113.エグゼクター
「……もういい、こうなったら他人を利用してでも生き延びてやる」
小一時間ほどorzした後、半ば自棄っぱちに♀アサシンは呟いた
とにかく誰かと会おう。出来れば無抵抗な相手かゲームに乗っていない相手と
そこで信用を勝ち取って武器を盗めれば、そのままゲームに乗ればいいだけだ
もし武器を持っていなくても、逃げる時の囮くらいにはなるはずだ
だが、そうするとしたらうさみみにスマイルマスクは流石に妖しすぎた
そんな格好の相手が「敵じゃないぞー」と出てきたところで信用するか?
誰もしない、絶対にしない、むしろ出て行った瞬間攻撃される
とにかく誰かと会おう。出来れば無抵抗な相手かゲームに乗っていない相手と
そこで信用を勝ち取って武器を盗めれば、そのままゲームに乗ればいいだけだ
もし武器を持っていなくても、逃げる時の囮くらいにはなるはずだ
だが、そうするとしたらうさみみにスマイルマスクは流石に妖しすぎた
そんな格好の相手が「敵じゃないぞー」と出てきたところで信用するか?
誰もしない、絶対にしない、むしろ出て行った瞬間攻撃される
「そうなると、うさみみかスマイルマスク、どちらかが邪魔ね…」
妥当に考えて捨てるべきはスマイルマスクだろう。流石にこの笑顔は不気味すぎる
もって行くにしても少々かさが張るし、着けないならば捨てていくのがいいだろう
そう思いスマイルマスクを地面に放り投げると♀アサシンは歩き出した
この行動こそが、今までの不運を消し去ってくれると信じて
……むしろ、そう信じるしかなくて
もって行くにしても少々かさが張るし、着けないならば捨てていくのがいいだろう
そう思いスマイルマスクを地面に放り投げると♀アサシンは歩き出した
この行動こそが、今までの不運を消し去ってくれると信じて
……むしろ、そう信じるしかなくて
♀アサシンがその場から立ち去って数時間後、地面に落ちたスマイルマスクを拾う何者かが居た
♂BSだった。何も感情を表さない顔のままスマイルマスクを拾い上げ、被る
『無』だった表情が『喜』に変わった。まるで、この場で起きている殺戮の喜劇に歓喜しているかのように
♂BSだった。何も感情を表さない顔のままスマイルマスクを拾い上げ、被る
『無』だった表情が『喜』に変わった。まるで、この場で起きている殺戮の喜劇に歓喜しているかのように
<♀アサシン スマイルマスク放棄、一時的な仲間を求め行動>
<♂BS スマイルマスク獲得>
<♂BS スマイルマスク獲得>
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