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第12話「星降る夏の夜に」



中央都市ラグーン、夜店前 
ディング「どうした賢人、そんなに血相を変えて!?」街の人が逃げ惑う中賢人は冷静さを欠いていた 
賢人「花が、花がさらわれたんだアトランティスに戻ってブルヴァンブルーを取りに行く!」 
マスタ「駄目だ街の連中を避難させるのが先だ」 
賢人「そんな悠長な事言ってられっか!」 
ディング「落ち着け賢人!」 
ユーガ「賢ちゃん、花ちゃんがさらわれたってどうゆうこと?」 
ギア「そんな花ちゃんが…」 
アンリス「うっうっ…、花さんが、花さんが…」 
ディング「賢人、お前がクラスメートを安全な場所まで避難させるんだ」 
賢人「ふざけんな!花がさらわれたんだぞ、助けるのが先だ!!」 
重蔵「落ち着かんか!賢人!!」 
賢人「じっちゃん…、これが落ち着いていられるか!」 
重蔵「お前一人が騒いだところで何も解決せんわい!クラスメートをシェルターに避難させてやらんか」 
賢人「じっちゃん、なんでなんだよ。なんでこうなったんだよ」 
デク「友達を助けたいか賢人?」 
賢人「おっちゃん…」 
デク「助けたいかと聞いている」 
賢人「あぁ!花を助けたい!!」 

デク「サヴァイブシフトは三番ドッグにある、すぐにでも出せる。 
まずはお前がクラスメートをシェルターに避難させるんだ」 
賢人「わかった…」 
ユーガ「賢ちゃん…」クラスメートを避難させる賢人 

ギュスト「我々はどうしますか?」 
デク「賢人が来るまで待機だ、奴らを迎え撃つ」 


シェルター 
賢人「皆…、俺行ってくるよ」 
ギア「賢ちゃん俺さ、賢ちゃんが軍人だったって聞いて正直驚いたよ」 
ウイナ「僕も、でも賢ちゃんらしいやって納得したよ」 
ユーガ「賢ちゃんは僕達のヒーローなんだよ」 
賢人「皆、黙っててごめん。俺…」 
リーファ「賢ちゃん、花ちゃんを助けてあげて、お願い」 
賢人「必ず助けるさ」 
アンリス「待ってください私も行きます」 
賢人「だめだアンリスはここで待っててくれ」 
アンリス「賢人さんが駄目って言ってもついていきます!」アンリスの真っすぐな瞳に賢人は気圧される 
賢人「アンリス…。わかった、皆待っててくれ」 
リーファ「アンリスちゃん?」その場を後にする二人 


途中の道 
アンリス「待ってください」 
賢人「アンリス?」 
アンリス「花さんを助けたいですか?」 
賢人「助けたい」 

アンリス「最後に聞かせてください、この先何が待ち受けていても、どんな困難があろうとも花さんを助けるって約束してくれますか?」 
賢人「アンリス…?約束する」 
アンリス「そうですよね、花さんを助けたいですよね。わかりました、ごめんなさい呼び止めてしまって、急ぎましょう」 
賢人「あっあぁ…」 


軍専用三番ドッグ、サヴァイブシフトブリッジ 
賢人「はぁはぁ、只今戻ったぜ」 
重蔵「何故アンリスまでついてきたんじゃ」 
アンリス「お願いします、私も連れて行ってください」 
デク「…、よかろう」 
ギュスト「艦長?」 
アンリス「ありがとうございます」 
デク「賢人並びにディング中尉は格納庫で待機」 
賢人&ディング「「了解!」」 
デク「サヴァイブシフト発進!」 
ギュスト「了解!」 


ラグーン近海 
重蔵「他の艦も出てきたか」続々と各艦が出撃 
デク「敵は!?」 
マスタ「ゲートロム多数、ラグーン周辺一帯に展開しているぜ。約200!」 
デク「よしっ!コードスプラッシュ後拡散魚雷、装甲貫通魚雷一斉放射。段幕も張れ」 
ギュスト「了解!」各艦による攻撃が始まった 


格納庫 
賢人「まだか!」 
ディング「焦るな賢人、戦場において焦りは死を招くぞ」 
賢人「だってよ、花が花が…」 

ディング「冷静になれ、ただ心の中であの娘を助けるイメージだけを考えろ(そうだろトリシヤ…)」 
デク『二人共、敵はかなりの数を出してきた。心してかかれ、健闘を祈る!BVB、Ver.2出撃せよ!!』BVB、Ver.2が出撃 



