真紅16 - (2006/02/17 (金) 17:25:26) の1つ前との変更点
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<p>落語天女真紅</p>
<p>「あなたがここにいるなんて珍しいわね」<br>
「あらぁ私がいて悪いのぉ?」<br>
「すっ水銀燈が図書室にいるです!?」<br>
「本当だ」<br>
「なんでぇあなたちもいるのよぉ」<br>
「私もいるかしら」<br>
「雛も~」<br>
「これはどうゆうことなのだわ?」<br>
「僕は手紙を貰って」<br>
「……あなたも?」<br>
「ばっ薔薇水晶いつからそこにいたですか」<br>
「……最初から」<br>
「あなたもって事は薔薇水晶も?」<br>
「……コクリ」<br>
「カナもかしら」<br>
「なんて手紙なの見せなさい」<br>
「どれどれぇ、放課後図書室で待ってるって私のもそうよ」<br>
「私も? もしかして」<br>
「みんな同じ手紙を?」<br>
「蒼星石それは私の台詞なのだわ」<br>
「分けがわからねーです」<br>
その時地震が薔薇学園を飲み込んだ</p>
<p>短い揺れだったが図書室の本棚がいくつか倒れていた<br>
「驚いたのだわ」<br>
「……凄かった」<br>
「みんな大丈夫?」<br>
蒼星石が声をかけたが金糸雀と雛苺が机の下で脅えていた<br>
「情けねーですね」<br>
「あらぁあれは何ぃ?」<br>
水銀燈が指を差したのは倒れた本棚の後ろ<br>
壁に洞窟のような入口が見える<br>
「なんだろ?」<br>
「分からねーです」<br>
「……行ってみよう」<br>
「薔薇水晶本気ぃ!?」<br>
「……うん」<br>
「そうね、行ってみましょう」<br>
「危ないよ」<br>
「大丈夫が、私にはくんくんが着いているわ」<br>
真紅の顔は好奇心に満ち溢れていた<br>
「それが不安なんですよ」<br></p>
<hr>
「ジュン紅茶を煎れてちょうだい」<br>
「はいはい」<br>
「゙はい゙は一回よ」<br>
「分かったよ」<br>
仕方ないという様な態度をとりながらも<br>
何時ものように紅茶を煎れてきた<br>
「ほらよ」<br>
「ありがとう、そうだわ、ジュン今日はお菓子を持ってきたのよ食べる?」<br>
「何を持ってきたんだ?」<br>
「チョコレートよ」<br>
そう言いながら鞄からチョコレートを取り出した<br>
「……どこで買ったんだ?」<br>
「どうして?」<br>
「……何か……形が」<br>
やっぱり変だったか<br>
「なら食べなくていいのだわ」<br>
「そんなこと言ってないだろ、貰うよ」<br>
真紅はジュンの顔を見て味を確認した<br>
「!? うまいよ」<br>
「本気?」<br>
「ああ、見た目は悪いけど味は最高だよ」<br>
「そう、なら頂くわ」<br>
「何だよそれ、俺は毒味か?」<br>
「さあ?」<br>
「?」<br>
このチョコレートは<br>
ジュンが一番最初に食べてもらわなきゃ駄目なのだわ<br>
だって本命は貴方なの!だから
<hr>
世界史のじかん・・・
<p>
T「ところでトリノオリンピックが始まったのは皆しってるな?<br>
あー…水銀燈、どこの国かは解るよな?」<br>
水「は~い、イタリア~ンで~す」<br>
T「その通りだ。…じゃあ真紅、イタリアのどの辺かは知ってるか?」<br>
真「イタリア北西部なのだわ、機械工業が発達していて<br>
人口は約100万人って所ね」<br>
T「おー詳しいな…じゃぁ…」</p>
<p>J「真紅凄いな」<br>
真「当然よ。イタリアには子供の頃住んでいたの」<br>
J「へー…初耳だな」</p>
