バトルROワイアル@Wiki内検索 / 「151」で検索した結果

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  • 151
    151.定時報告4 「あ~ら♀ハンタさんてば、3人もまとめて殺したのねっ♪  ♀騎士さんも瀕死みたいだし、うん上出来上出来☆ 合格よ~♪」 報告に目を通すと、GM秋菜は甲高く笑った。 豪奢な玉座に深く腰を埋めたまま膝下をばたつかせる。 そんな秋菜を、報告を携えてきた男はただ無表情に見つめた。 二人は性別の違いを除いて、同じデザインの白い制服を纏っている。 違いは男の首に巻かれた金属の質感を持つ首輪。 GM秋菜はゲームを始めるに当たって、数名のGMをスタッフとして共に拉致していた。 彼らの役割は、先に♀ローグに命を奪われた♂GMのように死体の生死を確認する外勤と、 GM秋菜の周辺で彼女の世話をしたり、首輪から送られてくる情報を整理する内勤に分けられた。 彼らはどちらも等しく首輪によって管理されていた。更に後者は精神改竄を行われ、 ゲーム参加者の首輪...
  • 2-151
    151.鷹の眼[2日目:昼~夕方] 危機一髪で♂ローグの手から逃れたふぁるは空を東へ飛ぶ (危ねえ危ねえ) 危うく鳥肉になるところを乗り切れたのは彼が♂ローグの嘘を見抜いたからだった ♂ローグが言葉に出す寸前の、男か女か、一瞬の思考。本当に殺したならそんなことはわざわざ考える必要が無いはず その一瞬の違和感を野生の獣としてのカンが見逃さなかったというわけだ そのうえで♂ローグの目的を……つまり『出会うかも知れないハンターの戦力を少しでも殺ぐ』ことまでをも瞬間で推理したのだ ……♂ローグの眼はそれだけではなかった気もしたが深くは考えないことにしておく (見事なまでの洞察力。オレサマだってダテに対人恐怖症で手間ばっかりかけやがるアイツのお守りやってるわけじゃないんだよ) 可能性としては『両方とも♂ローグが殺した』ということも考えられたが……その...
  • 150
    ...49 目次 151
  • 152
    ...目次 進む 151 目次 153
  • 目次2
    ...ト、♀アサシン 151.定時報告4 GM秋菜 152.筆談 ♂ローグ、♀アーチャー、♀クルセイダー、♀セージ、♀WIZ 153.道を征く者 深淵の騎士、♂アルケミスト 154.既視感 深淵の騎士、♂アルケミスト 155.枷受けぬ者 ♂ローグ、子バフォ 156.魔人 ♀騎士、DOP 157.犯罪者達の感性 ♀ローグ、♀アサシン、♂プリースト、バドスケ 158.仕事 ♂ローグ、♀アーチャー 159.集う者達~詩人の場合 バドスケ 160.虎穴に入らずんば ♀セージ、♀WIZ、♀クルセイダー、♂アーチャー、♂プリースト、♀アサシン 161.変質 ♀騎士 162.2人の悪党 ♂♀ローグ、♀アーチャー、バドスケ 163.進入 子バフォ 164.つかの間の休息 ...
  • 051
    051.粋狂 海と森との境、プロンテラとゲフェンに程近いマップを ♂クルセは周りの気配を油断なく伺いながら進んでいた。 背後に妙な気配を感じる。しかしそれは、今に始まったことではない。 ゲーム開始の合図とともに彼が送られたのは、通常ゴブリン森と呼ばれる場所だった。 身は隠せそうなものの、いつ大量のゴブリンに取り囲まれるか分からないので 彼は安全な場所へと移動しようと、とりあえず北へ向かうことにした。 そう。彼の持ち物の中に武器は一切含まれて居なかった。 大箱からはプレート、小箱からはロザリオを手に入れたものの ロザリオにいたっては、転職から間もない彼に装備できるはずもなく。 途中で♂セージに呼び止められたが、何かの罠かと勘ぐり近づくことは出来なかった。 気配を感じるようになったのは、ゴブリン森を抜け、狸の丘から次のマップへと差し掛かったところ...
  • 詳細情報特別
    ...重要視せず無視(2-151) =所持品= +2バイタルシュールドボウ[3](2-106)→♀ハンターに渡す(2-203) リボンのヘアバンド(2-106) =状 態= 現在位置 E-5南端(2-199) ♀ハンターが行方不明で心配していた。居所がわかり居ても立ってもいられず島へ向かう。 (2-106) ♀ハンターと遭遇(2-199) =戦 闘= I-6で♂ローグと戦闘(2-136)→危険を察知し飛び去る(2-148) E-5でミストレスと戦闘、撃退する(2-203) ※BR参加者とは見なされない。
  • 第二回目次2
    ... 2日目昼ごろ 151.鷹の眼 ふぁる E-5 2日目昼~夕方 152.不幸なめぐり合わせ ♂アコライト、グラサンモンク、蟲、ジルタス G-6 2日目午前中 153.誤解が生んだ赤い結末 ♂アコライト、グラサンモンク、ジルタス G-6 2日目午前中 154.器と女王蜂 GMジョーカー、GM橘、GM森 不明 2日目午前中 155.誤算 ♂WIZ、♂アサシン、♀ノービス E-7 2日目午前中 156.雫 ♂ハンター、♂アコライト、♂スーパーノービス、♀BS、♀アルケミスト、淫徒プリ G-6 2日目午後(天候 雨) 157.相容れぬ殺戮 アサシンギルドマスター、GM複数 アサシンギルド 不明 158.涙雨 グラサンモンク、♂クルセイダー F-7 2日目午後 1...
