サージ

英語名 Sarge
種類 自動車
性別 男性
目の色 茶色
声優 麦人?

経歴

ラジエーター・スプリングスに住んでいる茶色の退役軍人。払下げ軍用品販売店「サージのサープラス・ハット?」を経営してる。おすすめ商品は「マザーロード・サバイバルキッド」。本人曰く「これさえあれば、どんな故障も大丈夫」らしい。フィルモアに小言を言うことが多いがよく一緒に居る。

軍人時代の武勇伝がいくつも残っている。バルジの戦いで動けなくなった戦車をサージが牽引して見事助け出し、「勇者のグリルバッジ」という勲章を授与された。 現在は店に置いてある。

車体モデルはウィリーのジープ*1。ナンバーは「41WW2」でアメリカが第二次世界大戦(World War II)に参加した1941年からきてる。

エピソード

カーズ
田舎町ラジエーター・スプリングスに迷い込んだ傲慢な新人レーサー、ライトニング・マックィーンは町をめちゃくちゃにしてしまい、判事のドック・ハドソンから追放されかけるが、弁護人のサリーの案によって奉仕活動をさせられることになってしまう。

マックィーンはゆっくりではあるが道路を修理していく。町の人々はマックィーンの働きに感謝し、イタリア車のグイドルイジはマックィーンのタイヤの様子を見たり、消防車のレッドは汚れをホースで落とし、サリーはコージー・コーン・モーテルの一室を貸してくれるようになった。フィルモアがマックィーンに勧めたオーガニック燃料を「気味悪いジュース」と称した。

マックィーンが道路を完璧に直したことを知り喜ぶ。サージはサーマル・スコープを試着させた。この時、オーガニック燃料が流行らないのは政府の陰謀だと発言した。

ピストン・カップの決勝。ラジエーター・スプリングスの仲間たちの応援を受けたマックィーンは順調な走りを見せるが、対戦相手のキングを助けるために優勝を放棄した。観客や仲間たちはマックィーンの行いを称賛し、フィルモアが「この会場愛が溢れてるね」と話すとサージは「恥ずかしいこというな」と返した。マックィーンが所属するラスティーズの本拠地をラジエーター・スプリングスに構えたことで、町はかつての活気を取り戻すのであった。

UFM 未確認飛行メーター
フローのV8カフェでフィルモアの隣で寝ている。メーターが空を飛んでも全く起きる様子がなかった。

カーズ2
前作から約4年後、マックィーンはピストン・カップで4度の連続優勝というリベンジを果たし、世界的レーサーとなった。久しぶりにラジエーター・スプリングスを訪れ、休暇を楽しもうとしていたところ、親友のメーターがメル・ドラド・ショーに出演するイタリアのレーサー、フランチェスコ・ベルヌーイの挑発に乗ったことで、ワールド・グランプリに出場することとなる。

サリーからの助言でマックィーンは、メーター、ルイジ、グイド、フィルモア、サージとグランプリへ向かうことに。東京にある国立新美術館での開会セレモニーの最中、メーターがワサビを食べて大騒ぎしたり、オイル漏れを起こしたことでマックィーンは「ラジエーター・スプリングスじゃないんだから君も変われ」と苦言を呈す。第1戦が始まり、マックィーンはフランチェスコとの攻防を繰り広げるが、ピットのメーターが無線で余計な言葉を発したことで、マックィーン2位となってまう。マックィーンは思わずメーターを責め、メーターは書き置きを残してアメリカへ帰国する。

第2戦はルイジとグイドの故郷イタリアにあるポルト・コルサで行われる。レースではベルヌーイに勝利するが、今回も出場レーサーがクラッシュしたことを知り、驚きを隠せなかった。アリノールの安全性を疑問視されたアクセルロッド卿は、レーサーの安全のために指定燃料から外すことと発表。メーターを責めたことを後悔していたマックィーンは、フィルモアの「アリノールは安全」という言葉を信じ、最終戦も唯一アリノールで参戦することを決める。

最終戦はイギリス・ロンドンで行われる。レースの最中、ピットに到着したマックィーンはメーターが来ていることに気付いた。マックィーンはメーターに謝ろうとするが、爆弾を仕掛けられていたメーターはマックィーンから離れようと猛ダッシュを始めた。レース会場外に飛び出したメーターとマックィーンの前に、イギリス諜報員のフィン・マックミサイルホリー・シフトウェルが現れる。フィンは、マックィーンがアリノールを選んだことで、ペッパー・ファミリーがマックィーンを殺そうとしていることを説明、メーターは部品の知識から真犯人を突き止めるが、「新しい世界では自分の言うことは聞いてもらえないかもしれない」と弱気になるが、マックィーンはメーターに謝罪し、いつもの自分らしく自分の言葉を主張すべきと助言する。メーター、マックィーン、フィン、ホリーはバッキンガム宮殿へ向かい、女王とアクセルロッド卿のもとへと到着する。メーターは爆弾を仕掛けた真犯人がアクセルロッド卿であることを突き止める。アクセルロッド卿は否定するが、メーターの爆弾が爆発間近になると、それを自ら停止させる。アクセルロッド卿は逮捕され、メーターは女王からナイトの称号を与えられる。一方、アリノールを利用したマックィーンは最終戦でアリノールに電磁波を放射してクラッシュさせられる予定だったが、アクセルロッド卿を信用できなかったサージが事前に普通のガソリンに入れ替えており、結果的にマックィーンを助けることとなる。

マックィーンはワールド・グランプリの出場選手をトロフィーも賞品もない「ラジエーター・スプリングス」に招待し、ただのレースを開催する。レーサーたちは心から楽しむのであった。フィンからロケットを貰ったメーターがレーサーたちを次々と追い抜く、マックィーンは「フィニッシュラインで待ってる」、メーターは「俺が一番乗りだ」と言ったところで物語の幕が閉じる。

プレーンズ2 ファイヤー&レスキュー
メーデーの消防署にサージとメーデーのツーショット写真が飾られてる。

カーズ3
ラスティーズ・レーシング・センター?へ向かうマックィーンを見送る。

「フロリダ500」の会場にも来ている。

登場エピソード

最終更新:2022年02月12日 03:14

*1 初期案では名前が「ウィリー」であった。