<hr>
<br>
J「ふぁ、眠い・・・」<br>
紅「おはよう」<br>
J「あ、おはよ」<br>
紅「また私の部屋で寝てたのね」
<p>J「姉ちゃん、それ俺の牛乳」<br>
紅「いいじゃない、どっちでも」</p>
<p>J「ねえ、手つないで登校するのは・・・」<br>
紅「嫌?」<br>
J「別に」</p>
<p>紅「体操服貸してくれない?」<br>
J「いいけど、色違うぞ」<br>
紅「ばれなきゃいいのよ」</p>
<p>J「やれやれ、腹減った。弁当出して~」<br>
紅「はい。あ、箸一膳しかないわ」</p>
<p> シーン・・・<br>
J・紅「――まだ~言わないで~~」</p>
<p>紅「すーすー・・・」<br>
J「肩にもたれて寝られると目立つんだが・・・」</p>
<p>紅「ジュン、紅茶を入れて頂戴」<br>
J「今入れたとこ」</p>
<p>紅「また私のベッドで寝て・・・まあいいか」</p>
<hr>
時刻は6:00<br>
流石にこの季節になると外が暗くなってきた<br>
今日は珍しくまだ学校にいる<br>
八人囲まれてはいるが……<br>
「で、どれにするのだわ?」<br>
七人にチョコレートを貰ったらまでは良かったが……<br>
ことの発端は柏葉が<br>
「手作りだよ」<br>
「それってまさか……」<br>
「……うん」<br>
「ジュン君!! 僕も本命だよ」<br>
「あらぁ私もよぉ」<br>
「私も……ですよ」<br>
「カナだって本命かしら」<br>
「本命? うにゅ~なんか分かんないけど雛も本命なの~」<br>
「……イモリ」<br>
「ジュン、チョコレートを選ぶのだわ」
<p>
そんなことを言われても、どれを選んでもろくな事には……<br>
「俺には選べないよ」<br>
「それはどういう事です?」<br>
「……八股?」<br>
「そうなのジュン君?」<br>
「ちっ違うよ」<br>
「桜田君、素直に言ってくれていいよ」<br>
窓からさす微かな夕陽<br>
八人の熱い視線<br>
微かな甘い香り<br>
バレンタインってかんな日だったっけ?</p>
<hr>
紅「JUM、紅茶を淹れなさい」<br>
J「えー・・・?
紅茶くらい自分で淹れられるじゃないか」<br>
紅「あら、姉である私に口答えするのかしら?
貴方も偉くなったわね?」<br>
僕には姉ちゃんがいる、顔は美人だと言えるが、もの凄い我侭・・・と言うより女王様みたいな感じだ。<br>
J「はいはい・・・、淹れてきますよ、真紅お姉様」<br>
紅「はい、は一回でいいのだわ」<br>
J「はーい・・・」<br>
昔は大人しい感じの女の子、ただ僕に凄い甘えてくる姉だったが、いつの間にかあんな女王様気質になっていた。<br>
別に嫌ってわけではない、ただちょっと姉弟っぽくなくて寂しいとは思う。
<p>J「お待たせ真紅姉ちゃん、淹れてきたよ」<br>
紅「遅いわ、もっと早くしなさい」<br>
J「仕方ないじゃないか、これでも急いだんだし」<br>
紅「言い訳しないの、私の弟ならそれぐらいできて当たり前よ」<br>
J「こんな姉を持つ弟は大変だよなぁ・・・」<br>
紅「聞こえてるわよ」<br>
J「でもさぁ、毎日毎日こんな召使いみたいな扱いだったら愚痴も言いたくなるよ」<br>
真紅姉ちゃんの態度に思わず反抗してしまう。<br>
紅「あら、JUMは私の家来である事が不満なの?」<br>
J「別に不満とかそういうのじゃないけど・・・」<br>
紅「なら何も問題ないじゃないの」<br>
J「うーん・・・」</p>
<p>
数時間前から、僕の部屋に入り浸る真紅姉ちゃんに疑問をぶつけることにした。<br>
J「ねえ、真紅姉ちゃん」<br>
紅「何かしら?」<br>
J「何時からだっけ?
