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718 :664:2007/02/11(日) 00:34:46 ID:ouR0XEKl
「最低!この馬鹿、どっかいっちゃえ」
「をををを!?落ち着けユーキ、泣くことはない君は強い男の子だろう?」
「なワケあるか!僕は女の子だ!」

始まりはいつもの朝だった。
通学路での痴話喧嘩。
当人達に言ったら二人とも完全否定すると思われる.。
が、それは傍目からみれば、二人の愛情表現だという事を認めざるを得ないだろう。

原作:書く人
『薫と優希』

「ったく…ほーんと頭くるなー」
「まーまー、優希ちゃん、落ち着いて落ち着いて。」
昼休み、薫が私用で席を外している為、桃子とランチを取っている東三条 優希。
ショートにした髪とやや太めの眉にきりっと結んだ唇。
その瞳は禀とした輝きと意志の強そうな印象を与える。
身長はそこそこであるが肉付きは少々。彼女のコンプレックスはその『胸』であった。
太腿から臀部、つまりお尻にかけてのラインはふっくらとして思春期の女子そのものだが…
女性の象徴でもある肝心の乳房は平均値よりもやや小さい。
「薫君との痴話喧嘩はいつもの事でしょ?」
「な、ち、痴話喧嘩って…もー桃ちゃん、僕、怒るよ!」
ボッと真赤になって否定する同級生に桃子はあわてて言った。
「冗談だよ、じょーだん」
「全くもう…」
(冗談じゃないけどね~)と心の中で舌をだす桃子はクスっと笑って見せた。
そしてランチを終え、今は食後のジュースにお喋り。
「話は変わるんだけど優希ちゃん」
「ん、どうしたの?」
「優希ちゃんのオナニーのオカズってやっぱり薫君?」
どんがらがっしゃん。
きょとんとする委員長を前に盛大にこける優希。
「な、な、な…お、オナニーって」
「あ、ドイツ語だからわかりにくかったかな…日本語でいうと『自慰』とか『手淫』て言うんだけど、妄想に耽りながら--」
「知ってるから、いくらそっちの知識が乏しい僕でも知ってるから」
「アハハ、じゃあ教えてくれる?じゃあ言い出しっぺの私から--」

「はぁ~…何か最近、桃ちゃん薫に似てきたような…」
その夜、自室の布団の上で優希は携帯電話を片手に息をついた。
半ば強制的に桃子の体験談を聞かされた優希は軽い目眩いと頭痛を理由にその場を辞した。
その後、桃子の話が脳裏の中でぐるぐると巡るため授業もろくに耳に入らなかったのだ。
「さっすが師匠……と言うべきかなぁ…電話でせ…せっくす…て、てれほんせっくすなんて…」
自分の言葉にまた頬が紅潮する。
「そ、そりゃ…僕だってさ…一人で…エッチするけど…」
ろくに女性雑誌など読まない優希にとって、性の知識は保健体育の授業程度。
自慰もほとんどは妄想の中で薫を想いながらするもので、直に声を聞きながら自慰するなど想像もできなかった。


719 :664:2007/02/11(日) 00:36:52 ID:ouR0XEKl

おまけ

「ひっ、そ、それいいの!あはっ!ひい、はおおおっ、チンポいいっ!もっともっと滅茶苦茶にして!チンポ、チンポッ!!いいの!あああああっ!!」
髪を振り乱して絶叫する桃子の豊満なバストがゆっさゆっさと揺れる。
「は、はああっ!ああっ出る!イクッ!イクよ桃子!」
「あおおおっ!チンポミルク!いいっ!射精して、私の膣にぶちまけてっ!も、もうあはああっ!」
桃子の感極まった声と共に股間から背筋へとぞくぞくとすり上がってくる快感。
「ああああっ出る!出る出るっ!射精(で)るよ桃子――――うっ!!」
鈴口を引き裂きように飛び出す精液。
「はおおおっ!すごすぎるの!チンポミルク最高気持ちいひいいっ!死ぬっしんじゃううっ!」

「--だって、私の彼ったらさ~優希ちゃん聞いてる?」
「あ…な、何か気分が…」
「も~まだ半分の話してないよ。だからその彼がテレホンセックスをー」
「あの…ごめん桃ちゃん、許して」
「ダメダメ~あ、それ、その優希ちゃんが今飲んでるヨーグルトが精液って考えればいいの」
「………」
優希はその言葉にがくんと頭を垂れた