  • 155
    155.枷受けぬ者 Jr「ローグ殿」 ♂ローグ「あ?なんだよ?」 Jr『先に行ってくれ』 ♂ローグ『は?』 Jr『我は・・・ルイーナに行ってみる』 ♂ローグ『あ?あそこは禁止・・・ああそうか』 Jr『うむ』 ♂ローグ『お前ははめて無いんだったよな・・・』 Jr『あそこならひょっとすればエンペリウムもあるかもしれん。後で追いかける』 ♂ローグ『解った、そう言う事なら止めねぇ』 Jr『アラーム殿を頼む』 ♂ローグ『まった、これ持ってけ。何出るかわかんねぇけどな』 Jr『ん・・・すまんな』 ♂ローグ『死ぬなよ、あいつが泣くからな』 Jr『無論、承知の上だ』 こうして、奇しくも秋奈の把握せぬジョーカーが行く。 <バフォJr 小青箱1個、クレンセントサイダー(Jrサイズ)所持> <備考:首輪未所持のため秋菜側でのBAN不可能(位置把握も不可能...
  • 156
    156.魔人 急所を外れていたとはいえ♀騎士の傷はいつその命を奪ってもおかしくない状態で、しかるべき処置をせねばもって数刻 先ほどのPTには薬師も未熟ながら聖職者も居た、彼らならばこの潰えそうな命を助けることが出来るかもしれない だが、♀ハンターの罠を受けた彼らが健在である保障も無く一応は敵対関係になってしまったこともありすんなりと助力が頼めるとは思えない それに♀騎士をこの状態で動かしてはそれこそその命を縮めることにもなりかねない 手段は一つだけある ドッペルゲンガーとて癒しの術を行使することが出来る だがそれは人のソレとは違い魔に属する者にしか効果を示さない 「…う、奴は?」 「逃げた」 「追わなければ……うっ!」 「動くな、動けば死が近づくだけだ」 「……自分の身体のことはよく判ってる、どのみち私は長くない。なら少しでもあいつを追うわ……」 と、ドッ...
  • 158
    158 仕事  一行は、再度迷宮の森の中を進んでいた。 「そういえばさ」  子バフォに渡された簡単な地図を見ながら、先頭を進んでいる♂ローグに、♀アーチャーが声をかける。 「気になったんだけど…ローグって、普段どんなことしてるの?」  なんていうか、アタシにはその辺の道端でごろごろしてるイメージしかないのよね、と続ける。 「…なんつーか、途轍もなく失礼な事いってねぇか?」 「でもねぇ…本当、判んないのよ。冒険者的な部分って皆同じだしね」  男は、一度溜息を吐くと、立ち止まる。 「ま…確かに、周りからみりゃそんなもんだわな」  そして、一言そう言ってから、更に続ける。 「ま、基本的にゃ『何でも屋』とか『便利屋』って思ってくれて間違いじゃねぇかな。 個人個人でやってる事はかなり違うし、一概にゃ言えねぇが…俺なんかは探し物とって...
  • 153
    153.道を征く者 お父さん、お母さん、それに兄上に妹。お元気ですか 友達ができました。 このどうしようも無くクソッタレな世界で知り合いました。 出会ったときから天をつくような逆毛で、 どこに出しても恥ずかしいくらい逆毛です。 それと融通利かない堅物です。 訂正、堅物なんてものじゃありません。 信じられますか? 今までデートはおろか、女の子と会話すらまともにしたことが無いそうですよ? ちょっと肌を露出させた深淵の騎士子さん相手にドギマギしてます。 気づかれないように平静を装ってますが、バレてますって。 ダイヤの原石です。変な意味で。 ついさっきもペコペコ管理兵2人組相手に、のたまいました。 「モエ?なにそれ?っっwwwっうぇ」 なってません。逆毛のくせに全くなってません。 世の素晴らしさの30%くらい無駄...
  • 154
    154.既視感 埋める際になって♂アルケミは気づいた。 (そうだ…首輪外してやらないと) このゲームの象徴たる呪いの首輪を付けたまま送るのは忍びない。 そう思い、遺体の傍らにかがむと首輪を外してしまう。 そう、まるで首輪の危険性を忘れてしまったかのように 「なっ?!待っ!」 深淵の騎士子がその行為に驚き声を上げるが、既に遅い。 とっさに目をつぶる騎士子だが、2人と2匹を飲み込むように辺りは閃光につつまれ… (…………あれ?) …なかった。 おそるおそる目を開けると、さっきと変わらぬ情景がそこにある。 ( ゚д゚) (つд⊂)ゴシゴシ (;゚д゚) (つд⊂)ゴシゴシ   _, ._ (;゚ Д゚) ♂アコの首輪は既に♂アルケミの手の中に収まっている… というかグ...
  • 159
    159.集う者達~詩人の場合  痩せた詩人は、その放送を聴くなり、立ち止まった。  それが告げている内容は、男の目的の喪失でもあった。  即ち、アルデバラン前が禁止区域になり、アラームの名が未だ呼ばれていない、と言う事実である。 「……参った」  呟き、詩人は天を仰ぐ。  目指していた場所からは、既にアラームは移動してしまっているだろう。  と、なれば彼がこのまま移動しても無意味だ。  さて、どうしたものか。  幾つかの可能性を思い浮かべながら、思案する。  出来る限り冷静に。  一、アラームは本当にアルデバランに向ったのだろうか?  回答、情報の不足により現時点では不明。但し、最も確立が高いことは確かだ。  二、アルデバランから離れたとして、何処に向うか?  回答、恐らく、アルデバランからは離れるだろう。向うと...
