開始直前の雑談
ルミナスランド・ルミナスシティのとある会場にて。
モビラー
「さて、いよいよ
ダニエルさんとアマンダさんが初めて
WBRで戦うことになりますが、今のところの気持ちはどうでしょうか?」
ダニエル
「そうですね……。そもそもモビラー軍のキャラがWBRで戦うこと自体が始めてになるのですが、
まぁ、今のところそれなりの自信は持っていますよ。」
アマンダ
「うーん……、まぁ、あたしもダニエルさんと同じ感じかな(オイ)?」
モビラー
「そうですか?ところでダニエルさんは
サタンさんや
朧月夜さんと同じ予選B組(第506~508シーズン)、
アマンダさんは
シェゾさんと同じ予選C組(第509~511シーズン)でそれぞれ戦うことになりますが、
その辺りについてはどう思いますか?」
ダニエル
「うーん、そうですね……、この前確認してみたら私と同じTYPEで、
しかも私よりずっと実力が高そうなキャラが2名もいるなんてびっくりしました。
まぁ、初参戦の私がどれほどの実力を持っているかどうかは実戦で確かめてみないと分からないですからね。」
アマンダ
「ああ、シェゾさんのことでしょうか?あの男って相当の実力派として知られていますよね?
多分その男はあたしよりもずっと強いと思いますが、ともかく最後までベストを尽くして頑張りたいと思います。」
モビラー
「ダニエルさん、アマンダさん、本当にありがとうございました。それでは私は皆さんの予想をお待つことにします。」
モビラー
「おい!アマンダ!お前またデ杯で間抜けなことをやらかしやがったな!」
アマンダ
「あら、またあたしに文句をつけるつもりなの?それ、いい加減にしてくれよ。」
モビラー
「お前、そもそも4週目でデ杯ハッタリックとか、5週目で攻撃カスって一撃ダウンして一抜けとかを連続でやらかしただろ!
そんな状況でWBR本当に大丈夫か?」
アマンダ
「あの、あんたいきなり何言ってんのよ?あたしはさっき最後までベストを尽くして頑張りたいと言ったろうに……。」
モビラー
「いくらそう言おうがそれを成し遂げようとする意識を持たなければ意味がないぞ!」
アマンダ
「あら、そうなの?でもあたしはちゃんとそういう意識を持って頑張ってはいるわよ?」
モビラー
「おいおい、お前何度言ったら分かるんだ?
もしお前が酷い結果を残したりや間抜けなことでもしたりしたら次からお前を変名登録してやるからな!」
アマンダ
「……うーん、それにしてもあんた本当にしつこい男だわね。でもあんだけあんたに叱れてちゃ仕方ないわね。
じゃあ、とりあえずその覚悟でWBRを頑張ることにしましょう。」
モビラー
「さあ、ついにWBRの予想が発表されましたが、流石に両者とも初出場だけにかなり厳しい評価が下されていますが、
その辺りについてはどう思いますか?」
ダニエル
「いやぁ、やはりそう来ると思いましたよ。しかしまさかチーム最下位予想とは本当にびっくりしましたよ……。
まぁ、私はそう簡単に予想を鵜呑みにはしないですから、最後まではりきって頑張っていきたいと思います。」
アマンダ
「えっ?これでもモビラー軍で強い部類なの?ちょっとこれはあたしを完全に馬鹿にしているんじゃないの?、
まぁ、それでもあたしは最後までベストを尽くして頑張るつもりよ。」
モビラー
「ダニエルさん、アマンダさん、本当にありがとうございました。それでは私はこの辺で失礼します。」
モビラー氏から緊急告知
モビラー
「あっ、ついでにもう一回貴方達に知らせておきたいことがあります。」
ダニエル
「えっ?いきなり何をするつもりですか?」
アマンダ
「早く教えてよ。」
モビラー
「実は最近WBRに参加しなかった人達が嗜好を変えて能力値を変更して登録しています。
しかもそのほとんどは比較的バランスのとれたものから相当尖がった能力値に変わっています。
もちろんそれによって強くなったキャラもいると思うので、これからは彼等の攻撃にも十分ご注意して下さい。」
ダニエル
「あ、あの……、モビラーさん?一体何をするつもりなのですか?」
