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*** 326 名前:中野翔の日記 ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:佐賀暦2006年,2006/10/24(佐賀県警察) 18:13:51.47 +j14JutO0 [#z103b7ab]
さて、時というのは無常にも過ぎていくものであって、あっという間に帰宅の時間となった。
俺は適当に帰り支度をすると今後も引き続き家庭教師をすると宣告した。流石のあいつは1日で終わると思っていたのか
抵抗の声だった。・・全くおめでたい奴だ。
でも本気で考えなければ早くて・・2週間ぐらいの期間はいるな。それぐらいの時間がなければこいつの成績は並に戻らん。
椿のときはものの3日ぐらいだったのだが・・・先が思いやられる。とりあえずあいつも一応女だ。理性はしっかりと保っておかないとな。
しかし・・考えてみると結構おいしいイベントだったな。
帰り際俺は右手をぎゅっと握った。すると、あのサラサラとして艶やかな髪の感触が
いまだに残っていた。それにあのリアクション・・不覚にもちょっとときめいちまったじゃねーかバカヤローヽ(`Д´)ノ
でも・・たまにはこんなのもいいか。
*** 332 名前:中野翔の日記 ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:佐賀暦2006年,2006/10/24(佐賀県警察) 18:35:11.29 +j14JutO0
×月∽日・・翌日、俺は誰もいないのを見計らうとあいつと一緒に帰宅しようとしたのだが・・
突然、あいつから場所替えを宣言された。何が何なのかは全くわからないのだが、俺はとりあえずその場所へと
向かうことにした。
・・あの野郎、どういうつもりだ?保健室で勉強会するなんて俺は聞いたこともねぇぞ。
俺は詳しい理由を聞こうとしたのだが・・あいつは“いちいち気にするな!!”っと言われ一蹴された。
それにここの保健室の先生だが、確かに綺麗だが・・その瞳の奥底には全てのものを威圧する目をもっている。それは間違いない・・
まさか、元男なのか?女体化シンドノームに感染した患者たちは大半が美人に変貌したと聞いたな。
じゃあ・・この人は俺らよりも凄腕の・・悪だったのか?
・・俺は様々な疑問と礼子先生の視線、そしてあいつの願望の中、勉強会を開始した。
あいつ・・やっぱり1日経っただけでほとんどのことを忘れていやがった!!
あんだけ必死に教えたのに・・やはり2週間じゃ足りなかったか。それに俺が横から口を出すたんびに言い争いが
激しくなった。すると、横で見ていた礼子先生が俺らを引きとめた。俺は口出し無用と言いたかったのだが・・礼子先生は
俺の上をいっていた。“コノヒトニハ逆ラウナ・・”そう俺の本能は感じたようだ。しかも直感で・・
結局俺は無言のプレッシャーでこの場を礼子先生に任せることにした。
*** 337 名前:中野翔の日記 ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:佐賀暦2006年,2006/10/24(佐賀県警察) 18:51:00.36 +j14JutO0
流石に先生とあってか、礼子先生はあいつに丁寧に教えていた。・・っと思ったのだがあいつもあの視線を感じたらしい。
やはり、礼子先生は元男と見て間違いあるまい。しかも、俺よりも頭よく・・それにかなりの悪だ。いったいどんな人だったんだ?
