王国領でありながら、国の支配を受けず住民による自治権が認められた土地。
行政は完全に独立しており、税制も法律もすべてこの街独自のものが運用されている。
人種構成も王国民は1割程度で、殆どが他国からの移民や難民。
国家を問わず魔術の深奥を追い求める研究機関『
霊銀結社』が行政を所管しており、
住民も魔術師をはじめなんらかの形で魔術に関わる生業を営む者がほとんど。
地脈を巡る魔力の流れが集まりやすい土地を王国から買い取り、研究所兼魔術師養成の学術機関として運営している。
魔術結社のお膝元らしく、この街では年若い子供ですら魔法を使いこなし、
往来のそこかしこで彩り鮮やかな魔法が咲き乱れている風景を見ることが出来る。
『魔法で夜を克服する』を一つの研究理念に掲げており、用いられる魔法には『照らす』ものが多い。
夜でも町並みを魔法の光が照らし、ある種の『夜景』をこの世界でも堪能出来るだろう。
夜景の美しさから、ここも
箱庭モードで家を建てる土地に好まれている。
さらに
霊銀結社の魔術師から直々に魔法の指導を受けられるため、
スキル上げにも最適。
また、結社が秘蔵している『最強の魔法』なるものが存在しているとの噂も。
などなど、プレイヤー的にも見るべきものの多い土地ではあるのだが、
いかんせんこの街に来るのにいちいちダンジョンを突破しなければならないという、
常軌を逸したアクセスの悪さがすべての足を引っ張っている。
魔法の探求や箱庭の為にこの街を訪れるなら、しっかりとした準備のもと長期の滞在が前提になるだろう。
なお、後期パッチで
飛行船が実装されて、このアクセス極悪問題は解消された。
最終更新:2020年01月19日 04:58