  • 2-051
    51 TwinTail 「むぅ」 せせらぎを見据えてその男、軽装の剣士の様に見える彼―――♂セージ―――は唸った。 その隣にはツインテールの金髪を揺らす♀商人の姿も見える。 結局、彼女は恐る恐るではあるものの一人きりでいることよりは二人でいることを選んだのだった。 ただし、♂セージが常に先頭を歩くという条件付で。 そういう取り決めの中で♂セージは海岸線から川を見つけ出しそれを遡上するルートを取った。 彼自身、まずは水のある場所の確認をしておきたかったからだ。 そして、彼がそう考えるように水場を確認しにきた者がいるかどうかを調べておきたかったからでもある。 その結果、彼はある意味予想通りのもの、他方では全く思いがけないものを見つけていた。 「…誰?…グラリスさん?カプラサービスまで犠牲になっているの?」 隣の商人の少女が隣の♂セージにだけ...
  • 015
    015.運の無い男 「はぁー・・・」 ♂シーフはため息をついた。 「どうせ俺は生き残れないだろうなあ、いくら素手で平等とはいえ  騎士とかローグとかいたもんなぁ、この箱からたとえダマスカスでても  俺じゃ相手が素手でも勝てねえよ・・・」 自己嫌悪に陥っていた。 「まー悩んでてもしょうがない、とりあえずGMからもらった箱あけてみるかっ」 威勢良く箱を1つあけてみる 『ゼロピー、1個獲得』 ガクッ・・・・ 「な・・・なんでこんなときにこんなもんが・・・ええいくそ!もう一つあけてしまえっ」 やけくそになって残されたもう一つの箱をあけてみる 『古木の枝、1個獲得』 「お、枝だ、ってこんな時に出ても意味ねえじゃねえかっ!」 彼はイライラして古木の枝を折った 「って・・・・枝なんか使って平気か・・?もしとんでもないのが出...
  • 2-251
    251.異端ゆえに 広大な草原に一人の男が佇んでいる。薄汚れたローブを纏い、顔色は死人のように青白い。 黒髪の男は、とんがり帽子と片目眼鏡はしてはいないものの、♂WIZである。 「さて・・・、そろそろ時間切れになるのですがね・・・。」 と、一人つぶやく。彼はここがどこかも、自分がどういう存在かも理解している。だから、時間になるまで、ただ待ち続けているのだが、折角だからとここの主に会うことにしていた。彼がここに来てから随分経つが、その主は一向に姿を現さない。だがそれは、彼がここに来る原因を考えれば致し方ないことだ。 「まあ、慣れない事はするな、ということですかね・・・。」 ♂WIZは何をするでもなく、ただただ待ち続けていた。 「ここは・・・。どこだろう・・・・。」 少女は気が付けば、広大な草原に立っていた。ひざの高さまである草が風に...
  • 157
    157.犯罪者達の感性 バドスケと並んで歩いていた♀ローグが不意にしゃがみこんで地面に頬をこすり付ける。 「ん?」 「静かにっ!」 ♀ローグの叱責に、慌てて口を紡ぐバドスケ。 「……どうやら人が歩いてるみたいだね。それも複数……二、三人って所か?」 そう言われてバドスケは表情を堅くするが、♀ローグはにまーっと笑う。 「ちょうどいい機会じゃないか。あんたここでそいつらと合流しなよ」 言葉は理解出来るが、内容が全く理解できない。 「なに? 何がどーなっていきなりそうなるんだ?」 ♀ローグはばんばんとバドスケの背中を叩く。 「あんた、ここの世界で人探すんなら一人より二人でしょ? もしかしたらそのアラームって子かもしれないし、その子の事知ってるかもしれない。情報交換の機会は逃すべきじゃないと思わないかい?」 バドスケがぽかーんとしてる中、♀ローグは言う。 「幸い、...
  • 115
    115.farewell to the innocence 風が吹いた。 木々がざわめき、色づき始めた葉を降らせた。 木の葉はひらりひらりと頼りなく宙を漂い、 幾枚かはつぶてとなって、少年の髪に、鼻すじに舞い降ちた。 肌を撫ぜるかすれた感触は、少年にこう問うているようだった。 ――いつまで、ここでこうしているのですか? (動かなきゃ……) 少年は両手足を踏ん張り、立ち上がろうとした。 力が入らなかった。 体中の力が抜け落ちて、指一本動かすことが出来なかった。 空は雲ひとつない快晴で、日の光が川面できらきらと踊っている。 穏やかでうららかな昼下がり。 目の前には、頭蓋が割れ全身を血にまみらせた♀プリースト。 少し離れて、背中にナイフを突き立て、首をあらぬ方向に曲げた♀シーフ。 背にしたテントの中には、苦悶の表情のままこと切れたときらぐ主人公。...
  • 215
    215.宴のはじまり 「秋菜ぁぁぁぁぁぁっ!!」 裂帛の気合と共に打ち下ろされる剛剣…ツヴァイハンダー。 しかし、秋菜はいとも簡単にそれを受け止める。 ぎり、と刃金が鳴る。火花が散る。 「あれあれあれ~っ…あなたは確かぁ…」 「間抜けにもお前のゲームに乗り、手を汚し、間違いを繰り返してきた愚か者…深淵の騎士、だ」 「へぇ…それで、お馬鹿さんなあなたは、そんなに叫ぶくらい私が嫌いなんですかぁ?」 鍔迫り合い。けらけらと、おどけた風に秋菜は言う。 「ああ、嫌いだな。愚かさ故に間違いばかり繰り返してきた私と同じくらい」 「自己嫌悪ですかぁ。それなら大人しくBANされてくれません? 面倒くさいの、嫌いなんですよぉ」 あなたが嫌いなあなたを直ぐに消してあげますからっ、と続ける。 しかし、騎士は女を睨む。 バルムンが真横に滑る。 質量差など無視しているかの様に...