アマンダ
「ま、まさかあたし達を妨害するつもりではないよね?」
モビラー
「ええ、そんなに心配しなくてもいいです。私は必ず貴方達を先に登録した後、
しばらく経ってから彼等の登録を行いますので、そう簡単に彼等と当たったりはしないでしょう。
まぁ、それでもその可能性はゼロとは限らないですから、その辺りには十分ご了承下さい。」
ダニエル
「ああ、そういうことでしたか……。じゃあ、私達は出番が来るまでしばらく待つことにします。」
アマンダ
「あたしもよ。」
モビラー
「ダニエルさん、アマンダさん、本当にありがとうございました。それでは私もその時を待つことにします。」
予選B組開始直前の雑談
モビラー
「あの……、ダニエルさん、そろそろ予選B組が始まりますよ!」
ダニエル
「あっ、そう言えばもうすぐその時が来ますね。まぁ、私なりの実力をここで最大限に出していきたと思います。」
モビラー
「はい。ちなみにWBRは登録回数が多いほど有利というシステムになっているので、
これから私はなるべくダニエルさんが敗退した直後にすぐ彼を再登録していきたいと思います。
それでいいでしょうか?」
ダニエル
「はい。分かりました。」
モビラー
「ダニエルさん、本当にありがとうございました。それでは私は予選B組が始まるのを待つことにします。」
ダニエルの告白疑惑についてモビラーが事情聴取しに来たようです
モビラー
「あの……、さっきデ杯で何かしました?」
ダニエル
「えっ?WBRまだ行っている途中なのに一体何を言っているんですか?」
モビラー
「確かあなたはこの前
ノエルさんに惚れているような態度をとっていましたよね?」
ダニエル
「い、いや、別に私はそんなつもりではなかったはずですよ?」
モビラー
「そうか?じゃあ早速もう一度デ杯の試合で確認することにしよう。」
ダニエル
「は、はい……。」
ダニエル
「んん?何かノエルさんが私に対して『この感情は何?』と問いかけていますよね……?
も、もしかしてあなたはその映像を「告白疑惑」だと判断し、私に事情を聴取しに来たのですか?」
モビラー
「まぁ、それ言っちゃあれなんですけど一応その通りです。」
ダニエル
「えっ!?そ、そうなんですか!?しかしながら私は別にノエルさんに告白した覚えはないですよ!?」
モビラー
「うーん……、じゃあもう一回確認しておくけど、あなたは本当にそうするつもりではなかったんですよね?」
ダニエル
「はい。そうです。本当にそうするつもりではなかったんです。」
モビラー
「よし、とにかく告白疑惑の件についてはこれで終わりにしよう。
ではダニエルさん、今後もWBRを最後まで頑張ってください。」
ダニエル
「はい。」
※ちなみにその後彼等は
ノエルが元々ロボットであることを今更ながら知ったとか(オイ
予選C組開始直前の雑談
モビラー
「まぁ、とりあえずダニエルの挑戦はこれで終了して……、アマンダさん!もうすぐ予選C組が始まりますよ!」
アマンダ
「あら、もうこんな時間なの?ところでダニエルさんの成績はどうだったの?」
モビラー
「まぁ、今のところ彼は第508シーズンで連勝数5に勝利数二桁、デ杯優勝というものすごい記録を残している限り、
何とか決勝戦まではいきそうな感じではあります。しかもその頃彼は平日なのに昼頃に登録していました。」
アマンダ
「あら、そうなの?多分その頃のファイター達は彼がいきなり登録してきてビックリしていたでしょうね。」
モビラー
「まぁ、そうかもしれませんね。ちなみにこれから私はなるべくアマンダさんが
敗退した直後にすぐ彼女を再登録していきたいと思います。それでいいでしょうか?」
アマンダ
「まぁ、それでいいわよ。」
モビラー
「アマンダさん、本当にありがとうございました。それでは私は予選C組が始まるのを待つことにします。」
ダニエル・フロストの成績
第506シーズン終了時点:13pt
第507シーズン終了時点:7pt
第508シーズン終了時点:25pt
結果:45pt(B組2位)
祝・ダニエル、決勝戦進出決定!
