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北海道

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北海道(ほっかいどう)は、日本の北海道地方の道である。

概要

北海道は、四方を太平洋、日本海、オホーツク海に囲まれた日本最大の面積を誇る自治体であり、日本の国土の約2割を占める広大な大地を有している。 県庁所在地の札幌市は、200万近い人口を抱える一大都市でありながら、大通公園などの緑豊かな景観が調和する「北の都」として機能している。 基幹産業である農林水産業は極めて盛んであり、広大な耕地を活かした畑作や酪農、さらには新鮮な海産物によって、日本の食料自給率を支える重要な供給拠点となっている。 世界自然遺産の「知床」をはじめ、大雪山系や美瑛の丘、釧路湿原など、圧倒的なスケールの自然環境が広がり、四季を通じて国内外から多くの観光客が訪れる。 歴史的にはアイヌの人々による独自の文化と、明治以降の開拓によって築かれた近現代の歩みが共存しており、独特の建築物や生活習慣が随所に見られる。 現在は、半導体メーカー「ラピダス」の千歳市進出に伴う次世代産業の集積や、脱炭素社会の実現に向けた再生可能エネルギーの導入など、新時代の開拓が進められている。

基本情報

  • 面積: 約83,422.27km2
  • 人口: 約5,000,000人(2025年12月現在の推計)
  • 人口密度: 約59.9人/km2(2025年12月現在の推計)
  • 県庁所在地: 札幌市(さっぽろし、Sapporo City)
  • 隣接都道府県青森県(津軽海峡をはさんで)
  • 県の木・花・鳥: それぞれエゾマツ、ハマナス、タンチョウ