  • 2-015
    015.神罰の拳 「ヒールっ! あがっ……はぁはぁ……」 薄暗い小屋の中に、蛍火にも似た燐光が浮かび上がる。聖職者たちの扱う癒しの光だ。 だが、本来ならば不死者の身を焼くほどにまばゆく温かな輝きを持つはずの光は、弱々しく今にも消えそうなほどに心細い。 「糞っ、ヒールの力が弱められてる……」 掌に集めた淡い光を鳩尾に当て、♀モンクは血臭のする息を吐いた。 肉弾で戦うことを得意とする彼女にとって、癒しの奇跡は見習いのアコライト時代に多少覚えた程度だった。 それでも、この程度の傷を癒すには充分なはずだったのだが―― 「肋骨を……一本やられたか……」 ピエロ帽子のGMに打ち込まれた傷が鈍く疼く。 怒りに任せて飛び出したとは言え、あれは必殺の間合いだった。 タイミングも申し分なく、あとは一歩踏み込んで、体内に溜め込んで凝縮した気を打ち込んでやるだけでGMジョーカーを葬る...
  • 2-150
    150.地図 例えば、 少しでも禁止区域に入れば即死に至るこの島において、 「ちょっとぉ……本当にこっちで合ってるんでしょうねぇ?」 その禁止区域を教えてくれる地図を持たずに歩き回る馬鹿が居るだろうか? ヨタヨタと傷ついた身体を引きずりながら、前を行く子犬に♀アコは問い掛けたが、子犬はあどけない顔で振り返って頭の上に『?』を浮かべただけだった。 「うぐっ……期待なんかしてないわよ……」 がっくりとうなだれながら♀アコは呟いた。 「まぁ……あたしの方向感覚に比べるとマシ……なのよね?」 自分の方向感覚の無さにはほとほと呆れる。それ故に自分よりマシな方向感覚を持つであろう子犬に先導させて歩いていた。 荷物を残してきた崖の上を目指して何時間歩いたのだろうか。 あたりは砂浜から密林めいた景色へと変わっていた。 「ねぇ…あたし、こんなにも泳いだっけ?...
  • 2-115
    115.Land Seeker 放送後の島の最南端… 海を見下ろす岬の先端に、闇色の半径4メートル程の球形が形成されていた。 月光が皓々と辺りを照らす中、周囲の闇より遙かに暗いそれは、見方によっては底が見えぬ穴のようにも見えるだろう。 そしてあまりに不自然な『それ』の中心に、 「むう、こんなものかの」 やや不満げに眉を顰ませる女性…ミストレスはいた。 背の薄く光る蜻蛉のような4枚の羽と赤く輝く双眸は、彼女が人外であることを物語っている。 リーン…リーンリーン…… 波の音に混じって流れる高周波音…羽から発する震動音にあわせるように闇色の何かは形を変える。 時には空に浮かぶ雲のように、時には海底の砂泥のように。 …変幻自在なそれが何なのか語るまでもないだろう。 苦手な者(例えば♀ローグ辺り?)が間近で見たら卒倒すること請け合いである...
  • 2-152
    152.不幸なめぐり合わせ [午前中] やってくる。アイツがやってくる。 ホルグレンさんを捕食したアイツが、今度はその口を僕に向けて、やってくる。 いやだ、死ぬのはいやだ。いやだ、痛いのはいやだ。いやだ、生きられないのはいやだ。 こんな死に方は───いやだ。 けれど、そんな♂アコライトの身をすくみあがらせ、絶叫させるほどの恐怖を与えた蟲は、♂アコライトの心の状態などに興味はなかった。 興味があるのは、かの者があまたの蟲を統べる女王ミストレスの器かどうか、それから美味しいのかどうか。それだけである。 では、♂アコライトは器なのか? 否定。 目の前の人間からは器の気配は感じられない。 とすると、蟲の取る行動はひとつしかなかった。空腹を満たすための食事である。 蟲にとってみれば、これまでの食事はとうてい満足のいくものではなかった。 生...
  • 2-157
    157.相容れぬ殺戮 何人もの手練れの暗殺者。 罠に加えてモンスターの放たれた大部屋。 壁の見えない複雑な迷宮。 アサシンギルドに存在するあらゆる障害を越え、3人の男がアサシンギルドマスターの前に立っていた。 鋭い眼光を3人に向け、まずギルドマスターが言葉を発する。 「……随分と派手にやってくれたようだが、女王の親衛隊がわざわざ何の用だ」 それを受け、そのうちの一人の男が一歩前に出る。 一礼し、胸に手を当て話す。 「いえ、我々はGM……親衛隊ではありません。 その使い走りとでもお考え下さい」 別の一人が前に出て、続ける。 「GMジョーカーの命により、昨日より♂アサシンのBR参加前の行動を調査しておりました」 もう一人が前に出て、同じように続ける。 「BRの機密を王国の者より聞き出した者がいます。 そして、その...