戦闘海域 
賢人「うぉぉー!」雨龍を振いBVBは鬼神のごとくゲートロムを凪払う 
賢人「奴は!花をさらったやつはどこだー!!」 
ディング「なんて無茶な戦い方だ。だが逆に相手に隙を与えない、いい戦法だ。 
賢人、俺に合わせろ!」二人のコンビネーションにより周囲のゲートロムは纖滅、しかし次々と敵は現れる 
賢人「ちくしょう、キリがねぇ。 
花、どこにいるんだよ、花…」 
サヴァイブシフトブリッジ 
シャオリン「艦長、賢人さんが苦戦しています」 
重蔵「ふむ、この物量では如何ともしがたい。ここはダイバーユニットが有効じゃな」 
デク「よし、ダイバーユニット及びナックルユニット射出!」 
シャオリン「了解!」 


戦闘海域 
それぞれBVBにはダイバーユニットをVer.2にはナックルユニットを喚装完了 
賢人「一気に行くぜ!ブルーダイブ!!」ブルーダイブの突撃によりゲートロムは数を減らす 

ディング「少年に負けちゃいられないってねブルーナックル!」Ver.2の巨大な拳がゲートロムを容赦なく破壊 

賢人「うぉー!花ー!!」敵味方入り乱れる戦場で賢人の心はここになかった、そして時は経ちゲートロムを纖滅 


サヴァイブシフトブリッジ 
デク「BVBとVer.2を収容しろ」 
シャオリン「艦長、参謀長官より通信」 
デク「なに?こちらに回せ」 
グランデーニ『各艦の艦長に告ぐ、扉に向かいたまえ』 
重蔵「このタイミングで扉に向かうじゃと!?」 
デク「いや、このタイミングだからだろう…」 
グランデーニ『扉付近でトワイライトオブゲートが現れたとの情報が入った、捕獲し扉のむこうに向かうのだ!』 
デク「…、沙耶二人は収容したか?」 
沙耶「はい、収容完了しました」 
デク「これより本艦は扉に向かう、進路50全速前進!」 
ギュスト「進路50よーそろ、全速前進!」 
重蔵「…艦長、いいんじゃな?」 
デク「これしか私には思いつかない…」 


扉近海 
コリス「ウフッ、お客さんだわ。丁重にもてなさないとね」 


サヴァイブシフト格納庫 
デク『出撃せよ!ここが正念場だ、いいか二人共必ず帰ってこい。マーキス隊の名に賭けて!』 
賢人「わかってる、花を助けるんだ!」 

ディング「その意気だ青春少年!Ver.2出るぞ」ディングのVer.2が出撃 
賢人「(花、絶対助けてやるからな)ブルヴァンブルー出撃!」 


海中 
コリス「きたきた、余計なのまで来たけどまぁいいわ。あなた達おゆきなさい!」ゲートロムを向かわせる、それと同時に各艦の部隊が展開 

賢人「あいつは確か、コリスとかいうやつか」 
コリス「アハハ、覚えててくれてありがとう」 
賢人「ふざけるな!花をどこにやった!?」 
コリス「餌の女の子のこと?心配しなくても後で会えるわよ、あの世でね」 
賢人「くっ、うぁああー!!」BVBがコリスの白い機体に真っすぐに突撃する、しかし… 
コリス「あらあら、血気盛んだこと。こうゆう奴はゼオで間に合ってるんだけどね、しょうがないか。システムハッキング、モードキラーシャーク」 


サヴァイブシフトブリッジ 
デク「何事だ!?」 
沙耶「サヴァイブシフトのメインシステムにハッキングされました、各艦にも同様な状態の模様」 
デク「敵は電子戦を得意とするか、だがこちらの方が一枚上手な所を見せてやれ!」 
シャオリン「了解!マスタープロテクトモードに移行、ブルーキャンセラー始動!」 
サヴァイブシフトのシステム復旧、各艦も同様に復旧 