756 :664:2007/02/15(木) 17:41:24 ID:HUhGYA+r
718の続きです。

原作:書く人氏
優希の自慰 

「えっと……ん…」
その夜、優希は引き出しを開けると薫だけが写った写真を取り出す。
「薫……」
薫の格好は水着一枚のみ。水泳の授業の時にこっそりと隠し撮りしたものだ。もちろんその仕掛けは『師匠』こと安田桃子。
数種類のバリエーション写真とネガ込みで自分の月イチの小遣いをはたいて購入した謂わくつきの写真である。
もちろんそれは優希のオナニーのオカズであった。
「薫の写真……こんな事に使ってるって知ったら桃ちゃん…驚くだろうな…」
その桃子はもちろんそのつもりで仕込み、撮ったものなのだがその辺りの事に全く気付かない優希。
それが優希らしいと言えば優希らしいのだが。
「は…だ、誰も…来ないよね…」
部屋の施錠を確認、窓にカーテンをしき、蛍光灯を3段階中、1に設定して布団を壁際に敷き直す。
その最中に少しでも薫と性交しているという臨場感を出す優希のささやかな演出でもあった。
優希は一仕事終えると『ふぅ』と息をつき壁に背を預けた。


「…ん…んしょ…」
パジャマのボタンを外し、ズボンを下げると僅かに湿った白いシンプルな下着が現れた。
(薫のこと想うだけで濡れるなんて桃ちゃんには死んでも言えないよ)
その辺りはさすがに桃子も知らない。
思い切ってズボンを太腿まで下げ、下着も脱ぐ優希。
ふるんとした柔尻が現れ、カモシカのような美しい曲線を描いた足が布団の上に投げ出された、うっすらと茂った秘所が顕になる。
「僕の胸…やっぱり小さいな」
上着を払い小振りな胸を露出させると左手で乳房をゆっくりと揉みし抱き始める優希。
乳首をくりりっと摘み、その繊細な指でピンと弾いく。
「んっ…ふぁ…」
優希は眼を閉じ、薫の姿を想像しながら己の各処を刺激していく。
妄想の中の薫がいつもの口調で語りかける。
『小さな胸…ユーキはやっぱり男の子だな』
「う…うるさい…よ…はっ…く」
『揉み心地もなかなか…吸ってもいいかね?』
「ん…いいよ…薫」
そこで優希はいっそう乳首を強く摘み上げた。
「んくっ…い、いいよ薫、もっともっと強く吸って」
ぎゅっと痛いくらいに乳首をつまみ上げ、こりこりと指で転がすとジンと下腹部から熱のこもった感覚が優希のまぶたをうっすらと開けた。
秘所がさっきよりも濡れている。
(あ…もうこんなに……はぁ…僕は…もう)
少し冷静さを取り戻したのか、優希はさっと立ち上げるとバスタオルを己の下に引き、その上に小振りな尻をおろした。
「胸は小さいけど…お尻なら…」 
優希は少し思案すると意を決して四つん這いの姿勢になり、尻を高く上げた。
「薫…後ろから…ね、来てよ」
写真の薫に声を掛ける優希。顔はぼんっと爆発したように真赤だ。
『ああ、いくよ。ユーキのケツは私のモノだ。』
「ぼ…僕のお尻は僕のモノだっての……あ…ふ」
くちゅっと中指を後ろから秘所に挿入するとゾクゾクした感覚が一気に子宮の内部までピンと一直線に届いた。
「はっ…」
くちゅくちゅ…ちゅぶ…
そして挿入した中指を時には深く、浅く、また時折、膣壁にすりつけるように指を動かしていく。
「や…やん…ふ、ふあ…か、薫…薫」
今日はこのままイけそうだ。優希は霞がかった思考でそう決断すると指を激しく動かし始めた。