  • 2-154
    154.器と女王蜂 「ミストレスはどこにいったんだ!? 消えちまったぞ」 自慢の筋肉を躍動させながら男が廊下を歩いている。声に品性は感じられない。 「なるほど、彼女が器だったというわけですか」 となりを歩く男の声はひどく冷たい。月の光を思わせる銀色の髪が同色の眼鏡の縁とあいまって、まとう空気すら銀を帯びているようだった。 GM森とGM橘である。 「器ってなんだよ?」 自分だけがわかっているような口ぶりで話すGM橘に、気にいらない感情でもあるのだろう。 GM森はその感情を隠そうともせずに、いや、むしろより一層の不快感をこめて、眼鏡の奥の瞳を睨む。 GM橘は、そんなGM森の視線をすまし顔のまま受け流すと、それでも彼なりに気をつかったのか、 「♀アーチャーはミストレスの器だったということです。女王蜂自身は永遠の魂を持っていますが、肉体は滅...
  • 2-153
    153.誤解が生んだ赤い結末 ご主人様、無事でいて!! そう願いながら駆けつけたわたしの視界に映ったのは、一人の男と地に伏せたご主人様。 あの男がご主人様を……! ジルタスはその勢いのまま止まらずに鞭を振るう。 射程ギリギリで放たれたそれは、寸前まで男の居た地面に乾いた音と共に叩きつけられる。 グラサンモンクは予見していたように飛び退くと、即座に指弾を放つ。 男の周囲に浮かんでいた光の球の一つが一直線に飛んでくる。 ジルタスも走りながら返す鞭で軌道を逸らし華麗に受け流した。 そのまま再度鞭を振りかざす。今度は十分に男を捕らえられる距離だ。 ――パシィッ! 手ごたえはあった。だが首を狙ったそれは惜しくも男の左腕に巻きついたのみに終わった。 それでも十分なダメージだ。巻きついた鞭は左腕にがっちりと食い込み、肘の先から地面に血が...
  • 2-215
    215.狂気の瞳 [2日目 丑三つ時] 人には縁というものがある。出会いも別れも、人と人とがつづきあっているからこそ生まれる。 あるものはそれを偶然とし、またあるものはそれを必然とした。 それもそうだろう。この広い世界では、たとえ天寿をまっとうできたとしても、生涯に出会うことのできる人数など知れている。 出会いを縁と呼ばずして、なんと呼ぶことができるだろうか。 偶然であろうと必然であろうと、そんなことは関係ない。ただ出会ったことに、意味があるのだ。 では彼と彼との再会にもまた、なんらかの意味があるのだろうか。  ◇ ◇ ◇ 傷だらけの男───♂クルセイダーは近づいてくる足音に、笑いだしたくなる気持ちを抑えた。 日が落ちてから、すでにかなりの時間が過ぎている。自分の手足が動かせるまでに回復したことから考えても、それはわかっていた。 それでもオート...
  • 2-159
    159.最低 [2日目午後 雨の降り出す前] 最低。 ひとめ見れば同性ならば誰もがうらやむほどの美しさを持った彼女は、 蟲にのどを食い殺されたあわれな鍛冶師のかたわらで、鍛冶師にすがりついて涙を流す女を見て、そう思った。 死んだ鍛冶師の名はホルグレン。いわずと知れたプロンテラの迷鍛冶師である。 その巧みな技術を前にして、涙を流した冒険者の数は星の数ほどいると言われているかの鍛冶師もまた、 この血で血を洗う無益な戦場に送り込まれていたのだ。 それにしてもなんなのよ、このくだらない茶番は。 ひとりしか生き残れない殺し合いの最中なのに、親が死んだからって。 今朝のときもそうよ。わざわざ死んだやつなんかのために墓まで作って、黙祷までして。 まったく、つきあう方の身にもなってもらいたいものだわ。 ♀アルケミストは死者を前にして、誰が見ても哀しんで...
  • 2-158
     158 涙雨  ──彼は雨の日が嫌いだった。  しとしと鬱陶しく降り注ぐそれは何時だって彼を責め立てるからだ。  それを見ていると、嫌でも過去を思い出す。  普段なら限界までアルコールを詰め込んだ後に後の事なんて考えず、死んだように眠るのが習慣だった。  嫌な記憶はそれで全て薄靄の掛かった向こう側に追いやってしまう。  無性に、その儀式めいた堕落に身を任せたい気分だった。  ──こういう雨の時には、碌な事が無い。  まるで、酒を流し込んだ後の意識みたいな光景だった。  薄靄がかって、陰鬱で。一時の休息を木を雨避けにする事さえも許さない、とでも言いたいのか。  勿論、今や真っ黒くなっている曇天は彼に答えなんて返しはしないのだが。  しとしと。しとしとしと。  それから、誰かを守る、なんて目標に関して彼はとことん天に見放されているらしい。  そも...
  • 2-155
    155.誤算 ♂WIZは慎重に後をつけていた。距離を十分に取り、姿を見られぬように木々を盾にする。 ♂WIZが追いかけているのは、♂アサシンと♀ノービスである。慎重にならざるをえないだろう。 時折、♂アサシンと♀ノービスが話し合う。距離を空けているので、声は当然聞こえない。 口元もかすかに動いているのが分る程度である。だが、その度に立ち止まるので、 遅々として進まない。かれこれ一時間は彼らを追跡しているが、今だ森の中である。 「また、おしゃべりですか・・・。見た目よりも随分仲がいいのですね。」 ♂WIZはつい一人ごちてしまう。だが、それも仕方ない。この殺しあうための島で、 一時間に6回も立ち止まって、しゃべっているのである。♂アサシンの戦闘力を見た後では、 この事は意外と言うほかない。 「しかし、このペースでは、あの二人が他の者たちと出会...
