8-1 男と女
芳醇な香りが雨の中で輝いていた。鳴き声に誘われた男がいた。
水に流れる体のラインは処女の丸みを持ったやわらかさを保ち、その乳房は
これから熟すであろう完熟な桃みたいだった。男はただ座ってその匂いをずっと嗅ぎ続けた。
しかし、女も誰かの視線に感づいていた。背中にいることはわかっていた。
赴くまま走った。男は光の中を捨ててまでも女を追い回した。
何とか朝に近づいてはいるがそれでも5メートル以上は暗闇で見えなかった。
両足が何か硬い物が刺さり足が血だらけになった。男もそうだった。涎を垂らしながら血だらけになりながら追いかけたが
女は叫んだが誰にも聞こえなかった。やがて消えた。女が、叫び声は別だが
音は聞こえた。ガタン、ドガタン!向こうからこける音や痛みに耐える声も聞こえた。
すると、男から段々手からしびれが起きた。激しく嘔吐もする、周りからも青い電光が光り初め
体中の震えも止まらない、男から音が消えた。耳にはかすかに響く、なんの音だろう?
無音を見ているのだろうか? ゆがみが聞こえてくる、だがそれは一瞬は一瞬しかなかった。
しびれが止まった。体はまだ痙攣して胃が膨張する、しかし男はただ立ち上がり
またホールに戻った。ロボットの修理するためにあの黒いロボットからパーツをいただくことにする
「(あの・・しびれが来たとき何かを見た。何を、ああ、また消えてゆく)」
次第に消えてゆく頭の中のビジョンから逃げ出そうと必死に自分でもわからない機材を集め
ただやみくもに集め 自分が乗っていたとさせている席の中の道具を取り出し、作業を始めた。
あの女の体が見たくて仕方がなかった。
最終更新:2011年12月08日 11:37