「は、はあああ…だ、だめ…だめだよ薫…ん…き、今日は…危険日…あっ」
妄想の中で薫は優希を激しく責め立てていた。妊娠など関係ない、雄としての本能の赴くままに腰を尻に叩きつけている。
それを必死で、哀願するように拒む自分、そのシチュエーションが最高に興奮する。
(ああ…僕ってへ、変態…ん、あ、ああ…も、もうイ、イきそう---)
その時だった。優希の携帯のバイブが激しく振動した。
「えっ!?」
強制的に現実に引き戻された優希が携帯をひったくるように掴み、光るディスプレイを見た。
そのデイスプレイには『かおる』の文字が。
「か…薫?も、もしもし!?」
『やぁ、こんばんは。おっとすまない、寝ていたか。すまなかったな。では安眠の妨げになった事を許してくれ。ではまた明日』
携帯電話越しに聞こえるいつものハスキーボイス。脳裏に浮かぶあの無表情の顔、薫であった。
「なっ!ね、寝てないよ!っゆーか何なんだよ!用件は何っ!」
『いや、何。今日、披露した新発明試作ニ号機の感想を聞こうと思って掛けたんだが、どう思うユーキ』
「………」
今までのムードも妄想も欠片も残さないほど木っ端みじんに打ち砕いてくれたオリジナルの薫に優希は殺意さえ覚えた。
ミシミシと音を立て始める優希の携帯。
『いや、飯田君に電話したところ優希に聞いてみたらと言われてね』
(安田だってのっ!このバ―――!!―――桃ちゃん……電話……あ!)
思ってもみない展開だ。これならいろんな意味でイける。これぞ天佑だ。
「と…とりあえず言っておく。最低。」
『これは手痛い感想だね。』
携帯を片手に秘所に手を伸ばす優希。今度は背を壁に預け両脚をM字に開いた。そして薫の写真をその足下にばらまく。
「そ、それでさ…か、改造とかしないの?」
くちゅ……
『うむ…そうだなパンストの色と肌の色の違いが今回の敗因である点は否めない。』
「だ、だから…あ…こ、今度はと、透明に…か、変えるとか?」
『ふむ、透明か…が、それは――――ん、待てよ』
ちゅぶ、くちゅくちゅ、ちゅぶぶ…
「か、薫?」
『…………』
「か、薫、こ、声を、き、聞かせて…か、かおる…こ、こえぇ」
『グレイト!さすがは我が心の友よ!素材がポリ塩化ピリニデンのモノを起用すれば問題は解決できる!やはりユーキ君!
君は素晴らしい、では、これより三号機の開発に取りかかる、披露は明日だ!期待していてくれ!では、また明日』
「ま、待って…も、もうすぐ…あと少しだから」
『ん?ああ、そうか電話越しにでも完成報告を聞きたいのだな?』
「あはっ、そ、そう。か、薫…き、聞かせて…もっと声、声聞かせて」
『そんなに完成が楽しみなのかね。ユーキ、大丈夫、心配は無用だよ』
「あっ…はっん、んんんっあと少し…は、はぁ…はぁ…ご、ごめん。薫、ちょっと今、お風呂だから」
『え――――』
有無を言わさず一方的に優希は携帯の電源を切り、布団の上に放りだした。
かなり無理な返答だなと思いつつも手は止まらない。
「ご…ごめんね…ごめんね薫、薫、かおるぅ!」
ビクンビクンッと優希の身体が引きつり、ゾクゾクゾクッと身体の真から込み上げてくる快感に優希は身を震わせた。
「はぁ…はぁ…はぁ…ん、薫…ごめんね僕…嘘ついちゃった。」
火照る身体を沈めるため荒い息をつく優希は愛液でグショグショになったバスタオルを見て、深く後悔した。


