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日記2 - (2006/09/04 (月) 20:09:42) の編集履歴(バックアップ)


2006/7/1

ダヴィンチ・コード を見てきました。
「イェスに子供がいた」っていう事実をカトリックが
二千年間隠し続けていて、主人公達はそれをあばこうと…、
という内容。

作中では明かしてませんでしたけど、
元ネタは「グノーシス 」っていうキリスト教初期の有名な異端ですね。

グノーシスって言ったら超有名な異端で、
例えば「神は実は悪魔」だと言ってみたり、
宗派によっては快楽目的の性交を肯定したり、
なかなか激しい教義。

それを知ってたんで、この映画に対してキリスト教徒が怒りまくってるって話を聞いて
意地悪い意味で期待しまくっていたのですが、
実際には「あれ?」っというくらい肩透かしな内容。

確かにイェスに子供がいたってのは異端的だけど、
元ネタになったグノーシスはその何倍も異端的。

それから比べれば、「ダヴィンチ・コード」なんて
まだまだオブラートにつつまれたもの。

なんで、キリスト教徒もこの映画くらいで怒っちゃいけません。
聖書にも「汝の敵を愛せよ」って書いてあるし、
この程度で怒るのはちょっと大人げない。

っていうかむしろ、この程度で怒ると、
本当に何か隠してるんじゃないかと逆に勘ぐってしまいます。



2006/7/12

今日は日記だけ更進。

仕事の関係でゴールデン・ウィークが無かった のは前に書いたとおりなんですが、
もしかすると今年は例外的に、夏休みも無い可能性がでてきました。

まぁ、忙しいのは仕事が好調な証拠なんで、忙しい事自身はむしろいい傾向なんですけど、
なんでまたこう忙しい時期が休みと重なるんだろう。

どなたか励ましのおたよりください。



チョコレートの「ゴディバ」の名前の由来になったゴディバ夫人は裸で街を回った。
いやぁ、領民の為に裸で街を回るなんてえらすぎる。

これからは、女性からゴディバをせがまれたときは、「裸で街を回ったらね」と答える方向で。



2006/8/11 (1)

いやぁ、夏休みが取れないんじゃないかと心配してましたが、
なんとか夏休みが取れました。
まぁ、夏休みが取れたのは仕事が駄目になったからなんで、
よろこんでいいんだかどうかわかりませんが。

しかも何のかんのいいながら、もう2回も出社してるし。
(出社時間は短いけど)。



2006/8/11 (2)

エッセイに書いた北極の氷が解けたときの話ですが、
小学校では「海面は上がらない」と習いました。

それからン十年。
一昨日まで、そのまますっかり騙され続けてました。

学校の先生って結構嘘を言ってますよね。
僕が言われた中で一番ひどかった嘘は、小6の頃担任の先生が言ってた
「酸素の名前に「酸」って文字が入ってるのは、酸素が酸性だから」ってもの。

酸素は酸性などでは全くないのですが、この話を信じた僕は、
その一年後、中学の理科の授業中にこの嘘知識を披露して
とんだ赤っ恥を書いてしまいました。

たとえ先生の言ってることであっても、
ちゃんと疑ってかかんないと駄目ですね。



2006/9/2

六星占星術と冥王星

冥王星が惑星の定義から外されるという「事件」が起こったのは皆さんも御存じの通り。

この事件でもっとも影響を受けた日本人は、おそらく細木数子
彼女の発案した六星占星術 によると、
人間は火星人だの木星人だの冥王星人 だのに分かれるんだそうですが、
それが急に冥王星は惑星じゃないなんて言われたら、そりゃ困ってしまうでしょう。

まぁ、そうでなくとも、もともと六星占星術はツッコミどころ満載だったわけですが。

六星占星術は細木数子が中国占星術を応用して独自にあみだしたものだそうですが、基本的なツッコミとして、
「天王星」とか「冥王星」って名前はギリシャ神話からきてるから中国関係ないじゃん
ってのがとても気になります。

他にも、昔の人が知ってたのは土星までで、天王星以降の惑星の名前は近代人が勝手につけたもの
なんだから歴史浅いじゃん、とか。

個人的に一番気になっていたのは、なんでアステロイド・ベルト人がないんだろう って
ものですが。

(*) アステロイド・ベルト:火星と木星の間の小惑星帯。数式上は惑星として考慮する事も。


そんなこんなで、今回の事件は、細木数子にとっては大問題だったでしょう。
なんといっても、冥王星の権威の失墜がそのまま細木数子の権威の失墜に
繋がりかねないわけですから。

細木数子にしてみれば、「あんた死ぬわよ 」っていうよりも
わたし死ぬわよ 」って状況に違いありません。

そんなわけで、面白はんぶ…学術的探求心をくすぐられた 私は、
早速本屋で細木数子の六星占星術の本を探してみました。

そうしたら、いつのまにやら冥王星人の本がなくなっていて、
代わりに霊合星人 とやらの本になってました。

とても後づけ臭い名前 なのが気になりますが、
その辺を追求すると、それこそ「あんた死ぬわよ」って言われそう なので止めます。

まぁ、おそらく「霊合星(れいごうせい)」は「冥王星(めいおうせい)」とも音が通じるので、
その辺が名前の由来なんでしょう。

気になったのは、霊合星人の本の初版が8月21日である事。
冥王星が惑星からはずされたのは8月24日の事なので、
それより3日も前に初版を刷っている事になるのです。

さすがは細木先生。出版社に圧力かけて出版日を
捏造するなん…お得意の占いで事前に当ててしまうなんて。



(**)冥王星が惑星からはずれる事が正式発表される前に「正式発表は8/24になる」という
趣旨のニュースがあったので、それを見て慌てて刷った、というのが真相だと思われます。

発表日が8月24日であるという情報をくれたY氏に感謝。


2006/9/4

細木先生、あらぬ疑いをかけてどうもすみません。

9/2の日記に関しての話です。

六星占星術の平成11年度版を古本屋で見付けたんで見てみたんですが、
なんと、平成11年の段階ですでに霊合星人でした。

いや驚き。

まさか冥王星の件を本当に占いで当てたのか?
…と、言いたいところですが、そうではなくて、
どうやらそもそも僕が霊合星人の意味を取り違えていたようです。
霊合星人は金星人やら火星人やらといった分類とは少し違うんだそうです。

調べてみたら、六星占星術とは人間を金星人、火星人、天王星人、木星人、水星人に分類し、
さらにそれらを(+)と(-)に細分して計12通りに分類するものだそうです。

「霊合星人」とは、これらの12分類と干支とがある特殊な組み合せになった人の事で、
この人達の運勢は極端から極端に移るんだそうです。(例えば土星人(+)の戌年生まれは霊合星人)。

ちなみに僕は天王星人(+)の霊合星人でした。





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