見つかったナニはむき出しにされる。でも、袴が邪魔でうまくいかない。

ナニをいじくるのをあきらめたのか、彼女は俺の胴衣を脱がしだす。
あっという間に上半分が脱がされたかと思うと、彼女は腹筋に舌を這わせる。
「割れた腹筋…男の子だね。うちのお父さんなんか…」
彼女はうっとりした顔で、つぶやいている。

なんだか流されっぱなしなのもくやしいので、俺も彼女の胴衣に手を伸ばす。
汗ばんで桃色に染まる彼女の肌に感激する。お互いうなずくと、俺は自分で
胴衣を脱ぎ、彼女も自分で胴衣を脱ぎ、ブラジャーをとっていた。

ただ、お互い初心者のせいなのか、俺は彼女の胸を正視できないし、彼女も、
俺の股間を正視できない。思い切って、彼女の胸に手を伸ばそうとするよりも先に、
彼女の手がむき出しになったナニに触れる。

「痛くない?」
「かはっ、痛くないよ。」
「気持ちいい?」
「うん、あたたかくって、柔らかくって、気持ちいいよ。」
「男の人のこれって、こんなに熱くて、かたいものなの?」
「普通だとおもう。たぶん…」
比較する基準がないから、こんな言い方しかできない。
そうこうしているうちに、
彼女は手をナニの先の方に移すと、少しずつ上下しだした。
自分でする時と違って、人の手にされるというだけで感動して、ナニがビクンと
固く、大きく、熱くなっていくような気がした。自然と、
「くっ」
と、声が出てしまう。

その声を合図にしたのか、彼女は俺のナニをくわえる。可愛い桃色の唇が
ナニで一杯になっている。やわらかな感触が全身を駆けめぐり、さらなる興奮を
呼び起こす。


「くはぁ…」
「ちゅちゅ、ちゅるちゅる…」
ヌメヌメとした舌の動きについつい反応して、彼女の頭を押さえると腰をつきだした。
「んむむむ、…げほんげほん。」
「あ、ごめん。つい…気持ちよくって」
「ふーん、気持ち良かったんだ。さすが『朧吹雪』の威力は絶大ね。」

ニコッと彼女は笑った。
「まさか、今の舌の動き?」
「そうよ。まだまだよ、これからは『朧吹雪・改』 の出番だよ?」
そう言うと、舌で俺の尿道をつつき、上目遣いで俺を見つめる。
加速する彼女の動きに翻弄される。そのまま、彼女の口の中に出すのを止められなかった。

彼女はしばらく目を白黒させていたが、吐き出すことなくそのまま飲み込んだ。
「にがい…」
そう言いながらも、尿道に残っている分を吸い取ろうと、ズズズッと音を立てて
力強く吸い込んだ。そのイヤらしい行動のおかげで俺のナニが、また元気を取り戻したようだ。
いつまでもやられっぱなしはくやしいので、俺はお返しだというばかりに
彼女の豊かな胸を揉みたおした。俺の怪しい手つきでも、乳首は少しずつ
かたくなってきた。
「うんっ、ああん、いいよう、ユージ…」
固く立った乳首を指ではさんだ。
「きゃうん。そんな、急に…」

少し涙目になった彼女が身体をくねくねと動かしだした。こんな童貞の動きでも
感じているのかな?と妙な自信を持った俺は、下着の上から、彼女の秘所を
適当な動きでこねくりまわす。

「あん、ああん…くっ、はぁん…」
艶のある喘ぎ声に反応して俺のナニがよりいっそうの自己主張を始める。

彼女は、また俺のナニに手を伸ばす。それを合図に、俺は彼女の乳首に口をつけた。
彼女の汗の味が混じってはいるが、なんだか甘い味がした。

「ああん!くふぅ…きゃうん!」

俺が舌で舐めたり、吸い上げてみたり、軽く噛んでみたりするたびに、
可愛い反応が返ってくる。彼女は俺のナニに手を伸ばしたものの、
気持ちよさに負けたのか、知らず知らずのうちにナニから手を離していた。

俺が軽く右の乳首を咬んだときに、
「きゃうん!ああああん!!」
と、小さく彼女は叫んだ。どうやら、軽くイったようだ。彼女の満足そうな
顔に興奮した俺は、彼女をマットに押し倒すと、ショーツをはぎ取った。
彼女のショーツはぐっしょりと濡れていた。

「いくよ?」
と彼女に尋ねると、真っ赤になりながら頷いた。それを合図に少しずつ腰を進める。
ナニは少しずつ膣に隠れていった、しかし、さすが処女、十分に濡れているのに、
ナニを締め付けてこれ以上の侵入を拒絶している。 退こうかと腰を動かすと、
「だ…駄目。最後まで…」

「え…そんな…」

「お願いだから…」

涙を流しながらも、笑顔でそんな事を言われた。その姿を見て、決断を下す。
「一気に行くよ。」
そう言うと、彼女の返事を待たずに、ナニを突き入れる。軽い衝撃を受けた感覚と
同時に、彼女の絶叫が響く。股間を見ると、接合部からは赤い血が糸を引いていた。

しばらく腰を止めて、彼女が落ち着くのを待つ。
「いい、あぅん、から、くはっ、動いて…」
彼女の声を合図に、彼女の膣を蹂躙する。

「…あったかいよ…きゅんきゅん絞めてきて、全部持って行かれそうだ…」

「…あうんっ…きゃっ、…ああああああん…」

お互いうわごとのようにつぶやきながら、考えつく限りすべての動きをしてみる。
彼女は腰をイヤらしくくねらせる。俺はガツガツという音がしそうなくらい、
腰を突き上げる。

やがて、二人に限界が訪れる。
「もう、もう、ダメェ…」
「俺もっ、そろそろ…」
「あっ、あっ、ああああああん!」
彼女の絶叫を合図に、ナニを彼女から抜く。白濁液が放物線を描いて
彼女の身体にかかる。それは、今まで自家発電で体験したことのないくらいの
量だった。

衣服を整えて向き合う。
「と、ところで…」
「何?ダーリン?」
「ダ、ダーリン?」
「そう。ユージくん。もうわたしね、我慢しないことに決めたんだ。これからは、
あなたをダーリンって呼ぶから、ユージくんは『なんだい、ハニー?』って、
言って欲しいな?」
「ちょっと、ちょっと、ちょっと…」
「だって、朧蜜蜂だって受け入れてくれたじゃない…」
「はっ、まさか、蜜蜂だから『ハニー?』」
「まぁ、その辺はいいじゃない。もう離れられない仲なんだからね?
これからもよろしくね!わかった?ダーリン。」
彼女はそう言うと、俺の鼻の上を指で押さえた。今日、何回目だろう?
(こりゃ勝てっこないや…、小西さん。思いこみの激しさって、
これのことだったんですね…)
苦笑した俺は、今日一日でえらく急展開した運命にため息をつきながらも、
顔では笑って答えた。
「わかったよ、ハニー。」

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最終更新:2008年06月23日 23:44