水「ねぇねぇ、放課後皆でお買い物に行きましょうよぉ」
金「賛成かしらー!」
蒼「うん。修学旅行に必要な服とか買わないとね」
J「……?何言ってるんだお前ら?修学旅行は制服だろ」
翠「解ってないですねえ、これだからチビ人間は」
紅「女の子には色々と準備するものがあるのよ」
J「ふぅん…」
雛「雛ねーかわいいパジャマとおとまりセットかうのよー」
薔「………しょーぶしたぎ」
翠「あ!このフリルの可愛いですぅ。色違いでお揃いにするですよ、蒼星石!」
蒼「え…ぼくはもうちょっとシンプルなので良いよ…」
雛「うゆー……あっ!雛の好きなイチゴがあるの!これにするのよー」
金「カナはこのチェック柄かしら。……ん?真紅が上げ底のブラを選んでるのかしらー?!」
紅「う…五月蝿いわねっ、黙りなさい!それに、上げ底ではなくて、ちょっとパッドが厚めなだけなのだわ」
水「あらぁ、お馬鹿さぁん。私はこっちの黒のレー…ん?」
薔「…………(くいくい」
水「なぁに?……ヒモパン?駄目よぉ、こういうのは紐解けやすいから」
薔「……私が…直してあげる」
水「?!!」
紅「さて、次は…折角だからついでにパジャマも見ましょうか」
水「賛成よぉ。やっぱり乙女としてはパジャマにも拘りたいものねぇ」
雛「雛これにするのー!ぴんくでふりふりのネグリジェなのよ」
金「ネグリジェはちょっと雛苺には向いてないのかしら」
翠「そうですよ、寝相の悪いチビチビがネグリジェなんて着たらパンツ丸見えお腹丸出しですぅ」
雛「むーー。みんなが雛のこといじめるのー」
蒼「まぁまぁ、雛苺。折角の修学旅行でお腹壊しちゃったりしたら大変だし…ね?ほら、あそこに似たようなデザインでズボンが付いたのがあるよ」
薔「………これも…お腹壊す…?」
水「え、どれぇ?…………」
蒼「………シースルーのベビードールは修学旅行には向かないんじゃないかな………」
――数時間後
金「歯ブラシとかお泊り用具も買ったし、これで明日からの修学旅行の準備はバッチリなのかしら」
水「そうねぇ。そろそろ帰りましょお、荷物一杯で腕が疲れちゃったわぁ」
雛「だめぇー!おやつがまだなのよーー!!」
蒼「そういえばまだ買ってなかったね。帰りにコンビニにでも寄って行こうか」
翠「と言うわけで、おやつは300円までですよ。ちなみにバナナはおやつに入らないですぅ」
一同「はぁいーー」
雛「雛はうにゅーいっぱい買うのーー」
水「やっぱり乳酸菌取らなきゃねぇ。ヤクルト300円分って結構少ないわぁ」
金「たまごやき…はみっちゃんがお弁当に入れてくれるから……ここは卵たっぷりのマドレーヌとクッキーをチョイスかしら」
蒼「おせんべい…あとお団子…」
翠「ポッキーと…ついでに飴も買っておくですぅ」
紅「私はポテチと……あら、薔薇水晶は何処に行ったの?(きょろきょろ」
薔「…さきいか…チーかま…ホタテ貝柱……」
紅「!!?(出来るわ、この子…!!!)」
おまけ
蒼「じゃあ、また明日。楽しみだね、修学旅行」
翠「寝坊するなですよ。特にチビチビ」
水「遅れたら置いてかれちゃうんだからぁ」
雛「そんなことないのー!雛は寝坊しないのよー」
紅「じゃあ、明日は巴に起こしてもらわずに一人で起きれるのね」
雛「う…うゆー、それは…」
金「やっぱり雛苺はお寝坊さんなのかしら」
薔「でも…明日だけは起きないと…」
水「なんていっても修学旅行だものねぇ」
紅「そうね。楽しみなのだわ」
一同「明日から修学旅行だー!」