礼子先生はあいつに丁寧に教えながら今度は俺のほうによって来た。
「中野君、あなたにも教えることがあるわ。いい、人を教えるのはね・・」
どうやら家庭教師の仕方らしい。どうも俺の指導はバカにはわからん高度なものだったらしい。だからあいつは俺の指導方法ではいまいち
伸びなかったのか。ということは椿は普通だったわけか。そこはよかったぜ・・
俺は家庭教師の仕方を学ぶ傍ら、礼子先生の過去の話を聞いてみた。・・すると、あいつには内緒という条件付で話してくれた。まぁ、あれだけ夢中にな手入れば俺らの
会話なんぞ聞こえんだろ。俺は黙ってうなづき、礼子先生は自分の過去を話してくれた。
やはり、礼子先生は俺の睨みどおり元男だったらしい。しかも驚いたのはあの伝説的なヤンキーグループ金武愚(キング)の元リーダーという。どうりであの視線は頷けた。
あの金武愚のリーダーならなおさらだ、俺たちとは格が違う。
金武愚といえば名の高いヤンキーグループで喧嘩ではほぼ負けなしの伝説的なグループであった。その初代総長であった礼子先生は童貞であったらしく女体化シンドノームに
感染してしまったらしい。まぁ、それからいろいろあって、今ではお医者さんの旦那さんがいるらしい。それで失礼ながらもし、男に戻れる薬が開発されたら
どうするのかと聞いてみた。すると礼子先生は意味下な表情のままこう言っていた。
「もしそんなものがあっても・・決して飲まないわ。もう旦那もいるわけだしね。」
・・この礼子先生の言葉が意味するもの、このときの俺にはまだわからなかった。
*** 326 名前:中野翔の日記 ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:佐賀暦2006年,2006/10/24(佐賀県警察) 18:13:51.47 +j14JutO0 [#z103b7ab]
さて、時というのは無常にも過ぎていくものであって、あっという間に帰宅の時間となった。
俺は適当に帰り支度をすると今後も引き続き家庭教師をすると宣告した。流石のあいつは1日で終わると思っていたのか
抵抗の声だった。・・全くおめでたい奴だ。
でも本気で考えなければ早くて・・2週間ぐらいの期間はいるな。それぐらいの時間がなければこいつの成績は並に戻らん。
椿のときはものの3日ぐらいだったのだが・・・先が思いやられる。とりあえずあいつも一応女だ。理性はしっかりと保っておかないとな。
しかし・・考えてみると結構おいしいイベントだったな。
帰り際俺は右手をぎゅっと握った。すると、あのサラサラとして艶やかな髪の感触が
いまだに残っていた。それにあのリアクション・・不覚にもちょっとときめいちまったじゃねーかバカヤローヽ(`Д´)ノ
でも・・たまにはこんなのもいいか。
*** 332 名前:中野翔の日記 ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:佐賀暦2006年,2006/10/24(佐賀県警察) 18:35:11.29 +j14JutO0
×月∽日・・翌日、俺は誰もいないのを見計らうとあいつと一緒に帰宅しようとしたのだが・・
突然、あいつから場所替えを宣言された。何が何なのかは全くわからないのだが、俺はとりあえずその場所へと
向かうことにした。
・・あの野郎、どういうつもりだ?保健室で勉強会するなんて俺は聞いたこともねぇぞ。
俺は詳しい理由を聞こうとしたのだが・・あいつは“いちいち気にするな!!”っと言われ一蹴された。
それにここの保健室の先生だが、確かに綺麗だが・・その瞳の奥底には全てのものを威圧する目をもっている。それは間違いない・・
まさか、元男なのか?女体化シンドノームに感染した患者たちは大半が美人に変貌したと聞いたな。
じゃあ・・この人は俺らよりも凄腕の・・悪だったのか?
・・俺は様々な疑問と礼子先生の視線、そしてあいつの願望の中、勉強会を開始した。
あいつ・・やっぱり1日経っただけでほとんどのことを忘れていやがった!!
あんだけ必死に教えたのに・・やはり2週間じゃ足りなかったか。それに俺が横から口を出すたんびに言い争いが
激しくなった。すると、横で見ていた礼子先生が俺らを引きとめた。俺は口出し無用と言いたかったのだが・・礼子先生は
俺の上をいっていた。“コノヒトニハ逆ラウナ・・”そう俺の本能は感じたようだ。しかも直感で・・
結局俺は無言のプレッシャーでこの場を礼子先生に任せることにした。
*** 337 名前:中野翔の日記 ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:佐賀暦2006年,2006/10/24(佐賀県警察) 18:51:00.36 +j14JutO0
流石に先生とあってか、礼子先生はあいつに丁寧に教えていた。・・っと思ったのだがあいつもあの視線を感じたらしい。
やはり、礼子先生は元男と見て間違いあるまい。しかも、俺よりも頭よく・・それにかなりの悪だ。いったいどんな人だったんだ?