今みたいな主従関係みたいなのができたの」<br>
紅「・・・忘れたのだわ」<br>
そっけない、というより何か隠してる・・・?<br>
J「確か三年前だっけな、それまで甘えん坊だった真紅姉ちゃんがさ、いきなり冷たくなって」<br>
紅「・・・・・・」<br>
J「最初はすっげー寂しかった、姉ちゃんに嫌われたのかとも思ったよ?」<br>
紅「そんな事は・・・」<br>
J「うん、分かってる。
何だかんだで今もずっと傍に居てくれてるし」<br>
紅「JUM・・・」<br>
J「僕は真紅姉ちゃんが好きだから、どんな形でも姉ちゃんの傍に居られたらそれでいいし」</p>
<p>ぽふ<br>
雑誌を置いた真紅姉ちゃんが肩にもたれ掛ってくる。<br>
紅「三年前ね、ある日クラスの女子が言ったのだわ、「弟とばっかりベタベタしてて気持ち悪い」って・・・」<br>
あまり思い出したく無い事なのだろう、姉ちゃんの顔が曇る。<br>
紅「とても悔しかったのだわ、だから私はムキになって貴方を召使いのように扱うようになった」<br>
J「ふぅ・・・、何だよ・・・そんな程度の事で僕は今までこんな生活強いられてたのか・・・」<br>
僕の返答に姉ちゃんの顔がさらに曇る。<br>
J「だってそうじゃないか、僕は姉ちゃんの事が好き、姉ちゃんが僕の事が好きなら他人がどう思おうと関係ないじゃないか」<br>
紅「JUM・・・」<br>
J「それに、そんな事言われたからってこの扱いは飛躍しすぎでしょ・・・」<br>
思わず苦笑を浮かべる。<br>
紅「ありがとう、JUM。 そしてごめんなさい・・・」<br>
J「いいって、僕も嫌だったわけじゃないんだしさ」<br>
紅「フフ・・・、私は貴方の姉であれてとても幸せなのだわ・・・」<br>
久しぶりに見た真紅姉ちゃんの笑顔、そんな幸せそうな笑顔に僕の心は吸い込まれる気がした。</p>
<p>Fin</p>
<hr>
紅「ねえ、ジュン・・・・・」<br>
ジ「どうした?くんくんのDVDなら洗濯のりの部屋、ってかいきなり人の部屋に来るな。」<br>
紅「構わないじゃない、幼なじみなのだから少しくらい気を使いなさい。それより話は別よ。」<br>
ジ「幼なじみにかこつけて命令する幼なじみは見た事ないですけど・・・・んで何?」<br>
真「もしも・・・もしもよ?その・・・私が誰かと付き合うとしたら・・・ジュンはどう思うかしら?」<br>
ジ「ん?ま~・・・・そりゃあ、応援してやるよ。幼なじみだしな。」<br>
紅「そ・・・そうじゃなくて!・・・ジュンは・・・私を・・・あの・・・」<br>
ジ「??何だよ、はっきり言えよ。」<br>
紅「し、知らないのだわ!くんくんのDVD借りて行くわよ!」<br>
ジ「はいはい・・・・」<br>
紅「ふんっ!」
<p>バタン</p>
<p>ジ「・・・・変なやつ。」</p>
<hr>
真紅「JUM、今日は家に来るの?」<br>
JUM「(キタ━━━( ´∀`)・ω・)
゚Д゚)゚∀゚)・∀・) ̄ー ̄)´_ゝ`)-_)゚∋゚)´Д`)゚ー゚)━━━!!!!!) いいのか?もちろん行くよw」<br>
真紅「そう、じゃあ帰りは買い物に付き合ってね」<br>
JUM「HAHAHA!!!お易いご用さw」<br>
真紅の家の前に着いた2人<br>
JUM「(今日は久しぶりに・・・(;´Д`)ハアハア)」ガチャ<br>
JUM「お邪魔しまーす(うはwwwwww誰もいないwwwwおkwwwwwwww)さ、さ、早く部屋に行こうよ」<br>
真紅「(何焦ってるのかしら・・・?)」<br>
1週間ぶりに真紅の部屋に入ったが、特に変わってることも無い<br>
JUM「真紅・・・僕、もう我慢できないよ・・・」<br>
真紅をいきなりベッドに押し倒すJUM<br>
真紅「ちょっ・・・JUM!!?」<br>
JUM「(;´Д`)ハアハア(;´Д`)ハアハア(;´Д`)ハアハア(;´Д`)ハアハア」
<p>真紅「・・・・・・JUM?(キラーン」<br>
JUM「ひっ!!!ガクガク((((
;゚Д゚))))ブルブル」<br>
