蒼星石26 - (2006/01/30 (月) 07:32:00) の編集履歴(バックアップ)
J「お願いします、一度。一度でいいので、その柔らかそうな唇に接吻をさせてください!」
土下座して頼むジュン。
蒼「ちょ、ちょと。顔上げなよ・・」
困ったように言う蒼星石。
J「お願いします!男、この桜田ジュンは。もう我慢出来ません!征かせてください!」
蒼「も、もう・・少し、だけだからね・・?」
しぶしぶ返事をする蒼星石。
J「しょ、少佐!!」
蒼「わっ!ちょ、んっ・・!やめ・・ぐっ・・!」
口内をジュンの舌舐り回す。
蒼「や、やぁ・・激しい・・ぷはっ・・も、もう、ンッ・・」
頭の芯が真っ白になる蒼星石。
足腰が立たない。
J「んっ・・ぷはっ!」
口を離すジュン。倒れこむ蒼星石。
J「お、俺としたことが!理性のストッパーが・・!」
顔を赤らめ、ひくひく、と痙攣する蒼星石。
J「す、すみませんでしたっ!」
腰を90度に折り謝るジュン。
蒼星石の腕がジュンの首に絡みつく。
J「へっ?」
蒼「もう・・僕も我慢してたのに・・ンっ」
J「んっ!!ぐっ・・ンッンッ!!」
ジュンの唇を貪る蒼星石。
蒼「ぷはっ・・僕をこんな風にした責任、とってよね?」
J「は、はいっ!全身全霊を持ってお受けします!」
蒼「今日は寝かせないからね・・」
床に倒れこむ二人の影
蒼「日曜日の昼間ッから寝ないでよ・・」
『ゆさゆさ、』とベットに横たわるジュン体を揺らす。
蒼「ほら、起きてよー駅前に美味しいパスタのお店が出来たんだよ、行こうよー」
よー、の所で顎をジュンのコメカミにのせる。
J「ん・・ま、まぶしい・・寝かせて・・zzz」
瞼を一瞬空けて光を感じ、直閉じる。
どこの深海魚だ。
蒼「あーこら起きろーくらえ、」
『ころっ、ころころ・・』
閉じた瞼に舌をねじ込み、舌で目を舐る。
J「あっ・・や、やめて・・」
ふるふる、と震えながら懇願する。
蒼「だーめ、起きるまで続けるからねー」
J「そ、そこはっ!・・あっ・くぅ・・」
~15分後~
蒼「ん・・レロ、ぷはっ! ほんと、起きないね・・」
J「蒼星石も一緒に寝ればいいじゃん・・」
腰に手を回し引き込もうとする。
蒼「わっ!こら、やめなさい」
J「いいじゃんいいじゃん」
引き込もうとする力を強める。
蒼「あーもうっ!この、バカジュン!」
『がりっ!』
J「ごばっ!」
耳を噛む。
蒼「起きないと、食いちぎるからね・・」
声がマジだった。
J「わっ、分かりました!では駅前のお店に行きましょう!」
蒼「ん、よろしい♪」
彼女との待ち合わせ場所に急ぐ。
朝日が寝不足の目には辛い。
彼女はまだこない、遅れるのは珍しい。
はっはっはっ・・
息を切らせて走ってきた。
蒼「おはようっ!今日も元気に学校にいこうね」
彼女の笑顔は朝日より眩しかった。
J「おい、起きろよ・・」
朝、しっかり者に見えて実は寝ぼすけな彼女を起こしに来た。
蒼「zzz」
反応がない。
J「朝飯食って学校行かないと遅刻するぞー」
自分もまだ眠い頭を使って呼びかける。
J「眠れる森の姫にはキスだよな・・」
唇が近づく。
ちゅ ぱちっ
唇が重なり合うのと、彼女が目を覚ますのは同時だった。
J「あっ・・」
蒼「な、な、な・・・」
見る見る真っ赤になって行く。
J「おはよう。蒼星石」
蒼「・・・・ばかっ」
照れ隠しにつぶやく。
J「ほら、朝飯食べて学校行こうぜ」
蒼「うんっ!」
蒼「起きて!学校に行くよ!」
蒼「何でって!君が起こしてくれって言ったんだよ!」
蒼「朝食も用意したから一緒に食べよう!」
蒼「和食なんだけど、トーストとかの方が良かったかな?」
蒼「君のそういうところ好きだよ(/////)」
蒼「早く着替えてきてね!」