(注)この作品はあくまで、製作者の脳内での設定であり、半端なく身勝手な脳内設定を含んでおります。
「キャラクターのイメージ」を大切にされる方や突っ込みの多い方は決してご覧にならないでください。
また、この作品内でのウンチクはあくまで作者個人の主観であり、ツッコミとかマジ簡便な!!いや、マジで!!
少女(以下:少)「う~~~~~~~」
かれこれ数十分間、少女は、カタログを眺めうなっていた。
そのカタログの名は、「ブラスト装甲一覧表」
今まで、支給されたクーガーⅠを使い続けてきたのだが、そろそろ報酬の素材もたまってきたことだし装甲の
カスタマイズをしたいと思ったのだ。
ショタ(以下:シ)「何してるの??」
そう言って、ショタが話しかけてきた。
少「あ、ショタ君・・・実は」
ショタの場合(無難編)
シ「う~~ん、僕もあんまり難しいことはわからないけど、ベテランさんのお勧めで胴体はHGⅠにしたな、よく支援機乗るし、リペアユニットのSP供給が1番いいのと硬くて前線に出て回復できるしね。
ほかのパーツは、まだ、報酬集まらなくてそのとき考えるつもりだよ」
少「じゃー、これからみんなに聞きにいかない」
シ「そうだね、僕も今後の参考にしたいし」
そういって、思春期の二人は、先輩ブラスト乗りに教えを請うために立ち上がった。
トコトコトコトコ
軽い足音を響かせなが二人が通路を歩いている。
不意に、
『ガバッ』
誰かが、まるで覆いかぶさるように背中から抱きついてくる。
『ポヨン』
背中に当たる大きな胸
『モミモミ、モミモミ』
弄るように胸をもんでくる!!
???「大きくな~れ!大きくな~れ!」
シ「うわっ、あのえっとやめてください!!」
思わず、ショタが叫ぶ。
少「あの~~、そんなことしても男の子の胸は大きくならないと思うんだけど・・・・」
少女が、その人物にインテリに話しかける。
インテリ(以下:イ)「あら??間違えたかしら??」
いまだに、ショタをはなさないまま、とぼけた返事を返してくる。
イ「そんなことより、二人仲良く歩いちゃって、もしかして、デート」
シ「そんなんじゃ、ありません!!それより早くはなしてください!!」
未だ、インテリに抱きつかれながらショタが叫んだ。
少「そうじゃないけど、こんな力いっぱい否定されるとなんか、ムカつく!!」(少女は心の中でつぶやいた。)
イ「でっ、二人して何してるの??」
インテリの場合、(基本編:前半)
イ「上から順に説明していくわ、まずは頭ね!!
私たちにはじめから支給されてるクーガⅠって実はすごく優秀なのよ。
それと比較するとHG系は、防御力を除けばほとんど、同LVか下位相互と言って良いくらいね。
見通しのいい場所で使うなら、やっぱり、シュライクVがお勧めね、遠くを撃つときもぶれにくくてロックも早い。
頭にもらったときは厳しいけど見通しのいい戦場でも、動き回ってればそんなのもらうことなんてまずないし、
でも、市街みたいに、見通し悪い場所じゃ、シュライクⅡのほうがいいわ。
それと言うのもはなたたちは気にしてないかもしれないけど、索敵高ければ建物越しでも相手の大まかな距離がわかるから対策立てやすくなるの。
それに応じて戦況分析して仲間に的確な指示を出す。みんなが、それに従ってくれたら戦いはもっとやりやすくなると思うわ。
それはそのときのメンバーが聞いてくれるかどうかにかかってるけど。
あんまりあせらないなら、しばらくは、クーガⅠのままでいいと思うわ。
次に腕、ここでネックになってくるのは、速さをとるか、反動を取るか、
切り替えの早い腕って言うのは便利よ。
相手の目の前で武器を切り替えてる時間は自分は無抵抗と同義だから、でも、そうやって取り出した武器もうまく使えなければ意味がないと思わない?