775 :664:2007/02/24(土) 00:43:12 ID:r9+PGq6P
原作:書く人
 
薫の自慰

親愛なる弟・薫るんるんへ
君の姉は大学のサークルの都合で友人宅に宿泊するので帰りませぬ。
※男の友人ではないのでエロイ妄想しないソコ!
ご飯を食べて風呂入ってハッスルして寝ること。
神聖なるマイ・ルームに一歩でも入ったら滅殺するのでよろしくね♪
                    霞より
「……霞は今日も残業か…」
帰宅した薫はキッチンの上の書き込みを見て軽くため息をついた。
「我が姉よ……実に羞恥プレイだ。学業を終えれば探偵にでもなる気かね。全く…」
その書き置きは普通のモノである。家族である姉が弟宛てに書いたお伝え事。
問題はその紙であった。
それは薫の秘蔵してあったH本の付録ポスターにわざわざ別紙で作った吹き出しを張り付け、そこに書き込んだモノであった。
「何故あそこに隠してあるのをこうやすやすと見つける事ができるのだ。囮部隊には目もくれず、主力部隊を叩くなど常人ではないな。」
デンデンとテーブルに積まれている主力部隊
『PINK天国』『ドピュドピュ倶楽部』『オレンジ写真堂』 。
ちなみに囮部隊
『官能柔肌図鑑』『お姉ちゃんと一緒』『誘惑の女子高生』。
薫は肩を落とし、主力部隊を回収する。
目には目を歯には歯を!とつまるところの『報復』(この場合は姉の部屋に入り、姉専用のBL本を探すの意)をしようとしない薫。
が、過去に一度だけ報復を心みたことがあった。姉の部屋に入ったのだ。結果は―――死。
薫は姉の部屋に入った日から1週間程、学校を休んだ。毎日、優希が見舞いに来てくれたのだが会えなかった。実際のところ自力で歩行する事が困難なくらい『お仕置き』され、玄関まで行けなかったのである。
「ハッスル…か」
薫は食事を取りながらそんな事をつぶやいた。
今日の献立は白米に豆腐とわかめの味噌汁、主食はスーパー閉店30分前の特売品であった刺身の
切り身盛り合わせにひじきの油炒め。
「ふむ…確かに」
この後の予定は風呂そして株のマネーゲーム。就寝前には試作品三号の製作。
「どの時間帯であれば可能なのだろう。ユーキを起こすのは忍びない」
食器を洗い終え、薫は食後のお茶を啜りながら決断した。
「就寝直前だな」



薫はベッドの上で壁にもたれかかっていた。
足元には主力部隊の旗艦『オレンジ写真堂』
薫はこの手の写真集にはあまり魅力を感じないのだが、購入したのにはワケがあった
「ユーキ…」
カメラ目線で胸の谷間を強調するように前屈みになっている写真の中の女性が優希に似ていたからだ。
それだけではないその他の定期購入本にも優希に似た女性のページのみ使用された形跡があった。
(………ユーキが知ったら…どんな顔をするだろうな)
ズボンを脱ぎ、ゆっくりイチモツを扱きながら薫は思った。
(いつも友人のように接している私が毎晩…ユーキに似た女性の写真集をみながら自慰の興じている
…と知ったら。)
しかしPCや電子機器に精通している薫がいささか時代を感じるゑろ本で抜いているのか、それにはワケがあった。
一度、ユーキ似のAV女優のDVDをヘッドホンをつけ堪能していた時に部屋の鍵を霞に破壊され、
射精直前に部屋に侵入された事があったのだ。
タイミングがタイミングだけにどうしようもなかった薫。
そしてそれを見て爆笑した霞。
薫はその後、寝しばらく寝込んだ。


(ん……く…ユーキ…)
感情が高ぶってきたのか薫の手がやや速くなる。
薫も優希同様、妄想にふけながら自慰を行うが、薫の妄想する優希は普段とは違った。
(ふふ…薫、もうこんなにして…僕の身体を見てこんなに勃起してるなんて嬉しいなぁ)
「ああ…ユーキ…とても綺麗だ」
(嬉しい…じゃあご褒美に僕が薫のチンポ食べてあげる)
薫の妄想の中の優希…いや、ユーキはいささか度を超した痴態を晒す女性――――痴女であった。
「ユーキ…ん……そこを…」
(薫ってカリの裏が弱いんだよね…はむ、ん…んふ、はあ…くちゅ…ちゅちゅぶ…)
優希がかつて傾国の美女と言われた楊貴妃のような眼で薫を見つめた。
(薫って頻繁に僕を視姦してるよね…登校の時だって、胸とかお尻によく視線感じるし、
今日のプール…薫の眼が気になって…僕、少し濡れちゃった。)
「そんな眼で…君を見た覚えはないな…自信過剰だね」
それはウソであった。薫はいつも無表情ではあっても、その眼は密かに、誰にも気付かれずに優希の挙動
を追っている。特に優希の肌が露出する体育の授業ではなおさらだ。
「…さすがだ…うまいね…賞賛に値するよ…」
いずれ訪れるかもしれない本番ではこんな台詞は吐けないだろうなと思いつつ、
薫は優希の口淫を賛美する。
(んちゅ……カウパーでてるよ薫。もう出ちゃうようじゃあ…僕を満足させるなんて無理だよ?)
「それは悪かったね。生理現象だよ、男の悲しい性とも言うがね」
(『理屈』って書いて『言い訳』って読むんじゃない、そういうの?何にせよ、僕にもそろそろ…ね?)
薫の妄想の中で優希が脚をM字に開き、膣口に指を這わせ、くぱぁと口を開かせる。
(舐めて、薫)
「仰せの…ままに」
薫はゾクゾクと睾丸からせり上がってくる感覚に背筋を震わせた。
射精が近いのかせわしく本のページを捲る。
「ユーキ…ユーキ」
(あはっ…上手…上手…薫…僕の感じるトコ…はああ…くすくす…犬みたいだね。)
その手がいままでにないくらいの速さでイチモツを扱く。
薫はくっと眉を潜めると、ぎゅっとイチモツを握り閉め、射精の高ぶりを沈める。
「はぁ…はぁ…」
(僕が飼ってあげるよ…首輪つけてさ。薫を僕のぺットにしてあげる。)
いつもの無表情な顔で携帯を操作し、捲った本の間に挟んである写真を取りだした。
それは優希が自分の横で笑っている写真であった。