観光情報


地方


北海道の市町村は179(35市129町15村)で構成される。このガイドでは、北海道を以下の14つの地方(総合振興局・振興局ごと)に分けて説明する。
  • 石狩地域(札幌市(中央区、北区、東区、白石区、豊平区、南区、西区、厚別区、手稲区、清田区)、江別市、千歳市、恵庭市、北広島市、石狩市、石狩郡(当別町、新篠津村)): 道都・札幌を中心とした北海道の政治・経済・文化の圧倒的な集積地であり、200万人近い人口を抱える一大都市圏である。千歳市の新千歳空港や北広島市のプロ野球スタジアムなど高度な都市機能を備える一方、石狩川下流域の肥沃な農地では稲作や畑作も盛んに行われている。
  • 空知地域(夕張市、岩見沢市、美唄市、芦別市、赤平市、三笠市、滝川市、砂川市、歌志内市、深川市、空知郡(南幌町、奈井江町、上砂川町)、夕張郡(由仁町、長沼町、栗山町)、樺戸郡(月形町、浦臼町、新十津川町)、雨竜郡(妹背牛町、秩父別町、雨竜町、北竜町、沼田町)): かつて炭鉱の街として日本の近代化を支えた歴史を持ち、現在は「ゆめぴりか」などのブランド米や、広大なヒマワリ畑・菜の花畑が広がる道内有数の農業地帯である。道内最多の自治体数を抱え、空知産ワインのワイナリー巡りや、炭鉄港などの産業遺産を活かした観光・地域再生に取り組んでいる。
  • 後志地域(小樽市、島牧郡(島牧村)、寿都郡(寿都町、黒松内町)、磯谷郡(蘭越町)、虻田郡(ニセコ町、真狩村、留寿都村、喜茂別町、京極町、倶知安町)、岩内郡(共和町、岩内町)): 歴史ある港湾都市・小樽の情緒ある街並みと、世界中からスキーヤーが集まるニセコ・倶知安エリアの国際的なスノーリゾートが共存する地域である。余市のウイスキーやワイン、積丹のウニ、羊蹄山麓の農業など、豊かな食の宝庫であり、ダイナミックな海岸線と美しい山岳景観が魅力である。
  • 胆振地域(室蘭市、苫小牧市、登別市、伊達市、虻田郡(豊浦町、洞爺湖町)、有珠郡(壮瞥町)、白老郡(白老町)、勇払郡(厚真町、安平町、むかわ町):「鉄のまち」室蘭や「港湾・工業のまち」苫小牧を擁する道内屈指の工業地帯であり、現在は半導体産業の進出で活気づいている。登別温泉や洞爺湖、ウポポイ(民族共生象徴空間)がある白老など、全国的に有名な観光資源が密集しており、活火山と北太平洋が織りなす力強い自然景観が特徴である。
  • 日高地域(沙流郡(日高町、平取町)、新冠郡(新冠町)、浦河郡(浦河町)、様似郡(様似町)、幌泉郡(えりも町)、日高郡(新ひだか町)): 日本を代表する「サラブレッドの産地」として知られ、緩やかな丘陵に牧場が広がる美しい景観が特徴のエリアである。日高昆布の産地として名高い豊かな海と、険しい日高山脈に挟まれ、アイヌ文化が色濃く残る平取町や「襟裳岬」の雄大な絶景など、独自の歴史と自然が息づいている。
  • 渡島地域(函館市、北斗市、松前郡(松前町、福島町)、上磯郡(知内町、木古内町)、亀田郡(七飯町)、茅部郡(鹿部町、森町)、二海郡(八雲町)、山越郡(長万部町)): 北海道新幹線の玄関口であり、異国情緒あふれる函館の夜景や、道内唯一の城下町である松前など、開拓以前からの古い歴史と文化が息づく地域である。イカやコンブを中心とした豊かな水産資源に加え、大沼国定公園の美しい景観や、温暖な気候を活かした農業も盛んな、道南の中心的なエリアである。
  • 檜山地域(檜山郡(江差町、上ノ国町、厚沢部町)、爾志郡(乙部町)、奥尻郡(奥尻町)、瀬棚郡(今金町)、久遠郡(せたな町)): 北海道の中でも最も早くから開けた地域の一つであり、江差の追分や歴史的な街並みに象徴される、北前船交易がもたらした伝統文化が今も残る。奥尻島の透明な海や、厚沢部のジャガイモ、せたなの酪農など、日本海側の厳しい自然と共生しながら育まれた、素朴で温かな風土が魅力である。
  • 上川地域(旭川市、士別市、名寄市、富良野市、上川郡(鷹栖町、東神楽町、当麻町、比布町、愛別町、上川町、東川町、美瑛町)、空知郡(上富良野町、中富良野町、南富良野町)、勇払郡(占冠村)、上川郡(和寒町、剣淵町、下川町)、中川郡(美深町、音威子府村、中川町)、雨竜郡(幌加内町): 道内第2の都市・旭川を拠点とし、大雪山系の雄大な自然と、「パッチワークの路」で知られる美瑛、ラベンダーが彩る富良野など、北海道らしい絶景が広がるエリアである。内陸特有の気候を活かした日本屈指の稲作・畑作地帯であり、家具づくり(旭川家具)などの木工産業や、旭山動物園などの観光資源も極めて豊富である。
  • 留萌地域(留萌市、増毛郡(増毛町)、留萌郡(小平町)、苫前郡(苫前町、羽幌町、初山別村)、天塩郡(遠別町、天塩町)): 日本海に面した長い海岸線「日本海オロロンライン」が通り、夕陽の美しさとニシン漁で栄えた歴史を持つ黄金の岬が象徴的な地域である。羽幌の甘エビや天塩のシジミ、増毛の日本酒など海の幸・山の幸に恵まれ、北の厳しい自然が育んだ豊かな水産加工業が地域を支えている。
  • 宗谷地域(稚内市、宗谷郡(猿払村)、枝幸郡(浜頓別町、中頓別町、枝幸町)、天塩郡(豊富町、幌延町)、礼文郡(礼文町)、利尻郡(利尻町、利尻富士町)): 日本最北端の地・宗谷岬を擁し、サハリンを望む国境の風情と、利尻・礼文の美しい島々が織りなす独自の景観を持つ地域である。豊富温泉のユニークな泉質や猿払のホタテ、利尻昆布など全国的な知名度を誇る特産品が多く、風力発電などのクリーンエネルギー導入も積極的に進められている。
  • オホーツク地域(北見市、網走市、紋別市、網走郡(美幌町、津別町、大空町)、斜里郡(斜里町、清里町、小清水町)、常呂郡(訓子府町、置戸町、佐呂間町))、紋別郡(遠軽町、湧別町、滝上町、興部町、西興部村、雄武町)): 冬には流氷が押し寄せるオホーツク海に面し、世界遺産・知床やサロマ湖など、原生的な大自然が広がる広大なエリアである。日本一の生産量を誇る北見の玉ねぎや常呂のホタテ、網走の漁業など、第一次産業が極めて強固であり、現在は「氷海」を活かした独自の観光や環境研究も行われている。
  • 十勝地域(帯広市、河東郡(音更町、士幌町、上士幌町、鹿追町)、上川郡(新得町、清水町)、河西郡(芽室町、中札内村、更別村)、広尾郡(大樹町、広尾町)、中川郡(幕別町、池田町、豊頃町、本別町)、足寄郡(足寄町、陸別町)、十勝郡(浦幌町)): 日本の食糧自給率を支える「食の聖地」であり、どこまでも続く地平線と大規模な機械化農業が展開される、北海道を象徴する酪農・畑作地帯である。帯広のばんえい競馬や「十勝スイーツ」、十勝川温泉など、農業を基盤とした豊かな食文化と、雄大な日高山脈の麓に広がる開放的な風土が特徴である。
  • 釧路地域(釧路市、釧路郡(釧路町)、厚岸郡(厚岸町、浜中町)、川上郡(標茶町、弟子屈町)、阿寒郡(鶴居村)、白糠郡(白糠町)): 日本最大の湿原である釧路湿原や、マリモで知られる阿寒湖など、複数の国立公園を擁する「水と霧」の幻想的な地域である。国際貿易港・釧路港を拠点とした水産業や製紙業、石炭採掘の歴史があり、厚岸のカキや鶴居のタンチョウなど、豊かな生態系と高品質な食資源が共存している。
  • 根室地域(根室市、野付郡(別海町)、標津郡(中標津町、標津町)、目梨郡(羅臼町)): 日本最東端の納沙布岬を擁し、北方領土を眼前に望む、水産業と大規模酪農の最前線となるエリアである。世界遺産・知床の羅臼側や「野付半島」などのダイナミックな自然、そして別海町の広大なメガファームなど、まさに「世界の果て」を感じさせる圧倒的なスケール感と資源の豊かさが魅力である。