威力の強い武器って言うのは、それにデメリットを伴うの時にそれは時間であったり、弾数であったりするけどその最たるものが反動ね。
これが弱いと大きな威力の武器をうまく使えずせっかくの武器が死に重量になってしまうわ。
超近接位置まで近づいて撃つ言うならその限りじゃないけど、それでも、はじめの一撃二撃は決まってもそのあと続かないとおもうわ。
腕に関しては、武器に腕を合わせるか、腕に武器を合わせるか、難しいところね。
インテリの場合(基本:中篇)
イ「そして、足、
ブーストゲージをうまく調整できるなら歩行は気にしなくていいわ。
EであれAであれ、ある程度の距離につめられてしまえば
どんなに早く歩けても絶対に当てられるんだから、
戦場で肝要なのは、いかに、早く反応するか、この1点!!
つまり、ダッシュを最優先に選ぶべき、
クーガならⅡ、シュライクならV、HGならⅣこれはほとんど覆せないわ
あと重量耐性なんだけど、
これに関しては気になる人は気になるけど
少しの重量オーバーならちょっとした違和感ですむレベルの話だから、
自分で経験してから決めるところね。
最後に、胴体と言うか、胸ね!!」
少「胸??」
イ「そう胸、
これで気にするところ、ブースト・SP供給・エリア移動、
あと、色と大きさと感度・かたち!!」
少「それ何の話???」
イ「冗談はおいておくとして、
これはどれもこれも一長一短だからこの選択がすごく難しい、
これの選び方によって行動が大きく左右されるわ。
そう、まるで左右のおっぱいの様に!!」
少「やっぱり、何の話??」
イ「だから、おっぱいの話よ、ブラストの、
まずは、ブースト、
これは、増えれば増えるほど、ダッシュ、ジャンプの回数が増えるわ。
さっきも言った通り戦場では反応が命だから
その回数が増えれば増えるほど
局面での生存能力・突破力があがるとおもって、一番多いのがHGⅣ
その次にシュライクⅡ・HGⅢ・クーガⅡは多めになってるわ。
次に、SP供給、
アサルトのブースト
ヘビーの榴弾
支援のリペアユニット、
狙撃のシールド
どれも使用中にSPゲージを消費して、使用してないときに回復するの、
そして、その評価が高ければ高いほど、その回復速度が上昇するわ。
知ってるとは思うけど使い切ってしまうと、完全回復するまで使えずに
さらに回復時間が1.2倍になるから気をつけてね。
あとこれは、榴弾使用時の裏技なんだけど、
榴弾打ちつくす前に少しだけ回復して撃ちつくすと想定回数より1回多く撃つことができるわ。
最後に、エリア移動、
これは、ブーストが局面的な対応力であるのに対し全面的な対応力、
これが高ければ、戦術の幅が飛躍的に上がるの、
たとえ最前線にいようと素早くベース防衛に戻れるし、
その逆も叱り、絶体絶命の局面でもブーストを使って距離を置いて物陰に隠れて使えば
死地からの生還立も格段にますわ。
シュライクのⅡ・Ⅲは、3秒シュライクのⅠは、3.5秒 クーガなら一律5秒 HGは一律7秒、
市街戦ならいざ知らず、見晴らしのいい戦場で5秒~7秒行動しないのは殺してくれと言ってるようなものだから
状況は考えて使ってね。」
インテリの場合(基本:後篇)
イ「ここからは、カスタマイズの話だけど
クーガの場合は、
初期装甲のⅠに対してⅡは、純粋にブースト容量増えるだけだから素材があるならやっておいたほうが良いわ。
HGの場合は、
取捨択一、SP供給のⅠ、装甲のⅢ、ブーストのⅣってはっきり分かれてる
シュライクの場合は、
ブーストをとるならⅡで
SP供給と装甲を取るならVはっきり言ってⅠはVの完全下位相互だから絶対に
選択肢にはあがらないわ。
あとは、大きさと形なんだけど、理想はシュライクVね!!
あの曲線を残しつつ大きさを失わないのがポイント!!
HGのⅣも魅力的だけど、大きさに固執しすぎて形がまとまってないの残念なところ。
シュライクⅡは、まるで論外もうあんなペッタンコで胸とすら呼べない、洗濯板どころか、ただの板なんだから、
お嬢とか気に入って使ってるみたいだけど、あれって自分とどこか通じるものがあるから気に入って使ってるんじゃないのかな?」
お嬢(以下:嬢)「あら、何か私が呼ばれたような気がしましたけど???