しかし、怯えながらもJUMのナニは勃ってしまうw<br>
真紅「あら、睨まれただけで勃っちゃうなんて変態さんね。主人として恥ずかしいわ・・・そんな子にはお仕置きが必要ね」<br>
そう言ってズボンのジッパーを足で上手に外し、いきり立ったナニをトランクスの横から出して足で踏みつけ・・・<br>
JUM「ハウッ!!! ;´Д`」<br>
真紅「あら、あなたはこれを望んでいたのではないの?w」<br>
JUMのナニの先端を指で刺激し、片足で根元の部分を擦りあげる<br>
シュシュシュシュシュシュシュシュ<br>
JUMの頭はもう真っ白で、快楽しか意識には無い<br>
JUM「 (;´Д`)ハアハア 真紅、僕もう・・・」<br>
真紅「あら、もうイクの?情けない僕ね」<br>
そう言い放つと尿道を重点的に刺激する<br>
JUM「あぁ・・・ウッ!!!ハァ━━━━━━ ;´Д`
━━━━━━ン!!!! 」<br>
JUMは果てた。<br>
真紅「もう・・・制服にかかったじゃないの・・・何とかなさい」<br>
JUM「真紅・・・次は僕が・・・」<br>
真紅「あら、ナニを勘違いしているの?これはお仕置きよ?続きなんてあるはず無いのだわ」<br>
JUM「( ゚д゚)ポカーン」</p>
<hr>
真「一日早いけど、もらってほしいのだわ」<br>
真「まぁ、うれしくて声も出ないのね?」<br>
真「固まってないで食べてほしいのだわ!」<br>
真「食べさせてですって?困った甘えんぼさんなのだわ♪(/////)はい、あ~ん。」<br>
海苔「真紅ちゃん…くんくん人形汚しちゃだめよ?」
<hr>
『真紅とバレンタイン』
<p>
今日はバレンタイン。真紅はジュンの机にチョコを仕込むため、朝早く登校しました。<br>
幸いなことに教室は空で、真紅は上手くジュンの机にチョコを隠すことができました。</p>
<p>「…あとは、ジュンが気づいてくれれば成功ね」</p>
<br>
<br>
<p><br>
そして数十分後…</p>
<p> 翠星石が真紅に話しかけました。<br>
「真紅、そこは翠星石の席です。何で座ってるですか」<br>
「…え? だってここは私の席…」<br>
「…はぁ。もう忘れたですか? 昨日席替えしたばっかりじゃねぇですか」<br>
「!!!」</p>
<p><br>
その日、真紅はベジータの誤解を解くために一日を費やしたという。</p>
<p>(ら、来年こそは…! 来年こそは……!!)</p>
<p> 真紅は夕日に向かってリベンジを誓ったのでした。</p>
<hr>
くん「・・・わからない、僕に解けない謎があるなんて・・金田一君、<br>
もうどうしたら良いのか分からないよ・・・」<br>
一「大丈夫だってくんくん、一見すると完璧に見えるこの密室殺人にもきっと手掛かりはあるはずだ。<br>
なのにこんなトコでアンタが落ちこんじゃ始まらないって。じっちゃんも言ってたぜ、<br>
名探偵は何があっても諦めちゃ駄目なんだ。」
<p>
くん「金田一君・・・・そうだ、僕は名探偵、諦めたら駄目なんだ!ありがとう!君のお陰で自信を取り戻したよ!」<br>
一「へへっ、んじゃ操作続行だ!この事件の犯人は絶対見つけだす・・・」<br>
くん「ああ、必ず・・・」</p>
<p>くん「名探偵の名にかけて!!」<br>
一「じっちゃんの名にかけて!!」</p>
<p>
映画『くんくん探偵と金田一少年の事件簿』三月四日公開!皆、よろし~くんくんっ!</p>
<p><br>
ジ「他の漫画とのコラボか、また味な真似を・・・」<br>
紅「ジュン、前売券を買ってくれない?」<br>
ジ「はいはい、どうせ言っても聞かないんでしょ。」<br>
紅「ありがとう、ジュン。(でも、貴方とデートがしたいのもあるのよ?)」<br>
ジ「・・・ん、なんか言ったか?」<br>
紅「ふふっ・・・何でもないのだわ。」<br>
ジ「??あっ・・・・そ。」</p>
<hr>
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