携帯の番号をプッシュし、首に挟んで再び手はイチモツへ。
プルル…プルル…何コールかした後、待ち望んでいた相手の声が聞こえた。
『か…薫?も、もしもし!?』
寝ていたのだろうか、妙にあせった声だな。
『やぁ、こんばんは。おっとすまない、寝ていたか。すまなかったな。では安眠の妨げになった事を許してくれ。ではまた明日』
ビリビリっと下腹部から背筋に走った快感に思わず声を出しそうになった。
それを必死にこらえ、務めて冷静ないつもの口調で話しかける。
「なっ!ね、寝てないよ!っゆーか何なんだよ!用件は何っ!」
『いや、何。今日、披露した新発明試作ニ号機の感想を聞こうと思って掛けたんだが、どう思うユーキ』
そんな事はただの口実だった。実際のコンセプトは頭の中で完了済みであった。
「………」
このまま切られるかもしれない…そう思った薫はとある級友の名を出した。
『いや、飯田君に電話したところ優希に聞いてみたらと言われてね』
「と…とりあえず言っておく。最低。」
ビンゴ。正解は『安田』なのだがこれも無視。薫の手はシュッシュと必死で扱き上げる。
『これは手痛い感想だね。』
はぁはぁ…ユーキの瞳…ユーキの唇…
「そ、それでさ…か、改造とかしないの?」
ユーキの胸…くびれた腰…
『うむ…そうだなパンストの色と肌の色の違いが今回の敗因である点は否めない。』
ユーキの小振りな尻…ユーキの…ユーキの…秘部。
『ふむ、透明か…が、それは――――ん、待てよ』
一端、携帯を離すと薫は本の何ページ目かを適当に開き、ユーキの写真をその上に置く。
『…………』
ティッシュの上にだすつもりはないユーキとの擬似性交にリアリティを求める薫のこだわりだった。
『グレイト!さすがは我が心の友よ!素材がポリ塩化ピリニデンのモノを起用すれば問題は解決できる!やはりユーキ君!君は素晴らしい、では、これより三号機の開発に取りかかる、披露は明日だ!期待していてくれ!では、また明日』
こらえきれない、限界であった。
「ま、待って…も、もうすぐ…あと少しだから」
『ん?ああ、そうか電話越しにでも完成報告を聞きたいのだな?』
「あはっ、そ、そう。か、薫…き、聞かせて…もっと声、声聞かせて」
グググッと精液が昇ってくる感覚に薫は目を閉じた。
『そんなに完成が楽しみなのかね。ユーキ、大丈夫、心配は無用だよ』
ユーキの焦った声、着替えでもしているのか、風呂から上がった後なのだろうか。
びゅくん…びゅ…びゅ…びゅううう…
ユーキの裸体を想像しながら薫は盛大に射精し、その精をページの上にまき散らした。
「あっ…はっん、んんんっあと少し…は、はぁ…はぁ…ご、ごめん。薫、ちょっと今、お風呂だから」
『え――――』
ブツ………ツーツーツー……
薫は呆然としながら携帯を耳から外し、ベットの上に手を力無く置いた。
ふぅ…と息をつく。
「今まで試みたことのなかったテレホンセックスがこれほど良いモノだとは…中田君には感謝せねば。」
薫はそう思いながら精の掛かったユーキの写真を丸めた。
「ふ…明日、また写真の現像を依頼するか…」

END

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最終更新:2007年03月07日 14:37