モビラー
「ダニエルさん、決勝戦進出おめでとうございます!」
ダニエル
「ええ、こんなによく頑張れたのは貴方のおかげですよ。」
モビラー
「まぁ、予想ではチーム最下位となっていましたから、まさか貴方が2位で予選通過するとは思いませんでしたね。」
ダニエル
「そうですね。だって中盤まで予選落ち範囲内でしたから、まさか終盤で5連勝や勝利数2桁等を、
しかも平日の昼頃の登録で成し遂げるとは私自身も本当に驚いていました。
まぁ、決勝戦でも最後まではりきって頑張っていきたいと思います。」
モビラー
「ダニエルさん、本当にありがとうございました。では私は予選C組の様子を見にいきます。」
WBR開催中にモビラーがあることに気づいたようです
モビラー
「えーと、いきなりですがこの前予選C組の序盤であることに気づいたことがあります。」
ダニエル
「あの……、今度は一体何でしょうか?」
モビラー
「あの
シェゾさんが序盤の時点で何と40点台を叩き出しました。」
ダニエル
「えっ!?シェゾさんってそんなに凄い実力の持ち主だったんですか!?」
モビラー
「まぁ、彼は歴代WBRのうち4回を優勝で飾っていますからね。少なくともそう簡単に倒せる相手ではないと思いますよ。」
ダニエル
「そ、そうなんですか……。じゃあ私は一体どうすればいいんでしょうか?」
モビラー
「うーん……、とりあえずまずは私がシェゾさんとはなるべく関わらないように登録することだと思います。
まぁ、後は完全に運だと思いますが、予選で連勝することが日常となっている彼と当たったら
よほどの奇跡が起こらない限りまず勝ち目はないと思った方がいいです。」
ダニエル
「いやいや、そんな酷なこと言われても困りますよ……。私は最後までベストを尽くして頑張るつもりです。」
モビラー
「まぁ、ぶっちゃけ言えばバトロイはもろに運ゲーですからね。」
モビラーがWBR決勝戦であることをやるそうです
モビラー
「えーと、またしてもいきなりですが、僕はWBRの決勝戦であることをします。」
ダニエル
「えっ?今度は一体何をする気ですか?」
モビラー
「自軍のWBR出場者同士でポイント争いをします。んで、ポイントが低かった方が次から変名処分を受けます。」
ダニエル
「い、いきなりそんなこと言われてもねぇ……。それに今のところアマンダさんはどう見ても
予選落ちが確定していますし、そもそも貴方はWBR前日にてアマンダさんを叱っていましたよね?
ところで貴方はその時次からアマンダさんがろくな結果を残せなかったら
変名登録すると約束していましたが、その約束は一体どうなるんでしょうか?」
モビラー
「もちろんその約束は先ほど述べた企画との関係上破棄することにします。」
ダニエル
「やっぱりそうなんですか……。」
モビラー
「あっ、ついでに言っておくけど、その時のアマンダさんは変形時の能力値で登録するからね。
今までのアマンダさんだと思って舐めてかかると痛い目に遭うかもしれませんよ?」
ダニエル
「あっ、そうなんですか……。じゃあ、私は決勝戦に向けての準備をしますから、後はよろしくお願いします。」
モビラー
「はい、分かりました。」
アマンダ・ロビンソン(笑)の成績
第509シーズン終了時点:5pt←しかも四退スタート(笑)
第510シーズン終了時点:6pt←しかも順位は前シーズンと変わらず(笑)
第511シーズン終了時点:0pt←しかも最後は四退で締め切った(笑)
結果:11pt←ダニエルとは34pt差(笑)
そしていよいよ決勝戦開催間近!しかし……。
モビラー
「あの……、ダニエルさん、そろそろ決勝戦が始まりますよ!