こんな、所に立ち止まって何の話をしてますの??」
イ「何でも、無いのよ。ただこの子達にどうすれば大きくて形のよい胸に成れるか教えてただけ」
嬢「胸!?ですの?なにやら私の名前が出ていたようですけど本当ですの??少女!!」
少「胸と言うか、ブラストの胴体の話だよ。(ホントは言わないほうがいいよね、うん)
あとインテリさん、そろそろ、ショタ君はなしてあげて、さっきから鼻血たらして動かないから」
イ「あらあら、これは失礼、最後に、カスタマイズボーナスの話をしておくけど、
クーガで統一すると重量耐性、
HGで統一する防御力、
シュライクで統一すると歩行速度が少しづつ上がるけど、ほんの気持ち程度だからあまり気にしないほうが良いわよ。
それじゃ~ね~。」
『タッタッタッタッ』(駆け去っていく音)
嬢「何です!!人の顔診るなりコソコソと!!
まったく、あの人ときたら!!」
少「ショタ君、ショタ君!!しっかり!!」
『ぴしぴし』(←頬をたたく音)
お嬢の場合(コア凸しかしない人)
嬢「ほほほほほほ、私の華麗な機動戦術を今から貴方たちに教授してあげますわ!!」
シ「いえ、いいです。僕の目標とするところは、たぶんあなたとは対極の位置にある気がしますから」
嬢「あらっ、何か言いまして!!」
少『あのショタ君、空気読まないと人生損するよ』(耳打ちしながら)
少「いえ、ワタシたちは何も聞こえませんでした、どうかご教授のほどお願いいたします。お嬢オネーチャン様」
嬢「あら、空耳でしたの?では、気を取り直して、
華麗に戦場を駆ける者として、シュライク頭V シュライク腕Ⅱ シュライク胴Ⅱ シュライク足V以外の選択肢はありえませんわ!!
あと、機体はアサルト一択、鈍重な重火力、セコイ支援、コソコソした狙撃どれもこれも戦場を這い回るただの虫!!
ワタクシ達傭兵は、相手のコアを破壊してこそ、その仕事を完遂したことになるのですからそれ以外の行動をするなんて馬鹿げてますわ!!」
少『それって、単に他の機体使えないだけなんじゃ??』
シ「あの~、僕としては、みんなで戦線上げながら協力していくべきじゃないかと」
嬢「お黙りなさい。無駄に、時間をかけるなんて馬鹿げています!!
全く、他の方々といいあなた達と言い、何時も私の稼いであげたリードを守っているだけの癖に、何時もシタリ顔で報酬をもらうのですから呆れますわね!!
今度から報酬をもらうときは、私に心の中で感謝の言葉を向けながら貰ってほしいものですわ」
シ「でも・・・」
少『何時も感謝してます!!お嬢オネーチャン様!!』(ショタの声を掻き消すように)
嬢「あと、装備ですけど、SMGはサーペント、手榴弾は41、剣は、あんな物持つだけ無駄ですから初期装備のままが一番ですわ。」
シ『そういえば、この人全然、剣扱えなかったな』
嬢「初期装備のあなた達にワタシクと同じことをしろと言うのも酷な話ですけれど装備がそろったあかつきには、サッサト、終わらせて華麗に勝利を彩りましょう。
そのときのためにあなた達のカラーリングも考えておいてあげますわ!!」
シ「いや、、ですから」
少『ハイ!!よろしくお願いします!!』(ショタの声を掻き消すように)
嬢「ほほほほほほ、わかっているのね貴方達、それじゃ、次に戦場で会うときまでごきげんよう!!」
シ「行っちゃったね。」
少「うん」
シ「言ってあげたほうがよかったんじゃない?ホントのこと」
少「言ってもいいけど、それは敵になったとき困るし」
シ「なるほど」
少「それにああ言うコア削ってくれる人がいないと困るじゃない」
イ「そうなんだけど、本当にうまい人は、いろいろな兵装使って、タイミング見極めたり自分に有利な状況作ってからてコア凸するものよ。
状況読める戦術眼がないとああいう人になっちゃうから気をつけてね、あなた達
特に、相手が防御固めてるときに、突撃してもコアの1/160謙譲しに行ってるようなものだから」
