悠木 沙智

ゆうき さち。
マル様親衛隊のリーダー、親衛隊長を務める。
長い栗色の髪をバレッタで纏め、ブラウンのスカートスーツに身を包んだ、30代前半くらいのキャリアウーマン風の女性。

ハンドルネームはさっぴょん。『ミスリルメイデン』の異名を持つ。
聖属性のモンスターを駆使する日本屈指のトップランカー。
ミスリルキングを核とし、ミスリルナイト、ミスリルビショップ、ミスリルルークなどミスリル系モンスターで編成された、
いわゆる『ミスリル騎士団』は、他の追随を許さない圧倒的な強さを誇る。
その戦い方はまさに制圧、蹂躙、征服と呼称するのが相応しい。
もちろんランクマでは最高位の『ブレイブ』に常駐している。

本職は全日本チェス選手権四連覇の王者にして、チェスの世界大会であるチェス・オリンピアードにも出場経験のある、
日本最強の女流棋士。
悠木沙智の戦術(タクティクス)はグランドクロスと呼ばれる独自のもので、世界に通用する強力なものである。
その戦術をブレモンにも用い、瞬く間にジャパン・ランキングのトップランカーへと昇りつめた。
決して他者に迎合しないシェケナベイベときなこもち大佐が隊長と仰ぎ従っているのも、その桁外れの強さゆえ。
モンデンキントも幾度となくさっぴょんとオンラインでデュエルしたが、その都度グランドクロスに跳ね返され敗北を喫している。

十二階梯の継承者のひとり『聖灰の』マルグリットの熱狂的、狂信的な信奉者であり、
マル様こそが絶対正義と公言して憚らない。
同人界隈でも大規模なマルグリットオンリーイベントを広大な会場を借り切って開催したり、
職業上のコネを駆使してプロの小説家にマルグリットと自分の夢小説を書かせたりと、やりたい放題。
挙句の果てにはリアルでマルグリットとの結婚式まで画策したが、それが他のマルグリットファンの反感を買い、SNSが大炎上。
しかし『文句があるならブレモンで勝負しろ』とのたまい、立ちはだかる強豪たちを片っ端から薙ぎ倒した。
その中には日本ランキング六位のスカーレットドラゴン使いとして名を馳せていたプレイヤー『イカ薬師』も含まれており、
さっぴょんの大物喰いと話題になった。
このときはさっぴょんが自分に異を唱えた者を大半叩きのめしたことで対抗勢力は一旦沈黙したが、
当然のように親衛隊への反感は増す一方で、このちょうど半年後、世に言う親衛隊包囲網が勃発した。

いかにも仕事のできるお局キャリアウーマン的な外見と女流プロ棋士という職業、それらに似付かわしい冷静で冷徹な強さから、
マルグリット以外には全く興味がないように思われがちだが、身内にはベタ甘
マル様親衛隊の同士に対してはゲームの内外問わず支援を惜しまず、トラブルに対しては全力で庇い、手厚く庇護する。
ブレモン初心者には懇切丁寧に(マルグリットの素晴らしさと共に)強くなるための筋道を示し、
経験値稼ぎを手伝い、気前よくレアなスペルカードやアイテムを譲渡する。
親衛隊の悪評とは裏腹に、さっぴょんにレクチャーされ一人前になったというプレイヤーは少なくない。
自分の方がさっぴょんよりマルグリットへの愛があるなどとトチ狂った宣言でもしない限り、
さっぴょんはブレモン内に多数存在するクランやギルドの長でもトップクラスに頼りになるマスターと言えるだろう。
尤も、これはさっぴょんの腰巾着として追従することを意味しており、さっぴょんの意に沿わない言動や行動を取った瞬間、
その相手はさっぴょん(ひいてはマル様親衛隊全体)を敵に回したことになり、粛清の対象となる

さっぴょん及び親衛隊幹部のシェケナベイベ、きなこもち大佐、スタミナABURA丸はリアルで住所が比較的近いこともあり、
(さっぴょんが東京都江東区、きなこもち大佐が埼玉県川越市、シェケナベイベとスタミナABURA丸が千葉県柏市)
オフでも頻繁に行動を共にしている。

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最終更新:2022年11月18日 09:06