……ってあれ?ダニエルさんがどこにも見当たらないですね……。」
ダニエル
「フフフフフフフフ……。」
モビラー
「んん?何か不気味な笑い声が……?」
ダニエル
「フハハハハハハハ!」
モビラー
「ま、まさかこの声は!?」
(その後、ダニエルがモビラーの目の前に現れる)
ダニエル
「私の名は
天帝様の使者ダニエル・フロスト。天帝様に逆らう者はこの私が無に帰してもらう!」
モビラー
「あ、あの……、貴方は一体何をする気ですか?ま、まさかバトロイを征服するのでは……。」
ショワーッ!(ダニエル、フォトンボールでモビラーを攻撃)
モビラー
「うわっ!」
(ダニエル、モビラーを放置しそのまま逃走)
モビラー
「……くっそう!あいつ一体何を企んでいるんだ!……まぁ、とにかくそのことをアマンダさんにも知らせなくてはな!」
(モビラー氏、ダニエル発狂事件のことをアマンダに知らせる)
モビラー
「た、大変です!ただ今ダニエルさんが突如発狂しました!」
アマンダ
「え~っ!?そんなのウソに決まってるでしょ!?」
モビラー
「いや、あれは本当の話なんです!この前私が実際に発狂したダニエルさんを目撃したので間違いありません!」
アマンダ
「ふーん、そうなの?」
モビラー
「ですから、今度は貴方がダニエルさんの暴走を何とか止めて欲しいんですよ!これはすごく大事なお願いです!」
アマンダ
「うーん……、まぁ、仕方ないわね。だったらあたしがダニエルさんの暴走を食い止めることにするわよ。」
モビラー
「よし、それでは早速ダニエルさんを追跡することにしましょう。」
アマンダ
「うん。」
更にWBR決勝戦のラストシーズンでまたしても異変が……。
モビラー
「アマンダさん!ダニエルさんにまたしても異変が起こりました!」
アマンダ
「えっ?今度は一体何なの?ただでさえ彼は今発狂しているのに……。」
モビラー
「何と彼はあの
シェゾさんから"キング・オブ・バトルロイヤル"の称号を奪い取って
"バトロイの神様"になろうとしているのです!しかも彼はその上能力値をシェゾさんに酷似したものに変えました!」
アマンダ
「な、何だって!?もう一回聞いておくけど、これって冗談じゃないよね!?」
モビラー
「はい、そうです!彼は本当にそんな計画を企んでいるのです!今すぐそれを阻止しないと大変なことになりますよ!」
アマンダ
「まぁ、あんたが言いたいことは分かったわ。じゃ、早速彼を追跡することにしましょう。」
両者のポイント争いの行方
【第512
シーズン】
ダニエル・フロスト:30pt
アマンダ・ロビンソン:0pt
【第513シーズン】
ダニエル・フロスト:7pt
アマンダ・ロビンソン:0pt
【第514シーズン】
ダニエル・フロスト:0pt
アマンダ・ロビンソン:14pt
【合計】
ダニエル・フロスト:37pt
アマンダ・ロビンソン:14pt
アッハッハ!見ろ!如何様色眼鏡君がゴミのようだ!
ダニエル
「くそっ、せっかく天帝様の力を手に入れたのに、何故いつになってもトップに立てないのか……?」
(その時、モビラーがダニエルの姿を目撃)
モビラー
「おい!ダニエル!お前この前自身が"バトロイの神様"になるためにバトロイの征服を企んでいただろ!」
ダニエル
「くっ、ついにばれちまったか!こうなったらお前を無に……。」
バッ!(モビラー、ダニエルに向かって清めのお札を取り出す)
モビラー
「ダニエルよ!このお札が目に入らぬか!」
ショワーッ!(清めのお札から眩い光が迸り、ダニエルが正気に戻る)
ダニエル
「……ハッ!?私は今まで一体何をやっていたのでしょうか……?」
モビラー
「ダニエル、今からこの俺がそれを答えてあげよう。はっきり言う!
お前が先ほど仕えた天帝様は偽者で、彼の本当の正体は大魔王なのだ!」
ダニエル
「だ、大魔王ですって!?」
モビラー
「そう、彼は天帝様に成りすましてお前を影で操っていたのだ。恐らくお前はこの前裏でバトロイ征服を
実現する為に彼の使いになっただろうが、彼にとってはお前は単なる操り人形に過ぎなかったのだ。」
ダニエル
「……。」
モビラー
「ついで言うと大魔王は精神的に病んだ者の魂を食うのを好み、それを目的にお前を部下にしたのだ。
つまり、もし俺がお前の暴走を食い止めなかったらその前にお前の心が逝っていた可能性もあったんだよ!」
ダニエル
「……!?」
モビラー
「……どうやらようやく分かってくれたようだな。じゃあ、早速お前に3シーズンの間出場停止と
デ杯で優勝するまで能力値変形とデ杯で3勝するまで変名処分という3つの罰を与えてやろう。」
ダニエル
「……。」
カチッ!(モビラー、ダニエルの両腕を手錠で固定する)
最終更新:2010年10月31日 18:30