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培養 - (2008/03/23 (日) 09:33:43) の編集履歴(バックアップ)
培養とは
一旦酵母を増やす事。
天然酵母や
酒粕酵母といった、ドライイーストの状態で販売していない酵母を使用したい場合は、一旦培養した方が成功しやすいでしょう。
培養せずにいきなり酵母を材料に投入しても構いませんが、酵母が少ないために失敗しやすく、また失敗したときに捨てる材料が多くなります。
また、
カメリヤは臭いが強いと言われており、パン臭を避ける為に顆粒一粒から培養する場合もあります。
このようにして培養した酵母入りの液体を、スターター、スターターボトルなどと言うことがあります。
培養方法
基本的に、醸造する場合と大差無ありません。
上手く行かなかったら適当に糖度を調整してください。
■用意するもの
ペットボトル
100%りんごジュース(200cc)
グラニュー糖 (25g)
酵母の元となる物
■造り方
- ペットボトルに200ccジュースを注ぐ。
- グラニュー糖を25g投入する。
- 酵母の元となる物を加える。
- ペットボトルを締めてよく振り混ぜる。
- 炭酸ガスでペットボトルが破裂しないよう、蓋を緩める。
- 数日で液が濁り、泡が出てくる
- 振ったときに元気よく泡が出れば培養完了。
- 上記作成方法は、猿酒向けです。ビール向けだと、ジュースのかわりにドライモルトなどを使用します。
その場合、水100ccあたり10gが適量と言われています。ホップペレットがあったら、殺菌用に数粒投入します。
- グラニュー糖を入れるのは腐敗を防止する為です、酵母は耐糖性が高い為、糖度25%ぐらいなら平気で活動できます。
- ただし、入れすぎるとさすがの酵母も活動できなくなるので注意。
- 一般的なりんごジュースの糖度は12%前後です、そのためグラニュー糖は25gとしました。
- 慣れてきたらグラニュー糖はりんごジュースに合わせて調整してみて下さい、成分表の「炭水化物」の欄がほぼそのまま糖度です。
酵母の元
- 天然酵母
- 無濾過生ビール。地ビール、大手国産チルドビール、外国産ビールなど。ビール酵母参照。