前回見事に敵の機怪獣を撃破したヴァーンサイク。博士の指示により研究所へと帰還していくヴァーンサイク。その様子を見つめる一機の円盤が飛び去っていった。
英雄兵器ヴァーンサイク 第3話「森が危ない!伐採獣を倒せ」
見羅国「どういうことか説明して欲しいものだな。ヴァーザス君。」
ヴァーザス「はい。戦闘中落下して態勢が崩れているところにこちらの2人が搭乗許可を申し出たため許可しました。」
克哉「なにうまくまとめてんだよ。俺らを敵の兵士だと勘違いして焦ってたくせに。」
チェイン「全くだ。」
ヴァーザス「あ、あれは・・・あの状況では仕方ないだろう。・・・初出撃だったんだしな・・・。」
克哉「何だよ。そんなに自信がないんじゃこっちも不安になっちまうぜ。」
見羅国「まぁまぁ。で、提案だが君達2人はこれからもヴァーンサイクのパイロットとして戦ってくれるのか?」
克哉「もちろんだ。そのために来たんだ。飯もそんな食ってねぇし腹へって死にそうだぜ。」
見羅国「ハハハ。目立たないようになっているからなこの研究所は。まぁいいごちそうしよう。」
兵士「偵察兵、帰還しました。」
ユギオン「うむ。で、ジャークは撃墜されたのだな。」
偵察兵「はい。敵はロボット2機が確認されています。」
ユギオン「抵抗分子が何かと思えばロボットか。しかしあの凶暴なジャークを撃破したロボットだ。ただものではないと言える。新型の機怪獣を出撃させい!」
研究所の居住区域だ。個室の部屋だが設備は整っているため研究員など多くの人員がこの中で生活し研究を続けている。
克哉「ええっと。ここだな。結構いい部屋と聞いたがどんなんもんかな。」
明日美「・・・あの・・・。」
克哉「ん?」
克哉に話しかけてきたのは前回の戦闘のとき通信をかけヴァーンサイクを助けた声と同じ声の少女だった。高校3年生くらいの少女だ。横に目を逸らしている。
克哉「君昨日助けてくれたよな。あれは本当に危なかったぜ。感謝するよ。」
明日美「・・・これこのマンションの規則とか書いてあるから・・・じゃぁ・・・。」
克哉「あ、ああ。ありがとう。(案外無口な子だな・・・。)」
克哉が部屋のドアに消えていく姿を明日美は見つめ続けていた。
明日美「・・・兄さん・・・。」
ガガガガガガガガ・・・ズザン!ズザン!
森の中を敵の機怪獣が高速で移動している。そして森を容赦なく倒していく。
マルコウ「ヌフフ・・・つい私の出番ね。邪魔な木々なんて伐採してくれるわ。」
オカマのようだ。それはさておきマルコウの乗る機怪獣カマギラスは研究所に向かっていた。
パトリック「だから翔くん危ないって!早く降りてくれ!」
整備員がヴァーンファイターの上に乗っている少年に向かい叫んでいる。名札にパトリックと書いてある。
翔「わぁ!やっぱりかっこいいや!まだ降りないよ!戦闘機の掃除するって約束したじゃないか!」
少年は10歳くらいの少年だ。小学4,5年生といったくらいの少年だ。洗浄用スプレーと雑巾を持っている。
パトリック「確かに約束したさ!だけど機体の側面だけでいいだろう!そんな高いところ君じゃ危ないよ!」
翔「大丈夫だよ!あ、うわぁ!」
翔は滑り落ちてしまった。その時。
ガシッ!
間一髪地面に落ちる前にチェインが翔を受け止めた。
チェイン「あまり無茶なことはしないことだな。」
翔「あ、ありがとう。」
パトリック「あ、あのう・・・すいません。」
チェイン「子守りぐらいしっかりやるんだな。」
チェインは去っていった。その後姿を翔は見つめ続けていた。
翔「お兄ちゃん・・・。」
プゥー!プゥー!プゥー!プゥー!
研究所のサイレンが突然鳴った。レーダーが機怪獣を察知したのだ!
見羅国「よし!ヴァーンサイク発進!」
克哉「よぉし!チームヴァーンサイク、ファイターGO!」
ヴァーザス「フライヤーGO!」
チェイン「フォートレスGO!」
ビュィィィィン!ビュィィィイン!ビュイイイイン!