コリス「え~、なんで?なんであたしのキラーシャークが効かないのよ?」 
賢人「なんで俺のだけ動かないんだよ!?」 
重蔵『しまった、初期型のBVBにはブルーキャンセラーを積んでなかったんじゃ』 
賢人「なんだって!?」 
デク『耐えるんだ賢人!』 
賢人「耐えろったって…、いやそんな暇はない。ドクンッ!」BVBに青い衣が纏う 

重蔵『しかしブルーナンバーズの力を発動させたところで…』 
賢人「スイム!」機体は動かないがBVB周囲の潮の流れを操りコリスのトワイライトオブゲートに突撃、さながらBVBが泳いでいるようだった 
コリス「無茶苦茶、反則よ!反則!キャー!!」ドカァ!体当たりが直撃 


サヴァイブシフトブリッジ 
デク「これは好機だ、とっておきを見せてやれ」 
ギュスト「あれですか艦長?」 
沙耶「了解、サイクロンユニット射出!」BVBサイクロンユニット喚装完了 


戦闘海域 
賢人「こっ、これは?」 
重蔵『ダイブユニットがスピード、アンカーユニットがパワーならばサイクロンユニットは火力。ぶっ放してやれい!』 
賢人「よーし、ブルーファランクス!」広範囲に渡り水圧波が無数に発射される、次々にゲートロムが撃墜されていく 
コリス「なんなのよぉーもー、わけわかんない!」 

賢人「海エネルギーを全てサイクロンユニットに回す。エネルギーチャージ70、80、90、100!いっくぜー!ブルートリニティカノン!!」強力な水圧波の塊が海を両断する 

コリス「キャー!もう帰る、ふうんだ!」トワイライトオブゲートが扉の向こうに姿を消す 


サヴァイブシフトブリッジ 
重蔵「しまった、にげられたか」 
デク「二人共帰還してくれ、ディング小尉は賢人を引っ張ってくれ」 
ディング『動かないんじゃしょうがないですね、了解!』 
重蔵「どうするんじゃ艦長?」 
デク「これから説明してくれるだろう彼女が、そうだろアンリス?」 
ギュスト「え?」 
沙耶「アンリスちゃん?」 
アンリス「はい、わかりました」 
賢人「話しがあるからあがってこいって…」二人がブリッジに入る 

アンリス「賢人さん、皆さん、お話ししなくてはならないことがあります。…私は230年前に月に渡った人類の末裔です」 
賢人「何言ってるんだよ、アンリス?冗談言ってる場合じゃ…」 
アンリス「聞いてください!」 
賢人「…!」 
アンリス「230年前にあなた方の祖先が海に渡ったというのが正しい歴史でしょう、でも人類の歴史は二つの道に枝分かれしたのです、一方は海に一方は宇宙に…」 

ギュスト「宇宙に進出する技術があったとは…」 
重蔵「ロストテクノロジーといった所じゃな」 
アンリス「私達の祖先は宇宙という劣悪な環境で生きていかなければなりませんでした。 
祖先は月面都市ルナドリームを築き上げそこでは新たな文明が産まれました。宇宙に無限にある暗黒物質から宇宙エネルギーを抽出に成功しました、生活面においては劇的に改善されたのです。 
でもある意識レベルにおいて少しも変わらない部分が残ったのです、あなた達地球に残った人への恨みが…」 
ディング「俺達への恨み…?」 
デク「劣悪な環境がそうさせたんだろうな」 
アンリス「その恨みが今に至っているわけです」 
賢人「アンリスも俺達を恨んでるのか?」 
アンリス「いいえ私はあなた達を恨んでなんかいませんよ、一部の人達は恨みの念を抱いてます。そういった人達が行動を起こしi計画を発足したのです。 
私はそれを止めるために大気圏突入可能な脱出ポットで地球に降りたのです、私は一人で皆さんと共存出来る道を模索しました」 
デク「一つ解せないのが扉なんだが、あれは君達が造った物なのか?」 

アンリス「それは私達にも分かりません、一つ分かっているのがあれの使用方法です。宇宙に住む人々は世代を重ねる毎によってある能力を身につけました、ブルーナンバーズの対になるクライシスナンバーズ。 
その力によって扉が開く事が分かっています、今からその力を使って扉を開けます」アンリスに光が包み込む、そして扉は開かれた 

四番艦ゴールドイーグルブリッジ 
バクウ「行ってこいデク、こっちは我が輩達にまかせろ」 


続く


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最終更新:2010年01月15日 08:13