超レイド級モンスターの一角。属性は火と闇。
愛称はドスケベ魔王、きっちー(後述)。
数千年前、現人神として
ヒノデに君臨し暴虐の限りを尽くした挙句部下たちに謀反を起こされ、煉獄に幽閉されたという伝説を持つ魔神。
第六天魔王は称号であり、本名はオダノブナガ。手に長大な日本刀を提げ、黒い甲冑を身に纏い豪奢なマントを羽織った20代後半くらいの
女性。
腰まである長いストレートの黒髪の毛先が炎に変わり燃え盛っている、切れ長の瞳と通った鼻筋、整った口許の美女。
ただし
言うことは下品。口を開けば卑猥なことばかり口走り、伏字なしだと間違いなくCEROレートが跳ね上がる。
プレイヤー間でついた渾名が『
ドスケベ魔王』。
語尾に『~である』『~であるか』をつけるのが口癖。
基本的に巨大な体躯を持つ他の
超レイド級と違って人間サイズの大きさだがステータスは勝るとも劣らず、
全身に炎を纏い、のみならずフィールド全体も炎の海に変化させて戦うバリバリの脳筋パワーファイター。
手に持った
神代遺物『火之迦具土』は斬った相手に重度の火傷効果Dotダメージを与える。
防御無視の斬撃『圧し切り』、虚空から鉄砲隊を召喚する全体攻撃『種子島斉射』、全体デバフ『天下布武』、超強力バフ『建勲降臨』などの
ユニークスキルを持つ。
加えて超レイド戦ではフィールドが常に火属性・水属性以外毎ターンダメージという『炎上』の効果を持っており、対策しなければ敗北は必至。
元々はブレモン正式稼働一周年記念イベント【
六芒星の魔神の饗宴】で実装された六体の
超レイド級の一体であり、
そのときは特にバックボーンなど説明されることもなく単なる討伐対象に過ぎなかったのだが、
バトル中ずっと中高生レベルのエロネタをくっ喋っている(勿論全部伏字処理されている)という他の超レイド級では見られない個性が好評を博し、
他の五体をさしおいて期間限定イベントの主役になった。
崇月院 なゆたは
六芒星の魔神の饗宴において
ゴッドポヨリンと共にこの第六天魔王と交戦したが、
属性有利と思われる水属性で固めたパーティーでも左腕、胴体、翼(マント)を手に入れることしかできなかった。
性格は苛烈、無慈悲、無軌道、残酷、非道、そしてスケベ。
基本的に頭の中は低レベルのエロネタで占められており、スケベ心を原動力にして行動する。
まさしく史実の織田信長の渾名『うつけ』をさらにブレモン運営の悪意で明後日の方向に梶切りしたブッ飛んだ性格となっている。
ただし単なるうつけではなく、決めるべきところではきっちり決めるあたりきちんとリスペクトもしている模様。
女体化はどうなのかって? そんなのどこでもやってるだろ!
前述したように期間限定イベント
『本能寺が変(リビドーテンプル・バーニング)~ワシもくっ! 殺せ! って言ってみたいのであるが?~』では主役を務める。
尤も
超レイド級の本人が出るのではなく、その分体であるダウンサイジング版の『吉法師』がプレイヤーのパーティーに加わる。
なお、吉法師の場合は外見年齢が16~17歳程度になり、茶筅髷で毛先も燃えなくなる。衣装も甲冑ではなく緋色の単衣に虎皮のミニスカ風腰巻。
吉法師はイベント配布モンスターのため、本体と違いログインさえすれば入手することが出来る。
無料配布モンスターだが性能は中々優秀であり、きちんと鍛えれば火属性の
アタッカーとして前線でストーリー中盤~後半まで重宝する。
無課金ユーザーにとっては強い味方であろう。
イベントストーリーは
自分が強すぎるお陰で『くっ! 殺せ!』と言えないことに不満を持った第六天魔王が、分霊として吉法師を作成し、
憧れのセリフを言うために諸国を旅する(のにプレイヤーが強制的に付き合わされる)というものになっており、
バカの吉法師が行く先々で起こすトラブルをプレイヤーが解決してゆくというギャグシナリオになっている。
最初はエロネタしか考えない吉法師であったが、プレイヤーと共に旅をし様々な人々と交流することで、
徐々に
超レイド級の一柱としての役割に目覚めてゆく。
最終的に紆余曲折あって吉法師暗殺のため暗躍していた黒幕のイベントボス『
アケチ・ザ・ビトレイヤー』と一騎打ちに及ぶも窮地に立たされ、
『くっ! 殺せ!』と言うには絶好のシチュエーションに直面するも、自身のエロ願望より今まで旅してきた中で出会った人々やプレイヤーとの絆を重視し、
セリフそっちのけで
超レイド級の力を束の間行使し見事元凶を撃破した。
その際は無我夢中でまったく気付いていなかったが、後でプレイヤーにその点を突っ込まれ、『
ぎゃああああ! なんで気付かなかったのであるかーっ!?』
と吉法師が頭を抱えるところで〆となる。
四六時中エロいことばかり考えている吉法師であるが、ただし痴漢レベル(直接触るなど)のエロ行為には手を染めない。あくまで言ってるだけである。
ざっくばらんな態度と近い距離間、いざ本当にエロい雰囲気になると途端に怖気付くヘタレ具合などからプレイヤーにとっては悪友感覚で、
『きっちー』の愛称で親しまれている。
契約アイテムは髑髏杯。箔濃(頭蓋骨に漆を塗り金粉をまぶしたもの)を施した、何者かの髑髏を杯に加工したもの。
通常は酒を呑むために用いられるものだが、ブレモンの第六天魔王は
下戸のためぶどうジュースを入れて飲んでいる。
最終更新:2022年09月02日 21:40