  • 2-156
    156.雫 [午後] そこは城だった。 石造りで、どこか古めかしい…子供のころに聞かされた童話に出てくるような。 ――ああ、これは夢だ。♂ハンターは確信した。 夢でなければ、自分が同じく童話に出てくる王子のような格好をしているはずがない。 ふいに後ろから誰かに抱きつかれる。そちらに視線をやると、ドレスを着た♀アーチャーが微笑んでいた。 これが彼女の理想だったんだな。そう思い彼は苦笑した。 場面は突然変わる。ドレスを着た『姫』の姿はそこにはない。 蹲り、必死に手を伸ばす彼を、美しく発光する虫の羽を生やした少女が嘲笑する。 同じ顔をしているのにそれは姫ではなく女王だ。先ほどまで彼の隣にいた少女ではない。 紫色の彼女が去っていく。叫ぶ。叫べない。手を伸ばす。動かない。届かない。そして、消えてゆく―― 「……っ!」 ♂ハンターは目を覚ました。慌てて周り...
  • NG2-15
    無題  それは、一言で言うなれば。  剣を手にした少女の前で、顔を歪めた男が立ち上がった、月の下での出来事だった。  煌々と満月が世界を照らしていた。  ──気づけば、彼が立ち上がっていた。  横たわったまま剣に手を伸ばした私を、冷たく光る目が見ている。  ああ、この人は──本当はこんなに冷たい目の出来る人なんだ、と少女はもう一度思った。  次に思い浮かべたのは、彼に、私は殺されるのかもしれない、と言う事だった。  いいや。剣を握っている以上、殺されると思った方がいい、そんな感覚を♀ノービスは覚えていて。  怖い。怖い。怖い。けれども、皮肉にも彼女の体は早くも順応し始め。  それを自覚すると、何故か手の震えかぴたり、と止まっていた。  少女も又、殺されない為に立ち上がる。不思議と、剣を持った手はもう震えなかった。  だから、殺せる?いや、そ...
  • 更新履歴
    43話までUP。あとNG関係もいくつか。登場人物とか直したいけど#contents構文が上手くいかん… -- ボ ス ケ テ 2005-11-10 14 29 10 何か、萌え板死んでるっぽい? -- 名無しさん 2005-11-12 11 46 40 今さらですが、第一回の目次を修正。(性別の表記漏れ) -- 名無しさん 2005-11-15 12 59 18 ↑おつかれれい。久々に読み返して、♂アルケミのギャップに悶えた。 -- 名無しさん 2005-11-15 19 12 06 第2回ROワの76話から97話までをUP完了 NGもちょこちょこ -- 名無しさん 2005-11-17 15 21 24 忍者の参考(アサシン物語}のリンクが切れていたので修正しました -- 名無しさん 2005-11-21 03 13 11 Webレンタルサービスの方か...
  • another2-15
    アナザー せめて夢の中では ここはどこだろうか・・・。どこかの川原のようだが・・・。 辺りを見渡すと、不思議なことに夜でもないのに、辺りが闇に包まれている。 だというのに、かわらに咲く花々や川を泳ぐ魚などは、昼間のようにしっかりと見える。 ・・・、なんだか一度は来た気がする。川を挟んだ両岸だけが、はっきりと見えて、 それ以外が静かに闇に閉ざされている場所・・・。 ・・・・、そうか私はまだここに出入りできてしまう容態なんだ・・・。 一度は帰ることが出来たはずだが、まだ完全にはここから離れられないらしい・・・。 あれ?対岸に人影が見える。誰だろう・・・。なんだが見覚えがある・・・。 あの銀髪・・・、あの身のこなしは・・・、♂アサ・・・? ああ、そういえば前に来たときも、♂アサに追い返されたっけ・・・。 私、また追い返されちゃうのかな・・・。 ...
  • 詳細情報男性
    現在の状態 詳細情報 男性冒険者 女性冒険者 特別枠参加者 その他の人物 001.♂ノービス 002.♂スーパーノービス 003.♂剣士 004.♂マジシャン 005.♂アーチャー 006.♂アコライト 007.♂シーフ 008.♂商人 009.♂騎士 010.♂WIZ 011.♂ハンター 012.♂プリースト 013.♂アサシン 014.♂BS 015.♂クルセイダー 016.♂セージ 017.バード 018.♂モンク 019.♂ローグ 020.♂アルケミスト 001.♂ノービス <初出:2-007話> <死亡:2-007話> =遺 品= スティレット→♂マジが拾う(2-054) 青箱 1個(焼失)(2-007) =状 態= ♀剣士に殺害される(2-007) 死体位置 島の西部(2-007)燃え尽きた小屋(C-7)(2-054) 死体、所持品は完全...
  • 詳細情報女性
    現在の状態  詳細情報 男性冒険者 女性冒険者 特別枠参加者 その他の人物 021.♀ノービス 022.♀スパノビ 023.♀剣士 024.♀マジシャン 025.♀アーチャー 026.♀アコライト 027.♀シーフ 028.♀商人 029.♀騎士 030.♀WIZ 031.♀ハンター 032.♀プリースト 033.♀アサシン 034.♀BS 035.♀クルセイダー 036.♀セージ 037.ダンサー 038.♀モンク 039.♀ローグ 040.♀アルケミスト 021.♀ノービス <初出:2-011話> <死亡:2-197話> =特徴= [容姿]髪型 ノビデフォ(2-011) [口調] [性格] [備考]死んだふり使用可(2-050) =遺 品= ポイズンナイフ(2-174)→♂ローグに奪われる(2-197) 包丁(♂ローグの手向け品)(2-197) ...
