*培養とは 一旦酵母を増やす事。 [[天然酵母]]や[[酒粕酵母>酒粕]]といった、ドライイーストの状態で販売していない酵母を使用したい場合は、一旦培養した方が成功しやすいでしょう。 培養せずにいきなり酵母を材料に投入しても構いませんが、酵母が少ないために失敗しやすく、また失敗したときに捨てる材料が多くなります。 また、[[カメリヤ>パン酵母]]は臭いが強いと言われており、パン臭を避ける為に顆粒一粒から培養する場合もあります。 *培養方法 基本的に、醸造する場合と大差無ありません。 上手く行かなかったら適当に糖度を調整してください。 ■用意するもの ペットボトル 100%りんごジュース(200cc) グラニュー糖 (25g) 酵母の元となる物 ■造り方 1.ペットボトルに200ccジュースを注ぐ。 2.グラニュー糖を25g投入する。 3.酵母の元となる物を加える。 4.ペットボトルを締めてよく振り混ぜる。 5.炭酸ガスでペットボトルが破裂しないよう、蓋を緩める。 6.数日で液が濁り、泡が出てくる 7.振ったときに元気よく泡が出れば培養完了。 ・グラニュー糖を入れるのは腐敗を防止する為です、酵母は耐糖性が高い為、糖度25%ぐらいなら平気で活動できます。 ・ただし、入れすぎるとさすがの酵母も活動できなくなるので注意。 ・一般的なりんごジュースの糖度は12%前後です、そのためグラニュー糖は25gとしました。 ・慣れてきたらグラニュー糖はりんごジュースに合わせて調整してみて下さい、成分表の「炭水化物」の欄がほぼそのまま糖度です。