カマギラスは相変わらず木を倒しながら侵攻を続けていた。
克哉「お!いやがったな!あいつ木を伐採してやがる!研究所を丸裸にする気か!」
ヴァーザス「やっかいだな。環境保護団体が黙っちゃいないぞ。」
チェイン「これ以上伐採させると動物の命にも関わるな。止めなければなるまい。」
マルコウ「来たわね!あら?戦闘機3機?ロボットって聞いたのに?でもそんな雑魚なら落としてやるわよ!」
カマギラスの背中からミサイルが発射される!難なく回避す3機。しかしうかつに合体できない!
克哉「ちぃ!タイミングが見つからねぇぜ。合体してると中に撃破されるとか冗談じゃねぇ!」
ヴァーザス「フライヤーに煙幕弾が装備されている!それで隙を作れるはずだ!」
チェイン「俺にやらせろ!奴の動きを止めてみせる!」
克哉「任せた!ヴァーザス煙幕弾発射だ!」
ヴァーザス「ああ!煙幕弾発射!」
煙幕弾がフライヤーから発射される!地面に着弾後灰色の煙を出しカマギラスの視線を遮った!
マルコウ「な・・・見えない!冗談じゃないわよ!」
チェイン「今だ!ドッキングゥサァイク!」
ギュィィィィィィ・・・ガシィン!ガシィン!
フォートレスを先頭に3機のヴァーンメカが連結する!
チェイン「オゥプン!ブル!ヴァーンサイクゥ!」
ヴァーンメカが変形を始める!
ギュイイイイイン・・・ビュイイイイイイイン・・・ガシン!ガシン!ガシン!グググ・・・ガキィン!
そして太い豪腕を持ったミサイルポッドを6つ持つホバー戦車型のロボットが組みあがる!ヴァーンサイクブルの登場だ!
ゴォー!
ホバーが轟音を上げ吹き上げる!そして灰色の煙の中を突っ込みカマギラスに強力なタックルをお見舞いした!
ガキィン!
マルコウ「ああん!チッ・・・もう怒ったわよ・・・ぜってぇぶっ殺す!トランスゥゥゥゥメカァァァァァァ!!」
カマギラスが人型に変形を始める!カマギトランスの出現だ!
克哉「また変形しやがったぜ!ヴァーザス早い奴にゃ速さだ!変われ!」
ヴァーザス「あ、ああ!チェイン!」
チェイン「うむ。ドッキィングオフ!」
ヴァーザス「よし!ドッキングサイク!」
ギュイイイイイ・・・ガシン!ガシン!
ヴァーザス「オープンケルベロス!ヴァーンサイク!」
ギュイイイイイイイイイイイイイイン・・・ガシン!ガシン!ビュイイイイイイイイン・・・ギャキーン!
ヴァーンサイクケルベロスの登場だ!
シュダダダダダダダダダダダダダダダダダダ・・・ズザザザザザザザザザ・・・
ヴァーザス「機動良好だ!これ以上森は切らさせん!」
超高速で走るケルベロス!カマギトランスは森に侵入しまた伐採を行うつもりだ!
ヴァーザス「させん!チェーンワイヤー!」
ビュイイイイイイイインバキィッ!
ワイヤーがカマギラスの足を捕らえた!
マルコウ「いやん!離しなさいよ!でないと殺すぞオラァ!」
もうマルコウは怒り狂い自分がオカマであったことも忘れてしまっている。
ヴァーザス「これで決めてやる!ヴァーンサイク!ドリルブレイカー!」
ギュイイイイイイイイイイイイイイイイイイイン!
ドリルが唸る!そして・・・
ガ!ガガガガガガガガガガガ!ギュイイイイイイン!ドガン!ドガン!ドガン!
ドリルが貫いた!
マルコウ「ぎゃあああああああああああああああああああああ・・・生まれ変われるなら・・・次は・・・女が・・・いい・・・わ・・・」
ドゴォォォォォォォォン!!
マルコウ。男にして最期は女として散っていった・・・
ヴァーザス「よし!やった!」
克哉「今日は出番がないなぁ・・・まぁいい。帰還だ帰還。」
チェイン「ふん。やるじゃないか。」
ヴァーザス「今日勝てたのは君おかげだよ。感謝する。よしドッキングオフ!」
ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ・・・
英雄兵器ヴァーンサイク 第3話完 次回に続く!
最終更新:2010年01月12日 13:10