ユニークスキル

ユニークスキル

ブレイブ&モンスターズ!のネームドキャラクターが持つ技能の一種。
なかでも、他に扱える者の居ない『そのキャラ固有の能力』を指す。
スキルと名はついているが、身体技能としてのスキルのほかに魔法も該当する。
専用スキルや固有スキル、固有魔法と呼ばれる場合もあり、いずれもユニークスキルと意味合いは同じである。

対義語は通常のスキルおよび魔法。
ジョブやクラスを修める過程で習得する共通技(コモンスキル)であり、
習熟度の違いや向き不向きはあれど、同じジョブであれば概ね誰もが使用できる。

ユニークスキルは総じて共通技よりも格段に強力な効果を持っており、
単なる強スキルであるだけに留まらず、背景設定を含めてその人物の個性を決定付けるものとなる。
『創世の』バロール『聖灰の』マルグリットをはじめ、ユニークスキルが代名詞となっているキャラも多い。

ユニークスキルを他者が習得できない理由はスキルによりけり千差万別であるが、
習得に特別な才能や資質、特殊な血筋や肉体が必要なため再現が不可能というケースが多い。

ほかにも上位の存在に選ばれたり、一つしかないアイテムを身につけることで得られる場合や、
スキル自体がごく一部のモンスターが持つ種族特性というパターンがあったりする。
変わり種では、技術の継承が師弟形式で、限られた弟子にのみ伝えられることからユニークスキルと呼ばれる事例もある。

また、前述の通り、神代遺物をはじめ一品モノのレア装備には、所有者にユニークスキルを与えるものもある。
代表例は聖杖アレフガルドの『始原の炎(プライマルフレア)』や、
魔剣ストームコーザーの『総てを無に帰す大嵐(ジャイガンテックストーム)』など。

一方で、そのキャラだけが扱うスキルだったとしてもユニークスキルとはならない場合もある。

極端な例えで言えば、崇月院 なゆたぽよぽよ☆カーニバルコンボは彼女独自のコンボだが、
それが独自足り得るのは他者に再現不能だからではなくコストやリスクの関係上『(現実的に)誰もやろうとしないから』である。

ジョン・アデル部長砲弾は、ウェルシュ・コカトリスと関連スペルがあれば他人にも再現できるため、
ユニークスキルの定義から外れる。

編み出されたばかりでまだ普及していないがために独自となっているスキルもユニークスキルとは扱われない。
『万物の』ロスタラガムはバトルを重ねると新スキルをぽこじゃが量産してくれるが、
いずれは共通技としてアルフヘイムに広く普及することだろう。よってユニークスキルではないといえる。

話を戻すが、習得者が限られていること、効果が強力であることから、
ユニークスキルは作中世界における『強者』と『それ以外』を峻別する要素となり得る。
もちろんそれだけが強キャラの判断基準ではないが、有力な要素のひとつであることには違いない。

事実、アルフヘイム屈指の強者の集団『十二階梯の継承者』達は、
『真理の』アラミガ等のごく一部の例外を除きいずれもユニークスキルを習得している。
(アラミガはむしろ、ユニークスキルなんかなくても強い、というのが売りのひとつである)

ほかにもいわゆる異名や二つ名を持ったネームドキャラクターはユニークスキル持ちであることが多い。
これはモンスターや魔族も同様であり、パートナー選びにも大きく関わってくる要素となるだろう。

一部の高レアリティなスペルカードにはネームドのユニークスキルをスペル化したものがある。
スマホひとつでユニークスキル相当のスペルをいくつも行使できるブレイブがいかに規格外の存在かよく分かる。


<作中で登場したユニークスキル:その習得者> ※追記編集歓迎

創世魔法『創世の』バロール
▽聖灰魔法:『聖灰の』マルグリット
▽高速格闘術(ハイ・ベロシティ・アーツ):同上
▽業魔錬成:『黎明の』ゴットリープ
▽虚構展開/虚構粉砕:『虚構の』エカテリーナ
蝶のように舞う(バタフライ・エフェクト)ステッラ・ポラーレ崇月院 なゆた
▽蜂のように刺す(モータル・スティング):ステッラ・ポラーレ
人の不幸は蜜の味(シャーデンフロイデ):幻魔将軍ガザーヴァ
響き合う星刻の調べ(アストラル・ユニゾン):カザハ
業魔の一撃(インペトゥス・モルティフェラ):兇魔将軍イブリース

――――etc

<余談:ユニークスキルかどうか微妙なモノ>

ダインスレイヴエンバース
生前のエンバースがコンテンツ攻略報酬として運営から贈呈された、
大気中の魔力を収束させて刃を拡張する『星の因果の外の剣』。

説明の通り厳密にはスキルではなくユニークアイテムというべきモノであるが、
ダインスレイヴを持つのはエンバースただ一人であり、また剣の性能を発揮するにも、
遺灰を大気に混合することによる気流操作が必要と彼にしか扱えない代物のため、
ダインスレイヴの運用技術』としてユニークスキル扱いとしても良いかもしれない。

ブラッドラストジョン・アデル
殺した相手の力を取り込み、習得者を荒ぶる血の化け物へ変える、ジョンにとっての呪いであり罰。
スキル習得のトリガーとなっているのは『殺人経験』。
習得者が限られているのは確かだが、潜在的には誰もがブラッドラストに意図せず罹る可能性があるため、
ユニークスキルとはまた別の分類であろう。

怨身換装(ネクロコンバート):明神
ヤマシタの性能を外付けパーツで強化するオリジナル死霊術。
肝となっているのは術者本人の能力ではなく、あくまで『パーツとなる遺留品』の方であって、
技術的にも当人でなくば再現できないような要素は特にない。
従ってユニークスキルではなく『未普及のコモンスキル』にあたる。

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最終更新:2021年05月11日 09:53