礼子先生はあいつに丁寧に教えながら今度は俺のほうによって来た。
「中野君、あなたにも教えることがあるわ。いい、人を教えるのはね・・」
どうやら家庭教師の仕方らしい。どうも俺の指導はバカにはわからん高度なものだったらしい。だからあいつは俺の指導方法ではいまいち
伸びなかったのか。ということは椿は普通だったわけか。そこはよかったぜ・・
俺は家庭教師の仕方を学ぶ傍ら、礼子先生の過去の話を聞いてみた。・・すると、あいつには内緒という条件付で話してくれた。まぁ、あれだけ夢中にな手入れば俺らの
会話なんぞ聞こえんだろ。俺は黙ってうなづき、礼子先生は自分の過去を話してくれた。
やはり、礼子先生は俺の睨みどおり元男だったらしい。しかも驚いたのはあの伝説的なヤンキーグループ金武愚(キング)の元リーダーという。どうりであの視線は頷けた。
あの金武愚のリーダーならなおさらだ、俺たちとは格が違う。
金武愚といえば名の高いヤンキーグループで喧嘩ではほぼ負けなしの伝説的なグループであった。その初代総長であった礼子先生は童貞であったらしく女体化シンドノームに
感染してしまったらしい。まぁ、それからいろいろあって、今ではお医者さんの旦那さんがいるらしい。それで失礼ながらもし、男に戻れる薬が開発されたら
どうするのかと聞いてみた。すると礼子先生は意味下な表情のままこう言っていた。
「もしそんなものがあっても・・決して飲まないわ。もう旦那もいるわけだしね。」
・・この礼子先生の言葉が意味するもの、このときの俺にはまだわからなかった。
*** 342 名前:中野翔の日記 ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:佐賀暦2006年,2006/10/24(佐賀県警察) 19:12:28.07 +j14JutO0
×月д日・・おっと、2週間もほったらかしにしてたのか。まぁ、仕方ない。ここ最近、日記などつける暇なんて
なかったからな。あいつも指導法を変えた俺や礼子先生の指導の下、メキメキと成長していた。ここまでかかるのに苦労したな・・
そんで期限の2週間目、仕上げのためあいつは俺が作成した小テストをしていた。
・・さて、結果はどうかな。俺はあせる気持ちを抑えて小テストに○をつけた。
結果はというと、ようやく普通レベルになった。よくやった俺!!ここまで頑張った自分に感謝だ。今考えてみれば、保健室を選んで
正解だったのかもしれん。礼子先生の助けがなければここまで行かなかったらな。
・・しかし、ここ2週間結構充実した日々だった。なんだかんだ言ってもあいつと一緒に頑張ったわけだからな・・ちと寂しいな。
俺は互いの健闘を称えるとそのまま別れて帰り道へと向かった。
いざこうして1人となってみると寂しいもんだ・・
*** 343 名前:中野翔の日記 ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:佐賀暦2006年,2006/10/24(佐賀県警察) 19:13:05.98 +j14JutO0
紅蓮の夕焼けが空を彩る中、俺は寂しさをヒシヒシと感じていると途中から明らかに俺を尾けてくる人気を感じた。
しかも少人数でかなり腕の立つやつらばっかだ。
ちょうどよかったので俺はこの寂しさを吹っ切るため、人気のないところへと向かった。
俺は人気のないところへ着くと少人数のおじさんばかりであったが全員が何らかの格闘系の資格を持っていたことが
容易に想像できた。するとおじさんたちは俺にこう言った。
「お嬢様の命令です。相良 聖から離れていただきませんか?」
お嬢様だと・・椿にはあいつのことはちびらちびらと話したが、恐れるどころかむしろ対面したいらしい。だから椿ではない。
それに椿にはあいつのフルネームを教えていない。いったい誰がこんなマネをしているんだ・・
俺は丁重にお断りすると、おじさんたちは仕方なしという表情で俺に襲い掛かってきた。
俺は気を引き締めるとライセンス持ったおじさんたち相手に全力で向かっていった。
*** 344 名前:中野翔の日記 ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:佐賀暦2006年,2006/10/24(佐賀県警察) 19:26:50.39 +j14JutO0
はっきり言ってこのおじさんたち強ェ・・
俺は片っ端から相手をしたが並の奴らとは違っていた。でも、歳のせいか徐々に体力が
落ちていっているようだ。俺はそこを狙って持久戦を狙っていった。俺は昔から体力には自身があるんだよ!!
数時間経っただろうか・・ようやく1人、また1人とおじさんたちが倒れていき、ついに最後となった。しかし、俺のほうもかなり
攻撃されたものの何とかくたばってはいなかった。しかし、最後のおじさんはあいつと同じ合気道の使い手だった。
今この状況をRPG風に説明すると、ラスボス相手にもはや死に掛けで挑むようなものであった。
・・しかし、俺は負けられなかった。売られた喧嘩・・絶対負けるわけにはいかないな!!
その時の記憶はあやふやだったが、何度も打たれて打たれても俺は腐ったみかん並みにしぶとく立ち上がり攻撃を加え続けた。
途中、何度も気絶しそうなことがったが・・何度も何度も立ち上がっては攻撃の手を緩めずついに最後のおっさんを倒した。
俺はそいつの首根っこを捕まえて首謀者の名を聞こうと思ったのだが・・途中力尽きたのか気絶してしまった。
クソッ!!肝心な奴がわからずじまいか・・ここで、俺の意識は失ってしまった。
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