ルピ

アルフヘイムで流通している通過の名称。

女性用鎧の女騎士シリーズ一式で26000ルピ(ガンダラ相場)。
エンチャントの施された姫騎士シリーズ一式は530000ルピ。
ちなみに一般的な冒険者用の宿屋が一泊50ルピとなっている。


<余談>
ソシャゲ然りネトゲ然り、プレイヤー間取引のあるゲーム全般に言える経済要素の至上命題とされてきた課題がある。
貨幣価値の維持。ゲーム内通貨は価値が暴落しやすく、ほっとくとすぐインフレが起きるのだ。

全プレイヤーの総資産、つまりゲーム内で流通させられる貨幣の額は、基本的に増えることはあっても減ることはない。
ログインボーナスやらクエストの報酬としてシステムから排出されるルピは、プレイヤーの数だけ毎日増えていく。
ブレモンみたくプレイヤーが日毎に増えてるような、脂の乗ってるゲームは特にその傾向が強い。

仮に一日にプレイヤーが入手できる貨幣の最低額がざっくり1000ルピだとしよう。
ブレモンの同時接続数は確か100万ちょいだったから、どんぶり勘定でも毎日最低10億ルピがシステムから排出されてるわけだ。

このルピの供給過多は、結果としてルピ自体の価値を大きく引き下げることに直結する。
毎日ハイパーインフレが起きてるようなもんだ。
貨幣は希少だからこそ、流通が制限されているからこそ額面通りの価値を持つ。
プレイヤーの持ってるルピの額が多すぎると、値段が固定なNPC販売のアイテムが意味を失っちまうのだ。

実装当初は高すぎて誰も手が届かなかった、店売り最強の武器。
今のインフレ具合なら、30分くらい金策するだけでインベントリ一杯になるまで買えるだろう。
店売りの武器よりも、それを修理するための鉱石のほうが高値がついてる始末だ。
NPC販売品の価格が安くなるイベントが「誰得セール」なんて呼ばれるわけだぜ。

通貨のインフレを是正するために、運営側はあの手この手でルピを回収する施策を講じてきた。
貨幣価値を元に戻すなら、ルピの流通を制限する、つまり排出したルピ徴収するのが手っ取り早い。
装備の修理やパートナーを回復させるための宿屋の料金、鉄道飛空艇の使用料。
アバターやパートナーを着飾るコスチュームに、ルームに置く家具。
ルピとは別にトークンと呼ばれる代替貨幣を用意して、レアアイテムの取引はそっちでしかできないようにしたりとかな。

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最終更新:2019年03月27日 00:03