TL-Tとは
R戦闘機の1つでTL系列の最初にできた機体で分類では人型変形試作機となっている。
機体名称は「ケイロン」。ちなみにケイロンとはギリシャ神話に登場するケンタウロス族の賢者のことである。
父親はクロノス、母親はオケアノスの娘ピリュラであり、ゼウスらの異母兄弟に当たる。
アポロンやアルテミスを師とし、ヘラクレス、カストル、イアソンにアスクレピオス、アキレウスといった英雄達を弟子に持ち、(この弟子らはTLシリーズの諸機体の名に冠せられている)ヘラクレスとケンタウロスの争いの際に毒矢の誤射を受け、不死身の自身とヒュドラの猛毒のせめぎ合いに苦しみ、ゼウスに頼んで不死性をプロメテウスに譲り渡して死を選んだ。他説あるものの、射手座のモチーフがケイロンだといわれている。
なおバイド生命体群に本機と似た「キャンサー」(かに座と言う意味)というのがいる。
本機は人型への可変機構を備えた機体の試作タイプであるが、「キャンサー」ではない。では全く別のものかと言うと違うとも断言出来ない、非常に曖昧な存在で、第一次バイドミッション時に接触したバイド軍兵器『キャンサー』を鹵獲、研究調査の結果生み出されたものではないかと推測される。
実はキャンサーには可変機構が存在しており、見知ったあの姿からR戦闘機に酷似した形態への変形が可能であると言うらしく、軍とTeam R-TYPEがこれを解析・流用、
R-9Kのフレームをベースにキャンサーコピーを作り上げ、波動砲やフォースコンダクター等の装備を追加して対バイド兵器に仕立て上げたという噂が立っているが、これに対して軍は肯定も否定もしておらず、その説を黙殺しているのが実情である。
武装はバルカン砲に4WAY追尾ミサイル 、ハイブリッド波動砲システムTYPE1、そしてシールド・フォースという騎士の盾みたいな形をしたフォースを装備。
このシールド・フォースはランス型、ブレード型、そして防御範囲拡大型のシールドの3種のレーザーを使うことができ、一部のパイロットはその防御力を生かして急速接近、一撃加えて急速離脱というヒットアンドアウェイ戦法に用いられる等、器用な使用法ができる。
なお本フォースをヒットアンドアウェイ戦法向きに改修したのがビームサーベル・フォースである。
ちなみにハイブリッド波動砲システムTYPE1は飛行形態時に拡散波動砲試作型、人型形態時には衝撃波動砲を発射する。
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最終更新:2010年07月02日 17:55