シ「あっ、インテリさんなんで戻ってきたんですか??」
イ「ちょっと忘れ物、エイ」
『モミモミモミモミ』
イ「大きくなーれ!大きくなーれ!!大きくなーれ!!」
少「きゃー、やめ、ちょショタ君も顔赤くしてないでとめてよ~~~」
数分後
シ「行っちゃったよ。」
ショタが、息も絶え絶えな少女に声をかける。
少「よかった、はぁはぁはぁはぁ」
シ「次、誰に聴こうか?」
少「順当なとこじゃ、ベテランさんじゃないかな??いつも、前線にいて、いつの間にかコアを削ってたりするし、」
シ「そうだね」
トレーニングルーム
ベテラン(以下:べ)「フンッ、フンッ」
重そうなダンベルを持ち上げながら、ベテランが汗を流している。
シ「あ、あの~~」
『ゴトン』
ダンベルを立て掛けると輝かんばかりの笑顔でベテランは振り向いた。
べ「何だ!?お前もトレーニングか?そんな格好じゃ汗かけんぞ、さっ脱げ脱げ!!」
いきなり、ショタの服を脱がしにかかる。
シ「いや、そうじゃないんです。
ボク達質問があって!!」
べ「達??」
あまりのベテランの勢いに、
ショタの後ろで少女はポカンとしていた??
その少女の顔を見て、と言より存在に気づいてベテランの笑顔が幾分か曇る
べ「なんだ、お前達二人してひょっとして、デー」
ダンダンと声のトーンの下がるベテランに
少「違います!!」と今度は少女が即答する。
ベテランの場合(フルHG)
べ「なんだなんだお前達、今後どういった方向にカスタマイズするか聴きにきただけか、よーし、まずお前達の知ってのとおり、俺はいつもHGで出撃してる。あれの利点は、硬いことだ、その代わり、遅い。
よって戦線維持、プラント占領、拠点防御には向いている、確かに、硬いことは硬いが鉄壁ってわけじゃない、硬さが生きるのは一対一のときだ。
つまり、一体複数にならないためにはどうすればいいか考えてみろ!!」
シ「う~ん、みんなと一緒に動く」
少「だよね?」
べ「正解だ、しかし、そうする為には、速さが必要なんだ。
つまり、足と胴はⅣがお勧めだな、ブースト容量・移動速度で本来の遅さを補うんだ。このカスタムは、アサルトやヘビーをやるときに便利だな。
アサルトで少しコツをつかめばこの装備でも、固定砲台すり抜けてベースまでいけるし、何よりついてからの耐久力が違う。
もちろん、HG胴ⅠのSP供給は魅力的だ、支援をメインに考えているならこれでもいい。
次に、腕だが、HGの場合は、切り替えが遅い分安定性がある。つまり、腕に武器を合わせていくべきだろう。
お勧めは、アサルトなら主装備がヴォルペシリーズ、ヘビーならガトリング、支援ならリロードを期待できない分超近接まで近づいてのワイドあたりがいいだろう。
最後に、頭だが、やはりⅢがいいだろう、知っての通りHGは索敵は全くと言っていいほど期待できん硬さとロック距離をとってそのあたりが無難だ。
ひとつ言っておくが、これは俺の戦い方であってこれがお前達に向いているかはわからん、いろいろと経験してその中で見つけ出していくのがいいだろう。
傭兵家業、そのときどんな相手と組まされるかわからんが、できれば背中を預けられる人間は欲しいものだ。
そのときの準備に、普段から根回ししておくのもこの業界では処世術だ、どこかの戦場であったときよろしく頼むぞ、お前達!!」
なぜか、ショタにだけ視線を合わせて、ベテランはアツク問いかけた。
シ「ハイ、よろしくお願いします」
少「はい」『ホントに、それだけなのかな?』
シ「参考になったね」
アツイ視線で見送られながらショタが言う。
少「そうだね」
冷ややかな視線で見送られながら少女は答えた。
シ「次は、誰にしようか?」
少「そうだね、それ考える前にちょっと休憩しない。そろそろお腹すいてきたし」
シ「そう言えばそうだね」
そうして、思春期の二人は、食堂へと向かった。
最終更新:2009年12月16日 01:10