なお、石狩、空知、後志、胆振、日高の各地域をまとめて道央、渡島、檜山の各地域をまとめて道南、上川、留萌、宗谷の各地域をまとめて道北、オホーツク、十勝、釧路、根室の各地域をまとめて道東という。

現地へのアクセス

飛行機で

北海道の空港には、拠点となる新千歳空港のほか、以下の空港がある。北海道は広大なため、目的地に応じた適切な空港を選ぶことが大切である。羽田、伊丹などの主要空港からは各地への直行便があるが、直行便がない場合は、新千歳空港などで乗り換えて訪れることもできる場合もある。本州各地からの平均的な所要時間は1時間30分~2時間程度である。

国際空港

国内線拠点空港

地方空港


鉄道で

本州方面からの鉄道アクセスはJR北海道が運行している北海道新幹線がメインとなる。道内の新幹線駅として「木古内」「新函館北斗」の2駅が設置されており、東京方面からの直通の「はやぶさ」が乗り入れている。新函館北斗駅まで、東京から約4時間40分、23760円。仙台から約2時間50分、18080円。新青森から約1時間10分、7850円。1~2時間に1本程度の運行。Webなどでの各種割引きっぷも充実している。

新函館北斗駅から函館へは快速「はこだてライナー」に乗り換えて約20分、470円。1時間に1本程度運行。札幌へは特急「北斗」に乗り換えて約3時間30分、9240円。東京から札幌へは時間がかかりすぎるので飛行機がおすすめとなる。

船で

北海道へは、本州各地から多くの本州各地から多くの航路が運行されている。

道内交通

飛行機で

以下の空港へは、中心となる新千歳空港、丘珠空港からの便がある。なお、奥尻空港へは函館空港からの便となる。

道南へ

  • 函館空港(はこだてくうこう、Hakodate Airport、IATA:HKD):
  • 奥尻空港(おくしりくうこう、Okushiri Airport、IATA:OIR):

道北へ

  • 稚内空港(わっかないくうこう、Wakkanai Airport、IATA:WKJ):
  • 利尻空港(りしりくうこう、Rishiri Airport、IATA:RIS):

道東へ



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最終更新:2026年01月07日 17:03