  • 目次
    バトルROワイアル 目次 001~100  101~200  201~A・Bルート完結  番外編 タイトル 登場人物 001.狂気の夜明け ♀GM秋菜、♀ノービス 002.青箱1ヶ、空ける ♂アコライト 003.嘘付きは商人の始まり ♀商人、♂ハンタ 004.狸 ♀商人 005.決意 ♂アサシン 006 ♂プリースト 007.弱さ ♀プリースト 008.悪人と ♀プリースト、♂ローグ 009.お約束 ♂アルケミスト 010.憤怒 DOP 011.利用 ♂WIZ 012.狩る者、狩られる者 ♀ハンター、♂商人 013.究極の知能の融合 ♀セージ、♂アーチャー、♀アルケミスト 014.正義の拳 ♂モンク 015.運の無い男 深遠の騎士子、♂シーフ 016....
  • 更新履歴表示
    これでも投稿されるだろうか… 更新履歴 名前 コメント すべてのコメントを見る 第一回の目次の表示形式を第二回と同じように変更。第二回NG1話収録 -- ...
  • 掲示板?/お絵かき掲示板ログ/1
    お絵かき掲示板の設置方法しかわからなかった! -- 名無しさん (2006-10-15 02 41 35) というわけで編集方法 ~参加者一覧編~ -- 名無しさん (2006-10-15 02 42 20) 参加者一覧のとこ開くと、「登場人物一覧」っちゅーデカい見出しのすぐ右上に「編集する」というリンクがあるので押してくだされ。 -- 名無しさん (2006-10-15 02 42 25) 行の一番最初にある半角ハイフン1個もしくは2個は、キャラ名の前のひし形です。(半角ハイフン4つで横線になる) -- 名無しさん (2006-10-15 02 42 45) ※半角記号はなにかと意味をもっているので注意。 -- 名無しさん (2006-10-15 02 42 57) 参加者一覧は行ごとコピペして移動させれば間違えないと思うので初めてでもきっと大丈夫。間違えて...
  • 第二回目次
    第二回バトルROワイアル 目次(プロローグ~100) 001~100  101~200  201~300  NG話  番外編 タイトル 登場人物 現在位置 プロローグ 女王イゾルデ、内務大臣等 プロンテラ王城 承前 女王イゾルデ、内務大臣等 プロンテラ王城 001.惨劇開幕 GMジョーカー、♀モンク 不明 002.ご利用は計画的に ♀アコライト、子デザートウルフ(支給品) 島の東部 003.殺せぬ騎士 ♀騎士 東南部の森の中 004.指名 ♂アサシン 島の南部 005.暗殺者の美学 ♀アサシン 不明 006.夢の島 ♂騎士、♀プリースト、バード、ダンサー、♂ローグ 不明 007.地獄の煉火 ♀剣士、♂ノービス 島の西部 008.楽園 ♂WIZ 島の北...
  • 052
    052.鬼ごっこ 走り出した♂クルセを、♀ローグはすぐには追わないでいた。 全力で逃げてゆく後姿が親指大になるまで放っておいて、それから尾行を開始する。 ♀ローグの目は獣じみて鋭い。口元には笑み。明らかに♂クルセを再び捕らえる事を楽しんでいるのだ。 まるで一度捕らえた獲物を無理に放し、もてあそぶ獣のように。 「どこまで逃げる気ー?」 走りながら、前方の♂クルセに向かって問いかける。 相手が遊び疲れてしまえば、そのときは―――。 そんなことを考え、心を躍らせながら。 ♂クルセにとって、この状況は悪夢そのものだった。 こちらの攻撃は通用しない。クルセイダーの防御スキルも、まだ完成していない。 ペコペコや盾さえあれば、あるいは活路が見出されたのかもしれないが。 逃げる♂クルセの目前に、小ぢんまりした林と、高い崖が立ちはだかる。 振り返...
  • 第二回目次3
    第二回バトルROワイアル 目次(201~300) 001~100  101~200  201~300  NG話  番外編 タイトル 登場人物 現在位置 時間 201.何も考えずに走れ! ♀アコライト、♀マジシャン、子デザートウルフ E-9 2日目夜 定時放送③前後 202.死神対死神 ♂クルセイダー E-3にはいってすぐ 2日目夜 定時放送③後 203.ふぁると♀スパノビだけがともだちさ ♀スーパーノービス、♀ハンター、ミストレス、ふぁる E-5南端 2日目夜 204.ひとりだけの世界 ♀BS、♂スーパーノービス F-6 2日目深夜 205.隠し味 ♂騎士、♂アルケミスト、♂プリースト、♂シーフ、♀商人、♀WIZ D-6 2日目深夜 206.信頼の意味 淫徒プリ、♂セージ ...
  • 不具合01
    不具合解消報告(08/11) がプラグインと誤認されてしまう問題ですが、@Wikiが修正してくれました。この件に関してはめでたく解決! 一応ココもう少し残しておきますね。 一部のページが表示されない不具合について 現在、バトROワWiki内の一部のページが表示されない問題が起きています。 なんとか無理矢理お話が読めるようにしてみますんで、問題の完全解決まで少々お待ちください。 また、閲覧不可能なページを発見された方は下記フォームにてお知らせください。 よろしくおねがいします。 08/08 代替2-076? どうも文字数が原因かもしれません。 ↑のページの文字数が正常なアップロードが出来る限界のもよう。 08/09 ↑…みたいなこと言ってしまいましたが、状態表で多用している がプラグインと誤認されている可能性もあります。 を特殊文字表記...
  • another2-06
    本編115と133の間の一幕 ミストレスは虫たちに言った。 「妾が探しておるのは人間ではなく器じゃ」 心なしかしゅんとしたように見える虫達。 「まあ良い、気にするでないわ。さて、いつまでもこうしていてもしたかあるまい。先を急ぐとしよう」 てくてくと歩き出すミストレス。 歩き行く先に何やら人影が見える。 器の気配はしない。 てくてくてくてくてくてくぶしてくてくてくてくてくてく さりげなく倒れている♀アコの顔を踏んでいるのだが、いっそ感動的な程にスルーするミストレス。 「空を飛べぬというのは不便な事よのう、足の裏とかに変な物とかついておらぬか?」 他の虫より一回り小さな虫がぶんぶんと返事をする。 「はっはっは、人菌えんがちょーだと? まったく何処でそういうのを覚えてきたのだお前は」 何が楽しいのかからからと笑いながらミストレスは歩き続けるのであった...
  • 050
    050.Sword Dance 地面で死んだ振りを続けていた♂ノービスは信じられない光景を見ていた 「あは、あははははははははははは」 哀れな狂女がダガーを振り上げ、襲い掛かってくる 「少年、君に問おう。戦いの結果を決めるものはなんだ?」 ♀剣士は素手のままダンサーのダガーを持った手を捻り、いとも容易く投げ飛ばす 「装備か?能力か?スキルか?」 地面に背中を叩きつけられた狂女は暫く地面に伏していたが、まるでカエルが飛ぶような奇妙な動きで起き上がり、奇声をあげて再度♀剣士に飛び掛る だがそれも先ほどまでと同じようにあっさり♀剣士に受け流され、投げ飛ばされるのみ 「財力、運、仲間の有無?」 ダンサーは幾度と無く飛び掛り続けるが、全て♀剣士にかわされ、受け流され、返される 無様な踊りのようなダンサーの動きに対して、♀剣...
  • 014
    014.正義の拳 「拳は正義の為に使え、悪しき者を滅するために・・・師匠の教えだった・・」 ♂モンクは1人草むらの中呟いた。 「今こそ師匠から教わったこの技を使う時がきたのかもしれない」 阿修羅覇王拳、自分の全生命力を注ぎ込みどんな者でも一撃で倒す。 たしかにGMは強い、だがいくらやつらでもこの技を受ければひとたまりも ないだろう、俺は奴らと戦う。  奴らをもし倒せても俺はBANされることだろう、だがそれでもいい。 このまま何もしないで死ぬのならせめてやつらに一矢報いてやる・・・ 「そういえばやつらからもらった箱の中には何が入っているのだろうか?」 できれば少しは戦闘に役立つものが入ってればいいのだが・・・ 何気なく箱を開けてみる 「こ・・・これは・・」 『イグドラシルの実1個獲得』 素晴らしい、これさえあれば阿修羅を2発打つこと...
  • 死してもなお残る物
    死してもなお残るもの 「やれやれ、賭けは私の負けか…」 彼方より現れた人影を視認し、♀剣士はそう呟いた 『私達どちらの心をスナッチャーした人がどっちが後に来るか勝負しません?』 そう♀プリーストが持ちかけた 生死を賭け事の対象にするなど聖職者にあるまじき行為ではあるが、それは己の想い人の生存を願うという側面もあった 「すみません、師匠に命懸けで守ってもらったのに僕……」 「胸を張れ少年、人の価値はなにを為したかで決まる……使い古された言葉だが、だからこそ真実でもある」 ♀剣士はイズルードで最期に見せた笑顔と同じ微笑で♂ノービスを労った 悔いは無かった、彼女の意思は♂ノービスに引き継がれ、そして彼が倒れた後は♂プリーストと♀アサシンに引き継がれた それにあの舞台にはまた別の彼女の意思を継ぐ者も居た 「まぁ妹に会ってやれなかったのが少し残念だったがな」 「え!?...
  • 016
    016.仮初の安息 「助けて…怖いよ……怖いよぉ…」 小さな洞穴の中で蹲って泣いているのは♀アコライトだった。 彼女が闇ポタで飛ばされた先は見渡す限り何もない砂漠。ソグラト砂漠を模したような場所だった。 こんな場所に居てはすぐに見つかり殺されてしまう、そう思った彼女は必死で走って…。 やがてこの洞穴を見つけたのだった。 彼女が此処に閉じ篭ってから既に30分程が経っている。 「どうしたら……いいの…?神様…」 人殺しなんてアコライトの少女に出来るはずもない。だけど殺されるのは怖い。 だが自殺もやはり許されない行為だった。 「会いたい…誰かに会いたいよぉ……」 だが誰に会えばいいのか皆目検討もつかない。 アサシンなどは論外だし、他の人間も誰を信用していいのかわからない。 せめて同職、もう一人いたアコライトや、プリースト、モンクならいくばくかは頼りになると思った...
  • 第一回ルール
    案之一 人数編人物編 登場人物は、人数の肥大化を防ぐため、各職男女1名づつ。 38名。プラス特別枠13名。(萌えスレなどより)合計51名より開始。 特別枠については、登場順、もしくは立候補、推薦によって決定し、埋まり次第締め切りとします。 (埋まらなくても、展開が進み、新規参入が難しくなった場合は締め切り) また、萌えの公平を期すため、キャラクタの髪型は各職業のデフォルトします。 名前については、基本的に固有名詞は用いません。職業に男、子などの接尾語を付けて名前の代用とします。 (凡例 騎士男、アコ子等)。これは、固有名詞を用いて、キャラクタの私物化を防ぐ為です。ご了承願いたい。 その他は、書き手が続ける流れの上で、決定していく物とします。 (スキル、スタイルその他) それから、スーパーノービスに付いては、ノービスとのキャラクタの被りがある為、参加するか否かを考え...
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